気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

PIW横浜大ちゃんレポ

2008-04-29 23:15:35 | アイスショー・イベント
本日、PIW横浜の午前、午後両公演に行って参りました。詳しくは明日書きますが、大ちゃんの調子が皆さん気になっていると思いますので、大ちゃんだけでも今日レポしますね。

午前の部、いつになく私は緊張していました。1つは大ちゃんのジャンプの調子が心配なことから、もう1つはジャンプをちゃんと見極めレポしなければという緊張感から。
大ちゃんは第2部の最後から2人目、トリの荒川さんの前に出てきました。演目はご存知のようにスワンです。私はまだ一度も生で見たことがないバチェが見たかったのですが、あきらめはついていました。そんなことを思いながら見たら、一所懸命やってくれる大ちゃんに対して失礼ですしね。
ジャンプは3F,3A,3Lz、どれも鮮やかに決めていて、ほっとしました。ステップはキレキレというわけではないのですが、調子は悪くなさそうという感じ。ただ午前中のお客さんは全体に盛り上がりが悪くて、そのせいなのか?大ちゃんの表情は優れませんでした。とは言っても、選手が登場したとき一番拍手が大きかったのが大ちゃんなのですが。
リンクが小さいのでストレートラインステップは対角線上に北西から南東に向けて。フィニッシュは東側でした。
フィナーレでは3Aを跳びましたが、転倒しました。3A-3Loが見られるのを楽しみにしていたので、少々がっかりしましたが、いいところを見せられなかった大ちゃんのほうががっかりでしょう。
フィナーレ後のふれあいタイム、想像していたような熱狂的な行動を取るファンはいなくて、淡々と進んでいました。相変わらず大ちゃんはたくさんの花とプレゼントを受け取っていましたが。カゴの出番です。(PIWの団員さんがカゴで花束やプレゼントを運んでくれます。)
でも荒川さんのほうが大ちゃんより進み方が遅かったですね。午前は大ちゃんのファンが比較的少なかったのでしょうか。
サインと写真をツーショットで撮ることは禁止されていましたが、選手のみを写真に撮ることは許されていましたので、私も携帯を用意しておきました。
私もプレゼントを渡して握手をしてもらいました。初めてしてもらった握手、大ちゃんの手は暖かくて、柔らかくて、もっちりしていました。あんなに体脂肪率少ないのに、手は骨ばっていないんですね。
間近で見た大ちゃんは、やはりきれいな小さい顔をしていました。頬が削げて無駄なものがないという感じ。髪は思っていたよりもちりちりでした。それがムースで押さえてあるという感じ。はなまるとはセットの仕方がだいぶ違っていました。
少し話しましたが、元気がない感じでした。そして大ちゃんが行き過ぎてから、気が付いたのですが、写真を撮りそびれていました。でも午後があるからいいやと一番上に移動して、そこから大ちゃんが幕の内側に消えるのを見送りました。
初めて大ちゃんと握手をして話をしたのに、私の気持ちは沈んでいました。それは大ちゃんに元気がなかったから。彼に元気がないとそれがうつってしまうようです。

午後の部のお客さんは最初からノリがよかった。お客さんが入れ替わると会場の雰囲気も違います。これなら大ちゃんも乗れるんじゃないか、と期待。
大ちゃん登場、やはり午前より大きな歓声。ところが3Fはきれいだったのですが、アクセルがパンク、空中で開いてしまいました。次のルッツを見守ると、3Lzをなんとコンビに。3Loを付けたようです。両足着氷気味でステッピングアウトでしたが、降りました。アクセルの失敗がよほど悔しかったのでしょうね。いかにも大ちゃんらしいです。
お客さんの反応がいいので、ステップは午前よりいい表情で踊っていました。
ストレートラインステップはやはり対角線上に北西から南東に向けて。フィニッシュは西側で、午前とは変えてきました。
フィナーレではやや乱れていましたが3A-2Lo-2Loを跳んでいました。3A-3Loのつもりで跳んだのがセカンドジャンプがダブルになり、悔しいのでさらに2Loを付けたというふうに見えましたね。これもいかにも大ちゃんらしくて。
ふれあいタイムでは花束を渡して再び握手をしてもらいました。午前より元気そうな笑顔でした。でも今度は写真を撮らせてもらおうと思っていたので、お話はせず写真を1枚だけ撮らしてもらいました。もう待受画面になっています。(笑)
話をしていないとは言ってももちろん、「写真を撮らせてください」とか「ありがとうございました」は言いましたよ。でもコンボのこととか話してみれば良かったかなぁって。
最初は大ちゃんのほうが荒川さんより早く進んでいたのですが、途中で追いつかれて、そこで大ちゃんと荒川さんのツーショットで写真を撮らせてあげていました。私は撮れなかったけれど、お客さん達は大喜びしていました。そのあとまた大ちゃんのほうが荒川さんより先に進んでいました。
全部回り終えた大ちゃん、反対側から「大ちゃ~ん」と呼ばれてまたそちらへ行きました。そこでお客さんの相手を終えたのですが、戻る途中、1つ花束を落とし、振り向いてもう1つ落とし、1つめの花束を拾おうとして持っているものを全て落としました。
カゴの出番ももうなく、大ちゃん自分で全部拾っていました。本人は恥かしくて必死でしょうが、なんだかかわいくってみんな笑って見ていました。
午後の部は大ちゃんが元気そうだったので、私も元気になりました。単純すぎますよね、ファンって。

