気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

1年前のハロウィン

2009-10-31 22:59:28 | 高橋大輔その他
カップオブチャイナはSPもFSも明日まとめて書きますね。SPはBSを見ておもしろかったから、感想を書きたかったけれど、書きそびれました。どんどんいい加減になっていく・・・。まるで今回の地上波放送みたい。

今日は大ちゃんファンとしてはちょっと特別な日でした。あれからハロウィンが嫌いになりました。
なのに娘にハロウィンらしいことをしてと言われ、今月初め頃にはおばけかぼちゃのあみぐるみを作り、今日はかぼちゃにちなんだものということで、パンプキンパイを作りました。
普段すごく簡単なお菓子しか作らない私には、けっこう手間で時間がかかってしまいました。でも食べたらおいしかったので、1年に1回ぐらいなら作ってもいいかって思えました。(笑)
ちなみに昨日娘と美容院に行ったら、美容院の内装もスタッフの服装もすっかりハロウィン仕様で、ハロウィンにちなんだちょっとしたおみやげまでもらえ、娘は大喜びでした。

話がずれた・・・。
本当は別の日を大ちゃん関連の記念日として覚えておいたほうがいいのかもしれませんが、ハロウィンは彼の誕生日と並んで覚えている日になりそうです。
氷上復帰した4月4日も覚えていたいなと思うけれど、それもこの日がスタート。だから忘れたくはない日です。
しかし、覚えやすい日ですよね。よりにもよってハロウィンだなんて。怪我をしたのがこの日だと知ったときは、ハロウィンだったことにも驚きました。

あれから1年経って本当に色々なことがあって、NHK杯直前の今の彼はまるで新しいスタート地点に立っているかのよう。
輝く未来へのスタート地点に。

コメントありがとうございました!パンプキンパイのせいでお返事しそびれましたが(これもハロウィンの呪い?)、明日お返事いたします。地上波放送のFSを見てこようと思って。ごめんなさい!

Days vol.10

2009-10-30 21:41:37 | フィギュアスケート雑誌・本
中国杯、始まっていますね。今回は明子ちゃんの台乗りを応援しています。テレビ放送があるまでこちらはおいといて、たまにはフィギュア雑誌のことでも書きますね。WFS No.39もDays Plusもタイミングを外して書きそびれたなぁ。

Days vol.10、昨日届きました。大ちゃんの表紙の雑誌が続いてますね。次のWFS No.40はプルさんの表紙だけど、大ちゃんのポスターが付いているし楽しみです。WFSの写真はいつもいいから、かなり期待しています。もったいなくて切り取れないけどさ。(笑)

Daysの目玉は宮本さんとの対談。読み始めて、期待通りの話の展開のゆるさに自分の読むスピードが合わず、呼吸困難になりかけました・・・っと思ったら、ずっと笑いっぱなしだったのでした。(笑)
しかし、ゆるいようで、大事なポイントはきちんと押さえているなぁ。ちゃんとeyeもLuv Letterもプログラムの説明があるし、振付のキモの説明とかもあるし。
ウケたところは多すぎました。でもいくつかピックアップしてみます。

>知ってる言葉を言うただけやろ!(byみやけんさん)

う~ん、鋭すぎるつっこみ。(笑)その他にも汗とかヨダレとか、男2人が遠慮なくつっこみを入れまくっています。それだけ仲良しなんだよね~?でもこのレベルでつっこみ入れまくったら、うちなら家族でも大喧嘩。家族だからか?

>妄想族バンザ~イ!

これでなぜ大ちゃんファンに妄想力豊かな方が多いのかがわかりました。大ちゃん本人が妄想力豊かな人だったからですね。(笑)
FOI2回目のときに、大ちゃんが何を妄想して緊張しなかったかを知りたい。みやけんさんかライターの山本さんに、ぜひ突っ込んでほしかった!

>ただイーグルができなくてねっ(笑)

大ちゃんファンはなぜかイーグルフェチの方が多いです。大ちゃんも期待に応えられないのを少し気にしているのかな?
以前はできていたのに、なぜ今はできなくなってしまったのかしら?

