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初めてのRubyを読む その15 4.1

2011-09-22 02:25:39 | Ruby
「初めてのRuby」を読むの続き

4章 文字列
4.1 文字列の構築
から




■4章 文字列

・Rubyは強力な文字列処理能力を持っている
 →オブジェクト指向的で豊かな文字列演算
  言語機能に統合された正規表現

・Rubyは文字列処理においてもオブジェクト指向
 を貫いて、言語のほかの部分に対する一貫性を
 持っている

・Ruby1.8ではマルチバイト文字を扱う能力は
 乏しかった
 →1.9は大幅に強化
  1.9は多言語テキスト処理を完全にサポート




■4.1 文字列の構築
・new メソッドで作ることも可能
・でも多くの場合は文字列リテラルで構築される


●4.1.1 文字列リテラル
・" または ' でくくる
・両端の引用符は必ず種類が一致していること

●4.1.2 バックスラッシュ記法
・" "でくくられた文字列は、バックスラッシュ記法を解釈
   →バックスラッシュに続けて特定の記法を書く

・' 'は原則解釈されない
  →例外、'とバックスラッシュ自身

・Unicode
 →Ruby1.9でバックスラッシュ記法追加
   →とくに{ }内に書く方法では、4桁以上のコードポイント
    も表現可能
   →エンコーディングはUTF-8

●4.1.3 式展開
・" "でくくられた文字列リテラル内部では、式展開が
 行われる
  →' 'の場合は行われない
・式展開とは #{ } でくくられた部分をRubyの式
 として解釈し、その値を文字列に展開すること
   →to_sメソッドが呼び出される

●4.1.4 バッククォート文字列
・バッククォートで囲むと、中身をシェルコマンドとして実行し、
 コマンドが出力した内容を元に文字列を構築する

●パーセント記法
・%で始まる。
  →引用符が多く含まれる文字列で便利
・%の後に英字、その後に非英字
  英字:%記法の種類
  非英字:区切り記号

●ヒアドキュメント
・行を区切りとする文字列リテラル
・<<の後に任意の区切り後を記述すると、
  <<が含まれる次の行から
  区切り語だけが行頭に書いてある行まで
 が文字列リテラルになる

・<< "EOS"と書いた場合、<< EOS と書いた場合
   バックスラッシュ記法、式展開が有効
 << 'EOS'と書いた場合
   バックスラッシュ記法、式展開が無効

・区切り語の前に空白文字が入ってもいけない
 → - を書くと( << -"EOS" )
   区切り語の前にタブや空白が入ってよい




■文字列化メソッド

・to_s
・to_str
・inspect
・marshal.dump




上記説明中 < > % # は、本当は半角。
次回は4.2
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