気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

大ちゃんカナダへ出発

2010-01-31 22:49:46 | 高橋大輔その他
カナダへ旅立つ大ちゃん、服装がいつもと雰囲気違うと思ったら、オリンピック日本選手団のユニホームでしたね。あまり似合ってない(失礼!)けれど、話しているときも表情がすごくきれいでした。透明感すら感じるいい表情。本当に今心身の状態がよく、充実した練習が積めているのでしょうね。→FNNニュース
大ちゃん、行ってらっしゃい!怪我なく体調崩さず、調子とメンタルを上げて、元気な姿を本番で見せてね!一瞬一瞬、全てを楽しんで。

4回転の確率も上がっているのですね。→nikkansports
<メダルへの決め手となる4回転は「単発では(成功の)確率は上がってきた。(プログラムを)通しては50%ぐらいの確率」。現地時間16日開幕のショートプログラムまで2週間以上あるだけに「調整には十分な時間。その間に、もっと確率を上げられる」と自信を見せた。>

これまでのことを思うと、50%はかなりいい感じ。まだ2週間あるし、段々調子も上げていけると思います。

四大陸男子FS(追記あり)

2010-01-31 22:31:56 | フィギュアスケート大会
四大陸男子、見応えある試合内容だったみたいですね。優勝したアダムも2位の町田君もミスの少ない演技。SP1位だったレイノルズは失敗が多く、FS8位総合3位になったようですが。
アダムはサルコウが回転不足になったぐらい?町田君もミスはほとんどないんじゃないですか?
動画は見にくいので、早く放送が見たいです。

町田君は全日本のときの勢いと完成度から、もしかしたら表彰台に乗れるかも、と思っていましたが、2位は本当に素晴らしい!
インカレでは優勝したもののあまりいい出来ではなかったのですが、四大陸にはきっちりと合わせてきました。

南里君はSPもFSも11位だったのですが、総合は12位になってしまいました。
できたら引退しずにもう少し彼のスケートが見たいです。怪我から戻ってきた南里君にはまだまだいけそうな勢いを感じます。

この大会、表彰台候補だったかはわかりませんが、注目選手のうちの1人だったことは間違いないデニス・テンはSP4位からFS14位、総合10位。どうしちゃったのでしょう。才能があっても若い選手の成績は不安定ですね。
OPや世界選手権で、また彼の素晴らしい演技が見たいです。

どうも回線の調子が悪いのか、動画が見にくいので結局健人君しか見ていません。町田君やアダムも見たかった~。
昨日はCBC CANADAで生中継を見ようと思ってその時間にPC前に座ったら、カナダ国内でしか見られないという表示が出ました。仕方ないのでオンラインでリザルトチェックをしました。

今日見た健人君の動画、やはりジャンプミスは多かったけれど、1本はクリアな3Aを跳べたし、ステップは美しいだけでなく気合も感じられました。演技終了後のあいさつやキスクラでも少しは笑顔も見られました。
解説者にも完全な演技ではなかったが、ポテンシャルの高い選手だと褒められていました。
順位もSPよりは2つ上げられて、FS17位、総合15位に付けられました。ポイントも稼げて、ISUのランキングも73位から61位へ。
正直言うと、全日本ぐらいできていたらな~とは思います。全日本は188.39だったから、もしこの大会でこの成績が出せていたら、10位だったのです。でも一つひとつの経験の積み重ねこそが、今後に繋がる大切なものなのですよね。

niftyの記事によると来年もジュニアに残るつもりのようなので、そこで成績を出してほしいと思います。(この記事、さっきは読めていたのに、今は消えています。また出てきたらリンク貼ります。)
シニアの滑りをする、大人っぽくてかっこよすぎるジュニア選手になっちゃうけれど。(笑)

追記(2月1日):niftyの記事、再びアップされていました~!→健人君インタ
再びアップしてもらえてよかった~!
来季続行の「ポエタ」はかっこいい素敵なプログラムで大好きなので、来季さらに進化したプログラムにして見せてほしいです。
あ、2シーズン滑ったSPの「ミッション」も大好きです。これは彼の表現力とスケーティングの特徴が活かされたプログラムだと思います。
来季、SPは新しくなりますね。今度はどんな健人君が見られるのか、とても楽しみです。
怪我を治し体調を整えて、さらに素敵な選手になって来シーズン現れてね!

