個人的ワインのブログ

個人的ワインのブログ引っ越し

Here Comes The Moon Kerner COCO FARM 2012

2014-04-22 00:00:00 | 日本
Here Comes The Moon Kerner COCO FARM 2012
Here Comes The Moon Kerner COCO FARM 2012
2012 月を待つ ワイン・データシート
ケルナーはそれほど知られていない葡萄かもしれませんが、1950年代にドイツで開発された品種です。
ドイツ、オーストリア、また北海道で造られています。
私たちはケルナーが持つ、華やかな香り、瑞々しい酸、豊かなフルーツを生かしたワインをつくりたいと思い、余市に葡萄を求めました。

「2012月を待つ」は、余市の葡萄栽培家の藤澤裕治さんの畑で収穫されたケルナーから出来ました。
藤澤さんは約4haの畑で、ケルナーやツヴァイゲルトレーベ等の葡萄を熱心に栽培しています。

2012年、藤澤さんのケルナーは、おいしい酸味と豊かな香りを持つ、良い葡萄になりました。そんなケルナーのフルーツの力を逃がさないようにするため低温で醗酵させ、フレッシュさを維持するため短期間のタンク熟成後瓶詰めしました。その結果、ドライでフルーティでリッチなワインができました。

あの大震災の後、こんな言葉に出会いました。「出る月を待つべし、散る花を追うことなかれ」江戸時代、清貧の儒学者、中根東里(1694~1765)が佐野にひらいた村塾の壁書(磯田道史著「日本人の叡智」新潮新書より)。
“Here Comes The Moon:ほら、月が顔を出すよ”という歌もありました。
さあ、ご一緒に昇るお月さまを待ちましょう。この自然の酸味と真のエレガンスを感じる香り高きワインを、ゆっくり楽しみながら。

テクニカル・データ
品種: ケルナー 100%
畑: 北海道余市郡余市町登
収穫: 2012/10/28 収穫時の糖度: 20.5oBrix
醗酵: 房全体をやさしくプレスして得られた果汁をステンレスタンクに入れ、約20℃の温度で野生酵母で3ヶ月間ゆっくりと醗酵させた。醗酵後、澱づけを短期間行なった。
熟成: 約 4ヶ月ステンレスタンク貯蔵。澱引き後、清澄せずに瓶詰め。
瓶詰: 瓶詰日:2013/5/23 本数: 1,746本 (750ml)
アルコール: 11.8%   酸度: 0.66g/100 ml   残糖:0.78%

このワインについて
テイスティング・
コメント: 「2012 月を待つ」は、パッションフルーツ、グレープフルーツ、ハーブや花の香り。
 口当たりはふくらみがあり、しんがあり、力強い。また、フレッシュな果実、レモンやライム、グレープフルーツの風味をたくさん感じる。リッチでしっかりとした酸味とわずかな渋みが長い余韻を誘う。
料理との相性: 青魚の寿司、ポークチョップのアップルソース、ソーセージとマッシュポテト、鮪と葱の白味噌仕立て、鶏肉の紫蘇ロール、梅紫蘇巻、杏子のコンポート・サワークリーム添え。
飲み頃: 現在から2020年頃まで:長期熟成が可能。円熟した奥深いワインとなるであろう。
2013/10/7
ココファーム オンラインショップより)




◆栃木の山の中で生まれる素晴らしいワイン  
  ココファームワイナリー
     COCO FARM & WINERY
「特殊学級を卒業した子どもたちの二割は社会で仕事に就けない。彼らと一緒にここで働きながら暮らしたら楽しいだろうなって考えたんです」
    『こころみ学園』を築いた川田昇氏の言葉
川田氏は私財をなげうって栃木県足利市の山の斜面に葡萄畑を開墾。
以後50年以上にわたり、園生達の労働の喜びとともにこころみ学園は生きているのです。
1980年には収穫したブドウを活用するためにワイナリーを設立。
現在では日本トップクラスの実力を有するワイナリーに成長しました。
その根底にあるのは
 『やってんべえ』精神だと言います。
栃木弁で『やってんべぇ』は『やってみよう』という意味。
とにかくトライすることを大切にする姿勢。
『こころみ学園』という名前にもその精神は表れています。
ココファームワイナリーでは現在もさまざまな試行錯誤を重ね、他にはない独創的なワインなどもつくり出されています。

2000年沖縄サミット晩餐会の乾杯酒にココファームワイナリーの『のぼ』が使用され、その実力の高さが世界中に知れわたりました。
現在もマスコミに取り上げられることの非常に多いココファーム。
以前は知的障害者の施設で造るワインとして紹介されることが多かったのですが、現在はワインの実力を評価する記事が多くなり、ワイン専門誌でも高く評価されています。

ワイナリーの目の前にある自社畑は斜度40度近い急斜面。
除草剤を使用しないため通常の畑より作業量ははるかに多くなりますが、園生達はその急斜面の畑の草を刈り、鳥を追い払い、ブドウを育てているのです。

ココファームワイナリーでは、ブドウ本来の味わいを最大限に引き出すため、自然なワイン造りをしています。
一般的な乾燥酵母(培養酵母)は使用せず野生酵母(ブドウに付着している天然の自生酵母)により醗酵しています。
(スパークリングワイン『のぼ』の二次醗酵のみ専用の乾燥天然酵母を使用)
また、葡萄本来の風味を生かすために、清澄や濾過を極力ひかえています。
酸化防止剤の使用も一般的なワインよりかなり少なく、場合によっては無添加でリリースされることもあります。
これだけの規模でありながら全量野生酵母発酵をしているのは国内ではココファームワイナリー珍しいことです。
それができるのは、園生達が収穫された葡萄一房づつ手に取り、状態の良くない実を一粒づつハサミで切り取る気の遠くなるような地道な作業をしているからです。 

◆日本/白ワイン/辛口/750ml
月を待つ[2012] 足利ココファームワイナリー
ケルナー種100%の辛口白ワイン【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】【fs3gm】

品種:ケルナー 100%

「月を待つ」2012年は、余市で高品質のワイン用葡萄を栽培している藤澤裕治さんの栽培したケルナーから造られました。
藤澤さんは約4haの畑で、ケルナーやツヴァイゲルトレーベ等の葡萄を栽培しています。

パッションフルーツ、グレープフルーツ、ハーブや白い花の華やかな香り。フレッシュな果実、レモンやライム、グレープフルーツなどの柑橘系の風味をたくさん感じさせ、リッチでしっかりとした酸味とほんのわずかな渋みが長い余韻となって広がります。

同じ藤澤さん栽培のケルナーから造られた「北海ケルナー」2010年(トロピカルフルーツ的な風味をより強く感じさせる味わいでした)と比べ、アルコール度数が低め(10.6%)のため、より北海道らしいエレガントさと繊細さの際立つワインとなっています。
シーザーワインカンパニーより)



Here Comes The Moon Kerner COCO FARM 2012 part2




(*)地酒仙丸さんより購入。2,760円。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