「山笑ふ」とは春の山の形容で俳句の季語になっています、郭燕の「春山淡冶にして笑うが如く、、、、、」の詩句によって生まれたと俳句歳時記にはあります。
淡冶とは淡くなまめかしいことで、若い女性がほのかに笑う風情とみてよいとも有ります。
イマイチ読み込みが足らない私ですが改めて歳時記を見てそうなのかと再認識しました、今までは簡単に春になって野山が萌えだしている様を言っているのだなと思っていました。
さて俳句の世界ではこの「山笑ふ」は3月の季語になっています、ところが歳時記はやはり江戸あたりを中心に出来ているようですね、今年は少し遅いようですがみちのくでは今がちょうど山が大笑いをしています。「嗚呼!何といい季節なんだ」いい季節といってしまってはみもふたもありませんが。
そんな山が笑っている風景を少し近寄ってみて見ます。
家の近くの「オオヤマザクラ」
ウグイスカグラの花
家の「サラサドウダンツツジ」蕾をつけています。
ハナイカダ、葉っぱの表面に花をつけます。
ウリハダカエデ、新葉が出てまもなく花をつけます。花は下に垂れ下がっているやつです。
「ミズメ」ヨグソミネバリなどとも言います、カバノキ科で枝を折るとサロメチールの匂いがします。前にたれているのが雄花、枝の上に立っているのが雌花のようです。
ご存知、「ヒトリシズカ」
里山を代表する「コナラ」の新葉です、これが特に里山をパステルカラーに見せている一色になっています。
里山が笑っているほんの一部を見てもらいました。
「山笑ふ」・・・イイ言葉ですね。
>若い女性がほのかに笑う風情とみてよいとも有ります。
私は若くないオっちゃんですが、
GWに帰省し、まだ沢に雪が残るも萌えている山を見て
相好をくずしていたと思います。
今は春の山を見ては「やはりみちのくの春はいいなー」とそれこそ相好をくずしています。
とても綺麗ですね。数の強い日に崖の気を狙ったので、上手くはいきませんでした。
とても小さな花ですね。
ハナイカダは茶花の本で見ただけです。
岩手でも見られるのですね、驚きました!
ミズメ?用水路に枝をのべてアケビにからみつかれています。
今日ヒトリシズカを買ってきました。根づくでしょうか。
震災の影響は大きかったです!
12時間吐瀉し続けて食べられなくなり3kg 減りましたが、なんと!!!
ハナイカダは東北でも地域差があるようですが北上山地には結構見られます、奥羽山系の人に聴くとあまり見られないといわれました、断定は出来ませんが。
ヒトリシズカ、根づくでしょうか?自生している場所では半日陰のようですからそんな環境がいいのでは。
この間花巻の鍋割り川沿いの道で沢山のヒトリシズカを見ました「これではオオゼイヤカマシだね」と笑いました。
こまい赤玉土に入っていました。
脇目が二つ!培養土に植え直しました、日陰において、地植えですね…