ここのプレスリリース
「ICタグを利用した温室効果ガス排出量取引に新方法」プレスリリース資料
http://www.nii.ac.jp/news_jp/2008/12/ic.shtml
えーと、前提知識を説明しながら、まとめるよ、
前提知識
”(CO2)排出権付き商品”とは、
(1)企業が、どっかから排出権を買う
→なんか、CO2削減するようなプロジェクトとか、そー言うところから買うらしい
たとえば、佐川急便だとインド・風力発電プロジェクト
(2)その排出権をチョー小分けにして、”グリコのおまけ”みたいな感じで、商品につける
→その排出権の代金を、企業負担にするか、商品代金に上乗せするかは、いろんな企業があるようだ。
(3)その商品を買った人(=消費者)は、目に見えないけど、結局、”グリコのおまけ”部分の
排出権を買ったことになる。
(4)で、そのグリコのおまけ部分である排出権を、日本政府に無償譲渡している
→というか、実際には、その企業が、こんだけ、グリコのおまけを付けました!
っていうことを、国へ報告。
そーすると、無償譲渡されたことになるようだ。
なので、消費者が何かする必要はないようだ。
ということらしい。
で、そうすると、問題は、
・問屋さんがこれに参加しようとして
排出権(=目に見えないグリコのおまけ)を付けようとしても、
目に見えないので、どの商品に、どの問屋さんが排出権をつけたか、
わかーんなーい(>_<!)
なので、これは、できない。
そこで、この提案は、
・排出権という見えないグリコのおまけを、見える化しよう!
ICタグに、排出権を書き込む
そーすれば、問屋さんも追記すればOK!
で、このICタグを
ICタグを(返却ポストに?)返却すると、購入側に排出権が移転
→消費者側で管理
ICタグをもらって、誰かに渡せば排出権を転売できる
めんどっちーーーーい!!
もっと、簡単に出来ますよ!
具体的には、スーパーなどが、
1.ポイントカードをやって
2.商品にICタグをつけて、それを集計するところまでは、一緒
3.商品を買ったときに、ICタグをスキャンし、排出権も記録しておく
4.一定期間、排出権を精算しないのであれば、排出権を無償譲渡とみなし、
小売は、国家に排出権を無償譲渡する→いままでどおり
5.もし転売したい消費者は、一定期間内に申し出ると、小売は、証書を発行する
この分を、無償譲渡分から削除する。
証書をもらった消費者は、その証書をテキトーに転売する。
6.ポイントカードを持ってない人は、自動的に、無償譲渡する。
→いままでどおり
ってやったほうが、お店ががんばればいいだけで、消費者は、転売する気でなければなにもしなくていいので、分かりやすくない?
具体的に
・住商フルーツが仕入れたバナナに排出権をつけ、
・そのバナナを住友倉庫に保管、住友倉庫でも排出権をつけ、
・サミットストアで売る
というケースを考える。
(1)住商フルーツは、バナナにICタグをつけ、住商フルーツ分の排出権を記入
(2)中間業者である?住友倉庫も、ICタグに、住友倉庫分の排出権を記入
→卸だけでなく、結局どこでも、排出権を記入できれば、やれるのよね。。
(3)それを、サミットストアの店頭に並べる
→サミットストアでは、商品陳列の際に、どんだけの排出権になっているか、
表示できるようなしくみがあると、もっといい!!
(4)で、サミットストアで精算する時、
ICタグ中の排出権もスキャン、その分をポイントカードをもとに、
サミットのポイントカード管理DB(って、多分あるだろう??)に記録。
ポイントカードを提示してくれなかった場合は、その分も記録→国へ無償譲渡へ
ICタグのの中身は消去する
→ICタグの中身を消去しないでICタグレベルで譲渡とかすると、
ICタグを書き換えられたら?とか、プライバシーの問題は?とか出てくる
(5)サミットストアでは、半年間、お客さんからなにも言われなかったら、
その分は、国に無償譲渡する。
譲渡した料は、レシートに記入される。
(6)転売したい人は、カスタマー窓口
(だっけ、レジの横にある、ポイントカード作る時に行くところ)
にいって、転売したい旨いうと、紙の証書をだしてくれ、
その分、ポイントカードから消去される。
→その証書を転売先にもっていけばいい。
それが本物かどうかは、サミット本社に問い合わせると、分かるようにする。
(7)消去されたICタグは、サミットの入り口とかに回収コーナーを設け、
そこにICタグをおき、ポイントカードを差し込むと、ICタグ分、ポイント加算!
このほうが、めんどくさくなくていいけど・・・
サミットさん、ぜひぜひ、検討してくださいませ!
P.S ローソンでも、できそうだけどね(^^;)