ルビースパークス/65点

新作の書けない小説家。
心機一転書き始めた恋愛小説の通りのヒロインが出てくる...！




なんだよこれʬ
おもしれーぞ！

書いた通りのヒロインが出てくるってまじかよ、誰かのどっきりじゃねーの？
とわけわかめ設定のリアリティラインの探り方が主人公と同じ目線で楽しめるってなによこれ！？

こんな彼女いたらいいなあーと書くけど、うまくいかなかったり、理想を書くのに喧嘩したりと、一筋縄じゃいかねーし、これ結末どうなる！？

どう落とし所をつけてくれるー？
と思ったらまさかのプチホラー展開ʬ


観客の？をひとつずつ潰して行ってくれる良心的な作品ですた。、

主人公は僕だった/50点

税務署に勤める寡黙な人間ハロルド(ウィル=フィレル)はある日突然、小説ナレーション風の声が聞こえはじめる…



マークフォスター監督らしいスタイリッシュな作品ですなー
やっぱりお洒落さんですね。

序盤の面白いＣＧと先の読めない話でもって入りはものすごく良いんだけど、中盤からの失速がやばい。

意味ありげなキャラもいたのに、つまみ程度の存在感で終わりだし、なにしろ話がつまらんｗｗ
出オチじゃないすか。。。

海の上のピアニスト/65点

船で育った天才ピアニスト。
彼の奏でた旋律は決して陸に上がることはなかった…。




おとぎ話よろしく、世の中の汚い部分が全然ない！
ホワイトすぎワロタｗｗｗ

こちとら、おびえながら仕事しとるのね・・わからないところを想像力で埋めるけど、全然埋まってなくてこりゃあかん・・。

個人的にはあまり好きじゃないんだけどね・・この努力なしで成功しちゃう感じの天才系物語は。
人間努力することをやめたらいかんでしょ・・。土日寝てるだけとか電車内ケータイ電話とにらめっことかさ、思考停止じゃん。
もっともっと世界の広いさと思考の深さ得たいじゃない。


で、映画は130分ほどある少々長めなのだけれど、陸上ピアニストとの対決、レコードの収録、上陸の決意や、過去と現在のふたつのドラマもあったりと、見せ場がほどよくあって、全然いけちゃう。

波乱盤上なんですよ・・。

でもよ、誰もがみんな主人公になれると思うなよ。
自分の人生を自分で見てて楽しいか？

女とっかえひっかえしてる奴って映画のなかだとどうなる？

にしても天才ってどうなのよ？
なに考えてんだろ？

と、天才への疑問があるのだけれど、この映画はなんとなーく教えてくれるのよな。

そんなもんか、と思いつつ、やっぱりうらやましい。と思う。

天才系の映画見ると、映画のメッセージと全然関係ないところで、努力しないとな・・と思うのであるます。