はなまるカフェ

2008-04-28 21:22:05 | 高橋大輔その他
見る前少々心配でしたが、『はなまるカフェ』の大ちゃん、普通に元気そうでしたね。
良かった~。最初はちょっと元気なさそう?とか思ったけれど、こちらがそう思って見ていたせいだったのかも。
でも髪型・お髭のせいかもしれませんが、チーマーみたいって・・・もう少し言い方ないのでしょうか?せめてホスト(爆)とか、モデルとか、アイドルとか・・・隣に元アイドルいましたもんね、ないか。
この髪型もいい感じにこなれてきて、男っぷりが上がっていたような気がするのですが。
私はこの番組を初めて見たのですが、「おめざ」って朝ご飯のこと?レトルトの甘口カレーなんですね。
子供のころの写真やエピーソード、またおじいさんのお話、宮古島の話といいお話がたくさん聞けました。
手作りシーサーの上手さにはびっくりしました。大ちゃんってスケートしか得意なものがないんじゃって失礼なことを思っていましたが、何が何が。案外芸術全般にセンスと才能があるんじゃないでしょうか?普段もの作りって全くしないでしょうし、いきなり素人が3時間で作った作品とは思えませんよね。意外な才能を見た気がしました。
最後にリンクの話をしていましたね。
私も20人分ですが、両リンクに署名を集めて送らせてもらいました。事情を説明すると、大ちゃんのことを知らない人もいました。そういう人に男子シングルを知ってもらうためにも、大ちゃんはがんばっているんですよね。

コーチのこと新たな情報はなくまだ何もわかりませんが、とりあえず大ちゃんの元気な姿を見たおかげで、だいぶ気持ちが落ち着きました。
ニコライさんのことも普通に話していたし、オリンピックと世界選手権の2つの金メダルをしっかりと見つめているし、彼なら大丈夫だと思います。

昨日のN響アワーで初めてロミジュリを通して聴いた、遅れている私。ソナタ形式だったんですね。お勉強になりました。
フィギュアスケートから色々な世界が拡がります。

明日のPIWで生大ちゃんをしっかりと見て来ますね~。行ってきま~す!

コーチ

2008-04-27 17:44:54 | 高橋大輔その他
今日になって、さらに詳しいニュースがいくつも入りましたね。
一番過激だった内容がこれ、nikkansports
<前代未聞の契約だった。成田空港に現れた織田は、モロゾフ氏のコーチ就任を説明した。「バンクーバー五輪に向けてトップになるため、新しいコーチから新しいものを吸収したい」。そのままモロゾフ氏の待つ米国へ出発した。実は同コーチは織田の国内最大のライバルとなる高橋の指導者。五輪出場を争う2人が同じコーチに指導を請うことは現実的にはありえないことだった。
この契約に高橋サイドは困惑を隠せなかった。今年の世界選手権(3月)の2週間後に日本スケート連盟から相談を受けたが、織田サイドやモロゾフ氏側からは何の連絡もなかったという。その後、織田とモロゾフ氏が一緒に練習しているといううわさを聞いていた。関係者は「さすがにライバルと同じコーチという考えはないと思う。このままいけば(関係を)やめることになる」と話した。>