もっとまともなところを取り上げたかったけれど、こうなってしまいました。読み応えありすぎでしたから、迷っちゃって。(汗)
写真は変顔対決の宮本さんの舌がやたらと気になっちゃいました。これはどうなっているの?
大ちゃんの表情はどの写真を見ても、一点の曇りもないっていうか、晴れやかすぎっていうか。賢二くんと一緒だったからか、心の中も快晴ですね。

他にも読み応えのある記事がたくさんありましたね。

今のFPのままでいきたいランビエールと、どうしてもFPを変えたいグリュッターコーチの意見の食い違い。この2人のインタを続けて読むと、コーチと選手の葛藤が興味深いです。

>そしたら彼がバンクーバー五輪で滑ればいいんだよ。

コーチ本人に向かってもこう言うかは知りませんが、インタビュアーさんには言い放ってしまうランビにウケました。大事なことだから、おもしろがってはいけなかったかしら?

ドイツのオーバスドルフのアイスドームのレポは、ここを拠点に練習しているトマシュ達のトレーニング姿や素の表情が見られました。外国選手のこういう写真は日本の雑誌では珍しいから、嬉しかった。しかもこの前惚れ直したばかりのトマシュだしねー!(笑)

佐々木君のインタも2ページもありましたね。今は東日本選手権に出ているようですね。腰も完治するといいなぁ。

アルベールビールオリンピックの練習で伊藤みどりさんが3Aを跳べなくなった話は、つい真央ちゃんに重ねて読んでしまいました。
話は脱線しますが、真央ちゃんといえば、日経連載の「バンクーバー 夢の舞台へ」の「真央は跳ぶ」は今日の朝刊に載っていました。

チュッキョフィギュアでおなじみ本田恵美アナウンサーのインターも。
明子ちゃんと摂食障害の少女の交流の話などの番組の裏話が載っていました。あの少女も病気を克服したようですね。それに明子ちゃんが大きな役割を果たしたことは間違いありません。

岡崎さんのルール解説もためになりました。スパイラル、秒数の要件を満たさないと、レベル1すらもらえなくてノーバリューで0点になってしまうんですね。厳しい~。(汗)

ロステレコム杯男女FS

2009-10-26 22:01:56 | フィギュアスケート大会
BSを見た後のFSの感想を少し。
まずは女子から。

真央ちゃんは、心身ともに疲れとかがたまっていたのかな?ゆっくり休んで心のゆとりを取り戻して、全日本に備えてほしいと思います。
ただSPの2Aはやはりカウントされませんでしたね。SPで3Aを跳んで2Aになった場合の対策をこれを機会にきちんとしてくると思うので、この失敗をしたのがこの大会でよかったと思います。昨年のトマシュが同じ失敗をしていたので、あれっと思ったんですよね。

ワグナーの「韃靼人の踊り」、とてもかわいくて素敵でした。そこまでの選手はミスが目立っていたので、彼女が次々と決めていくジャンプが気持ちよかった。表現も美しく、安定した素晴らしい演技でチャーミングでした。
GPSの2位はこれまでの最高位ですよね。おめでとう!

レオノワの映画「シカゴ」より、SPよりも大人っぽいプログラムなのに、彼女の躍動感が生かされたおもしろいものに仕上がっていました。

美姫ちゃんの「ローマ」ほかからのクレオパトラ、エキゾチックで合っているなと思いました。2A-3Tを失敗したのは惜しい。絶好調という感じではなかったけれど、手堅くまとめましたね。
力を出し切った感じは全くなかったのに、優勝してしまうところが実力なんだろうな。優勝、おめでとう!
この「ローマ」というドラマ、見ていました。古代ローマが好きなのです。こんなドラマを子供に見せていいのか?と思いつつ、娘も見ていた。過激なシーンになると、18禁とか言って頭から夏布団をかぶせて見えなくしていました。(笑)娘は最終回は途中で寝てしまって、いまだに最後を見逃したとぼやいています。

