Bourgogne Passetoutgrain Denis Mugneret 1997
ブルゴーニュ パストゥグラン
ドニ ミュヌレ
ドニ・ミュヌレ家は、現在ドミニク・ミュヌレ氏によって運営され、生産量の内の約60%を自家葡萄園元詰めワインとして販売しています。父親であるドニ氏の代は、ほとんどを大手ネゴシアンにバルク売りしていたとのことです。樹齢の古いガメイ種とピノ・ノワール種を使用しています。
平作年でもこの造り手のパストゥグランは並みのA.C.ブルゴーニュを軽く超える品質です。この価格帯でここまで丁寧な造りのパストゥグランはそうそう簡単に見つかるものではないと思います。
(ツルヤ酒店 より)
ドニ ミュニュレ
ドメーヌはヴォーヌロマネにあり、有名なロマネコンティまでは数百メートル。
著名なモンジャール・ミュニュレやミュニュレ・ジルブールとは親戚関係です。
1960年にドニ・ミュニュレがドメーヌを興し、現在は息子のドミニクがオーナー。つい最近までは全てのワインをネゴシアンに販売していました。
畑は13のアペラシオンに3つのグランクリュを含む8ヘクタールを所有。
ワインは穏やかさの中に力強さを秘めたクラシックなスタイルです。
(酒のスーバーキング より)
オークションで購入。落札1000円だったが、送料1000円であった。中を見ると結構澱があって、なんかもやもやしたものが浮いていた。たぶん劣化していると思われるが、あける前には十分立たせておくか、デカンタしなけりゃいけないな、こりゃ。大体、パストゥグランで10年はもつのか?
しばらくセラーで寝かせておいて、ワインバスケットに入れて1/11に抜栓。なんとか、もやもやをまき散らすことなく飲めました。色は褐色。思ったほどエッジは薄くなかった。全体的にはちょっと時期が過ぎた感じの色だった。香りは、ブルーベリーのすりつぶしたような香り(娘さんの感想)。スワリングでもあまり香り立たず。一口目はちょっと苦みを感じる味。その後、少しだけ果実味を感じるが、いかんせん深さがない。きっと時期が遅すぎたと思う。
ジンギスカンと合わせたが、あまり感動もなく、するすると行ってしまう。パストゥグランなのでこんなもんだと思います。