それ以外にも。中日スポーツ スポーツ報知 毎日スポーツ

大ちゃんファンなら、読んだら不安になりますよね。
でもね、思い出してください。四回転論争のときのジュベールとジェフの発言。報じる人によって同じ発言も、まったく違って聞こえるのです。
織田君サイドもスケ連もニコライさんも大ちゃんも、実際に彼らがどう考えてどう行動し、どう発言をしたのか、水面下で何がどんな順番で起こったのか、この記事では分かりません。むしろセンセーショナルにあおっていると取ることもできます。
実際に大ちゃんのコーチがどうなるのか正式発表されていない時点で、なんとも言えません。彼は周囲に気配りのできる青年ですが、それと同時に大切なことでは自分を曲げない強さも持っています。彼が周囲に翻弄されただけで、今回のことになったということはないと思います。
何かを考え何かを選択したのでしょう。人生の岐路でどんな選択が正しかったのか、道を最後まで歩いてみないことには分かりません。
今回のことが、大ちゃんにとって素晴らしい結果を生むのかもしれないのです。今の時点で、必要以上に悲観的になるのはやめましょう。それでも不安な人はどんどん書いてくださいね。

明日の「はなまるカフェ」で、大ちゃんからどんな話が聞けるのか楽しみに待ちましょう。

今晩21:00~22:00、NHK教育の「N響アワー」で幻想序曲「ロミオとジュリエット」が演奏されるようです。地元の図書館にCDがなかったので、初めて曲全体を通して聴けることになりそうです。遅れてますね。

織田君にモロゾフコーチ!

2008-04-26 17:19:24 | 高橋大輔その他
皆様もう知っていらっしゃるでしょうけれど、織田君の新コーチにニコライさんってびっくりですよね。
SANSPO 毎日jp
しかも、SANSPOは「高橋が今後もモロゾフ氏の指導を受けるかについては、未定という。」、毎日jpは「今季は高橋大輔(関大大学院)と同じくニコライ・モロゾフ・コーチの指導を受ける。」でしょ。
私は織田君が復帰してくるのは本当に嬉しいんですけれど、まさかこういう形になるとは思ってもみませんでした。
ファンならみんな思っているだろうけれど、大ちゃんどうするの?大ちゃんどうなるの?って思います。
大ちゃんは「チームができてきた」ってよく表現していたし、自分を変えてくれた人としてニコライさんをいつも筆頭に挙げていたから、私はバンクーバーまでずっと今の体制で行くのだと思っていました。
ただニコライさん以外の振付も見たいから、競技プロの片方はニコライさん振付で、もう片方は別の振付師だとおもしろいかもと思っていました。
それと世界選手権のあと、ニコライさんにべったりじゃなくても、自分でもっと考えて行動してもいいんじゃないかと思っていました。
それでも他のコーチに変わったほうがいいなんていうふうには、全く思っていませんでした。大ちゃんがもう少し自分の意思を通して、自分で考えたように行動すれば、今の体制がベストだろうと思っていました。
織田君がニコライさんに師事するから、大ちゃんは離れるなんて考えるのは早急ですが、2人共が師事してあと2年その体制が続くのは難しいので、いずれどちらかは離れる可能性は高いのではないかと思います。
大ちゃんについてのきちんとした発表があるまで、ごちゃごちゃ言っても仕方がないんですけれどね。大ちゃんが一番いいと思うことなら、織田君と2人でニコライさんに教えてもらうのも、ニコライさんの元を離れて別のコーチに着くのも、もちろんどちらでもいいのです。でも、大ちゃんの意思に反して進められ、彼が自分の意に反する状況に置かれたらいやだなと思って。
しかし、真央ちゃんはコーチなしで世界選手権に臨み、優勝したのです。彼女より5つも年上で精神的にもずっと大人の大ちゃんが、この事態を乗り切れないということはないですよね。
それに最近のインタビューの端々に、大ちゃんの大人としての自立心が感じられましたし、案外それが今回の織田君の発表ともつながりがあるのかもしれません。
ファンは傍観するのみですが、皆様、このことに関して思っていることをお寄せくださいね。こういうことってみんなで話したくなりませんか?

今日からPIWで私は29日に行きますが、もし大ちゃんとお話しする機会があったら、「コーチはどうするんですか?」とか聞いてしまいそうです。もちろん実際はそんなことしませんよ。(汗)

浅田真央選手インタビュー

2008-04-25 22:15:20 | 女子選手
少し紹介が遅くなってしまったけれど、16日、23日の2回に分けてチュッキョフィギュアで浅田真央ちゃんのインタビューが放送されました。
インタビューが収録されたのは、中京テレビのスタジオ。真央ちゃんはポニーテイルに花柄のシャツ、ジーパンという姿で現れました。
2回分をまとめて紹介しますね。後半のルール改正についてのインタは、ファンでなくても注目してください。