シズニーの「ドクトルジバコ」は古きよき時代を思わせるようなクラシカルな衣装と音楽で。最初のルッツからのコンビネーションで今回は調子がいいなと思ったけれど、その後はミスもありましたね。
スピンの速さ、美しさには、何度見ても見とれてしまいます。

セベスチェンはやはりミスがあったけれど、うまくいったジャンプはやはり高い。このメンバーの中でSP1位というのは相当プレッシャーがあったんだろうな~。

女子は美姫ちゃんの優勝でよかった。日本女子のトップ2が出場して、このメンバーの中で優勝を逃すのはちょっと悔しいから。今季の美姫ちゃんは昨季に続いて安定した演技を見せてくれそうです。

男子もたくさん放送してくれましたね。FSは4位のムロズ君の放送がなかったのが悲しいけれど。私はこの選手、けっこう好きなんです。

ボロデュリン、1つ順位を上げて3位に入りましたね。昨年からステップや表現がいい選手だと思っていましたが、それが今回は結果になって出てきました。
昨年は3Aを回避したり、失敗したりしていましたが、今季は確実性が高まってきているのが躍進の理由なのかな?
FPは昨年と同じですね。手の使い方がうまいです。

ジョニーの衣装はいつもの彼らしい衣装。演技も振付師を変えてもいつもの彼っぽい印象が残っていました。ジョニーも調子が悪かったな・・・最後のジャンプで3Aを跳んで意地を見せてくれました。
EXのプログラムはかっこよかった~。最近男っぽい路線の演技のジョニーが好きです。

小塚君、4回転は厳しいですね。大会で1本決めれば自信になってくるのでしょうけれど。そこと後半のルッツ以外は全体的によかったと思います。
でも点数は140点もいきませんでしたね。今回は点数が伸びなかったな~。でも昨季のように、最初が好調で最後息切れしてくるよりも、スロースターターのほうがいいかもしれません。
EXのCloser、かっこよかった。タンクトップが赤じゃなかったのに微妙にがっかり(爆)したけれど、リバーシブルのジャケットを裏返して着るのも今回はうまくいったし。COIの後、このシーンをかなり練習したんだろうな~。しかしこのジャケット、裏も表もそんなに違いはない気がする・・・。

プルシェンコはFSでも4-3が鮮やかでしたね。3Aも見事。ロシア国民は彼を待っていたんだろうな~。ロシアの他の男子選手だけは、彼に1枠持って行かれちゃうから迷惑だろうけれど。
そして今日のEXを見て、大ちゃんの気持ちがわかりました。「もういいだろう、引退してくれよ」(爆)EXで4回転1本と3Aを3本跳んじゃうんですか。
どうして宇宙人と呼ばれていたのかも、よ~く理解できました。あの4回転の安定感、確かに地球人の中に宇宙人が1人紛れ込んだかのよう。(汗)
本当にすごい選手ですね。この大会で存在感を嫌というほど見せ付けておいて、この後はOPまで国際舞台には姿を現さないのかな?

公式リザルト

全日本ノービス

2009-10-26 17:45:38 | フィギュアスケート大会
この週末は、全日本ノービス選手権が青森で開催されていました。

公式リザルト

ノービスA男子は、宇野昌磨君が優勝です!彼は昨年まで2年連続でノービスBで優勝していましたが、まだ小学生の小柄な彼が中学生とも競うノービスAではどうかなぁ、と思っていましたが、点数も圧勝ですごいですね!