公式リザルト

MIRACLE BODY 金メダルを決める一瞬

2010-01-30 23:53:30 | 男子選手
青嶋さんの男子本とDays、今日同時に届きました。まだ部分的にしか読んでないけれど。お陰で今日も「氷の国・・・」を書きそびれました。(汗)1月中に完成させたいと思っていたのに、今の時期フィギュア関連のテレビ放送も多い(HDDの容量が残ってないので、放送はすぐに見ないといけない)し、出版物も多いし、誘惑が多すぎ。そういうわけで遅れます。kumさん、お待たせして本当にごめんなさい!

四大陸男子FSについては珍しくオンラインで結果をチェックしたけれど、動画を見てからと思っていたので、明日動画を見られたら書くつもりです。
でもとりあえず町田君、2位おめでとう!全日本で勢いをすごく感じたので、もしかしたら表彰台に乗れるかもと思っていましたが、本当にやってくれましたね!

今日はJスポで全米のペア&アイスダンスを見て(優勝したメリチャリの演技、素晴らしすぎ!)、その後にNHKのハイビジョン特集の「MIRACLE BODY 金メダルを決める一瞬」を見ました。ジュベールの4回転ジャンプが科学的に分析されていました。
ジュベールの筋肉美にはみとれました~。彼は気前(何の?)がいいですね。っていうか、リンクのバックヤードでもいつも脱いでいるし、やっぱり自慢のボディを見せたいのかな?(笑)
ご覧になった方も多いと思うけれど、メモ代わりにまとめ。
(あちこち追記しておきました~。)

クールシュベールでの合宿、ジュベールのジャンプの練習量に取材スタッフが驚いた。4回転を盛り込んで、100本以上を跳ぶ。疲れていても跳べるようにすることが試合でのジャンプを確実なものにする。失敗するたびに、ジュベールの上げる声がリンクに響く。

「ジャンプのとき目を開けているので、空中でどこにいるかを把握しています。腕や肩や足、これら全てが今どんな状態にあるのかも正確にわかっているんです」

ハイスピードカメラの映像で、ジュベールの4回転を捕らえた。
スケート靴の刃の先端が氷を突いた瞬間、一気に回転を開始。空中に飛び出して0.13秒で1回転。0.35秒で最高到達点に達し2回転。3回転めは0.55秒。下降しながら4回転。滞空時間はわずかに0.7秒。
参考として、人間が自力で飛べる時間は0.83秒。(北京オリンピック走り幅跳び、パナマのサラディノ選手)

ジュベールは氷の上で滞空時間をどう生み出しているのか。
ジュベールが踏み切ったときの角度は42.5度で、これは何度計測しても同じ。高く遠く踏み切るため理想とされる数値。
同じ強さで球を投げる実験によると、球は30度や60度で投げたときは同じくらいの飛距離で余り飛ばず、45度で投げたときが一番飛距離があった。
ジュベールのジャンプの角度が45度ではなく42.5度なのは、重心が110cmの高さにあるため、45度よりやや低い42.5度が最適。

ジュベールの4回転では、踏み切る瞬間に氷に穴が開く。ジャンプの踏み切りは体重の5倍を超える410kgの力が足にかかり、60cmも跳び上がる。
回転が速いのは、腕を引き付ける力が強く、軸が細いため。
ジャンプのときには強い遠心力がかかる。普通は遠心力に耐えられず体が斜めになり、背中が丸くなる。
ジュベールは腹筋や背筋など上半身の筋肉が発達し、胸囲は97cmあり、背骨に添った筋肉が盛り上がっている。筋肉が発達し体幹がしっかりしているので、体がまっすぐなまま。

ジュベールはポワティエの町で練習をしているが、4時間を超える練習のほとんどが氷の上。ウエイトトレーニングはしていない。彼は体重が増えやすく太りやすい体質のため、ウエイトトレーニングをすると、体重が増えてジャンプの高さが出なくなってしまうから。
代わりに、運動療法士ジャン・フルレのもとで、5年前から独自の筋肉強化法をしている。筋肉の量を増やさず筋力を強化するため特別な機械を導入している。
空中での姿勢を保つには、背筋のインナーマッスル、体の奥深くにある小さな筋肉を鍛える必要がある。こうして筋肉の量を増やさずにジャンプに必要な筋肉の強化をしている。