優勝したってどんなときに感じるか?
「帰ってきた時は取材の方とかもたくさんいましたし、家に帰ってからもみんなにおめでとうって言われたので、すごくまた感じました。(メダルを)取れたときはすごく嬉しくて、でも日に日に経つに連れてもっとがんばらなきゃいけないというか、すごいさらにがんばらないといけないなあって思いました。」
ここで手に持っていたメダルを見せてくれます。
「表彰式の時にここ(リボンのつなぎ目)がとれてて、もしとれて落っこちたらどうしようって思っちゃって、そっちのほうがけっこう心配で、感動するっていうよりも、そっちばっかり気になっちゃって。」
ここでカメラはリボンのつなぎ目のホッチキス留めを大写しにしました。
「これは応急処置で、大きい大会なんだけどちっちゃいメダルってさみしいですね。あと名前が入ってないのですごいさみしいです。自分の名前が入ってないんですよ。」
世界女王の理想像は?
「たくさんの人から応援してもらえるようなスケーターになりたいですし、あこがれてもらえるようなスケーターにもなりたいです。」
彼女にとって不利となるルール改正についての話もありました。
「多分全部変えなきゃいけないと思うんですね。構成とかを。(サルコウは)嫌いなんですけれど。どちらかと言うと嫌いなジャンプなんで。一番簡単って言われているんですけど、苦手なんです。
そのルールに合わせて、そのルールで高得点が出るようにできると思うので、それをもう一度、またルールがしっかり決まったら、そのルールに合わせて自分の出せる高得点のものを入れたいと思います。」
そして将来の夢は?
「日本はあまりリンク環境が良くないので、作りたいですね。選手だけの専門のリンクが日本にはまだ中京大学にしかないので、選手専門のフィギュアスケートだけのリンクを作りたいなって思ってます。思ってる・・・夢なんですけどね。そこで教えたいです。したいです。」

よく言われていることだけれど、真央ちゃんはまた一段と大人びて世界女王にふさわしい貫禄がついた印象でした。語る言葉も実にしっかりとしています。
放送されたのはJOの後、でも収録はJOの前です。ルール改正についての力強い言葉、この気持ちがJOでダブルにはなったけれど、彼女にサルコウを跳ばせた!
5種類の3回転を跳んだらボーナス点が出るというルール改正、本当に彼女を狙ったものなのかは分かりませんが、そうであっても彼女を阻むことはきっとできないでしょう。どんなルールにも合わせて勝ってみせるという強い気持ち、彼女こそ真のアスリートであり、女王にふさわしいと思います。一度世界女王になってもらいたいと思う選手は、他にもいるのですけれどね。
将来の夢、選手用のリンクを作ってそこで教える、彼女なら叶えられそう。
しかし、女子選手って、若いときからみんな引退後のビジョンをしっかり持っていますね。美姫ちゃんも指導者でしょ、鈴木明子ちゃんは振付師でしょ。
大ちゃんをいつも見ているせいか、女の子のほうが現実的というか、こじんまりとまとまっているというか、そんなふうに感じます。

4月28日(月)8:30~9:55
TBS「はなまるマーケット」の中の「はなまるカフェ」のコーナーで、大ちゃんがゲストとして登場します。
番組のHPでは、ゲストへの質問・メッセージも募集していますよ。
私が大ちゃんに一番聞いてみたいことは、「怪我をしない転び方を教えて」だけど、そんなもの採用してもらえませんよね。(汗)

山陽新聞に倉敷で開催中の高橋大輔展のニュースがありました。
衣装や幼い頃の写真、貴重な映像など見所がたっぷりのようですね。交通費の問題さえなければ見に行きたい・・・

DOIに織田君出場

2008-04-24 23:12:48 | 男子選手
中日スポーツに織田君がDOIに出場するというニュースがありました。
彼の復帰はブロック大会からかと思っていたので嬉しいことです。
DOIでアラウンド・ザ・ワールドを生で観たいな~。状況的にあれじゃはっちゃけ過ぎ?もうちょっとおとなしめのをやるなんてことないですよね。あのプログラムとても好きなんですよ。
織田君、特別強化選手にも残ったそうですね。全日本に出ていれば自分の力で掴めていたことなのだから、特例でもいいのではないでしょうか。
全日本に彼が欠場したとき、彼が本当に戻ってくるのかととても心配しました。心配し過ぎて少々怒っていたかもしれない。(笑)
彼がしたことに対して、まだ何か思っている人はいるのかもしれません。でも彼は十分償ったと思います。会場のフィギュアファンだけでなく、世間が彼を暖かく迎えてくれることを祈っています。

