エリックボンパール杯

小塚君が優勝しましたね。フリー、すごい演技でした。会場にいたら間違いなくすごい勢いでスタオベしているなと思いました。彼、いつからこんなにうまくなったんですか。→公式リザルト
昨シーズンまでの小塚君は、こんなに頑張っているのにどうして伸びきらないんだろう、みたいなもどかしさがあったのですが、すごく成長しましたね。完成度の高さとあの点数。
大ちゃんの今季最大のライバルはパトリックかと思っていましたが、小塚君のほうが怖い存在になってきました。でも大ちゃんは大切な試合には合わせてくると思うから、この後の大会が益々おもしろくなってきたと思うことにします。

２位はアモーディオ。４回転はないものの、SP、FSともに気合の入ったいい演技でした。ファイナル進出も決めましたね。

３位はムロズ、彼の演技も安定感が出てきました。今回SPは惜しかったけれど、FSをあの完成度の高さで演じられたのはすばらしいです。

今回おおっと思ったのが、フリーでは崩れたものの、SPで４位に入ったフランスのシャセック・ベセリエ。
彼は昨シーズン放送のジュベールの４回転検証番組「ミラクル・ボディ」で、比較対象として登場していましたね。そのときはまだ４回転の完成度は低そうだったのに、今回は完成度の高い4－3を見事に跳んでくれました。
21歳GPS初挑戦、フランスも新しい選手が現れますね。

ジュベールのFS棄権と、レイノルズのミスが多かったのが残念でした。
昨季ジュニアで活躍したソウ・ナンは、シニアで苦労しているようです。解説の岳斗さんによると、ジャンプが高すぎるのも、見栄えはするけれど足に来るからよくないみたいで。あと個人的には、振付とか衣装がもっと洗練されたものに変わればさらによくなるのにと、それが惜しく思えます。

ファイナルの出場者は上位者から順に、小塚君、大ちゃん、パトリック、トマシュ、織田君、アモーディオですね。→公式ページ
昨シーズンまでは複数入っていたアメリカ勢がいないのが寂しいかも。アボット、アダム、ムロズと入りそうな選手はいたのに。

女子は今井遥ちゃんのSPが素晴らしかったです。3Lo－3T、見事でしたね！今３－３を入れてくる女子選手はほとんどが3T－3Tだから、目を見張りました。他のエレメンツも見事にこなし、動きが大きくて伸びやか、将来が本当に楽しみな選手だと思いました。

真央ちゃんはNHK杯よりもかなりよくなってきましたね。フリーでは３つパンクがあったものの転倒はなし、今季一度も跳べなかったフリップが１本だけだけど跳べました。昨季入れてなかったサルコウも成功したし、ルッツはダウングレードされて両足とはいえ転倒しなかったし、この短期間によくここまで持ってきたと思います。全日本ではさらにいい演技が期待できると思います。ただ、ファイナルに３人も出場する他の日本女子がかなり手強そう。

優勝はコルピ、SP、FSともによくまとまっていたと思います。
２位の未来ちゃんは、怪我の影響で彼女本来の伸びやかさはなかったものの、ジャンプをきちっと跳んでいました。体調は中国大会からかなりよくなっているようですね。
３位のシズニー、今回はミスが目立ってしまったけれど、彼女らしい美しいスケートを見せてくれました。

ファイナルの出場者は上位者から順に、美姫ちゃん、シズニー、コストナー、佳菜子ちゃん、明子ちゃん、フラット。男女ともに３人ずつ出場なんて、今の日本は本当にすごいですね。→公式ページ

ペアのファイナル出場者はこちら。→公式ページ
成美ちゃん達は惜しくも７番目でファイナル出場を逃しました。ジュニアのほうでファイナル出場が決まっていますが。棄権する組が出たら、シニアのほうに出場するのでしょうか。

アイスダンスのファイナル出場者はこちら。→公式ページ

全日本ジュニア

今は女子FSの最中。でもとりあえず、中村健人君、優勝おめでとう！！！
ずっと彼がこの試合で優勝することを願っていたので、すごく嬉しいです。
試合内容はちょっとミスが目立って、SP、FS共にいい演技内容で揃えられる選手がいないのに助けられた感じもするけれど。でもSP、FS通してでは今季では一番いい演技だったのではないかと思うので、大切な試合で崩れなかったのは彼の芯の強さだと思います。
これで全日本ジュニアチャンピオンとして全日本やアイスショーに出場できるし、世界ジュニアも派遣されますね。→公式リザルト