ジュベールは4回転についてこう語る。
「空中で雲の上にいるような感覚。だから4回転ジャンプが大好き」

1回見ただけでメモがいい加減なので、間違っているかも。時間のあるときにもう一度見てきちんと修正したいと思っています。(一応修正しておきました。)
ジュベールのあとには、スキージャンプのシモン・アマン選手についてと、アルペンダウンヒルのアクセル・スビンダル選手についてやっていて、こちらもすごくおもしろかったです。
普段スポーツはフィギュアしか見ませんが、オリンピックはなるべく多くの競技を見たくなりました。

2月14日にNHK総合で放送のこの番組は今日の続編なのでしょうか?それとも同じ内容?→ミラクルボディー2

四大陸女子

2010-01-30 00:09:39 | フィギュアスケート大会
女子は真央ちゃんの優勝、明子ちゃん2位!よかった~!OP前にこのメンバーでこの順位でなかったらちょっと心配になってしまいます。5位の遥ちゃんもよく頑張りました。上々のシニアデビュー、立派な成績ですね!

公式リザルト

真央ちゃんはSPでは3Aが回転不足、フリップはパンクと調子が悪く心配しましたが、FSでは力を発揮してくれましたね。3Aが2つとも認定されたのは大きな自信になりますね。

明子ちゃん、SPはステップからのループがパンクでも、ステップがとにかく美しくて引き込まれる演技でした。ステップレベル4はすごいですよね。男子でも滅多に出ないのに。
FSでも失敗はループを1つミスしたぐらい?

3位はキャロライン・ジャン。4位、5位の選手も16歳なのですが、同じ16歳でも国際大会経験豊富な彼女は動きがシニアで貫禄があります。
ジャンプ前のスピードがなくて慎重に跳んでいました。

4位のアメリカのアマンダ・ドブスは、まだいかにもジュニアらしい選手なので、SPで真央ちゃんよりも上に来たのはちょっとショックでした。
表現やスケーティング、スピンなどにいいものは持っているけれど、フリップやルッツが得意じゃなさそうだし、今回はこの順位でも上出来だったんじゃないかなと思います。

5位の今井遥ちゃん、SPは大きなミスのない演技。FSではサルコウがパンクしたのが惜しかったかな。ここにコンビネーションを付けるはずだったのでしょうか?
どちらのプログラムも生き生きと滑っていたのが印象的でした。

6位の韓国のミンジョン・カク(でいいのかな?)の演技も素敵でした。細身の体でジャンプミスの少ない演技をします。

四大陸の今後の放送予定、男子は3月なのですね。OPの後まで待たされるのか~。でも放送があるだけでも感謝です。
3月3日(水)19:~ ペア
3月4日(木)19:~ アイスダンス
3月6日(土)18:~ 男子
3月7日(日)18:~ EX

カナダへ行く前に

2010-01-29 23:34:11 | 高橋大輔その他
カナダへ行く前に大ちゃんがご来店しましたね。それまでには伸びるとはいえこの髪でバンクーバーを過ごすのですね。プログラム毎のアレンジも楽しみです。
店長さんのバンクーバーに向けての言葉が温かいです。再来月の来店時、大ちゃんがいい報告をできるといいなと思います。

大ちゃん、髪型も似合っていますが、表情がとてもクリアできれいですね。この時期にこんなにいい表情。安心するし、とても嬉しいです。

今回は大ちゃんによるテーマありなのですね。『コトウ』・・・最初『孤島』かと思ってしまいました。(笑)
『頭』が『小』さく見えるようにしたいってことで、『小頭』なのですね。大ちゃん語はユニークで、解読が難しいです。
でも最近私の中での一番のヒットは「オレファースト」。妙に気に入って、思い出してはゲラゲラ笑っています。外でやったらアブナイ人かも。(汗)

