形式仕様記述には、Bメソッドというのがある。これは、どちらかというと、下流よりだが、もっと、上流工程までもサポートしたものとして、Event-Bがある。今日は、そのEvent-Bのお話。
■Event-Bのインストール
今回は、Rodin-Platformというのを使う。
(1)まずは、Event-Bのページにアクセス
http://www.event-b.org/
(2)左側に、Rodin Platformというのがある。それをクリック
(3)まんなからへん(表のInstallationとかかれた桁のなか)に
Download the Core: Rodin Platform file for your
とかかれている。ここのCore以降をクリックすると、ダウンロードページに飛ぶ
(4)Download Nowとかかれたところをクリックして、ダウンロード
(5)ダウンロードが終わったら解凍
(6)解凍したものの中を見ると、rodin.exeというのがあるから、それをダブルクリックすると
立ち上がる。
→Eclipseのプラグインってことです。
つぎに、こいつがAtrlierBを使うみたいなので、それをインストールする
はじめに出てくる画面(きたないピンク色の画面。出てこなかった場合、
Help→Welcomeで表示できる)の下のほう(Important Installation notes)
に書いてあるんだけど、
(7)Help → Install New Software....
で、インストール画面を出して
(8)出てきた画面の一番下、
Contact all update sites during install to find required software
のチェックをはずす
(9)一番上、WorkWithのプルダウンのリストを開いて、
Atlier B Provers ・・・(URLが書いてある)・・・
を選択。
(10)下のリストに、Atlier Bが出てくるので、
それを、チェックしてNext
(11)あとは、普通のプラグインインストールと同じ
■Event-B、コンポーネントの作成
インストールが終わり、Welcome画面を修了させると、こんなふうに、プロジェクトの画面になる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/10/00fa6c61d73c3269341a253b397b0bfb.jpg)
Event-B
Prove
Resource
の3つのパースペクティブがある。
この状態で、まずは、作成してみる。
メニューバーから
File→New→Event-B Projectを選択
出てきたダイアログで、プロジェクト名を適当に入れる。
プロジェクトが出来たら、コンポーネントをつくる。
下のように、プロジェクトを右クリック、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/e0/e80d0b3008577b4b8e3a726793ef078f.jpg)
New→Event-Bコンポーネントを選択する。
出てきたダイアログで、コンポーネント名を入れる(changeMeのところ)
なお、Event-Bは、Bと違い、Machineのほかに、Contextというのも使う。
(使わないときもある)。今回は、Machineにする
■コンポーネントの編集
そうすると、以下のような画面になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/77/1022c156ddcf18fbb0ea94b365edf693.jpg)
このツールは、あらかじめ、こんなふうに大枠が出来ていて、
記入したいところの左側三角形をクリックし、+の丸囲みを
クリックして、書き込んでいく
(-をクリックすると、その行削除)
そうすると、こんな感じになる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/94/932de3ab674f7c9d82c37df125fefa53.jpg)
■証明
で、証明するには、「Proving」のパースペクティブにして、
チェックマークをクリックする
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/d8/e8047b38ebccba141ffd26966d713703.jpg)
うまくいくと、チェックになって、そこをクリックすると、
したに、緑のひげくんがでる
だめだと、?になって、そこをクリックすると、
したに、あかいがっかりくんがでる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/aa/fedff61e3b1a3c60825aeba8d59e37a0.jpg)
ツールの使い方は、ここまで