健人君、SPはアクセルパンクしましたが、他に大きなミスはなかったようです。
FSはGOEはマイナスですが、3Aを１本跳べたようです。得意な3A、最近調子が悪いです。もう１つのアクセルはパンクして転倒、フリップもパンクです。今季に入ってからフリップも調子が悪いです。ループはダブルに。
スピン、ステップはレベルが取れています。
長野で待っているから、全日本でいい演技を見せてね！

２位は木原龍一君。彼は3Aを入れてないのですが、今季ずっと安定した演技をしています。3Aを入れられたら、いい選手だと思うのですが。
SPはアクセルパンク、コンビネーションも回転不足で４位に。FSは大きなミスはなく１位で、追い上げてました。

３位は日野龍樹君、彼も今季伸びてきたうちの１人ですね。
SPは２位、3AをSPで跳べたのは彼だけだったようです。コンビネーションはステッピングアウトに。FSは３位、3Aを２本跳べたのは彼だけ、今季3Aの確率が高いですね。スピンはSP、FSともにレベル１とレベル４です。スピンの回転が速い選手なのに、レベルの取りこぼしはもったいないです。

４位の宇野昌磨君、SPでは完璧な演技で３位、しかしFSでは珍しく崩れて８位。彼が４回転倒するとは。まだノービスですから、今回はお兄さん達に花を持たせたということで。来年からジュニアなので、活躍が楽しみです。

女子SP、庄司理紗ちゃんはJGPSに続いて強かったですね。
女子FSは試合が終わってから追記しておきます。

追記
優勝は庄司理紗ちゃん、まだ14歳の彼女、今季とても強いです。
２位は友滝佳子ちゃん、３位大庭雅ちゃん。
JGPSに出場したり、過去にいい成績をとった選手は今季ふるいませんでしたね。ジュニアの浮き沈みは本当に激しいなと思います。

リード姉弟コーチ変更

数ヶ月前から、キャシーとクリスのブログを読んでいました。苦労も多いけれど、すごく暖かくて楽しいブログなんですよね。→ここ
お母様が日本人で、幼い頃から日本の親戚のところに里帰りしているとはいえ、彼らはごく普通のアメリカ人として育ったはず。それがオリンピックを含む国際試合に日本の代表として出場するようになったのだから、日本のファンに自分達に親しみを持ってもらおうという気持ちが、頻繁な更新からすごく伝わってきます。私もブログを読み出す前以上に、応援する気持ちが強くなりました。
余りにも大変なことばかり次々と降りかかってくるので、大丈夫かなと心配になってしまいましたが・・・。

特にスケートアメリカでは、モロゾフコーチがビザの関係で渡米することができず、コーチなしで試合に臨むという大きな苦労をしました。とても落ち込んでいるようで、ブログの更新も１週間お休みしていました。
そして昨日の25日にコーチ変更の発表。心底よかったなと思いました。
新コーチはイスラエルのガリート・チャイトさんです。美人さんだそうで、素敵なキスクラが見られそう。
フリーも作り直すようで、新しいキャシーとクリスが全日本で見られるのが楽しみでなりません。

モロゾフコーチがロシアに拠点を移したときに、アメリカにはアイスダンスを練習する環境が整っているのに、リード姉弟がロシアについていくのは辛そうだなと思っていました。そしてロシア火災によるラトビアへの移動に次ぐ移動の日々。
ブログで２人がお母様について語るのも印象的で、ご家族で故郷で過ごせたら、とも思っていました。
こうした結果が発表されたので、本当にほっとして嬉しく思いました。

ところで、キャシー達のお母様ってすごい方ですよね。子供３人をオリンピック選手に育てただけでなく、本人も並外れた運動神経の持ち主。逆立ちで腕立て伏せができるって、お母様ご本人にもオリンピックを目指して頂きたいぐらいです。（笑）
そしてお料理が上手で、子供達に慕われていて。23歳のキャシーが、お母様と２人きりで外出したことをすごく嬉しそうに書いているのを読んで、ほほえましく思っていました。キャシーちゃん、かわいすぎ！
クリスは男の子なのでそこまでお母様への愛情をストレートに表しませんが、彼の胃袋が愛情を文章で表しています。（笑）
・・・子供が大人になっても慕われて、お料理をおいしいと言ってもらえるお母さんに自分もなりたいなと思いました。
（実際はねー、昨日初めてキッシュを作ったら娘にウケなくて、険悪な雰囲気になった。私は気に入っておいしかったんだけどな。娘曰く、洋風の茶碗蒸しみたいで気持ち悪い、だそうです。（汗）娘はケークサレとか、ごはんともお菓子ともつかない食べ物が苦手みたいなので、卵液の牛乳を減らして固めに作ってもやはりウケないだろうな。料理に文句を言われて喧嘩のパターンが意外と多い我が家・・・。）

