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Castelgreve Vin Santo del Chianti Classico Castelli del Grevepesa 1999

2013-11-19 00:00:00 | イタリア
Castelgreve Vin Santo del Chianti Classico 1999 Castelli del Grevepesa
Castelgreve Vin Santo del Chianti Classico Castelli del Grevepesa 1999
グレヴェペーザ Castelli del Grevepesa SCRL

カステルグレーヴェ ヴィン サント デル キャンティ クラシコ(ハーフ375ml) 1999 カステッリ デル グレヴェペーザ
Castelgreve Vin Santo del Chianti Classico 1999 Castelli del Grevepesa SCRL[イタリアワイン]

information
ワイナリー名 カステッリ デル グレヴェペーザ
商品情報 「聖なるワイン」と呼ばれるトスカーナ州伝統のデザートワイン。陰干しした白ブドウから造られ、輝く琥珀色と香ばしいナッツの香りが複雑でエレガント。味わいは、程よい甘さと心地よい凝縮感があり、12年熟成ながらもまだ新鮮味が残っていて飲みやすさがあります。ヴィン・サントが初めての方にもお勧めです。
内容量 375ml
品種 トレッビアーノ50%、マルヴァジア・デル・キアンティ50%
産地 イタリア・トスカーナ
カテゴリー ヴィン サント デル キャンティ クラシコDOC
トスカニー@イタリアワイン&食材より)




Vin Santo del Chianti Classico Castelgrave 1999 Castelli del Grevepesa
ヴィン・サント・デル・キャンティ・クラッシコ カステルグレーヴェ 1999 カステッリ・デル・グレヴェペーザ
《イタリア/トスカーナ/白/トレッビアーノ50%、マルヴァア・デル・キャンティ50%/極甘口/375ml》


デザートワイン‥常備して頂けてますか?ドルチェに合わせても良し、食後の瞑想タインを楽しむもよし‥。何度も申しますが、パネレッタのヴィン・サント‥抜栓後、セラーに入れず、空気も抜かず‥毎年一度だけ飲む‥5年目でもなんてことはなく美味なまま‥でしたよ。もちろんすべてのヴィンサントがそう‥とは申しませんが、今回ご紹介するグレヴェペーザのヴィンサントの度数は17.5度‥こうなるとリキュールと呼んでも差し支えないかもしれませんね。このヴィンサントも相当持つはず‥。5年とは言いません、375mlですからね‥抜栓を躊躇することはありません‥ちびちびと一年かけて楽しいでみてはいかがですか?


北部トスカーナ州で最大規模を誇る生産者共同組合が、このカステッリ・デル・グレヴェペーザなんですね。キャンティ・クラッシコ域内の組合員だけでも150軒に及び、その生産地域は広大で、キャンティ・クラッシコ域内を始め広大に組合員の畑が広がります。厳格な品質基準を維持し、安定的に高品質な葡萄が大量に確保できるからこそ‥という組合ならではのコストパフォーマンスを発揮できる生産者でもあります。

主に粘土質、ガレストロ土壌で収穫される樹齢約15年のトレッビアーノとマルヴァジア・デル・キァンティ種は、比較的果皮が分厚く、アパッシメント(乾燥)に耐え得ると言われています。haあたり15hlという低い収量で収穫され、収穫後それらの葡萄は、室内で100日前後かけてじっくりと乾燥させます。乾燥後は、葡萄を除梗・破砕し、圧搾機で果汁を搾り取ります‥そう、すでに乾燥させ糖度の上がった葡萄から獲れるのは‥それこそ雫。果汁は一晩寝かされ、その上澄みのみを醸造用として小樽で発酵させます。ただし、マロラクティック発酵は施されていません。その期間はゆっくりと長く、高い糖度を持つモストがアルコール度数14度~16度に至った時点で自然に発酵が止まり、その後は熟成用のフランス産とイタリア産の100~200Lの小樽(カラテッリ)に移され60ヶ月もの期間熟成されます。この1999年は、アルコール度数が17.5度(厳密には17.4度)にまで及びます。

ハーフボトル。コルクは4.5cmのコルク。この時期の常温ですからそれなりに温度は低いかもしれません。グラスはオヴァチュア。色はキラリと表面が光る24金、濃いハチミチ、ナッツ、樽の香ばしい香り。高いアルコールの揮発も感じますね。香りからも深く、香ばしい甘味を感じます。口に含みますとトロ味、アルコールも含めた甘味がありますが、思った以上に酸味がキレイで、余韻は長いが、酸味がシュっとさせてくれます(わかるかな‥)。どこかシェリーっぽさもあり、とても飲みやすいヴィン・サント。めちゃくちゃええ味醂、シェリーっぽいですね。それにしても、この酸味が素晴らしい。トロ味はありますが、ドロッドロではありません、そして、この酸味がすんなりと飲ませてくれますね。

ある意味梅酒にも似てるかもしれません。例えばチョーヤの梅酒「紀州」ならはアルコール度数は14度です。梅酒の場合、あまりストレートでは飲みませんよね。ロックにしたりソーダ割にしたり‥それはきっと梅酒の梅のエキスが相当濃いからなんですね‥アルコールの高さというよりも‥。ヴィンサントも干した葡萄、イチジクその他フルーツの香り豊か‥ながら、割って飲むという感じではありませんけどね。梅酒も実は酸味が大事なんですよ。そういう意味では梅酒と共通項も多いかもしれません。

