ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

仮想化を開発方法論に組み込むと、外部設計は論理プール、詳細設計で、物理化?

2009-02-24 11:05:11 | Weblog

OSCの仮想化の話で、仮想化の設計フェーズとして、

(以下斜体は、OSCの
「仮想化環境の設計手法~プロのテクニック教えます~」
 講師:日本仮想化技術株式会社 代表取締役兼CEO 宮原氏
 の発表資料から引用)


論理設計
  ・要求仕様を論理システムでマッピング
  ・システムを機能単位で捉える

仮想化設計
  ・論理システムを仮想化にマッピング
  ・システムを仮想マシン単位で捉える

物理設計
  ・仮想システムを物理H/Wにマッピング
  ・システムのサイジングや冗長化など


とあって、とくに、目標は見える化して、1つないし2つ
(いっぱいあると、その目標間でトレードオフが起こり、
 矛盾してくる)
っていう話だったけど、仮想化も、システム開発のはじめから考えると、
以下のようになってくるんだろうか・・・




■開発手法に仮想化も混ぜると・・・

(1)要求仕様
 まず、機能要件を決める。
 そして、非機能要件を決める際、
 「機能要件のこの機能は、仮想化」という感じで、非機能要件に仮想化関連項目も設ける


(2)外部設計/構造設計
 画面上の外部設計を行い、DB設計に入るが、まず、このとき、DBの配置などは、
 論理的に捉えておく。
 また、画面設計から、サービス設計ができ、構造設計にはいっていくが、
 そのサービスは、仮想的にどこにあるかをわりふる。

 こうすると、サービスが、仮想マシン単位で捉えられる

(3)詳細設計
 その仮想マシン単位で捉えたものを、実際、どのマシンで行うかというのをきめる。
 この時点で、外部設計と要求設計から、どのくらいの量、どのDBにアクセスするかという
 トランザクション量はわかることになる。
 それをもとに、マシンスペック、使用量が決められることになる。

 また、DBの分散化についても、ここで考え、実施していくことになる。




 つまり、外部設計フェーズでは、論理的に、論理プールの状態で考え、
 詳細で物理に落とすというかんじかなあ

 論理プールの大きさ、つまり、論理的にどれくらいのデータ量、トランザクションがあるのか?という部分が決まらないと、物理的に、どんなマシンをどのように割り振るかきまらない。

 この「プール」→具体化というのが、今後の開発で、大きな役割を占めてくると思う

 トランザクションプール→ロードバランシング
 セッションプール
 データベースプール

などなど。。
 
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« CMS勢ぞろいとかいうOSCの... | トップ | moodleは難しい。。。 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事