ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

小売業や、サービス業における、標準的なエンティティ(その3:仕入れ側の続き)

2005-09-11 17:41:54 | Weblog

まえのブログに書いた仕入れ側のイベント(業務)
(1)新商品等の案内受け取り
(2)発注
(3)入荷・検品(仕入れ商品の)
(4)支払い(仕入れ商品の)

のリソースを考えます。
リソースには、3種類
登場人物
物(商品)





■■ 登場人物
登場人物は、すべての事象に、送り手(売り手)と受け手(買い手)があるので

(1)案内発送者-案内受け取り-案内受け取り
(2)発注先-発注-発注者
(3)納入業者-入荷・検品-受取人
(4)支払い先-支払い-支払人
なんて感じになる。このとき、
 案内発送者=発注先=納入業者=支払い先=>売り手
 案内受け取り=発注者=受取人=支払人=>買い手
となるのが普通。

 ただし、商品案内、つまり、
   新製品の商品マスタを本部におくり、
   本部は、各支店の端末に、商品データを転送し
   各支店が、商品発注を行い
   各支店の倉庫が納入先になる
 というケースや、発注までも本社で、納入先が各支店のような、本社一括発注の場合もある。
 この点を、各ケースごとに押さえておくことが重要。




■■ 物(商品)

 商品について、「(1)新商品等の案内受け取り」とは、実質、商品マスタ更新依頼である。
 発注に関しては、発注明細として、発注ー商品の対応、
 入荷に関しては、入荷明細として、入荷ー商品の対応、がある
 支払いに関しては、かならずしも、商品との対応が取れる必要はない(例:分割払い)




■■ 金
 金は、エンティティでなく、属性としてはいる。発注金額、支払い金額が、総額として必要。
 商品単価(および税込み価格)に関しては、商品マスタに入るのはもちろん、案内受け取り、発注に入る(入荷にはいっても、入らなくてもかまわない)




これをまとめると、こんな感じ

   案内送付元  仕入先     納品者      支払い先
    |      |       |         |
  (1)案内- (2)発 注 -(3)入 荷 - (4)支払い
    | |    | |     |  |      |
 案内受取人|   発注者|    受取人 |     支払人
      |      |        |
     案内明細   発注明細     入荷明細
        |    |       |
        し  ょ う  ひ    ん


・案内送付元、仕入先、納品者、支払い先は同一エンティティになることがある
・案内受取人、発注者、受取人、支払人は同一エンティティになることがある
・実際のイベントは、もっと細かく、いろんなことがあります。
 →でも4つのイベントのどこかに、たいてい入ると思います。




 ただし、イベントの順番は、必ずしも、この順番ではないです。これは、販売側にもいえることで、たとえば、この前書いたときは、受け渡しがあってから、支払いがあるように書いたが(普通そう)逆に、支払いをしてから、受け渡しを行うこともできます(チケットを販売して、コンサートを行うとか、現金書留の通販など)。

 とくに、コンテンツの販売などにおいては、いろいろな方法があり、WindowsのDRMにおいては、様々なビジネスモデルを想定し、そのモデルを組み合わせて、DRMが行えるようになっています。その詳細は、おいおい紹介していくと思います。



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