太田由希奈選手

2008-04-24 22:50:35 | 女子選手
スケート連盟が、ウェルサンピア倉敷とウェルサンピア敦賀を連盟指定リンクとして支援していくようですね。府立臨海スポーツセンターも、今後指定リンクにする方針のようです。
まだ先行きは完全には見えませんが、一歩前進したと言えるでしょうか。
毎日jp

tokuさん、お誕生日おめでとうございます!
府立臨海スポーツセンターの存続を願っていらしたtokuさんには、誕生日プレゼントになるような嬉しいニュースだったのではないでしょうか。
太田由希奈選手のファンとのことなので、彼女について何か書ければいいのですが、急なことだし、私が調べて書ける程度のことは全て知ってらっしゃると思うので、彼女に対する私の感想を書きますね。

初めて彼女の演技を見たのは2006年の全日本のテレビ放送でした。黒鳥の衣装に身を包んだ彼女の優雅で美しい動きに魅了されました。この時見た全ての女子選手の中で一番印象に残りました。残念ながら順位は高くなく、大会派遣がないことを残念に思ったものです。
その後はテレビでも観る機会を得ず、次に見たのは2007年の全日本のときに会場で。SP、FS、MOI昼の部を見ました。
その頃はまだこのブログを始めていなかったので、あるファンサイトにレポをしました。ほとんど高橋選手について書いたのですが、それ以外の選手についても印象に残った数人について書きました。自分の書いた文章だから引っ張ってきてもいいだろうと、ここに再度記します。
「太田由希奈選手 女子選手の中でもひときわ美しい演技を見せる彼女のフリーは、ため息の出る美しさでした。今後さらに高いところに行ってもらいたいです。」
彼女について書いた記憶はあっても、何を書いたのかは忘れていましたが、どうもこう書いたようです。(汗)
今日久しぶりに全日本の録画を見てみましたが、ビールマンスピン、スパイラルの形の美しさ、そして表情や表現が素晴らしいですね。たおやかな女性らしい演技が印象に残ります。
大会2日目の製氷時間、アリーナ席へ通じるバックヤードと垂れ幕で仕切られた通路脇に彼女が立っていました。どの製氷時間なのかは記憶がないのですが、彼女はもう演技を終えていて、ジャージ姿の穏やかな表情でアイスリンクを見つめていました。
その前を通るときに、太田由希奈ちゃんだぁ~と私は思わず見つめてしまったのですが、彼女はふっと視線を合わせにっこり微笑んでくれました。どぎまぎして軽く会釈だけして通り過ぎてしまったのですが、話しかけてサインをもらえばよかったですね。
とても感じのいい、育ちの良いお嬢さんという印象を受けました。

tokuさんが応援する太田由希奈選手の更なる活躍を祈ります。
私自身は日本の女子選手はみんな好きで、平等に応援することにしているので、彼女だけを応援するわけにはいかないのですけれどね。



スケーティングとエッジワーク

2008-04-23 18:32:58 | ルール・エレメンツ
ダヴィンチのマミーさん、お誕生日おめでとうございます!!!
今年1年マミーさんがお元気で、ますますフィギュアスケートにどっぷりと漬かって楽しく過ごされますように!
第1回目のミニミニお誕生日会に申し込んでくださって、ありがとうございます。
リクエストは・・・難しかった。自分の知識・能力のなさを無視して、リクエストを受けると言っていたことに、気が付きました。
大ちゃんとトマシュとアイスダンスのモイア君の、スケーティングとエッジワークの比較・分析が書ければ良かったのでしょうけれど、私には高度すぎて無理。
結局、スケーティングとエッジワークのお勉強会ということになりましたが、自分のレベルに合わせると超基礎編になります。
マミーさんは知っていらっしゃることばかりでしょうけれど、許してくださいね。
師匠に提出するレポートのつもりで書きましたが、学生時代、私はレポートは提出することに意義があると思っていたぐらいですから。(汗)

スケーティングの重心について 
フォアの重心:
足の裏の真ん中(土踏まずのあたり)より少し後ろ。
ブレードのほぼ真ん中で立つ感覚。
上級者が実際に滑るときには、重心はより後ろのほうに移っていく。(加速)
バックの重心:
親指の付け根と土踏まずの前の部分との間くらい。
ブレードの真ん中より少し前のイメージ。
片足で滑るときのフリーレッグの位置:
高く上げておく。低く保っているとバランスがとりにくくなる。
バランスをとるための支点は高ければ高いほどよいので、足を上げることが必要。