恒例の来店記録。何のために書いているんだろうと思いますが、習慣化したものをやめるって中々できませんよね。(汗)
2009年
2月26日 大ちゃんインタ(最初は11月6日に更新されていた)
4月9日 テーマ:『アンニュイ・スタイリッシュ』
4月22日 テーマ:『HEVEN』(正しくはHEAVENではないかと言われている)
5月14日 テーマ:『メンズレギンス』(命名は髪型が完成してから、大ちゃんによるものらしい・・・)
6月28日 黒髪ショート(ナチュラルブラウン&ブルー&パープルの配合)
7月26日 テーマ:『オセロ』 来店は25日土曜日
9月18日(更新は19日)長さ変えずにデザインチャンジ
11月3日(更新は4日)『パイナップル』
2010年
1月4日(来店は年末)テーマというか空気感的には・・・『ホッコリ』
1月29日 テーマ:『コトウ』

四大陸男子SP(追記あり)

2010-01-29 00:13:29 | フィギュアスケート大会
男子SP、レイノルズが81.60という高得点で1位です!先ほどJスポでカナダナショナルの放送を見ていたら、OP代表になれなかったのが本当に辛そうだったので、せめてこの大会で優勝してほしいと思います。2種類の4回転が跳べる、素晴らしい才能の持ち主なのだから。

JGPFで活躍していたナン・ソンが2位ですね。彼は中国の選手の中では一番好きなので、頑張ってほしいです。
3位はムロズ、彼もOP代表になれなかった悔しさをぶつけてそう。全米ではトップ3に食い込むために、賭けともいえるような構成できていましたからね。
町田君は6位、南里君は11位。

17位と健人君はかなり調子が悪かったみたいです。気持ちを立て直してフリーに臨めるといいなと思います。
彼は本当に緊張しやすいみたいで、それも始めての状況(大会)が苦手みたいだけど、きっと経験を積むことによって克服していけると思うから。とてもいいものを持っている選手なので、じっくりと応援していきたいと思います。

niftyに試合前の男子3選手のインタビューが来ていました。→健人君インタ
結果を知り、上の部分まで書いてからこの記事を読んで、少し救われた気持ちになりました。
インターハイの疲れが残っていたのは当たり前。フリーを滑るのを楽しみにしているようなので、まだ2日あるし楽しみに待とうと思います。
とにかくいい経験にはなりますよね。頑張れ、健人君。最後まで滑りきってほしいです。
そして彼は怪我が多いようだけど、脛の痛み(シンスプリント)に長く悩まされていたのですね。はぁ~、心配。
シンスプリントって何?と思って検索してみました。
CramerJapan
Wikipedia 

公式リザルト

成美ちゃんとトラン君は5位ですね!おめでとう~!シニアの大会でこの成績は素晴らしいんじゃないですか?嬉しいです。

女子については明日のJスポの放送後にまとめて書きますね。日本の選手全員におめでとう!が言えるといいな~。

追記:ここで4CCの動画がフルバージョンで見られます。→CBC CANADA
健人君は2時間16分47秒あたりから。他の選手はまだレイノルズしか見てないけれど。

健人君のジャンプは2Lz-3T、1A、3F(転倒)のようです。コンビネーションはルール上は失敗ではないとはいえ、全部失敗しちゃったのですね。
スピンはレベルはわからないけれどきちんと回っていたと思うし、ステップは深いエッジで腕の動かし方も美しく、体も大きく使えていてよかったと思います。
解説者にもストレートラインでもサーキュラーでもステップを褒められていました。
キスクラではずっと硬い表情。フリーでは笑顔が見られたらと思います。

追記2:niftyにSPに関する男子3選手の記事がアップされていました。テレビ放送もないので、彼らのインタが読めるのはとてもありがたいです。→健人君インタ
「今回は緊張もプレッシャーも何も感じず、意外と気楽に滑れたんです。」と語っているので大丈夫かな?ジャンプの調子の悪さはきっと疲れだよね。練習のときからよくなかったみたいだし。
今日(29日)は町田君や南里君と一緒に焼肉を食べにいくみたい。いいな~。(笑)
明日のフリーでは韓国の観客に素敵な演技を見せてね!

be SOUL

2010-01-28 23:32:00 | 高橋大輔その他
be SOUL」今日届きました~。「氷の国・・・」の続きを書こうかな~と思っていたときだったけれど、意思弱く投げ出して、もちろんこちらを読んじゃいました。(笑)

