噂では、通行できるルートが限られていて、支援が頻繁に行われている南阿蘇に行くべきか悩みましたが、とにかく迷惑をかけないようにと心がけていってきました。
南阿蘇には益城から西原村を抜けて俵山トンネルへのルートが通行止めになっている所まで進み、通行止め箇所から右折してミルク牧場の近くで左折してグリーンロード(ケニーロード)から入りました。
通行量は多くなくあまり物資を運んでいるような車も見かけませんでした。
峠を越えて降りてきたところにある展望台からは、以前と変わらぬ阿蘇の雄大な景色が見えます。
最初に向かったのは「あそ望の郷くぎの」です。
ここはいつも駐車場が満杯で、バイクイベントPIACE RIDEなどが行われる会場でもあります。
こんなに閑散としていました。
レストランはメニュー限定ですが営業をしていて、「そばは大盛無料」のサービスをされていました。
食べたのは「キツネそば」でしたが、こんなに分厚い厚揚げの「キツネそば」を見たのは初めてでした。
そこから、ふたつの岩の間に引っかかるようにして挟まって落ちないという不思議な「免(めん)の石」が落ちたというので、「免の石 望見所」に行ってみてきました。
この先まで進みます。
振り返り、山の方向を見ると二つの大きな岩はありますが、挟まれたはずの岩がありません。。。
なんと、この地震で落ちてしまったそうです。とても残念です。
「免の石 望見所」からの景色も変わらぬ阿蘇が見えました。
俵山トンネルは通行止めです。
「阿蘇吉田線」と言って、草千里や火口に上る道路も通行止めです。
根子岳の東側を通る北側ルートを通って「阿蘇神社」に来てみました。
この光景、言葉が出ません。。。
いつもは少額なお賽銭しか納めませんが、今回は少し多めに納めて復興を願ってきました。
正面からは入れませんが、横から境内に入れます。
よく子供たちとおみくじを引いた小さな小屋が寂しそうです。
今度は反対側に行ってみました。
大きな屋根がドスンと落ちたのでしょう。
正月の賑わいが最も印象的ですが、古い貫禄のある阿蘇神社を記憶の中から思い出しながらこの光景に立ち尽くしてしまいました。
でも、町には少し観光客が戻ってきてくれています。
ここに来て、阿蘇神社にお参りして、観光する事が宮地(この地域)の維持にはとても必要です。
元の阿蘇、熊本を取り戻すのは、多くの人の観光訪問が必要です!
熊本へ行こう!