1. 宇 野 昌 磨 グランプリ東海クラブ 91.91
2. 中 村 優 釧路教育大附属中学校 71.60
3. 宮 田 大 地 パピオフィギュアクラブ 69.40

ノービスA女子

1. 安 原 綾 菜 滋賀FSC 82.46
2. 庄 司 理 紗 明治神宮外苑FSC 80.67
3. 加 藤 利緒菜 関西スケーティングC 79.34

昨年も同じことを思ったけれど、ノービスは知らない選手が多いな~。覚えたと思ったらジュニアに行く。
日本のフィギュアの未来を担う彼らが、順調に成長していってくれるといいなと思います。

Sportiva12月号&スポーツ大陸

2009-10-25 20:56:56 | 高橋大輔その他
今月は25日が日曜ってことで、Sportivaの発売は昨日でしたね。
ところで、Sportivaを買うたびに、いつもこの2ページのために600円払うなんてもったいない、と娘から冷たい視線を浴びる私ですが、今回は大ちゃんだけで5ページ、それに加えて真央ちゃん記事も4ページあったので、ほら、フィギュア関連が9ページもあるよ、とアピールしてしまいました。(笑)
2ページしかないと、ページ単価は300円・・・9ページあると66.666…円・・・普通はこんなせこすぎる計算はしないか。(汗)

1ページ目の大ちゃんの写真、素敵です。靴を抱えている写真はよくあるけれど、笑顔のかわいいものが多かったですよね。今回の写真からは内面の成熟を感じ、大人の男になったな~と見とれました。

大ちゃんインタはNHK杯に関するところが、いかにも大ちゃんらしいです。
「実は誰が一緒に出るのか、ほとんど知らないんですよ。まったく気にしないわけじゃないですが、誰が出てこようと、メンバーを気にしたところで自分をかえられるわけじゃない。滑るのは、自分ですから」
こっちは誰が一緒に出るのかチェックして、フィンランディア前はいらない心配をしたりしていたのに。(笑)
自分のスケート、自分のやらなければいけないことをしっかりと見つめている大ちゃんに、たのもしさを感じました。

今回は荒川さん、本田さん、2人のお兄さん(?)のお話が嬉しかったです。
荒川さんの「メンタルだけは支えてあげなくちゃ」の一連のお話も嬉しかったのですが、荒川さんとの関係は「リアルタイム」で見たので、今回は普段クローズアップされることが少ない本田さんのお話に感動しました。
ジャンプに対する詳しい説明と、見本を見せるために選手以上にジャンプを跳んだお話は心に残りました。
「大輔にとってプラスになるのならば、僕はいくらでも跳んで見せるつもりです。」
なんて暖かい言葉なのでしょう!本田さんには本当に感謝します。
大ちゃんは彼を支える周囲の人に、本当に恵まれていますね。

そして先ほど放送した「スポーツ大陸 夢をもつかぎり」、1年待った甲斐がありましたね。フィンランディアの演技のノーカット放送はなかったけれど・・・。

 夢をもつかぎり
 努力するかぎり
 夢は遠くない

大ちゃんの母校の中学の石碑にあるこの言葉、まるで彼のためにあるようではありませんか。帰宅部だった中学の頃のエピソードも披露してくれたりして。
京都で下宿した頃の買い物シーン、マネージャーさん達がついて来てくれてましたね。まだ無理ができないからついて来てくれたんだろうけれど、サングラスをかけた大ちゃんが、まるでボディガードを引き連れたマフィアのドンのように見えてしまいました。(爆)
少なくともフランス大会の「ゴッドファーザー」のトマシュよりはそれらしかった。(笑)

2月下旬のボイコット、歌子先生の口から詳しく聞けましたね。
前日までハイテンションだったから、歌子先生すら予期できなかった出来事。最悪のことまで考えたって・・・。

嬉しかったのは今月22日の練習映像。タノジャンプを跳んでいましたね。NHK杯では見られるかしら?ステップの動きも大きくダイナミックになっているように見えました。
1つ試合をこなして、自信を取り戻し、課題も見えてきて、大ちゃんの進化に加速度がかかったように見えます。
NHK杯、楽しみですね!

ロステレコム杯、地上波を見なかったから、これからBSを見てきま~す!