スケーティングの基本は、「足首とひざを曲げる」→「伸ばしながら滑る」→「足首とひざを曲げる」→「伸ばしながら滑る」の繰り返し。
なお、「曲げる」→「伸ばす」→「曲げる」の一連の動作は、ジャンプ、ターンなどでも使われ、スケート全般の動きの基本となっている。

エッジについて
フラット:エッジの真上に乗ると、真っ直ぐ進む。
アウトサイド:体重を小指側にかけ、体全体も外側に傾けて滑る。
インサイド:体重を親指側にかけ、体全体も内側に傾けて滑る。

ブレードはつま先からかかとに向けて弓なりになっている。よって、それぞれのエッジに体重を乗せて滑ることで、カーブを描いて滑ることができる。
大きなカーブを描くときには浅く、小さくて急角度の円を回るときには深く、というように、エッジの角度も使い分ける。
上級者は体を左右に深く倒してインかアウトのサイドにしっかりと乗り、円の軌道を描くように滑ることができる。(ディープエッジ)

エッジの切り替えにはひざと足首を曲げる。
スムーズに切り替えるには、スケーティングレッグのひざと足首の柔軟性を使いながら、体重を乗せて切り替えていく。

スケーティングの基礎のみになってしまいました。(汗)
中級編、上級編はマミーさんに書いていただこうかしら。(笑)
一部、資料を自己流に解釈して書いてしまった部分もあるかと思います。間違いは指摘してください。

参考資料
『趣味悠々 氷上に心おどる!アイススケーティング』 講師:長久保裕 NHK
『フィギュアスケートレッスン』 監修:山田満知子 MC PRESS
『毎日ムック フィギュアスケート07』 毎日新聞社

おまけ
ラブストーリーも一応考えてみました。リクエストを受けたときはそんなシチュエーションありえない!と思ったのですが、その晩のうちにあっさりと思いつきました。
思い浮かんだのは、木陰で男性に囲まれているドレスの女性。『風と共に去りぬ』の冒頭のシーンです。マミーさんとモイア君以外はそのままの国籍でいけるかな、と思ったのですが、南北戦争当時、日本は江戸時代末期。この時代の日本人をアメリカ南部におくのは無理。
なので時代を1910~30年代くらいにずらしました。(←いいかげん)
マミーさんとモイア君の国籍をアメリカに変えてください。マミーさんは人種も。残りの登場人物はそのままの国籍・人種で。なお、作中は呼び捨てにさせて頂きます。お遊びで書いているだけで、実在の人物とは何の関係もありません。

アメリカ南部の大農場主の娘、マミーは、幼馴染の隣の農場の息子スコットという婚約者がいた。東部で大学生活を送っているスコットが卒業したら、結婚式を挙げることになっている。
ある年の夏期休暇、スコットは大学の2人の友人を連れて帰ってきた。チェコの留学生トマシュと日本の留学生ダイスケ。東洋の美を持つ(←メモリアルブックから拝借)青年ダイスケに、マミーは身近な男性にはないものを感じ、魅かれる。一方、ダイスケとトマシュもマミーの美しさと気立てのよい性格に魅了される。
自分の気持ちの変化にとまどうマミー。兄弟のように一緒に育ったいとこのジョニーは、そんなマミーの変化に気付き陰で心配する。
そんなこんなで四角関係?になるわけですが、マミーとダイスケはお互いの気持ちに気付き、婚約者の存在、人種差別、国境など万難を排して愛を貫く、という歴史大河ロマン(?)です。
でもきちんと書くとフィギュアスケートブログではなく、小説ブログになってしまうので、あらすじだけ。(←素直に書けないとは言わない。笑)

こんなんでよかったのでしょうか?
ダヴィンチのマミーさん、おめでとうの気持ちだけ受け取って~!

ミニミニお誕生日会について
希望者の誕生日にリクエストに沿った記事を書くという企画です。希望される方はコメントかメールにてリクエストしてください。リクエストは好きな選手、興味あることなどフィギュアスケートに関することなら何でも。ただし、私はフィギュアスケートファン歴浅いので、リクエストはお手柔らかに。
(2月初めの頃のコメント欄を参照してください。)