もう少し小さなグラスでも良いのですが、舌先から飲むのが甘味も酸味も舌で広がっていいかもしれませんね。啜り飲む感じ。ヴィン・サントといえば‥カントッチなどのビスコッティ‥。乾いた生地にしっとりと甘味あるヴィンサントが、ドライフルーツの風味を伴って‥そりゃ合いますね。この樽の香ばしい風味はチョコレートとも合うし、柑橘、酸味と甘味を思うとオレンジピールなんかも良いヴィン・サントのお伴‥。いや、樽のヴァニラを思うとオレオだって合うと思いますよ。

ワインってつくづく酸が大事なんだなぁ‥

甘味を引き立てるのも、それをダラダラと緩ませないのも酸の役目。本当にこのヴィン・サントの酸はとてもキレイですね。デザートワインは高額‥なのは確かです。だって、ドライフルーツ状まで陰干しさせる手間、コストもありますが、いくら搾ったって果汁なんてこれっぽっちも‥な雫を集めたモストを発酵、小さな樽もコストがかかりますよね‥。そして在庫コストも‥2012年ですよ‥1999年のヴィン・サント‥13年間‥現金化されずに(やらしい話やな)‥うーん、これは安いですね。

二日目です。二日目程度で何も変わりませんが‥やはり甘味の中の酸味がいいですね。甘ったるくさせないので、もう一杯飲めちゃいます。トロ味もドロドロではなく、エキス感もその酸味の恩恵もあり、あっさりと感じるかもしれませんが、ヴィン・サントとしての香ばしさ、甘味、ヴァニラや黒糖、ハチミチその他な香味に弱さは感じず、しっかりと香り、味わいがあるので素晴らしく飲みやすいヴィン・サントですなぁ。

そのシェリーっぽさは、老酒、紹興酒にも似ている‥。デザートワインとしてではなく、中華‥または中華っぽい味付けのお料理の食中酒にも十分使えますよ。いや、その方が似合うぐらい‥は、やはり酸だな。

っていうか‥17.5度ものアルコールを感じさせないねぇ。14度、15度でも不思議ではない。いやぁ‥素晴らしい‥これぞ協同組合の作品の利点ですよ‥利点。何も生産者元詰が一番ってわけでもないのがワインの世界‥生産者組合モノや、ネゴシアンモノにも秀逸なワインがあるのです。このヴィン・サントもその好例‥素晴らしいコスパを見せ付けてくれますね。
nishino yoshitaka +plusより)




カステルグレーヴェ ヴィン・サント・デル・キアンティ・クラッシコ 1999
商品コード: 30548
アルコール度数: 17.5%
容量: 375ml
産地 : イタリア/トスカーナ
葡萄品種 : トレッビアーノ50%、マルヴァジーア・デル・キアンティ50%
熟成期間 : 12年
「聖なるワイン」と呼ばれるトスカーナ州伝統のデザートワイン。摘み取られたブドウを風通しのよい特別な部屋でゆっくりと乾燥させて糖度を上げます。この陰干しした白ブドウをバリックよりも小さな小樽で3年も熟成させます。輝く琥珀色と密のような甘い香りと香ばしいナッツの香りが複雑でエレガント。程よい甘さと凝縮感があります。
ラベルにあるデザインはフィレンツェ市のシンボルであ“百合の紋章”です。
武蔵屋より)




Castelli del Grevepesa SCRL
カステッリ・デル・グレヴェペーザ
クラッシコ最大のエキスパート集団がつくる極上のキアンティ・ワイン

所在地Via Gabbiano 34(Ponte di Gabbiano) 50026 - San Casciano in Val di Pesa / Firenze, ITALY
ワイナリーHP http://www.castellidelgrevepesa.it/
地図を見る
生産から販売まで一貫して行う協同組合
フィレンツェから南へ25km、カステッリ・デル・グレヴェペーザはぶどうやワインの生産者が集まって作った共同組合です。1965年に設立されて以来着実に規模を拡大し、今ではキアンティ・クラッシコで最大の生産者となりました。審査を通り組合に登録されたメンバーがつくったぶどうは収穫後全てグレヴェペーザに集め、醸造設備を共有してワインづくりを行っています。この生産から販売まで一貫して行っている点が、特徴でもあり強みです。

ワイナリー名 Castelli del Grevepesa SCRL
カステッリ・デル・グレヴェペーザ
ワイン名 Castelgreve Vin Santo del Chianti Classico
カステルグレーヴェ ヴィン・サント・デル・キアンティ クラッシコ
ヴィンテージ 1999
品番 643145 バーコード 4997678431457
原産国 イタリア 地方 トスカーナ
地区 キアンティ・クラッシコ 村
品質分類・原産地呼称 ヴィン・サント・デル・キアンティ クラッシコ D.O.C.
格付
品種 トレッビアーノ 50%/マルヴァジーア・デル・キアンティ 50%
醸造・熟成 乾燥期間:3ヶ月  醗酵:オーク樽醗酵(小樽)マロ・ラクティック醗酵無し。自然酵母使用。  熟成:オーク樽熟成 60ヶ月(仏産、伊産 100?200Lの小樽)
年間生産量 6000 本 栽培面積
平均収量 15hl/ha 樹齢 15年
土壌 粘土質、ガレストロ土壌
容量 375ml
種類 甘口ワイン 色 白
味わい 甘口 飲み頃温度 8℃

コメント 「聖なるワイン」と呼ばれるトスカーナ州伝統のデザートワイン。陰干しした白ブドウから造られ、輝く琥珀色と香ばしいナッツの香りが複雑でエレガント。程よい甘さと凝縮感が嬉しい。
モトックスより)






トスカニー@イタリアワイン&食材にて購入。1,984円。


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