ロステレコム杯男女SP

2009-10-25 00:54:50 | フィギュアスケート大会
ロステレコム杯という名前にまだ慣れません。ロシア大会と呼んでしまいます。
男子FSの結果、知りたくないのにまた知っちゃった・・・どうせ明日の新聞に載っているし、いつもこのパターンなので、もうあきらめたほうがいいですね。(汗)
地上波放送のSPの感想だけを簡単に書いておきます。

男子は4人「も」放送してくれましたね。でももう言っても仕方ないけれど、女子の過去の放送を流したり、繰り返したりするなら、もう数人男子を放送してくれればいいのに。
ボロデュリン君の演技、見たかったな。彼は昨年の段階でもステップや表現が素敵な選手でした。

プルシェンコは4T-3Tも3Aも成功させて鮮やかですね。ルッツがダブルになったりはしたけれど、ここまで戻してくる彼のアスリートとしての姿勢が、本当に素晴らしいと思いました。
シットスピンもトリノのときと比べれば低くて、新しいルールに対応してきていますね。

ジョニーのこの衣装、この振付は好き嫌いが分かれそうですね。おもしろくていいと思うけれど・・・。ジャンプの調子が悪かったのが惜しかった。

小塚君、赤い衣装で彼にしてはちょっと派手め?プログラムが始まってすぐに、ブラッシュアップしてきたなぁと感じました。
すごくかっこいいプログラムに仕上げてきたじゃないですか。体の動きもよく、伸びやかさに若さが出ています。
好みの問題だろうけれど、今日放送された4人の選手の中では、一番素晴らしい演技に感じました。
ジャンプもスピン、ステップもよく見えたのに、点数は出ませんでしたね。ステップが両方ともレベル2でフリップに!マークか~。PCSも6点台が2つある・・・。
でもとても素敵だったので、自信を持って今後に繋げてほしいと思います。

ヴァンデルペレンは今日は調子が悪かったですね。キスクラは奥さんですよね?

女子はシズニー、ワグナー、シェベスチェン、レオノワと、ミスがあって点数が伸び悩んだ選手もいたけれど、素晴らしい演技が見られました。
その中でも表情豊かに滑るレオノワが印象的でした。彼女は昨年と同じく生き生きとした元気のよさが魅力ですね。
シズニー、2Aの着氷以外はまとめましたね!スパイラルとスピンが本当に美しかった!

美姫ちゃんはプログラムを直前に変更しましたね。
カーニバルオンアイスで見た新SP、彼女の魅力が引き立っていると思っていたし、衣装以外は好きだったのでちょっと残念です。でも美姫ちゃんにしたら評価の高い「レクイエム」のほうが安心なのでしょうね。
3Lz-3Loで失敗してしまいましたが、美姫ちゃんはセカンドの3Loを捨ててないんですね。成功したらきちんと認定されるといいなと思います。
美姫ちゃんは3位といっても、1位とわずかな点差しかないし、インタの表情が明るかったので、FSで巻き返してくれるんじゃないでしょうか。

真央ちゃんの3Aは、諸刃の剣だなと感じてしまいました。
でも2戦続きで疲れも残っていたのでしょうね。この試合が終わったら、ゆっくりと疲れをとってほしいと思います。
結果的に2Aを2回跳んだことは、問題ないのでしょうか?

公式リザルト

Get Sports 小塚君&4回転前のターン

2009-10-20 23:02:13 | 男子選手
日曜の晩のGet Sportsは小塚君特集でした。いつもGet Sportsはいい内容ですよね。今回も15分やってくれ、大学生活から新プログラムの説明、スケート靴のことまでと、充実の内容でした。
ちなみに次回のGet Sportsは真央ちゃんです。そのうち大ちゃん特集もきっとありますね。昨年の「覇道」は内容といい、タイミングといい絶妙すぎて、この番組に感謝しました。

小塚君に話を戻しますが、4回転について今までとは違う視点から詳しく説明してくれたんですよね。
それによると、小塚君は昨シーズンとは4回転トゥループの跳び方を大きく変えたそうです。
昨シーズンまでは、モホークターンから入っていたのが、今シーズンはスリーターンから入って跳んでいるそうです。
これを実際に跳んでいる映像で比較して、説明してくれました。