正直に内面を語る大ちゃんと、素敵な写真の数々。脱がない男のはずなのに、サービスショットもありましたね。(笑)
こんな飾らない文を読むと、普段インタビュアーさんに話している内容は、ちょっと「よそゆき」だったのかな?なんて思います。
それぐらい今回は素直に語っています。
大ちゃんファンとしてはお宝のような1冊ですね。つい読み返したくなってしまう。

しかし、歌子先生にレディファーストを躾けられたはずなのに、オレファーストな大ちゃん。つくづく独占欲の強い人なんだ。
恋愛や結婚について語っている部分は、この年代の普通の男の子って感じです。冷静に自己分析はしているけれど。

そしてスウェーデンショック。この影響は色々と大きかったようですね。怪我についてよりも語っていませんか?
そしてロミジュリの音楽は、そこまで嫌だったんだって驚いてしまいました。JOでの失敗の要因の一つにこれもあるのかも。

しかし、知れば知るほど大ちゃんっておもしろいよね。ファンになった当初は、こういう人だったとは思ってもみませんでした。これからも色々な面が出てきそう。
バンクーバーの後も目が離せません。

ゆゆんさんがまたまた素敵なイラストを送ってくださいました~!
→<氷の国の物語 7> かわいい表情のdai王子。ちょっとかわいそうな場面の挿絵に使わせて頂きました・・・。
→<氷の国の物語 8> こちらはかっこいいdai王子。惚れ惚れします。
ゆゆんさん、いつもありがとうございます!

四大陸男子SP滑走順 他

2010-01-27 20:29:59 | フィギュアスケートその他
女子は試合中ですね。四大陸の男子SPの滑走順が出ました。→四大陸リザルト
町田君は14番滑走、健人君は16番滑走、南里君は19番滑走です。
健人君がインタビューでグループの中の2番目か3番目に滑るのがいいと語っていたので、その順番になるといいと思っていました。そうしたら第3グループの3番目、中々いい滑走順を当てたと思います。4人と少ないグループなのですが、町田君も同じだし、少しはリラックスできる?
本当はどの順番でも自分の納得いく演技をしてほしいと思っている、鬼のファンですが。(笑)
納得いく演技ができて、いい順位に入るといいな~。ポイントも稼いでね。

niftyにも健人君の記事が来ています。→ここ

四大陸男子、厳しいのがテレビ放送。Jスポは現時点では放送予定が表示されていません。フジBSはなし。フジ地上波は一部地域のみで放送があるようですが、うちの地域は放送なし。東海テレビは、フィギュアはいつも全国放送の番組しか流してくれないのです。(悲)
Jスポの今後の予定に期待はしていますが。あとは「すぽると!」だけど、かけら映像しかないだろうな~。それも順位が上の選手しかなさそう。
健人君頑張って~!町田君と南里君も頑張って~!

大ちゃんのDVD、動画が見られますね。→HMV
未出の演技映像がかなり入っているようだし、かなり期待できそうな内容のDVDです。ファンが見たいものがわかっている作りになってそう。楽しみ~。
be SOUL」はもう書店では発売になっているのですね。今日発送メールがあったので、うちには明日か明後日届くかしら。

今日のチュッキョフィギュアは小塚君のインタビューでした。
小学校4年生のときに書いたオリンピックでの目標順位は6位以内。実現してほしいと思います!
この順位以内を目指すことについて語り終えたときの、笑顔が印象的。決意のようなものが伝わり、いい練習が積めているのだろうと思いました。
そして彼と同じ名前の祟彦寺に奉納するための絵馬を書き終えて、本田アナに渡すときの表情も真剣で、オリンピック直前のこの時期の心理が垣間見えるインタビューでした。
そして本田アナが祟彦寺に小塚君が書いた絵馬を奉納しに行くと、小塚パパの絵馬が!誰にも内緒で絵馬を奉納する小塚パパ。親の愛情が伝わってきました。

氷の国の物語 8 (イラスト付き)

2010-01-26 23:51:03 | 氷の国の物語
毎度、遅くなってごめんなさい。(汗)