今週末はGPS最終戦フランス大会と全日本ジュニアですね。全日本ジュニア、すごく緊張なんですけど・・・。

ゆうパック新CM

また大ちゃんブログからのお知らせがありましたね。
ゆうパックの大ちゃんの新ＣＭ。→ゆうパック
氷の上にいるから、前のＣＭよりもこちらのほうが大ちゃんらしいでしょうか。
赤が効果的に使われた衣装と、最後のお澄まし顔もかわいくて好きです。

「news every. スピンオフ　高橋大輔、知られざるメダルへの道〜チーム高橋の挑戦〜」
11月27日（土）13：00〜 KNB（北日本放送）

12月2日（木）発行の「ジェイヌード」にインタビュー時期が掲載予定。 →配布場所
関東中心ですね。
ジェイヌードってフリーペーパーのようですが、名前が凄いですね。
まさか大ちゃんがヌードに？脱がない男だからありえないな、なんて一瞬想像（コラッ）して笑っちゃいました。（汗）

来週（11月28日）のGet Sportsは大ちゃん特集です。→Get Sports

ロステレコム杯

ロシア大会、トマシュが優勝しましたね！GPS初優勝おめでとう！パトリックもアボットもいる中でトマシュが優勝するなんて、全く予測していませんでした。
スケートって、しょっちゅうこちらの予測を覆すおもしろいことが起こるからやめられません。→公式リザルト
４回転を跳ばなくても、エッジ使いの巧みさや表現のうまさなどで魅せてくれます。今季のFPはあまり好きじゃないけれど、彼のよさは出ていると思います。調子を取り戻して、あの美しい４回転もまた見せてほしいです。

２位パトリック、SPで見せた４－３の鮮やかだったこと！若気の至りかインタビューでは生意気な印象のある彼ですが、その一方でしっかりと技術は磨いて難易度の高い技もマスターしてくるところがいいなと思います。４回転に目が眩み、けっこう好きになりつつあります。（笑）
FSは転倒が多かった。４回転を跳ぶ厳しさですね。

３位はアボット。今季の彼のプログラムがどちらも素敵で、私はかなりジェレミーファンになりつつあります。SPでは男の色気も出ています。

６位のガチンスキー、SPではきれいな４－２を見せてくれました。彼の演技は刺激的で、つい引き付けられてしまいます。

７位の羽生君はザヤックやってしまいましたね。４回転が３回転になってしまったために、３回転以上のジャンプを３種類跳んでしまいました。こんな場合のために、次の試合からジャンプ構成を変えてくるでしょうか？それともトゥループが３回転になった場合は、セカンドの3Tを2Tにする作戦でくるでしょうか。特別重要というわけではないこうした大会で一度やっておくと、次からの対策になっていいですよね。羽生君は頭がよさそうだから、同じミスは滅多にしないような気がします。
FSはステップで疲れも少し見えましたが、SPは素晴らしかった。

11位の町田君、今回はジャンプの調子が悪かった。昨季ずっと安定していたので安心していたけれど、ジャンプの調子を保つのは難しいのだと改めて実感しました。４回転を入れているのが、ジャンプ全体に影響を及ぼしてしまったのでしょうか？

男子はSPでいい演技が続いてレベルの高い大会だと思った割りに、FSでは失速する選手が多く残念でした。特に４回転を入れた選手達の調子が悪く、FSが期待外れになってしまいました。
でも女子はSPでもFSでもいい演技が見られたように思います。

美姫ちゃん、２試合連続優勝おめでとう！怪我をしている中でのあの演技は素晴らしかった。彼女の集中力と強さに圧倒されました。本人は目標にしていたジャンプを跳べなかったので不満かもしれませんが、誇っていい演技だと思います。