ジャンプに入る前の動作を、両足を踏み変えながら行うモホークターンから、1本の足で勢いをつけるスリーターンへ。左足のスリーターンで遠心力が生まれ、それがジャンプの勢いとなっているようです。
ただその分だけかかる力が強いので、その分トレーニングしなければならないようです。そうしないと、遠心力に負けてしまうらしいです。
小塚君によれば、大変だけど回転はつかみやすいとのことだそうです。

もう1つ、おもしろい映像が。
練習後、小塚君はジャンプであけた穴を自分で埋めていたのですが、これが随分勉強になっているようです。
ジャンプがうまくいったかどうかで、穴の形が違うらしいです。
トゥループでジャンプの瞬間につく左足のトゥが開ける穴(というより溝)の形が、失敗したときは後ろに流れた形(カタカナのノの字を左右反転させたような形)なのに、成功したときは「かえし」があるらしいです。
この「かえし」というのは右側に折れ曲がった形の溝です。
小塚君によれば、他の選手のあける穴も、成功した4回転ジャンプだとこの形らしいです。
他の選手が跳んだ後の穴の形まで、ちゃんと観察しているんだーと思いました。

このシーンを見ていて、野生動物の調査のフィールドワークって、まず糞を採取して調べたりするでしょう?なんだかそれを連想してしまいました。
動物を見るなら糞、ジャンプを見るならあけた穴ってね。(笑)

とにかく4回転について知らなかったことが満載で、小塚君ファンだけでなく男子選手ファンなら見て損はない内容でした。
Get Sportsさん、大ちゃん特集のときもいい放送をお願いしますよ!個人的なリクエストとしては、大ちゃんの4回転が怪我前と後ではどう跳び方を変えたかを、細かく映像で検証してほしい。
他のエレメンツについてもなるべくマニアックで、素人がへーっと感心するようなものを。
放送してくれるだけでもありがたいから、贅沢を言ってはいけないんですけれどね。

小塚君は今週末のロシア大会に出場しますね。プルさんとの対決も楽しみですが、PCSが今回の織田君のFSぐらい出るといいな~と思います。
表彰台には絶対に乗ってほしいです。

話を再度4回転に戻しますが、この番組を見終わった後、小塚君以外の選手は4回転トゥループをどう跳んでいるんだ?という疑問が湧きました。
私はターンは全くわからないので、ジャンプに入る前の動きの細かい部分に注目したことがないんですよね。

まずは放送したばかりのエリックボンパールを、次に他の大会も軽くチェックしました。チェックしたのは4回転トゥループのみです。
私はターンを知らないばかりか、選手の細かい動きを見るのも苦手なんですよ。間違っていたら、教えてくださいね。

スリーターンからの4T・・・ジュベール、ポンセロ、ヴォロノフ、トマシュ、織田君、ルータイ、プレオベール

モホークターンからの4T・・・大ちゃん、無良君

判断がつけられなかった4T・・・ムロズ、ブラッドリー(この2人は他の選手とは違う動きをしていたような気が・・・)

圧倒的にスリーターンから入る選手が多いですね。3回転トゥループについても、女子を含めて調べてみたくなりました。
ランビやエヴァンなど主な選手でも、HDDの映像をすぐに見つけられなくてまだ調べてない選手もいますが・・・確認したら追記しておきますね。

トロフィー・エリックボンパール男女FS

2009-10-19 23:34:10 | フィギュアスケート大会
FSは結局BSしか見ませんでした。寝る時間が遅くなりました。しかもその後、Get Sportsの小塚君特集を見てしまいました。しかもその中のあることが気になり、その後は色々な録画を見るハメに・・・。久し振りに夜更かししました。(汗)
Get Sportsについては明日書きますね。今日はFSについてゆるい感想を。