<氷の国の物語 8>

それより幾分か前のこと。城でkumは落ち着かない気持ちで過ごしていた。kumだけではない。城中の人々が試練に旅立った王子たちのことを気に掛け、落ち着きがなかった。
城の窓から王子が向かった北にそびえる雪に覆われた山を時折見ては、何とか仕事をこなしていたが、昼前にkumは胸に軽い衝撃を受けてdai王子の部屋の片づけをしていた手を止めた。思わず両手を胸に置いたが、自分の体ではなくdaiの身に何かあったのだとすぐにわかった。王子の心に何か悪い魔法のようなものの気配が忍び寄っている。それ以上のことはわからなかった。kumは残りの仕事を母親に任せて部屋を出た。
魔法のことは魔法使いに相談するのが一番だ。kumはdai王子が新たに相談役として迎えた二人の魔法使いを訪れた。ところが魔法使いたちは眠らされていた。魔法使いまでが魔法を掛けられている姿を見たのは衝撃だった。
もう猶予はなかった。kumは弟に馬の用意を頼むと、手早く必要なものをまとめた。その間に胸に伝わってくる王子の苦痛が、魔法の気配から底なしの絶望感に変わっていき、kumを焦らせた。しかし、馬屋への道を遮るかのようにsiz姫が現れた。
「kum、どこへ行くの?王子を助けたら、失格になるとわかっているわね?」
「siz姫様、お許しくださいませ。dai王子は窮地に陥ってらっしゃいます。悪い魔法の気配がいたします。このままでは試練を全うできません。」
「それはそなたに流れる妖精の血が教えるのか」
siz姫は射るような視線を投げ掛けたが、kumは怯まなかった。
「私は行かなくてはなりません。試練を続けられないならば、王子をお助けいたします。試練が続けられるのであれば、王子をただ見守ります。見守るだけでも変わるものがあると思うからです。助けるのではなく、見守るだけでもいけないのでしょうか?手をこまねいていては駄目になるとわかっているものを、可能性に賭けて試してはならないのでしょうか?」
しばらくの間siz姫は考えていたが、やがて美しい形の唇を開いた。
「癒しのkum、そなたは特別な力を持っている。そなたを信じることにしましょう。雪の中で慣れない馬は危険です。私の橇を使いなさい」
小雪が舞う中をkumはsiz姫の二頭立ての橇で出発した。行きは迷う心配がなかった。胸に伝わってくるdai王子の心の痛みが、引力となって導いてくれるのだから。kumはただ胸の痛みが指すほうへと馬を御せばよかった。それにはkumのdaiに対する想いの甘い痛みも、幾分か混じっているようだった。

地の割れ目の底に王子を見つけ、kumは呼び掛けた。
「dai王子、お怪我は?」
「いや、大丈夫だ。kum、よくここまで来てくれた。縄があれば下ろしてくれ。馬で来たのだろう?馬に引かせれば私を引き上げられるはずだ」
「siz姫様の貸してくださった橇で参りましたが」
「橇か、それはいい。馬が逃げた。私も乗せて行ってもらえるな」
「いいえ、なりませぬ」
kumは自分でも思わぬ声の調子の強さに驚いた。daiはあっけにとられて見上げている。それはどことなく少年の日のdaiの表情を思わせた。
「dai王子、縄はございますが私がお助けしたら、王子は失格となります。私はここで王子がご自分で上ってらっしゃるのをお待ちしております」
「kum、わかるだろう?nikが魔法で私をここに落としたのだ。助けてもらってもいいかもしれないではないか。それでも失格を怖れて私を助けられないのなら、せめてそなたの力で私の心を癒してくれ。そうすれば上る力が湧くかもしれない」
「それもできません。王子、確かにこの穴はnikが魔法で作ったものなのでしょう。でも人の心に魔法を掛け続けることはできないのですよ。あなたの心に魔法を掛けて、この穴から出られなくしているのはあなた自身なのです。ご自分で掛けた魔法なら、ご自分で何とかしてください。」
王子はうなだれた。そんなdaiに幼い頃の面影を見て、kumは続けた。
「dai王子、思い出して。王を目指して努力し続けていた日々のことを。あなたはご自分が王の有力候補として成長したのをnikの力だと思い込んでいます。でもそれは元々あなた自身の内側に眠っていた力なのですよ。dai王子、自分を信じて。これまであなたが生きてきた日々に積み重ねてきたものを信じて」
daiは顔を上げると、初めて微かに笑顔を見せた。
「kum、わかった。必ず行く。だから橇で待っていてくれ」

