パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

マルガレーテによす (自作詩)

2021-02-28 11:02:52 | パソコン相撲
おお この稀有なるもの
愛しきマルガレーテよ
呪われしマルガレーテよ
その純潔よ 永久まで

稀少なる瞳よ
細なる腕
我呼ぶ声
我の手蔓 互いの哀訴

儚き定め
必然の嵐
お前は闇の藻屑となる

ああ マルガレーテよ
私のマルガレーテよ
そこにいよ そこに 我はゆく
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パリの場末 (自作詩)

2021-02-28 10:51:49 | パソコン相撲
九月の空 暮れなずむ
アーク灯の明かり
パリジャンの笑い
パリジェンヌの瞳 ます輝き

街路の二人 見つめ合う
そこだけの空間
そこ吹く風
流れるシャンソン

灯火の中の幻影
ありし日の光景
そこは 場末

雨降る 微笑
妬む 闇
そこは 場末
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ある夜の幻想 (自作詩)

2021-02-28 10:37:26 | パソコン相撲
眠れぬ夜の調べ
ピエロはセロを弾く
・・・・タラッ タラ タ タ タ
    タラッ タラ タ タ タ・・・・

会議は踊る
踊り子黙る
・・・・タラッ タラ タ タ タ
    タラッ タラ タ タ タ・・・・

一夜の饗宴こんなもの
・・・・タラッ タラ タ タ タ
    タラッ タラ タ タ タ・・・・

ピエロは疲れて苦笑い
・・・・タラッ タラ タ タ タ
    タラッ タラ タ タ タ・・・・
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匂い硝子 (自作詩)

2021-02-28 10:28:08 | パソコン相撲
匂い硝子は消えてった
ほのかな甘い杏子のような
誘う郷愁のような
匂い硝子は消えてった

忘れた想いの数々を
仮象の哀れみを救おうと
危ない橋越えゆくけれど
消えてったは戻らない

あの頃 六つの夏の宵
草木の中で縮こまり
匂い硝子は光ったまま

小さな手は握ってた
匂い硝子を握ってた
嗅いでみたら 匂いが聞こえた
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中世の猶太人 (自作詩)

2021-02-28 10:11:57 | パソコン相撲
彷徨える猶太人は
緑の空間と
永久の時間を夢見るのでしたが
それは夢のなかの夢なのです

彷徨える猶太人は
外つ国から
仮想の国へと
覚醒なき行路をゆくのです

眠りの中では
すべてが自由です
鎖の輪は無いのです

天から与えられた眠り薬は
せめてもの救いです
眠れるうちは 幸せなのです
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行けども・・・・ (自作詩)

2021-02-28 10:00:25 | パソコン相撲
よからぬ荷物を背負い
それを捨てに行くのですが
なにぶん河まで遠いのです
忘却の河までは遠いのです

まるで無益な営みです
それなる河とは何ですか
賽の河原の稚児見たいに
私は泣くしかないのです

ああ それにしても過ぎてゆく
今ある刹那を止めてみれば
追憶の精算が出来ように

ああ 迷い道の十字路
行き着く必然
そこあるは 隘路
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落葉は舞う (自作詩)

2021-02-28 09:46:11 | パソコン相撲
落葉は散るのではないのです
あれは舞っているのです
夢を見るように
地に落ちるまでの空間を
淡いタクトを取りながら
それはまるで タランテラのように舞っているのです

生成から終焉までのドラマは
ゆらゆら さやさや スローになり
色んなことを追憶と化し
回り燈篭のように 一から十まで回るのです

落葉は散るのではないのです
あれは舞っているのです
最後の夢を見て 最後の踊りをしているのです
そう タランテラを です
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立原来たれども・・・・ (自作詩)

2021-02-28 09:29:15 | パソコン相撲
妖精のような詩人は帰って来た
何かを携え わからぬまま
疲れた目の 虚ろな意志の 弱い線の
詩人は帰って来た

秘密はいつも手のひらの中
小さく握った手のひらの中
意固地なままに駄々こねて
いわくある詩人は帰って来た

なれど現代 悪しきゆえ
昔の日々は遠過ぎる
泣くはソネット 知るもなし

砂翁の流れ 今はなし
奇態な奴ら大手を振る
汚れた空気 エゴの空
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ルゥーよ (自作詩)

2021-02-28 09:11:16 | パソコン相撲
ルゥーよ お前の瞳で
ルゥーよ どれだけの男が 魅せられ溺れたか
ルゥーよ お前は知らない

ルゥーよ 狂気を癒せ
ルゥーよ 蒼き青年を救え 牧師の子を救え
ルゥーよ 明日へと導け その胸で

ルゥーよ ルゥーよ
宿命人のため 見守れしルゥーよ
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