やっつけ映画批評!

主に映画を
あらすじを1行で!
ネタバレ無しで!
簡潔に魅力(たまに罵詈雑言)を!
お伝えするやっつけ映画批評!

くもりときどきミートボール/75点

2014-04-29 19:31:05 | 映画
水から食べ物を生み出す装置を開発したヘンテコ青年!




ソニーのアニメーションムービーです!
ギャグセンス高すぎる演出に終始笑いっぱなし!
お菓子食べ過ぎてラリる子供とかʬ


食べ物を露骨に粗末にしてるから、嫌悪感ある人いるかもしれないけど、そこのフィルターは外してくださいʬ
外さないと見てられませんので^^;


アクの強いキャラに喜怒哀楽をくすぐられ、びっくり展開で突き進むのでまったく眠くならず一気にみれます。

家族で観れるし、カップルでもおひとりさまでも!オススメ!

生存者0(安生 正)/60点

2014-04-29 19:30:49 | 小説
正体不明の感染症で石油基地壊滅…
謎を解こうとする自衛隊員と感染症学者…




このミス
です。外れないだろと思いつつ読むと…
油くさくも知的な文章すなあと。

建築業界出身なのねʬなるほろ

圧倒的勢いの文章力とマニアック知識、そんで国政酷評でにやりとさせ

肝心の謎解き要素も終盤まで引っ張り、人が何十万にと死ぬスケールのデカさに感心関心。

んだけど、肝心の犯人がなあ。
テレビでこのまえやってたから予想できちゃった人いるんじゃまいか

あーんど
規模をでかくしすぎた故の、やや無理のある結末という。。
ハリウッド顔負けですよ笑


拍子抜け感も終盤あるけど、十二分に読ませる力作でした!

変身/10点

2014-04-29 15:25:00 | 映画


絵を描くことが好きな純一(玉木宏)は画材屋で働く恵(蒼井優)と恋に落ちる。
しかし、ある事件をきっかけに受けた脳移植手術後、純一は"自分"に違和感を覚え始める…





原作は東野圭吾の70万部を越える同名小説。

果たしてこんな出来でいいのか、東野圭吾作品の実写化。

「変身」という文字がいきなり安い任侠映画さながらの演出で現れたかと思いきや、その後は主演ふたりのベタベタな恋愛劇。
落としたパンを拾おうとしてふたりの手が触れ合って胸キュン、みたいな随分と面白い演出を真顔でこなしているのがさぶすぎるwww

いまどきこんな演出あんのかよwww
キスするときにおっぱい触る←みたいなのに共感するんだぞwwこちとら

あ、あと賢者タイムとかねwそこらへんうまくあらわせよwへたくそw


へたくそで思い出したけど、玉木宏の演技はひどいもんですねーwww
爆笑wwだれもスタッフの笑い声入ってなかったけど、正気かよw

サスペンスの緊張感もなんとなくあるんだけど、バカらしすぎる主演のふたりのコメディーを見てるみたいでいっさい、気持ちがのりませんですらww


行動が全部理不尽だし、蒼井優の馬鹿さ加減たらねーわw


いやー糞映画見たわww


ボーリングフォーコロンバイン/85点

2014-04-29 15:24:05 | 映画

1999年、コロンバイン高校で学生ふたりによる銃乱射事件が起きた。
→マイケルムーア監督「またかよwwwwなんでアメリカばっかなのよwww」




アメリカの銃社会についてくそ勉強になります。
いやー脳汁出ますなー。

銃があることが当たりまえ国家ぐるみでの銃偏向、
KKKとNRA(全米ライフル教会)の関係。
黒人と銃の関係。
同じ銃社会のカナダとの比較など…

と、衝撃的な内容のもの連発で寝る暇がないw


とりわけ面白かったのが、アニメを使った"銃社会のできるまで"

一年間に銃によって死ぬ人数の国際比較ね。



"銃社会のできるまで"は今まで知ってそうで知らなかった、アメリカの銃の歴史が面白おかしく、小学生でもわかるくらいに説明されていて良かった。
わかりやすく物事を説明できる人って頭が良いことの証明だからなー

むずかしいことば使う人ってただの見栄っ張りさんだから気にしなくてよいよー
背伸びして、さっさとコケろよww


そんでもうひとつの"銃で死ぬ人数"は不謹慎にも爆笑
演出もうめーわwムーアさんあんた最高や!


一年間に銃で死ぬ人
日本39人
英国68人
に対して

米国???人

まじ見てみ、笑えるから。


銃社会ってどうなんだろーというより

アメリカ人の価値観が知れてすごくためになった。
たしかに昔も今も変わらんわ。アメリカさんのやってることは。

なんか就職活動でいう「軸」みたいなもの見れてよかったわ。

毎度毎度勉強になります。


その街のこども/75点

2014-04-29 15:22:24 | 映画

1995/01/17
阪神淡路大震災から15年後、偶然であったふたりの男女の夜散歩





主演のおふたり森山末来とサトエリはどちらも幼少期、神戸で育ちました。

手持ちカメラで照明もないし、本当に手作りって感じの映像で、出鼻をくじかれたのだけど、映画に入ると震災の経験からくるさまざまな思いが胸をつつく。

町はきれいになった。けれど心からそれを取り除くことはできない。建物は変わっても‘景色‘は変わらない。


ちなみに夜中ひたすら歩き続けるだけの映画なんだけど、やっぱこれ好きだわー

キャラクターの性格がふわふわしてたり、最初の展開がむりくりすぎたりと、見ていてちょっと不快なんだけども、ときたま出てくる演技じゃないその人の本当の思いが力強くて心に響く。


震災から15年経って、経緯も性格も職業もなにもかもちがうのだから、震災をキーワードに話をしていてもすれ違うのはあたりまえ。

なんだけど、夜の散歩で次第に互いが互いの傷を知り、支えあって、思いがかさなる過程はおもわず涙。
これなのよな。心の歩幅ってのは・・・。



映像も、演技も、話もなにもほめられたもんじゃないけど、そこからにじみ出てくる各人の思いが本物すぎてそれだけで十分。


なんだろうな・・・この余韻は。

ひさびさに本物の映画を見た気がする・・。