kumは割れ目の近くに止めてあった橇に戻り、幌の中に入った。助けるしかない状況であれば、助けるつもりで思い付く限りの用意はしてあった。食べ物に飲み物、薬に包帯、縄に毛布、手斧に小振りの剣、そして王子の着替え一式。あの状況のdaiを助けることはとても簡単だった。
しかし、穴に落ちているとはいえ、思っていたよりも王子は元気そうだった。自分に会っただけで、彼の心の苦痛が少し軽くなったことにkumは気付いていた。励ますことも助けるうちに入るのだろうか?分からなかったが、失格にならない可能性があってできることはそれだけだった。
穴はそれほど深いわけではない。心さえ平静を取り戻せば、この状況ならば彼ならきっと自力で切り抜けることができる。dai王子は王になるはずの人なのだから。

daiは自分が恥ずかしかった。体が弱っていたとはいえ、なぜあんなにも簡単に諦めてしまっていたのだろう。kumの言葉はそれに気付かせてくれた。kumは今でも自分を信じてくれている。女の身で雪の中を危険を冒して駆け付けてくれた彼女に、是が非でも応えたいと思った。近くで待ってくれている人がいる。きっと彼女も心の中で戦ってくれているのだろう。それはdaiに力と勇気を与えた。
剣を拾い上げた。先程は自らを追い詰めかけた剣だが、今はこれが脱出するための唯一の道具だ。体力はかなり落ちているが、体の痛みはだいぶ治まっている。
下が固い地面ならば、剣を地面に突き刺して、それを踏み台にして飛び上がることもできたかもしれなかったが、下が雪ではそれはできなかった。尤も、体力があるときでもこの高さではぎりぎり成功するかどうかだが。
雪を掘り出して穴の片側に積み重ねて階段にするのは、雪の量からして無理そうだった。他に方法がなければ試してみてもよいが。
daiは剣を胸の高さで横にして構え、氷の壁に突き刺した。氷の壁に刻み目を入れて、それを足がかりにして上ることを思いついたのだ。壁の上のほうに刻み目を入れるのは難しそうなので、この方法でうまくいくかはわからない。だが思いついたことはやってみるしかなかった。
剣を突き刺すたびに、氷のかけらが飛び散った。数度氷の壁に突き刺したところで、剣が動かなくなった。氷の奥の岩の割れ目に差し込まれてしまったらしい。daiは力任せに引き抜こうとしたが、ふと気付いた。これを足場にすればよいのだ。
反対側の壁ぎりぎりまで下がってから、勢いを付けて剣の柄の上に跳び上がる。そのまま剣のしなりも利用して高く上がり、割れ目の縁に何とか両腕を掛けた。堅く締まった雪に指を食い込ませ、片足を引き上げる。そしてさらにもう片足を。
力尽き果て雪の上で荒い呼吸を繰り返しながら横たわるdaiの傍らには、kumが立っていた。胸の前で両手を組み、涙を溜めた瞳で見つめている。daiと目が合って、微笑んだかと思うと、初めて涙がこぼれ落ちた。
起き上がりながら、daiは橇馬の横に荷物を付けた自分の馬の姿を認めた。
「先程の私たちの話し声を聞いて、やってきたようです」
涙を指先で払って、笑顔でkumが説明した。
「さあ、早くお城へ。まだ十分間に合います。私は後から参りますから」
daiは馬に歩み寄り、軽く撫でてやった。
「kum、ありがとう。いつかきっとこの恩に報いるから」
「私はあなたが素晴らしい王になってくだされば、それでいいのです」
daiは馬に飛び乗った。空が暗くなりかけていた。

「馬にまたがって城に戻るdai王子」by ゆゆんさん
(このイラストの掲載はゆゆんさんの許可を頂いています。転載・使用・コピーはご遠慮下さい。)

dai王子は夜になってから城に着いた。そして知らされたのは、nar王子が日暮れ前に城に到着したことと、それと同じ頃tak王子がのろし玉を使ったことだった。
tak王子は帰路に休息を取っている最中に、倒れてきた樹にはさまれて身動き取れなくなったのだという。ただ助け出された王子は大きな怪我はしておらず、元気そうだという。
kumはdai王子にしばらく遅れて城に着いた。暗くなってはいても、dai王子のいる場所を目指している限り、彼女が迷う心配はなかった。
dai王子とnar王子が二日後に第三の試練を受けるという知らせがあった。   <つづく>

