昨日の、
富士通IoT「ユビキタスウェア」、ビッグデータ分析「ODMA」、プラットフォーム「MetaArc」
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/e67733402efafc7b3191d58658bd86d7
だけど、富士通のIoTプラットフォーム「ユビキタスウェア」のどこがすごいのか、富士通の人もはっきり言っていなかったので、ここで書いてみる。
■Industry4.0の根本的問題
Industry4.0では、「センサーデータをクラウドに載せて」という話になっている。
IoTを単純に実現する場合もそうだ。
たしか、RedHat Forum2015でも、言ってた人がいたけど、この方法は、破綻してしまう。
たしかに、AWS Kinesisを利用し、そのデータを一定期間ためて、AWS RedshiftやAWS EMRで処理すれば、「実装は」できる。しかし、ただではない。
ということは、
AWSに払う費用 > データから得られる効果
となったら、会社はAWSに募金運動をしていることになるので、いつかは、会社はAWSへのお布施で破綻する。
センサーをたくさんつければつけるほど、AWSへのお布施は直線的(指数的?)に増えるが、データから得られる効果は(雑音と「まるちこ」により)減少していくから、いつかは、上記不等式が成り立ってしまう。
つまり、「センサーデータをクラウドに載せて」という方法では、価値あるデータを得られる保証はないので、これを実践しても、儲かるとは、言い切れない
(たぶん、ごみがあつまって、何も出来ないで終わり)
これが、Industry4.0の根本的な問題だ。
■意味有るデータだけを送ればいい。
この問題の解決には、「意味の有るデータだけを、イベントとして送ればよい」ということになる。
データには、異常値などもある。そういうのは補正したり、正常な値はテキトーに圧縮して、「ここでかわったよ!」っていうところだけ、知らせてくれればいい。
これをやってくれるのが、どうも富士通IoTプラットフォーム「ユビキタスウェア」らしい(ごめん、いつもの高田純次さんなみのテキトーさで言っているので、間違っているかも)
そして、それならば、kinesisでずっと送るのでなく、AWS Lambdaを使って、イベントが起きたときだけ、(データ保存するなど)仕事をしてくれればよい。
そのほうが、異常事態が少ないなら、安上がりになりそうだ。
■さらにBRMSにも応用されると・・・
さらに、前にも書いたように、ルールを
もし~だったら、~をする
という形で書く場合、「もし~だったら」の部分を「ユビキタスウェア」で検知して、イベントで挙げてくれるかもしれない。
そうなると、JBOSS BRMSとの連携による制御も考えられるわけで、Redhatと協業している富士通にとっては、面白い展開ができるかもしれない。
富士通IoT「ユビキタスウェア」、ビッグデータ分析「ODMA」、プラットフォーム「MetaArc」
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/e67733402efafc7b3191d58658bd86d7
だけど、富士通のIoTプラットフォーム「ユビキタスウェア」のどこがすごいのか、富士通の人もはっきり言っていなかったので、ここで書いてみる。
■Industry4.0の根本的問題
Industry4.0では、「センサーデータをクラウドに載せて」という話になっている。
IoTを単純に実現する場合もそうだ。
たしか、RedHat Forum2015でも、言ってた人がいたけど、この方法は、破綻してしまう。
たしかに、AWS Kinesisを利用し、そのデータを一定期間ためて、AWS RedshiftやAWS EMRで処理すれば、「実装は」できる。しかし、ただではない。
ということは、
AWSに払う費用 > データから得られる効果
となったら、会社はAWSに募金運動をしていることになるので、いつかは、会社はAWSへのお布施で破綻する。
センサーをたくさんつければつけるほど、AWSへのお布施は直線的(指数的?)に増えるが、データから得られる効果は(雑音と「まるちこ」により)減少していくから、いつかは、上記不等式が成り立ってしまう。
つまり、「センサーデータをクラウドに載せて」という方法では、価値あるデータを得られる保証はないので、これを実践しても、儲かるとは、言い切れない
(たぶん、ごみがあつまって、何も出来ないで終わり)
これが、Industry4.0の根本的な問題だ。
■意味有るデータだけを送ればいい。
この問題の解決には、「意味の有るデータだけを、イベントとして送ればよい」ということになる。
データには、異常値などもある。そういうのは補正したり、正常な値はテキトーに圧縮して、「ここでかわったよ!」っていうところだけ、知らせてくれればいい。
これをやってくれるのが、どうも富士通IoTプラットフォーム「ユビキタスウェア」らしい(ごめん、いつもの高田純次さんなみのテキトーさで言っているので、間違っているかも)
そして、それならば、kinesisでずっと送るのでなく、AWS Lambdaを使って、イベントが起きたときだけ、(データ保存するなど)仕事をしてくれればよい。
そのほうが、異常事態が少ないなら、安上がりになりそうだ。
■さらにBRMSにも応用されると・・・
さらに、前にも書いたように、ルールを
もし~だったら、~をする
という形で書く場合、「もし~だったら」の部分を「ユビキタスウェア」で検知して、イベントで挙げてくれるかもしれない。
そうなると、JBOSS BRMSとの連携による制御も考えられるわけで、Redhatと協業している富士通にとっては、面白い展開ができるかもしれない。