新年が明けてからも少し雪が降っては融けて消えてという感じです、我が家の鶏たちは相変わらず元気に卵を産み続けてくれています、今年も1年お世話になるのだから少しサービスしなければというので、青物がない時期ですが少し奮発してみました。
今鶏がつついているのは立派なほうれん草です、
このほうれん草は、昨年の暮れに知り合いの農家のハウスから出荷が終わった後のハウスからいただいてきたものです。農家のほうでもかたづいて次の仕事がやり易いというので喜ばれています。
ご存知の通りこの地方では冬の青物は貴重です、鶏の健康のためにも大事なものなので、その確保には苦労します。ですからこんな話はうれしいものです。
青物確保では、そのほかに、学校給食の残渣などもいただいています、またカボチャを大量に作って貯蔵して今の時期から与え始めます。
これは、畑に残っていたものを拾ってきたものです、というのも大面積に作付けするので全部とったと思っても枯れた草などの下に隠れていたりして、ひょんな時に見つかったりするのです。
例年だと12月を過ぎると寒さのために、完璧に凍みてしまうのですが、今年はほんとに暖かですからそれほどのこともなく過ぎています。
カボチャといえば、鶏の餌ばかりではなくて、家のカーチャンが作る「カボチャケーキ」の材料としても1年間利用しています、特に美味しそうなものを選んでいますが。
とにかく冬の緑黄色やさしは貴重です。
その中にニワトリも出てきて、ヒヨコがベルトコンベアーで運ばれて選別されたり、鶏舎の中のニワトリが大きな掃除機に吸い込まれて箱詰めにされたりするシーンもありました。
ニワトリや牛やブタが、完全にモノとして扱われていました。農業や畜産業は工業なんだな~と思いました。
ホウレンソウやカボチャを食べているowakuさんのニワトリとは別の世界でした。
できれば自分が食べるものは全部自分で作りたいという思いはありますが18年たった今信用できる人たちと物々交換の自給が出来ないだろうかと思ったりしています。