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La Dame de Montrose 1997

2009-04-07 19:58:56 | フランス・ボルドー

La Dame de Montrose 1997


ラ ダーム ド モンローズ
(ラ ダム ド モンローズ)


『ラ・ダーム・ド・モンローズ』。
その名の通り、Ch.モンローズのセカンドワインです。
Ch.モンローズといえば、「サンテステフのラトゥール」と言われるほどの筋肉質でパワフルなこれぞボルドー!な骨太ワイン。
セパージュも、カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロ25%、カベルネ・フラン10%という『ザッツ・ボルドー』とも言うべき黄金トリオ。

ブドウはもちろん手摘み、その醸造法はあくまで伝統的で、頑固に木樽も使い続けています。
どうですか?
そんな正統派ボルドー、ワインがお好きならやっぱり飲みたいですよね。

だけどやっぱりそれは、メドック2級のグランヴァン。
一般庶民にはなかなか手が出せません。
ましてや、じっくりと「育てる」ようなセラーが無ければ、なかなか・・・。
かといって、飲み頃ビンテージともなると数万円もして、盆と正月が一緒に来ない限り無理・・・・。
もうお分かりですね。
そんなあなたとそんな私にこそ、このセカンドワインなのです。

Ch.モンローズの名を冠する審査からは惜しくも外れたものの、その伝統的で丁寧な作りには変わりありません。
その「薔薇色の丘」の名にふさわしい美しい肉体美のボルドーをこの機会にぜひ、味わってみませんか?
ヴェリタス より)




ラ・ダム・ド・モンローズ
LA DAME DE MONTROSE

サン・テステフのメドック格付第2級のシャトー・モンローズのセカンド。1997年はビッグヴィンテージでは無いだけに、このセカンドは非常にやわらかいまろやかな口当たり、果実味が楽しめる。

■ インポーターさんのテイスティングコメント
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グラスに鼻を近づけてうっとりしました。こなれたボルドーの典型的なノーズ。皮や腐葉土といった熟成のノーズのセンターは優しく愛らしい果実が感じられます。

口に入れてみると、正直、香りよりは静かな印象で、良い意味で非常にクセがありません。パワフルなスタイルではありませんが、みずみずしく優しい果実が楽しめ、タンニンも柔らかく、ソフトな口当たりです。アフターも弱めですが、エレガントでバランスの取れた味わいです。


男性的な力強さを誇る メドック格付第2級シャトー・モンローズのセカンドラベル!

ボルドー飲み頃ヴィンテージ!パーカー氏に「モンローズはサンテステフで最も信頼できる格付シャトーであろう。最近のヴィンテージはいちばんのライバルであるコス・デス・トゥルネルとカロン・セギュールをしのいでいる。カロン・セギュールの品質が向上しているにもかかわらずだ。」と言わしめ、さらに「格付が見直させることがあれば、モンローズはメドックの一級に格付されるかもしれない。」と激賞!ゴーミヨ誌も5つ星をつけ高評価(ファーストで89ポイント)!サンテステフの格付トップ、モンローズらしい芳しい西洋杉とプラムリキュールのアロマ、魅力的な味わいの深いワインは、セカンドラベルながらボルドー サンテステフファンを納得させてくれます。
うきうきワインの玉手箱 より)




☆☆☆ テイスティングコメント ☆☆☆

エッジは少し熟成感を見せオレンジがかり、輝きのある綺麗なルビー色。

グラスから香る優しい香りから、よく熟した赤い果実の甘みを感じます。ゆっくりグラスをまわしながら香っていくと、ミネラルや土の香り、熟成からくる複雑な要素がでてきます。

口に含むと、舌の上で溶けるようなしなやかな口当たり。すっかりこなれたタンニンと溶けこんだ酸味、愛らしい果実感、エレガントでソフトな印象。上品です。

決して主張の強いワインではなく、すーっと身体に浸透していくタイプなので、ブルゴーニュ好きにも好かれるタイプなのではないでしょうか。優しく熟成された繊細なワインが好きな方にお薦めです。

合わせるお料理は柔らかく煮込んだ鶏系、若鶏や鴨のコンフィ、ポトフなど、普段ブルゴーニュに合わせるようなお料理に。煮物などの和食にも邪魔しなそうですし、もちろん枝付レーズンや癖の少ないチーズ(白カビ系、ハード系)などつまみながらでも!
デリバリーワイン より)




ある祝賀会にて使用したものをいただいた。

2009年8月21日抜栓。コルクにはVintageが刻印。一筋だけコルク染みているところがありましたが、コルク自体に問題なし。抜栓直後にかすかに甘い香り。リーデルのボルドーグラスに注ぐ。色は結構濃いルビー色。全然へたっていません。むしろ、結構透過性悪いくらいに濃い感じ。濁ってはいません。ややガーネット色が混ざるかな、って程度。香りは、アプリコット、イチゴ、ハスカップ。やや枯葉用の感じ、いわゆる熟成香。土の香り。ハスカップは娘さんの感じた香り。これはフランスパンに合うよ、と言ってました。(すげ~) そのうちちょっと古くさい感じの香りが混ざってきます。きな臭い、というか。味は、ややぎすぎすした感じ。タンニンはとげとげしていなく、さほど感じない。奥様は、最後にぐわぁ~っとくる感じがあるけど、これなに? と言っていました。あ~、確かに杉の木のかんじっていわれてみるとわかる。意外と美味しい。まえに祝賀会で口に含んだときの感覚を忘れているので、何ともいえないが美味しい部類だと思います。ただ、祝賀会の時には、澱が結構あるな、と感じていましたが、今回はそうでもありませんでした。瓶たてたのでまざっちゃったかな?美味しいですよ。