シリーズSugarCRM 4.5のカスタマイズのまとめ、前回までで、SugarBeanを継承”する”場合についての説明をしたので、今回は、それをインストールする方法です。
■インストーラーを作らない場合
インストーラーを作らない場合は、SugarBeanを継承”しない”のであれば、ファイルを修正したあと、「管理」の「タブを設定」をクリックすれば出てきます。SugarBeanを継承”する”場合も出てくるのですが、データベースを作るため、「管理」の「リペア(再構築)」をするそうです。
・・・と弱気の発言なのは、いつも、こーいう風にはやっていないからです。
たいてい、インストーラーをつくって、モジュールローダーからインストールします
■インストーラーを作る場合
インストーラーを作る場合は、
・インストーラーを作る
・「管理」の「モジュールローダー」を選択
・インストールする
っていう感じになります。手順に関しては、実践!オープンソースCRMアプリケーション入門のP132にほんのちょっと書いてある。(そんなに難しい操作ではないので、わかるはず)。SugarOpenSource AdminGuide(PDF)の29ページ(本のページだと25ページ)にも、一応、分かりにくいけど書いてある。
なお、Sugar Module Loader and Upgrade Wizard.rtfは、モジュールローダーって書いてあるけど、実際にはモジュールローダーについてでは「なく」、後述のManifestファイルと、モジュールのおき場所について書いてある。
■インストーラーを作る手順
で、問題は、そのインストーラーを作る手順だけど・・・
・モジュールとかを適当に置く
・Manifest.phpを書く
・そいつらをZIPにまとめる
→このZIPファイルがインストーラー
ってことになる。ファイルの置き方やManifest.phpは、実践!オープンソースCRMアプリケーション入門のP128~131や、Sugar Module Loader and Upgrade Wizard.rtfを参照。
英語版の4.0用だけど、モジュール(インストーラー)の例としては、Songがある。
http://www.sugarforge.org/frs/download.php/1051/Songs_Example_Module-4.0.1.zip
なお、以下のドキュメントは、各言語に対応する場合について(のみ)書いてある
SugarCRM Create New Language Packs.rtf
http://www.sugarforge.org/frs/download.php/475/SugarCRM_Create_New_Language_Packs.rtf
また、日本語ファイルはUTF-8にして、BOMをはずすことについては、第3回の「■日本語ファイルにおける注意」に書いたとおり
そして、ZIPファイルは、固めるアプリによってはうまくいかないみたい。これはインストーラーがエラーになるので分かります。ウィリアムのいたずらはsalhaでうまくいっているのだけれど、salhaがもう、リリースしてないのよね(^^;)
ってことで、4.5については、一通り書いたので、今度は、新シリーズとして、Sugar5.0で銅変わったのかについて書きたいと思います(どう変わった・・つーより、全然違うんだけどね・・・)