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Clavier Brut Francois Seconde

2012-02-19 00:00:00 | フランス・シャンパーニュ
Clavier Brut Francois Seconde
Clavier Brut Francois Seconde
フランソワ・スコンデ Francios Seconde

シャンパーニュ地方でワイン造りを始めたのは、アイ村のゴッセ(1555年)ですが、実はその12年前に、ピエール・ブリュラーという貴族が、ワイン会社をこのシルリー村に設立しており、シャンパーニュ地方の原点はシルリー村にあるのです。
しかし、発泡性ワインが、ドン・ペリニヨン修道士によってもたらされた後の1729年、この発泡性ワイン最初に売り出したのはアイ村のリュイナールで、その直後に、発泡性ワインを醸したのがシルリー男爵です。
「シルリー・ムスー」の名で売り出されたシルリー男爵の発泡性ワインは、卓越した品質ゆえ、他の高名なシャンパーニュ・ハウスよりも早く、パリやベルサイユで大成功を収め、後に最高峰の発泡性ワインの代名詞となりました。
この成功にあやかって「シルリー・ムスー」の名で、当時の多くのグラン・マルクも、発売し、以降、フランス革命で男爵家がギロチンにかけられるまで、「シルリー・ムスー」の名は、多くのハウスに用いられていましたが、徐々に「シャンパーニュ・ムスー」といった名に変わっていきました。
《フランソワ・スコンデ》はシルリー村に1976年に創立されたシャンパン・ハウスで、栄光の「シルリー・ムスー」を現代に再現したモンターニュ・ド・ランスの新星です。
シルリー村のテロワールで産み出される葡萄から、デリケートでパーフェクトなバランスのシャンパンを造っています。
現在、栄光のシルリー村には2軒のドメーヌが存在しているが、シルリー100%のテロワールを表現したシャンパーニュを造っているのは、このフランソワ・スコンデのみである。
その評価はうなぎのぼりで、実際にクラスマン、アシェット、ゴーミヨ他、多数の評価誌の絶賛を受けており、中には「シルリー村の無冠の王者」と語るライターも現れるほどの生産者です。

[NV] フランソワ・スコンデ シルリー・ブリュット ”クラヴィエ”
Francois Seconde Brut Clavier

通常スコンデのNVはピノノワール2/3、シャルドネ1/3ですが、このキュヴェは逆で、シャルドネ2/3にピノが1/3というブレンドです。
この白黒具合がピアノに似ているため、クラヴィエ(鍵盤)と名付け、又、フランソワ氏の娘クレールと息子グザヴィエを掛け合わせてもいます。
ラベルはピアノの鍵盤をあしらった素敵なラベルです。
ワインショップフィッチより)




Francois Seconde
フランソワ・スコンデは栄光の「シルリー・ムスー」を現代に再現したモンターニュ・ド・ランスの新星である。 「グラン・クリュ・シルリー」という栄光の名を説明しよう。 発泡性のワインがドン・ペリニヨン司教(1638-1715)によってもたらされた後の1729年、最初に売り出したのはアイ村のリュイナールだった。その直後に発泡性ワイン造りをしたのがシルリー男爵である。 「シルリー・ムスー」の名で売り出された発泡性ワインは、卓越した品質ゆえ、他の高名なシャンパーニュ・ハウスよりも早く、パリやベルサイユで大成功を収め、後に最高峰の発泡性ワインの代名詞となった。 当時は多くのグランマルクも、この成功にあやかって「シルリー・ムスー」の名で発売をしていた。 発売の一番手こそアイ村に譲ったものの、この地方が発泡性ワインの産地としてのちに栄えることが出来たのは、「シルリー・ムスー」のお陰であると言っても過言でない。まさに原点である。 「シルリー・ムスー」の名は、フランス革命で男爵家がギロチンにかけられるまで、多くのハウスが採用していたが、その後は「シャンパーニュ・ムスー」といった名前に徐々にとって代わられた。 現在、栄光のシルリー村には2軒のドメーヌが存在しているが、シルリー100%のテロワールを表現したシャンパーニュを造っているのは、ここフランソワ・スコンデのみである。 シルリーはかつて王侯貴族に愛された歴史の通り、典雅を身にまとったシャンパーニュである。 ミネラル、果実、酸、柔らかな泡立ちといった各要素が実にしっかりしているのに別個に主張しない、パーフェクトな調和とバランスを持つ「フィネスの一本」。

