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Sugar4.5と5.0の、カスタマイズ上の変更点(1)-動作

2008-01-31 14:03:15 | SugarCRM

 今まで、SugarCRM 4.5のカスタマイズのまとめをやってきて、決して十分とはいえないけれど、モジュールの作り方について説明してきました。

 で、それをもとにSugar CRM5.0のモジュールカスタマイズについてやりたいと思います。

 とはいえ、SugarCRM4.5と5.0では、外見は似たようなものなのですが、内部は、星飛雄馬のお父さんがちゃぶ台ひっくり返しちゃったくらい、違います。

 具体的にどのくらい違うか(って、「ちゃぶ台ひっくり返しちゃったくらい」って言われても、さっぱり分かりませんよね ^^;)について、今回は書きたいと思います。

 その後、カスタマイズの方法についてかきます。




■ホームのindex.phpが違う。

 まず、SugarCRMはログインするとホームにあるindex.phpが表示されます。
 Sugar5.0のindex.phpは、コメントをはずすと、以下のことしか書いていません。


$startTime = microtime();
require_once('include/entryPoint.php');
ob_start();
require_once('include/MVC/SugarApplication.php');
$app = new SugarApplication();
$app->startSession();
$app->execute();

(上記>は、本当は半角。index.phpより引用)

いままではごちゃごちゃありました。
つまり、権利関係その他を、index.phpで処理していた場合、一切書き直しです。

そして、ここで見られるように、実際の処理を、いままでもincludeの中に書かれていましたが、
5.0からは、それが徹底しています。さらに、include/MVCというのができ、MVCに基づく考え方も
徹底してきました。




■モジュールのindex.phpの意味合いが違う。

そして、index.phpを処理すると、ホーム画面になり、そこのタブをクリックすると、URLが
http://127.0.0.1/Sugarのホーム/index.php?module=モジュール名&action=index
となることまでは同じなのですが、このaction=indexの意味合いが、4.5とは違います。

4.5のときは、必ず、モジュールの下にindex.phpがあり、タブをクリックしたときは、
それが呼び出されました。

ところが、5.0においては、
・SugarBeanを継承しないものは、モジュールの下にindex.phpがあり、これが実行されます。
・SugarBeanを継承するものは、基本的にはindex.phpを書きません。
 そうすると、includeのListViewがいろいろ呼び出され、Modules/metadata内にある定義を元に、
 表示しているようです(まだ追いきれてないのですが)

つまり、index.phpがあればそれを表示し(SugarBeanを継承してないケース)、なければ、SugarBeanを継承したものとしています。




■4.5とはちょっと違う

 じゃあ、いままで(4.5で)SugarBeanを継承したモジュールを使えば、index.phpがあるので、それを実行するからいいじゃん。と思うかもしれません。
 たしかに、4.5はincludeの下に、ListView,DetailView,EditViewのフォルダがあり、それぞれの機能を行ってきました。5.0にも、それはあります。

 でも、vardefs.phpの末尾が、ちょっと違うように、5.0になり違っているところもあるので、簡単に入るかどうかは・・・?




 ということで、

 SugarBeanを継承しているものに関して、5.0は大きくかわりました。

 ま、それについては、おいおい話していくことにして、

 次回から、カスタマイズの方法についてです。

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