急に暖かくなってみたり、気がつくとみぞれが降っていたりして、ちょっとぞくっときたとき純粋に寒いのか、風邪ぽいのか、花粉症なのか、何が起こっているのかわからない季節のなかで、2月が終わってしまった。
本来なら試験前の休みの時期だけど、明日の卒業式予行、明後日の本番に向けての練習やら準備やらで過ごす。
昨日の小講堂での合奏では何とか乗り切れるかなと思って、今日は5時に終わろうと宣言して望んだ大講堂での合奏は、ちょっと微妙だった。
明日、もう少しやらねば。
試験自体も作りきらないといけないし、二部台本ももう少しつめないといけない。その他いろいろこまごま、のどに小骨がささったような状態で「やった感」を得られてない日々だ。
「やった感」があったものとしては、お弁当のチキン南蛮が上手につくれたこと。でも自分がえらいのではなく、オタフクソースさんがえらい。
先日スーパーで発見した「甘酢あんのたれ」。これはすごい。
直後につくってみた酢豚は、試行錯誤をくりかえしてきた自分の味付けを簡単に越えられてしまったし、鶏肉を揚げてこのタレにからめ、タルタルソースをのっけたら、居酒屋で出てくるそれに勝るとも劣らないものが出来た。
ちなみにタルタルソースは(今回はちがうけど)ピクルスのかわりに越前花らきょうを入れても大変おいしくなります。
エバラの「ショウガ焼きのたれ」なんかもそうだけど、市販のたれは本当に進化してるし、探せば何でもあるようになった。
そんな味もあるのか、そんな合わせ方もあったのかと気づくのは、そんな和音もありなのか、そんな楽器の組み合わせも出来るのかという驚きに似ているような気がする。