散々悩んだ挙句、どのバンドにも出られることと、チューニングが自動という点にメリットを感じて買ってみました。
「絶対にモノバンドアンテナが有利!」と思い続けてきましたが、前に買ったこのアンテナでも少し不便を感じていました。
長さは1.4mと若干短く高速走行も問題ないこと、エレメントの調整が容易(エレメントを切る必要がない)なので便利でしたが、SWRが1.5以下のバンド幅が狭いので、7.050MHzあたりに合わせておくと7.120MHzではチューナー無しでは使えない不便さもありました。
エレメントが黒くて力強い印象が好きですし、長さも適当で使いやすいアンテナではあります。
現状でも、走行中は軽いこのアンテナを使っています。
第一電波工業 ダイヤモンド 7MHz帯コンパクト高能率モービルアンテナ(3段ディストリビューテッド方式採用)《新バンドプラン対応》 HF40FXW | |
ダイヤモンド |
しかし、ほかのバンドはほとんど聞こえないので、他のバンドを聞きたい場合は、別のアンテナに変える必要があります。
ほかには28Mhzのモノバンドアンテナしか持っていませんが。。。
そこで、今回のアクティブ・チューニングアンテナシステム(ATAS-120A)を購入した訳です。
届いた箱の内容物は大きくて太いコイル部分と、細くて長いエレメント部分に分かれています。
早速、組み立てて(エレメントを差し込んで六角レンチで2か所をとめて防水のキャップをはめて完成)、車に取り付けしてみました。
太いコイル部分は車体に隠れ、エレメントの部分は天井より出ています。
FT-450Dでこのアンテナを使用する時には「F」ボタンを長押し→TUNER→ATASを設定する必要があります。
設定を行って、「TUNE」ボタンを長押しすると、アンテナに内蔵のモーターが動きエレメント長を自動で調整し、SWRも最適に調整してくれます。
説明書では、7・14・21・28・50・144・430MHzで使用できると書かれていますが、いろいろと試してみました。
7MHzは問題なく使えるようです。
21MHzも問題ありません。
28・50MHzは受信ができていないので、まだわかりません。
144・430MHzは、私の持つFT-450Dでは対応していないので、こちらもわかりません。
3.5MHzでTUNEボタンを長押ししてみましたが、エレメントを伸ばそうとずっとモーターが動きっぱなしになってしまい、TUNEボタンを長押しして中止しました。
意外だったのは、18MHzが使える事。
ちゃんと調整ができて問題なく交信もできました。ラッキー!
モービルホイップとしては値段が高いですが、使えるアンテナです。
ATAS-120A 八重洲無線 アクティブチューニングアンテナシステム FT-897D,FT-857D,FT-450Dシリーズ用 | |
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