２位の明子ちゃんも素晴らしかった。2A－3Tも回転不足を取られずに跳びましたね！２シーズン前から挑戦していた2A-3Tが安定してきたのが嬉しいです。昨シーズンは回避して3T－2Aのシークエンスを代わりに跳んだりしていましたものね。再び挑戦してきて成功させることもでき、昨シーズンよりもジャンプの調子がよさそうに感じます。
明子ちゃんならではの艶のある演技をSP、FSともに見せてくれました。PCSもFSでは７点台が揃ってきましたね。表現力をちゃんと評価してもらえるようになったことが嬉しいです。

３位のアシュリーもよかったし、アメリカやロシア、カナダの若手選手の活躍も印象に残りました。
自国開催で期待されていたマカロワとレオノワは惜しかったです。国内１番手２番手として出場するプレッシャーは大きいのでしょうね。３番手のビリュコワがロシア人では最上位。

ペアは悠子ちゃん＆サーシャが優勝ですが、２位が成美ちゃん＆マーヴィン！NHK杯の３位だって凄いことだと思っていたのに、本当に凄いです。彼らがシニアでここまで上位に来るとは、思っていませんでした。

GPSも残りは１試合になりましたね。小塚君はやはりファイナルに出場してほしい。３位以内なら出場できるのだから、多分大丈夫でしょう。
真央ちゃんのジャンプの調子が気になります。女子はハラハラしそう。

JSC開催予定

１月７日にジャパンスーパーチャレンジが名古屋のガイシアリーナで開催されるようです。
名古屋だから行きたいけれど、全日本の後なので、私は多分我慢します。
詳しくはこちら。→東海テレビ

その前日の６日には、同じガイシアリーナで名古屋フィギュアスケートフェスティバルですね。

スケートアメリカ

スケートアメリカ、楽しみました。→公式リザルト
でも試合とテレビ放送とのタイムラグがあるって辛いですね。結果を知らずに放送を見てドキドキハラハラするのが好きなので、結果を知らずに済むようにPCも開けないようにしていました。
SPは結果を先に知ってしまったけれど、FSは休刊日だったこともあって、最後までハラハラがもちました。（笑）

まずは大ちゃん、佳菜子ちゃん、優勝おめでとう！！！
佳菜子ちゃんの優勝はすごいですね。コストナーだけでなく、フラットも押さえての優勝、ファイナル進出。中部選手権、NHK杯とミスの多かったフリーも安定してきて、ミスを最小限に抑えました。
今季のGPSの女子、キム・ヨナは出場しないし、真央ちゃんはジャンプの調整中で不調、トップに躍り出てきそうだと楽しみにしていた未来ちゃんは怪我の影響で不調と、ちょっとつまらないなと思っていたのですが、佳菜子ちゃんがどこまで伸びるのかという興味で楽しめそうです。

そして大ちゃん、SP、FSともにちょっとハラハラさせてくれました。まあGPSだし、微妙に悔しいけれどここは織田君に譲っても、と思っていたのですが、しっかりと優勝してくれました。
それにミスはあってもさすが世界王者の演技でした。FSは艶やかな色っぽさは増したようだし、アクセルでの転倒のあとも崩れず他のジャンプは決めたところに貫禄を感じました。
しかし、これだけ3Aが決まらなかった大会も久し振りですね。
FSでルッツにエッジエラーが付きました。

織田君はSPは絶好調。コンビネーションジャンプのあと、着氷した足でステップを踏むところなどはコンビネーションの得意な織田君らしくて素晴らしかったです。
FSは４回転に転倒したぐらいが大きなミスでしょうか。3Aが２つとも単独になってしまいましたが、どちらかがコンビネーションにできていれば、織田君が優勝していましたね。
（追記：彼はまたザヤックをやってしまったんですね。いつ学習するんだろう・・・）

私が勝手にピアノのライバルだと思っている（笑）、アーミン君が３位に入りました！ライバルのよしみという訳の分からない理由で彼を応援していたので、表彰台は嬉しかったです。SPもFSもミスを最小限に抑えた落ち着いた演技でした。決まったジャンプはお手本のように美しかったです。彼はアラブ系ですよね。それを活かした個性的なプログラムでした。

アダム、残念ながら表彰台を逃しましたね。彼が３位に入ってくるかなと思っていましたが、今回のアダムは珍しく調子を崩していました。苦手だったのを克服した3Aが特に調子が悪くて。

村上君、５位に入りました。アーミンと同じくミスを最小限に抑えた演技。今季の日本男子はみんな凄いです。
４回転には挑戦しず、安定感のほうを取りましたね。今年の全日本、ますます凄い争いになりそうです。