JOを終えて

2008-04-22 15:46:49 | 高橋大輔その他
JOの大ちゃんの演技をテレビで見たとき、オフで調子が上がらないところに4回転2本挑戦し、転倒によってどこかを痛めたか疲労がたまったかで後半のジャンプが乱れまくった、と私は感じました。が、それだけではなかったのでしょうか。
ケガをしていた?とか、体調が悪かった?とか、色々言われているようですね。実際はどうだったのでしょう。
私はJOを試合形式のアイスショーみたいなものだと思っていましたが、演技後の大ちゃんの痛々しいまでの落ち込み具合を見ると、彼の中ではそうではなかったのを感じます。
最後のロミジュリをいい演技で締めくくりたかった想い、世界選手権で見せられなかったものを見せたかった想いが、あそこまでの落ち込みにつながったのでしょうか。
もちろん今シーズンどころか近年最低の出来だったってこともあるのでしょうが、世界選手権で納得いく演技ができていたら、JOがあれでもあそこまで硬い表情にはならなかったような気がします。
見たくないかもしれませんが、スケ連のJOの結果です。プロトコルを見ると、大ちゃんスピンやステップでもレベルを取れていないんですよねぇ。友加里ちゃんの3Aはダウングレードされていました。残念!

世界選手権後、私の中で大ちゃんに対する印象が変わってきていました。それまでは選手としての彼は頭がよくて冷静な印象。英単語で表すならcleverでしょうか。
それがどう変わったのか、この先は書くとファンの皆様にお叱りを受けそうですが、これです。
“Wise men say only fools rush in…"
お分かりですか?エルヴィス・プレスリーのヒット曲の歌詞ですよ。私はプレスリー世代ではありませんが。(汗)
調整がうまくいっていないと分かっていた中で四回転を2本跳んできたこと、ルールを把握していなかったこと。分別ある人から見れば猪突猛進的な行動だったかもしれませんが、熱すぎる彼の一面を見た気がしました。
そしてオチはやっぱりこれですね。
“But I can't help falling in love with you."
いや、別にノロけたくて書いているわけではないんですけれど。行き着くところは自然にこうなります。(笑)

印象は変わってきているのですが、そんな熱い彼を応援し続けようと思っていました。ところが、JOを見て今度は印象ではなく、自分の気持ちに変化が…
実は心配になってきてしまったのです。大舞台ならともかくJOのような舞台で悪い成績を出して凹むぐらいはいい、でも無茶をして身体を痛めてしまったらどうするのだろうかと。
もちろん今までの大ちゃんに大きいケガがないことも、そのための努力をしていることも分かっているのですが、これまでが大丈夫でもこの先も絶対ということはないのだからと。
私なんかが心配しなくても、本人と周りの人が気を付けていると分かってはいるんですけれどね。人生はやり直しが利くことがあっても、選手生活のやり直しは利きませんから。
まっすぐな彼がまぶしすぎて、不安になる。もう少し融通も必要じゃないかって、守ること、回避することも勧めたくなる。
でも仕方がないですね。全部自分で決めて自分で責任を取って進んでいく彼を、誰もがもう見ていることしかできないのだから。同級生が社会人になるこの時期に、ここまで精神をピュアに保てる彼は特異な人だなって思います。
なんだか愚痴めいてきてすみません。

今日WFS No.33が届きました。いつものように拾い読み。まだメモリアルブックもきちんと読めていないので、雑誌については今週末にでも書きますね。
皆様読まれたでしょうから内容を書く必要はないのですが、ツッコミ入れたり感想を話し合ったりしたいな~と。

ジャパンオープン

2008-04-21 13:30:21 | アイスショー・イベント
JOは今シーズン納得いく形で世界選手権を終えられなかった現役の男子3選手が、どこまで本気を出してくるのかが、見る前から楽しみでした。
悔しい結果に終わった大ちゃんとランビエール、直前のケガにより出場すらできなかったエヴァン、どの選手をとってもいかにも燃えてそうで。

エルドリッジと本田さん、プロスケーターがFSを滑るって大変なことだと改めて思いながら見ていましたが、大きなミスなく無難にまとめてきましたね。
そのあとのプルシェンコに代わり出場したスウェーデンのアドリアン・シュルタイスを見て、さすが現役って思ったり。この選手、遠目には髪型、口ピアスからこわもての印象ですが、アップだとかわいい顔してるんですよね。GPSでも印象的だったひざを曲げた独特のイーグル、1つ人と違う技を持っていると印象に残っていいですね。
エヴァンのトスカ、4回転こそ入れてこなかったものの、世界選手権に出られなかった分まで心のこもった演技で、引き込まれました。男子で一番いい演技でした。

