きょう花巻の野鳥観察会の案内がメールできました、毎月のお知らせで何時も有りがたく思っています。その中の「ぶらり散歩」でフジの鞘がはじけてパチンパチンと大きな音がしてビックリしたという話しがありました。
私もこの春の林のビックイベントには驚いた経験がありましたのでニンマリとしてしまいました。
これは私の家の裏の雑木林の地面ですが白っぽい物が沢山落ちています、これがフジの鞘です。
このところの乾燥で急にフジの鞘がはじけ始めました、パチンパチンとあっちでもこっちでも、音のあと鞘の半切れがはらはらとそこらじゅうに降りそそぎます、知らないと何が起きているのか一瞬ボーゼンとしてその後理解したらあっけにとられて眺めてしまいます。
私の家の周りはほとんど雑木林になっています、藤の蔓ものびたい放題、つい花の時期が素敵なのでそのままにしているのでこの有様です。
フジ豆というか種がついています、これがみんな発芽して蔓が伸びてしまうとすっごく大変です、フジ蔓は木に取り付くとその木を枯らしてしまいます、その木がだめになったら次の木へ、やりたい放題です、でも花が綺麗なので邪険に出来なくて困ったものです。
私がこの春のイベントに気がついたのは引越しをしてきたその年の春4月のことでした、家の中にいると裏のほうでパチンパチンと音がする、裏の林を誰かが歩いているのだろうか?勝手に裏山にはいられては困ると思って様子を見に行ってビックリ!そんなことで毎年今の時期空気が乾燥してくると年中行事として眺めているわけです。
斎藤さんが疑問に思った「種子ができる時期が違うからはじく時期も違うのだろうか?種族保存にとって有利なようにわざとはじく時期をずらしているのか?」については考えたこともなかったので今度意識して観察してみようかと思いました。でも解からないだろうなー。
藤の花の時期はその花の香りと美しさに陶然としてしまいます、良かったらお花見においでください。6月ですか。