ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

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電子音楽は1980年代と2016年ごろに変化があると思うけど、前者の復習には、いい映画だった

2021-02-20 16:16:55 | Weblog
そうそう、シネマチュプキタバタで「Ryuichi Sakamoto: CODA」も観たのでした(2月11日だったかな?)
内容は、同じシネマチュプキタバタでやっていた「音響ハウス」と「ようこそ映画音響の世界へ!」が基礎編だとすると、
これの応用編といったかんじ。ちなみに、それらの感想は下のブログに記載した

「音響ハウス」みてきた
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/7073fac9553e221809efedb2d9a62b3c


(「ようこそ映画音響の世界へ!」の感想)
映画音響の作り方(プロセス)を勉強してきた!
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/e12c9536e7aed66f36523e3098012f6e


この2つをまとめると、映画音響は、以下のような流れで作ることになる

1)音声
  ライブ録音
  雑音をカットする
  アフレコ(ADR)

2)効果音(SE)
  SFX(特殊効果音)
  フォーリー
  環境音

3)音楽
  企画
  作詞作曲
  音入れ
   ボーカル
   ピアノ
    :

+1)ミックスダウン
   複数トラックをまとめる

坂本教授がかかわった、戦場のメリークリスマスやラストエンペラーについて、音集め(効果音)や音楽についての話、
(つまり、「戦メリ」はこの映画で、坂本教授側の表舞台の音楽の作り方、「音響ハウス」でその音楽を支えた裏部隊からの音楽の作り方
の両面が見れる)
それとはじめのほうには、東日本大震災で生き残ったピアノを復活させる話など。
有名なバケツを被るのは、音集めのところ

これはたぶん、映画を上演するシネマチュプキタバタの人が、ねらったんでしょうね。理解しやすいように、3つの映画を固めて出した。




興味深かったのは、なぜ、テクノを入れたかについて、若い坂本教授が答えるところ。
手で弾くには早すぎるから。
という答えだった。う~ん、1980年代の答えだ!なつかしい!!

その後も、弾けない音を出すという点でテクノが注目され
ボーカルのボーカロイドが出てきた時も、同じように人が歌えない速さで歌えるから
という理由で、ボカロPさんたちが、飛びついていった。

ところが、2016年あたりから、状況が変わった。
そのあたりから、YouTubeでボカロPさんたちが作った早い歌を歌える歌い手さんたちが
出だした。
また、DTMも、弾けない歌が作れるというよりかは、いろんな音を楽しんで作れるという
ところから広がりが出てきて、DTM+歌い手さんの新しい音楽革命が日本では起こった。

いまだと、そのストーリーが見れるけど、そんなストーリーが思いつかなかった
1980年代、そうそう、こんな感じだったよねえ~と思い出すのに、よかった!
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