そして大ちゃん、最初は髪型にばかり目が入ってしまいました。長めのウェーブした髪とお髭が野性的なラテン系のロミオで、いつもの髪型よりロミオのキャラには合っているような。かっこいいし、男っぽく感じる。私はこの髪型かなり好きだな~。髪型の話だけで済ませようってわけじゃないけれど。(汗)
演技は4回転2本挑戦してきましたね。煽りの部分で「守らない」「逃げない」って言っていましたけれど、その言葉通り。1本は3回転、もう1本は回りきったけれど転倒してしまって。後半調子を崩し、3Lzは観客の拍手の力で跳んだようなジャンプでした。
表現は最後という思いがあるのか、入り込んでいてロミオ度はアップしているように感じました。
点が出て苦笑した大ちゃん、「笑わないの」って友加里ちゃんに注意されていましたね。お姉さんと弟って感じだわ。

ランビエールを見たときは、大ちゃんとの髪型イメチェン対決か?!と思いました。(笑)
世界選手権の後すぐこの髪型って・・・ちょっと前の日本人的な発想からくるものでしょうかね?潔くて良いと考えることもできますが、大ちゃんにこれをされなくて良かったよ。(爆)
お手つきしちゃったけれど、ランビも4回転入れてきましたね。

荒川さんのListenの後は女子で、キーラ・コルピと未来ちゃん。その演技を見て、この時期にフリーをやるのは現役選手にとっても大変なことだと感じました。
それなのに友加里ちゃん、またまたやってくれましたね。3A、解説の佐藤有香さんがダウングレードされるって言ってましたけれど、やっぱりそうだったんでしょうか?ほぼ完璧な演技で、世界選手権の後ここまで調子を保ってきたんですね。素晴らしかった。スタオベが起きて。
サラ・マイアーも落ち着いたきれいな滑りで良かった。案外今シーズンで一番の出来だったとか?公式戦でないのが惜しい。3Sの軸が細くてきれいでした。
キミー・マイズナーも世界選手権よりは良かった。
真央ちゃん、3A跳びましたね。ダブルになってしまったけれど、サルコウにも挑戦して。ルールの改正にもう合わせて挑戦してきているんですね。

日本の3連覇が決まって、大ちゃん立ち上がりませんでした。本田さんと一緒に友加里ちゃんと真央ちゃんにお礼を言って。その辺りが余りにも大ちゃんらしいといえばらしいんだけど、オフシーズンの今、4回転2本に挑戦した結果ですからね。
世界選手権の悔しさが2乗になってしまったのではと思いますが、「守らない」「逃げない」自分を誇りに思って欲しいです。

1位 日本チーム 総合得点 491.82
           TSS=TES+PCS-Ded.
本田武史     114.70=46.42+68.28
高橋大輔     127.23=51.55+77.68-2
中野友加里    121.86=61.71+60.15
浅田真央     128.03=63.88+64.15

2位 欧州チーム 総合得点 488.45
               TSS=TES+PCS-Ded.
アドリアン・シュルタイス 132.90=65.56+67.34
ステファン・ランビエール 146.49=65.15+81.34
キーラ・コルピ       85.95=34.16+52.79-1
サラ・マイアー       123.11=62.59+60.52

3位 北米チーム 総合得点 481.81
               TSS=TES+PCS-Ded.
トッド・エルドリッジ    111.94=44.00+67.94
エヴァン・ライサチェク  151.95=71.43+80.52
ミライ・ナガス       108.42=54.75+53.67
キミー・マイズナー    109.50=49.81+59.69

スポーツナビにJOの記事がありました。真央ちゃんと未来ちゃん中心ですが、読み応えのある記事です。
真央ちゃんのサルコウ挑戦のこと、未来ちゃんの来期のFSプロのこと。文明堂のCMソング???って思ったら「天国と地獄」のことだったんですね。(笑)

COIのテレビ放送
5/6(火) 12:00~13:55 テレビ東京系列
5/10(土) 20:30~22:55 BSジャパン

昨日の午後、いつになくまじめに掃除をしていると、『男子フィギュアスケート2007-2008メモリアルブック』が届きました。掃除機を放っぽり出して読み出したのは言うまでもありません。ところどころ拾い読みして全ページに目を通してから、やっとお掃除再開。
まだ全部読めていませんが、大ちゃんのところだけでもすごく読み応えありますね。
ちょっと残念だったのは、トマシュの特集がなかったこと。ヨーロッパチャンピオンなのに~。他の外国人選手並みに扱ってもらうためには、世界選手権でメダルを獲ってもらうしかないようですね。

サンスポに織田君が全面復帰するというニュースがありました。