女子の6分間練習で、真央ちゃんの新しい赤い衣装を見ました。
今シーズンは、女子のFSの衣装の色が気になっていました。皆様、覚えてらっしゃるかと思いますが、トリノのときにモロゾフコーチが荒川さんに、OPの女子のチャンピオンはみんな青を着ているからと青い衣装を着せましたね。
荒川さんはそれを美姫ちゃんとも話していたし、モロさんがまた同じことをするのではないかと、美姫ちゃんのFS衣装も気になります。
そんなわけで真央ちゃんの赤い衣装、キム・ヨナの青い衣装を見て私はどっきりしました。
験かつぎとかをそれほど信じるわけではないのですが。

でも真央ちゃんの演技が始まって、この「鐘」のプログラムには、この赤い衣装のほうが合っているなと感じました。
まるで彼女の演技は火山のよう。このプログラムには怒りのような表現が出てきますよね。見ていて真央ちゃんは闘っている、怒っていると感じました。
実際の彼女は闘ってはいても怒ってはいないと思いますが、プログラムの表現では「怒り」が伝わってきました。

タラソワさんは彼女にどんな怒りを演じさせたかったのだろう。
昨シーズンの女子フィギュアに感じたような閉塞感?
超高度な技を入れても高く評価されないこと?
タラソワさんが考える真の芸術性が、大衆受けのする演技ほど評価されないこと?
タラソワさんは真央ちゃんに怒らせたかったのか、それとも彼女の身体を通して自分の怒りを表に出したかったのか。
全てはその瞬間に私が感じた印象であり、実際のタラソワさんや真央ちゃんの考えからは全くの的外れなのでしょうが、思わずそんなことを演技から連想してしまいました。

そしてキム・ヨナの演技。3Lz-3T、2A-3Tとコンビネーションは鮮やかで、フリップを跳ばなかった以外はほぼ完璧。
真央ちゃんの印象が火山なら、青い衣装の彼女は流麗な水のよう。お洒落なプログラムは彼女の魅力をストレートに引き出していました。ちょっと作り物めいた感じが強すぎるSPよりも、こちらのプログラムのほうが好きかな。
素晴らしい演技で優勝しましたね。ただいつものことだけれど、PCSを見ると嫌な気持ちになる。これで全部8点台って・・・。

ただやはり真央ちゃんよりも、キム・ヨナのほうが高いPCSをもらえたこと自体は納得なんですよね。
プログラムの持つジャッジや観客に訴えかけてくる力が違うと思います。
芸術性といったって、フィギュアスケートの芸術性はあくまでもスポーツとしての範疇のもの。ジャッジに評価され、観客に受け入れられなければ何ともならない。
真央ちゃんももっと「ウケる」プログラム、真央ちゃんの本来持っている魅力が引き立つようなプログラムでもいいんじゃないかなぁと思ってしまいます。
理想の追求よりも、とにかく勝つことが大事。汚い手を使わない限り、勝つためなら何したっていいんだから・・・とか思う私の心は汚れているのでしょうか。
タラソワさんは彼女の考える理想の芸術性、真央ちゃんは3A2回を追っているんだろうなぁ。両方が完璧に融合した、最高のものを見てみたい気持ちはあるけれど。

織田君のチャップリンですが、これはPCSでも高い評価を得ていましたね。
得意のコミカルというだけでなく、見ていて彼はやはり柔らかい動きが得意だし、引き立つんだなと感じました。
死の舞踏は彼にしては力強い表現のプログラムだったけれど、それはそれまでの本人比のことなので、ジャッジの心には響かなかったのかも。
チャップリンは彼のよさがよく出たはまりプロだと思いました。

