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運輸】クルマ使えん!これからは電車&貨物列車の時代

2008-08-13 20:55:08 | Weblog
1リットル180円半ばに突入するガソリン価格。
本格的な夏の旅行シーズンを控え、マイカーから電車へのシフトにも拍車が掛かると
みられるが、電化が進んでいない北海道では列車の「アイドリングストップ」を
検討するなど、鉄道にも影響が広がっている。

管内の線路の8割以上が軽油を燃料とする「ディーゼル列車」のJR北海道。
燃料代などの動力費は、今年4-6月で昨年同期より、約2億3000万円増と
跳ね上がった。

観光シーズンに入り、旅客増は見込めるものの、燃料代が首を絞めかねない。
列車のディーゼルエンジンは1度止めると始動に手間がかかるため、
運行が終わってから翌朝までエンジンをかけっぱなしの場合もあるという。

JR北海道は、停車時間が長い場合には「アイドリングストップ」を検討するなど、
経費見直しを本格化させている。

高速道路主要3社の6月の通行台数実績は、前年同月比で2・4-4・9%減と
なった。お盆の帰省にマイカーを避ける傾向が出るのは確実で、あるJR関係者は
「電車にくら替えする人は多いだろう。昨年より好調な数字が出るのでは」
と期待している。

トラックに長距離輸送の主役を譲って久しい貨物列車。
しかしJR貨物によると、トラックを製品の輸送に使っている会社から
「貨物列車で運べないか」と問い合わせが増えてきているという。

運送時間やコスト面で実現していないが、さらに原油高騰が進めば
「東京ー岡山間くらいの距離なら鉄道輸送にシフトするかも」。
フェリーで輸送している宮崎県の早場米も燃料代がかさむ船をやめるという話も
あり、JR貨物はビジネスチャンスに「なんとか攻勢を」と意気込んでいる。

ソースは
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080801009.html

原油高がすべてかどうかは知らないがエコ面を考えると鉄道にいくらかSHIFTするのは間違いない。とはいえ、一部の幹線や都市部の鉄道だけの話であってローカル線には関係のない話であるが。