水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

2月15日

2014年02月15日 | 日々のあれこれ

 修学旅行最終日。朝食後、担任チェックを経て班ごとに札幌市内に飛び出していく。JRで小樽まで足をのばす班もいくつかある。朝の段階で相当数の便が欠航になっている情報が入ってきた。どうなるにせよ、午後の新千歳空港集合まで予定通り行って、それから次の行動を決めようということになる。旅行会社さんは昨夜のうちから宿の手配に入っていたが、難航しているようだった。午後便はまだ欠航になってない、意外に飛ぶんじゃないかと話していた矢先に、理系班が乗る予定のANA便の欠航が決まった。JALが飛ぶならもちろん半分だけでも帰ってもらおう、理系はいくつかのホテルに分宿になってもいいですよと言ってるうちにJAL便の欠航もきまった。明日のANA便202席とれました! おお! 札幌は相変わらず晴れ。この旅行中、雪らしい雪は初日の30分くらいか。ホテルを出てJRで新千歳空港へ。出発フロアは「ごったがえす」の具体例のような状況。予定していた集合場所から一階の到着フロアの広い場所の移動して点呼確認し、これからの流れを説明する。どよめきの内容は、不安とか不満より、かるい高揚感の比率が大きいように感じたけど、違うかな。自分的には「おもしろくなってきたな」という感覚だった。問い合わせしてもらった中で最大収容人数の洞爺サンパレスに9クラス、洞爺観光ホテルに2クラスが入ることになった。夕食はさすがに人数分用意できないということだったので、夕方まで自由時間にし、早めに自分で食べるもよし、お弁当を買っていくもよし、もちろんその両方でもいいと伝え、しばし空港内ですごす。そういえば次女が修学旅行のとき、飛行機がおくれシンガポール空港内で長い自由時間があったけど実に楽しかったと言ってたことを思い出す。空港という設備はありがたい。生徒、教員で450人強の集団だから、移動のバスを手配するのも大変なはずだ。10台しか用意できませんと言われたが、何の問題もない。生徒も何の不満もなく分かれて乗車し、部屋割りも速攻で決まっていたようだった。
 サンパレスは昔ながらの観光ホテルで、浴衣とスリッパで大浴場を楽しもうという夜になる。これだけの規模の宿なら、もっとのんびりさせてあげたいと思った。理系は朝5時半出発、文系は現時点で全く帰る目処は立たないが、とりあえず空港に行って様子をみるよと連絡し、しおりにない6泊目をすごすことになった。

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