ニュース斜め読み

 巷間の話題をだらだら論評。

高まる反韓ムード、中国人観客は日韓戦で日本を一方的に応援。

2008-08-21 06:06:39 | Weblog
2008年北京オリンピックが開かれているなか、<中略>韓中両国のオリンピック参加選手たちが善戦して
おり、友好国の国民として互いに祝うに値することだ。しかし北京現地で感じる中国人らの感情はそうでは
ないようだ。開幕式の日、北朝鮮選手団が入場する際の中国人観客らの拍手の音は、韓国選手団が入場
する際よりもずっと大きかった。この時は、北朝鮮と中国の特殊な関係のためだと思った。

ところが中国人観客らは大部分の競技で韓国の対戦相手を一方的に応援し、韓国チームにはヤジを飛ばし
ていて、狼狽させられる。今月16日には野球の韓日戦で日本を一方的に応援する衝撃的な現象まで現わ
れた。本来中国人たちも日本が過去の軍国主義時代に中国を侵略して数十万人の民間人を虐殺したから
日本に対する感情があまり良くないのに、そんな中国人たちが同病相憐の立場である韓国に背を向けて日
本の肩を持つ状況になったのだから、彼らの韓国人に対する反感は常識の線を超えている。

このような反感は、最近の中国インターネットの捏造記事によって「拡大再生産」されている側面がある。誰
かが「韓国メディアが書いた」と捏造した「孫文は韓国血統」報道や、「世界4大発明は韓国人が発明した」
という報道がネットで広がり、韓国人の印象を悪くしているのだ。このように捏造記事まで横行していることか
ら、一部からは韓中関係の毀損で得をする第3の勢力が陰謀を企んでいるのではないかとの疑惑も提起さ
れている。今回の事とは直接的な関連がないが、5月の李明博大統領の訪中時に中国外交部のスポークスマン
が「韓米同盟」発言で外交欠礼という顰蹙を買ったのも、日本人記者の意図的な質問に触発されたものだった。

いま韓国と中国は経済的にも政治・外交的でも非常に近い国だ。両国の友好と協力は互いに得になるが、
反目は大きな損害だ。オリンピック閉幕翌日の今月25日に我が国を訪問する胡錦涛中国国家主席と李大
統領の出会いが、両国の友好関係に新しい道しるべになるように願う。

▽ソース:ソウル経済(韓国語)(2008/08/19 17:33)
http://economy.hankooki.com/lpage/opinion/200808/e2008081917325871100.htm

 ネットで近隣国同士の友好に水をさされているケースも多いような??
コメント
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