Sillery et son Terroir
シャンパーニュ地方でワイン造りをはじめたのは、アイ村のゴッセ(1555年)だが、実はピエール・ブリュラーという貴族が、その12年前の1543年にワイン会社を、このシルリー村に設立している。 本当のシャンパーニュの原点はシルリーにある。  シルリー村を訪れると大きな工場もある「ランス郊外の小さな町」といった風情でワイン造りのムードはない。実は、畑そのものは高速道路を渡ったモンターニュよりの平野部に点在する小さな丘にひっそりと存在している。 同じグラン・クリュのアンボネイ村が400ha弱もあるのに対して、シルリー村はわずか94haという狭いグラン・クリュである。 この狭い特級畑の殆どはポメリー、リュイナールといったグランマルクの所有でブレンドに用いられており、悲しくも現在、栄光のシルリーの単独テロワールを体現するのはフランソワ・スコンデのみである。 全体に北東向きという立地だが、小さな丘が織り成す地形によって、日当たりの良い区画が確保され、そこから力強さ・シャープさのいづれも突出しない繊細なぶどうが産出されている。

Champagne de Francois Secondet
シルリーのテロワールで産み出される葡萄から、デリケートでパーフェクトなバランスを持つ一瓶を醸す。 醸造はいたって伝統的なものであるが、圧搾においては最新の空気圧搾機を利用してピュアな搾汁を確保している。畑作業を重視する他のレコルタン・マニピュランと同様、最終的に瓶内に残る糖度は6g(多い年で8gまで)と実に少ない。フランソワ・スコンデのワインには、ほのかな甘みすら感じることがあるあるが、これはリキュールでなく質の良い葡萄に起因している。マロラクティック発酵は全てのキュヴェで行い、ヴァン・ド・レゼルヴは30%用いる。これも滑らかなタッチの要因である。

伝統を復活させた新星
シルリー伝説を復活させたフランソワ・スゴンデは実に寡黙で控えめ。 典型的シャンプノワ気質の大柄な男だ。 76年に創設したばかりにもかかわらず、その評価はうなぎのぼりで、実際にクラスマン、アシェット、ゴーミヨ他、多数の評価誌の絶賛を受けている。「シルリーの無冠の王者」と語るライターも。ミッシェル・ベターヌは彼のピノ・ノワールに向いた土壌から醸すブラン・ド・ブランをいたくお気に入りだとか。
ますもとより)



<フランソワ スコンデ>クラヴィエ NV
シャンパーニュ地方モンターニュ ド ランス地区のグランクリュ、シルリィ村の老舗生産者。
息子の名前Xavier(ザヴィエ)と娘の名前Claire(クレール)から命名されたもの。キレのあるミネラル感が心地良い辛口のシャンパーニュ。
ピノ・ノワール 1/3、シャルドネ 2/3。
ISETANより)



フランソワ スコンデクラヴィエ
モンターニュ・ド・ランスの小さいがシャンパーニュの歴史に欠かせない重要なグランクリュ、シルリー村で現存する唯一シルリー産100%のワインを手掛ける孤高のドメーヌ。

17世紀~18世紀にかけてシルリー伯爵が売り出した当地赤ワインが都で多大な成功を収めた事でシャンパーニュ地方の発泡性ワインは当時「シルリー・ムスー」と呼ばれており、100haにも満たないこの小さな特級村の大部分が現在大手メゾンの所有となる。

1972年の設立以来、栄光のシルリー・ムスーを単身で再現させたフランソワ・スコンデは情熱を胸に秘めた寡黙で無骨な大男で典型的なシャンプノワの風情。涼しげな果実味、酸、繊細な泡立ちがどれも突出する事なく、見事に調和された球体の様なフィネス溢れるシャンパーニュを産み出し、RMの弱点といわれるロット毎のブレが少ないとの定評。

拡大 ( Size : 12 kb )
商品名 : フランソワ スコンデクラヴィエ
製造元 : Francois Seconde
原産地 : シャンパーニュ地方
容量:750ml
ヴィンテージ:NV
ドサージュ:
デゴルジュマン:
セパージュ:CH2/3,PN1/3
数量 :

娘Claireと不慮の事故で亡くした息子Xavierの名前を足したキュヴェ。シルリー・ブリュットと逆のセパージュ比率で、ピアノの鍵盤=クラヴィエがラベルに描かれている。
シュワリスタオンラインショップより)



ワインショップおおがきさんより購入。4935円。
2012年2月27日抜栓。王冠にはちゃんとラベルと同じマークが入っています。グラスはイタレッセシャンパングラスを使用。色はほどよいYellow Color。泡立ちはそこそこ細い泡が立ち上がります。さほど香は強くありません。娘さんはレタスの匂いと言っていました。すこしナッツの香り。レモンの香りといったところでしょうか。一口目、自分は結構な酸味を感じました。ママちゃんは、そんなことはないと言っていました。二口目は酸味もちょっと後に下がってミネラリーで、ナッティーな味わいでした。とても素直に喉に流れていくシャンパーニュです。オールマイティーなシャンパーニュ。悪く言うと可もなく不可もなくといったところでしょうか。ふつうに美味しい泡です。


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