６位のヴァンデルペレンは、やや着氷が乱れたものの今回も４回転を成功させました。28歳、この４回転の確率の高さは素晴らしいです。
奥さんのマコーケルとは２試合とも同じ試合に出られたのですね。

７位のシュルタイス、NHK杯では回避した４回転を跳んでくれました。この日一番美しい４回転でした。
ロミジュリでさえ、彼の手にかかるとおもしろい個性的なプログラムになってしまいます。

８位のソーヤー、苦手な3Aが中々決められません。それ以外のジャンプは比較的安定しているのに。フリーのプログラム、個性的でおもしろいです。

９位のキャリエール、またちょっとミスが多かったです。４回転は転倒。以前はあんなにも安定していたのにこのところ不調続きなのは残念です。４回転の練習や体ががっしりとしてきたことなどが影響しているのでしょうか。

10位のナン・ソン、あまり調子よくありませんでした。昨季はとても調子がよさそうだったのに。彼はアメリカかヨーロッパの振付師、衣装で見てみたいです。

11位のデニスは今回も不調。ステップなどは素晴らしいのに。ジャンプの転倒５回は見ていて辛かったです。

12位のファイファー、彼は４回転も跳べる選手でしたよね？でも今回は3Aも回避してきましたね。SPの衣装の早変わりは競技の男子シングルでは私は始めてみました。

今回は下位になってしまった選手も好きな選手、注目していた選手が多くて楽しめました。
これはというような高レベルの演技がなかったのが、ここまでの３試合と比べると残念だったけれど。

Days Plusの男子本、11月30日に発売するようです。昨日から予約を受け付けています。→ここ

ワールド・フィギュアスケート 45も予約を受け付けています。

書きそびれていましたが、全日本のチケットは男子２日間、無事に取れました。
今度はアイクリから世界選手権のお知らせが。全席種で１人１枚なのはよかったと思います。一般発売も１人で購入できる枚数を２～３枚程度にしてほしいと思います。
今どの席種で申し込むべきか悩んでいます。

中国杯＆東日本＆西日本

遅くなったけれど、試合結果のメモだけ。

中国杯→公式リザルト
小塚君と美姫ちゃん、日本のアベック優勝でした。男子ファンという理由ではなく、やはり男子のほうがおもしろい試合でした。
小塚君、ぐっと成長を見せてくれたように思います。
ムロズ、集中力が素晴らしかったです。ジュベール、ガンバ！
町田君はシニアの初GPSで緊張が大きかったかな。演技構成点が初GPSにしては出ているので、ミスがなければかなりのところまでいけそうです。

東日本選手権→公式リザルト
シニア男子、結弦君がSP77.25、FS163.47、合計240.72という国内試合とはいえものすごい高得点で優勝です。４回転は加点をもらってまたもや成功させたみたいだし。凄すぎる選手ですね。
ジュニア男子、健人君はSPはノーミスでよかったのに、FSではミスが多かったです。今度はフリップを入れています。２回転になったけれど。エッジの矯正でもしているのでしょうか？優勝しましたが、FSは３位。
全日本ジュニアではSP、FSともに今季最高の演技をしてほしいと思います。全日本ジュニアのことを考えると心臓に悪いです。

西日本選手権→公式リザルト
シニア男子、無良君優勝、中庭君２位、郡山君３位。中庭君、毎回安定した演技をしているようですね。
ジュニア男子、日野君優勝、田中君２位、木原君３位。

週末、ちゃんとテレビ放送は見ていました。でも他に気にかかることがあって全然スケートに集中できませんでした。
「自動操縦モード」という変な状態になっていて、何をやっているときもそのことを考えているので、スケートはテレビを見ていてもジャンプを成功させたか転倒したかも記憶してないし、家族に話し掛けられてもすぐに反応できないし、家事などをやったかやってないかの記憶も途切れているし、廃人になりかけかもです。（汗）
やりたくないことだから延ばしていたけれど、その問題にさっさとケリをつけて、週末のスケートアメリカは楽しみたいと思っています。

日経のコラム

日経の大ちゃんのコラム、また更新されましたね。
「試合では緊張しないとダメでしょ」→日経

このシリーズ、いつもファンだけにではなく、後輩たちに向けても語ってくれているところがいいなと思います。
大先輩から後輩たちへのエールにも思えます。
ここを読んでくれている選手がいるかは知りませんが、選手の皆さん、読んで先輩から学べるところは学びましょう。