やっと第二の試練が終わりました。手短に書けない自分がイヤになります。

ヨーロッパ選手権 全米選手権 女子

2010-01-25 17:36:11 | フィギュアスケート大会
土日の2日間はヨーロッパ選手権と全米の試合を見るのに費やされた方も多かったことと思います。珍しく女子漬けの2日間でした。
この2つの大会はほぼ同時に開催されるので、見比べていると随分おもしろいです。女子ははっきり言って全米のほうがレベルが高かった。昨年もそうでしたが、今年は特に全米で素晴らしい演技の数々が見られました。
あとどちらの試合でも女子の3回転-3回転が見られたのが嬉しかった。男子の4回転と同じで、跳べる選手ならば難易度の高いジャンプへの挑戦が見られるのはいいものですね。

まずはヨーロッパ選手権、コストナー、優勝おめでとう!
SPは小さなミスがあっただけの素晴らしい演技。FSは最初の3F-3Tが素晴らしかった!転倒があって残念だったけれど、どちらのプログラムも本当に美しく、ステップ、スパイラル、スピンと見応えあって、久し振りにカロちゃんの魅力を再認識しました。やっぱり素敵なスケーターですね。

2位のレピストはヨーロッパ選手権3年目で毎年メダルを獲って全色揃えちゃったってすごいですね。SPでもFSでも3T-3Tを跳んでくれました。
スケート靴にトラブルがあったとかで、彼女にしてはミスが多かったけれど、それでも素敵だったし、2位は見事です。

3位のゲデバニシビリの表彰台、とうとうやりましたね!昨年はフリーに残ることもできなかったとか。一時期の転倒が多かった姿が記憶に残っているだけに、嬉しい表彰台でした。
SPはミスなしの元気のいい演技。演技後に大きな花束を渡したのはグルジアの大統領だったとか。道理で観客へのあいさつ前に受け取りに行った訳ですね。
FSは3T-3T-2Tが見事。他もミスは最小限に抑えていました。

全米に比べれば失敗は多かったけれど、これまでミスが多かったカロリーナとゲデバニシビリの素敵な演技と表彰台が見られて嬉しい大会でした。

公式リザルト

全米は代表争いだから、熱気が違いますね。
日本と同じで男子はトップ3がほぼ決まっていても、女子は混戦の全米なので、かなりはらはらし、見ていて熱くなりました。特定の選手を応援していた訳ではないけれど、やはり代表に相応しい実力のある選手に代表になってほしいという気持ちだったので。
それと気になっていたのはやはりサーシャ・コーエンですね。私は現役時代をよく知らないので彼女の演技はとにかく楽しみでした。

優勝のフラットは実力から言って文句なしですね。彼女が代表になってよかったです。SP、FSの両方で3F-3Tを跳んでくれました。残念ながら両方ともクリアな出来ではなかったのですが。でもそれ以外の部分は素晴らしかった。ステップの迫力と躍動感がすごいです。

2位は未来ちゃん。SPもFSもノーミスの集中しきった素晴らしい演技で感動しました。FSでは3箇所もダウングレード判定を受けてしまったので、点数は伸びませんでしたが。それでも見た目の完成度の高さでは群を抜いていました。残念ながらDGでしたが2A-3Tもきれいに跳びました。
滑りにスピードがあって、スピンやスパイラルもポジションが素晴らしく美しいです。未来ちゃん、OP代表おめでとう!

3位はアシュリー。彼女も大好きな選手なので、代表になれなかったのは本当に残念でした。アメリカ女子は3枠ほしかった。
SPのルッツでの転倒が響きましたね。でもそれ以外は素晴らしい演技。SP、FS通して彼女は一瞬もあきらめなかったと思います。

4位はコーエン。SPはブランクを感じさせない素晴らしい演技で2位になり、圧倒されました。FSはミスが続きましたね。やはりこの4年間頑張り続けてきた選手に代表になってもらいたかったので、この順位でよかったのでは。でも楽しませてもらったし、トップアスリートは凄いものだとプルシェンコの復帰のときと同じく思いました。

とにかく素晴らしい試合でした。他国の代表争いにこんなにエキサイトするとは思いませんでした。

公式リザルト