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Barolo Rivata 2004

2009-04-05 10:34:59 | イタリア

Barolo Rivata 2004

イタリアが誇る「王のワイン」


北イタリア、ピエモンテ州。
荒川静香さんが感動の金メダルを獲得したトリノを州都に持つ、トリュフの名産地。
山合いの厳しい気候ながら、しかしフランスから見れば南にあたるこの地はバローロ・バルバレスコを筆頭に数多の素晴らしいワインを生み出す土地でもあります。

ことに、バローロは古来より 『ワインの王であり、王のワインである』と称えられる、イタリアが世界に誇る銘醸であり20年以上の熟成にも耐える、素晴らしい骨格のワインの代名詞となっています。

100年超の老舗が、手摘みで造る

「それだけの名声があるワインなら、当然値段も…」と考えますよね。
実際、安く見積もって5000円、1万円を越えるワインも当たり前のように見受けられるのが、バローロです。
それが! それが!! なんとなんと2,709円で楽しめる!

こんなことを書くと、「何かトリックがあるんじゃ…」と思われるかもしれません。
たしかに、日本ではほとんど無名に近い存在と言っていいと思います。

ところが、このバローロを手がけるのは100年以上の歴史を誇る老舗ワイナリーにして伝統的なワイン造りに近代的な技術を取り入れ、高品質なワインを世界に送り出している、まさにワイナリーの鏡のような生産者。

収穫も、全て手摘みで行う念の入れようにしてこの価格が実現すると思うと、ただ頭が下がる思いです。

ぜひ、心置きなく、まとめ買いをオススメします!


テイスティングノート


思ったよりも明るめの(といっても赤ワインらしい)色合いから甘い果実-干したイチジクや杏のような-がしっかりと詰まった香りが印象的です。
また、少し燻した感じもあり、なかなか複雑で構成の多い香りを持っています。
酸味・果実味ともに十分に乗っておりしっかりしたボディを感じられます。
その奥から滲み出してくるタンニンが主張しており「さすがはバローロ」と言わずにはいられないほど高いポテンシャルを持った味わいです。
(fine wine club より)



イタリア赤ワインの王様
バローロ

長期熟成、フルボディ
フルボディですから、肉などの高級料理にあいます。牛肉全般、オリーブオイルがしっかりきいた料理などと楽しみたいです

「イタリアワインの王様、バローロ」

なぜバローロがイタリアワインの王様と賞されるようになったのか。

・古代ローマあのユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー:英語読)が好んで飲んでいたから。
・ローマ法王がフランスの国王への贈り物にしていたから。などなど、諸説あります。

ブドウ品種であるネッビオーロは、タンニンと酸が大変強いのが特徴です。
「熟成すると感動的な、奥行きの深いブーケの香りを醸(かも)し出すワイン」と、云われています。
●フランス ボルドーに負けないワインをつくること
●ボディがしっかりした、果実味のしっかりしたワインをつくること
それがこのワインの誕生の秘密です。

世界の赤ワインのなかで味、品質、重厚感すべて最高ランク。それがバローロやバルバレスコと云われている。
 

バローロ DOCG 
イタリア・ピエモンテ高級赤ワイン。高品質、フルボディ。肉やパスタに合います。
ワインのタイプ ライトボディ ☆☆☆☆★ フルボディ
香り 豊か
合う料理 肉、魚料理、パスタ、ピッザ、チーズ
飲み頃温度 常温
葡萄の品種 ネッビオーロ 
こだわり度 特にこだわりのワイン
容量、アルコール度数 750ml 14度
アクア・ヴィタエ より)


アクア・ヴィタエさんよりオークションで購入。2210円。ネットの情報では、賛否両論。多い評価は、やはり値段は値段なのか?というコメント。アクアヴィエタさんのところではデキャンターをおすすめと書いてある。2009年5月24日に抜栓。色はガーネット色。香りは、さほど立たず。イチジク、ややミント系の香り。あまり心地よいとはいえない。味は、あまり印象に残らない。先に書いてあるほど力強さはない。最後に樽香を感じる。澱はさほどない。デキャンタしなくても十分大丈夫。酸味がやや強い印象。でも余韻が強く残っているというわけでもない。王様というにはあまりにお粗末かな?どちらかというと2005バルバレスコの方が美味しく飲めました。

2日目には、酸味の顔がなりを潜め、イチジク系の甘さが前面に出てきました。非常に美味しい。そういう意味ではデキャンティングして飲んだ方がいいかもしれません。