冒頭のNHK杯での４回転に対する言葉、大ちゃんってものすごく客観的ですよね。全くその通りでも、選手の側に言われるとあまりの余裕と冷静さに笑っちゃいます。
練習や試合までのもっていき方や、公式練習での心理についても詳しいですね。
以前と今での公式練習の仕方の変化は特に興味深かったです。
若い選手に対するメッセージには、先輩からの愛がこもっているように感じました。
今回のインタビューは、全体にベテランな雰囲気というか、おじさんな雰囲気を出しすぎですけど。（笑）
世間では24歳なんて、まだまだ若いのに。でも大ちゃんは実績がすごいから、これぐらい大御所の雰囲気を出してもいいのかな？
そして衣装は変えるかもしれないのですね。楽しみです。

スケートカナダ 男女FS

最近ちょっと嫌なことがあって、それに時間と気力を取られているうちに書くのが遅くなってしまいました。

世界選手権の実施概要が出ましたね。→スケート連盟
チケット代、やはり高いですね。通し券がありますが、チケットが手に入れば、私は男子のSP、FSだけを見ようかと思います。女子やアイスダンスも見たいけれど、東京はホテル代も高いし、さすがに贅沢です。

今更になってしまったけれど、スケカナの結果のメモ。→公式リザルト

まずは女子、遥ちゃん、2A－3Tも成功させてフリーも中々いい演技でしたね。安定した演技をする選手が多かった中での５位は、立派なシニアデビュー戦だったのではないでしょうか。あとは力強さとか華やかさがさらにあればもっと上位にいけるはず。
シズニー、フリーで大きく崩れず美しい演技で優勝。彼女は大技はないものの、本当に美しい演技を見せてくれる選手なので好きなんですよ。
２位のマカロワ、力強くて見栄えのするスケーターですね。３－３の成功率は高いし、演技の安定感も抜群。この先もっと難しいジャンプ構成にも挑戦できそう。
SP首位のファヌフは最終滑走でやはり緊張したのでしょうね。失敗が多くて４位と表彰台に乗れませんでした。

南里君はすごい集中力で素晴らしい演技を見せてくれました。カルメンが見られて嬉しかったです。ほぼノーミスですよね。スピードがないのだけが残念だけど、ミスをしないことに集中したのでしょうね。

ガチンスキー、４回転は片手を付いてしまいました。単独の3Aのあの膝を曲げた降り方好きです。アンニュイな雰囲気の3A。（笑）
華がある独特の演技で目が離せない選手です。

フェルナンデス、今年もパイレーツ・オブ・カリビアン、やはりいいプログラムです。クリアな４回転、次の3Aもきれい、ステップうまいと見所が多いです。
ただアモーディオ君を見たときも思ったけれど、モロプロのFP、プログラムの途中で突っ立って休む時間が長すぎやしませんか？

プレオベール、４回転は跳んでくれませんでしたね。調子がよくないのでしょうか。しっとりクラシックでまとめました。

パトリック、きれいな４回転を降りましたね！残念ながら次の3Aは転倒してしまいましたが、そういう部分を少しずつ修正して今後どんどん完成度が高くなっていくでしょうね。
すでにベテランの風格がありますが、まだ19歳という年齢を考えると本当に怖い選手です。
私は最近の彼のインタビューなどを読んでないけれど、彼はオリンピックを経て、スケートに対する取り組み方が違ってきたのかな、この先まだ伸びるだろうと予感させてくれる演技でした。

アダム、ほぼノーミスの見事な演技でした。ルッツからの３連続は左手を上げて、右手、右手と上げるんですね。ここまで４回転時代に突入しちゃうと、４回転を入れないアダムは大変になってきますね。４回転の練習をしているのでしょうか？

レイノルズ、３種類の４回転を入れると解説で聞いて、２種類３回の４回転の間違いでしょ？とテレビに突っ込みを入れてしまいました。でも４回転ループも用意していたらしいですね。
４回転はサルコウもトゥループも成功させましたが、アクセルが２本とも抜けましたね。ループは３回転にしてきました。史上初の４Lo、見たかったなぁ。
４回転を複数入れると、まとめることは本当に難しくなります。アクセルのパンク以外にも転倒がありましたが、演技後の彼の表情は充実していました。
もっとすごい演技をそのうち見せてくれそう。20歳の彼、10代の頃よりも安定してきましたね。

最終滑走の織田君、緊張は大きかっただろうに、大きく崩れはしませんでした。４回転も跳んだし。最終滑走に慣れてないことを思えば、上出来な部類では？