エレメンツをきちんとこなすことが前提ですが、プログラムの振付、音楽の世界観を表現することって本当に大事だと、改めて思った今大会でした。

ここまでだらだらと書きましたが、トマシュについてだけは書かなきゃ。
ゴッドファーザーのトマシュは、七三分け?とか髪型を見て思ってしまいましたが、やはりかっこいいですね~。しばし大ちゃんのことを忘れて、ひたすらトマシュに見とれていました。ただマフィアというより銀行員って感じです。(爆)
SPよりずっといい4-3を跳んでました。この日男子の4回転は不発続きだったので、美しい4回転に余計に惚れ惚れ。その後はミスがあって惜しくも2位でしたが。
2位とわかったときの表情はかなりショックが出ていましたね。GPS初優勝を逃したのかな?彼がキスクラであんな表情をするのは珍しいです。これまでなら爆弾ものの演技でも、キスクラではクールな彼でしたもん。
でも織田君がインタを受けているところに自分からやってきて、織田君を握手&ハグしたホントいいヤツです。2年前のNHK杯で大ちゃんにしたのと同じことを織田君にもするのね、あれは大ちゃんが特別好きな選手だからじゃないのね、きーっと嫉妬の炎を燃やしてしまいましたが。でも大ちゃんにしたときのほうが、愛情がこもっていたような気がする。(笑)

しかし、フランスのトップスリーが出場していながら、表彰台を逃したこのフランス大会。フランス男達、今後の試合で意地を見せて頑張って~!

公式リザルト

JGPトルコ&JGPF出場者

2009-10-18 17:31:57 | フィギュアスケート大会
どうしても華やかなシニアの大会に目が行きがちですが、JGPS最後のトルコ大会が終了しました。→公式リザルト
中村健人君は3位です!アメリカ大会で2位だったので、羽生君に続いてファイナル進出が決定しました!おめでとう!
SP4位でFS2位、総合3位です。彼はFSでも2本3Aを入れることができるし、大人っぽい表現ができる選手なので、羽生君と並んで今後がとても楽しみなジュニア選手です。
今高校3年生で10月生まれなので、来年シニアに上がってくるかどうかが微妙なところですね。

西野友毬ちゃんは6位と惜しかったです。

JGPFの出場者も決まりましたね。日本からのJGPFの出場者は、村上佳菜子ちゃん、羽生結弦君、中村健人君、高橋成美ちゃん&マーヴィン・トラン君です。昨年は女子1人とペア1組だけだったのに、今年は男子が2人出場って嬉しいですね!
みんな頑張ってください!そして代々木に行かれる方々、彼らに熱い声援と拍手をお願いします!

一応出場者名簿を貼っておきますね。

男子シングル→公式サイト
1 Yuzuru HANYU JPN ←羽生君
2 Ross MINER USA
3 Nan SONG CHN
4 Artur GACHINSKI RUS
5 Kento NAKAMURA JPN ←中村君
6 Stanislav KOVALEV RUS
7 Richard DORNBUSH USA
8 Grant HOCHSTEIN USA

女子シングル→公式サイト
1 Kanako MURAKAMI JPN ←佳菜子ちゃん
2 Polina SHELEPEN RUS
3 Kiri BAGA USA
4 Angela MAXWELL USA
5 Ksenia MAKAROVA RUS
6 Christina GAO USA
7 Anna OVCHAROVA RUS
8 Ellie KAWAMURA USA

佳菜子ちゃん以外の選手は全員ロシアとアメリカという・・・すごいですね!西野友毬ちゃんは9位だったので、惜しくも出場を逃しました。

ペア→公式サイト
1 Wenjing SUI / Cong HAN CHN
2 Narumi TAKAHASHI / Mervin TRAN JPN ←成美ちゃん&トラン君
3 Kaleigh HOLE / Adam JOHNSON CAN
4 Yue ZHANG / Lei WANG CHN
5 Tatiana NOVIK / Mikhail KUZNETSOV RUS
6 Britney SIMPSON / Nathan MILLER USA
7 Alexandra VASILIEVA / Yuri SHEVCHUK RUS
8 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV RUS

中国が3組出場!さすがペア王国です。

アイスダンス→公式サイト
1 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI USA
2 Ksenia MONKO / Kirill KHALIAVIN RUS
3 Elena ILYINIKH / Nikita KATSALAPOV RUS
4 Ekaterina PUSHKASH / Jonathan GUERREIRO RUS
5 Kharis RALPH / Asher HILL CAN
6 Lorenza ALESSANDRINI / Simone VATURI ITA
7 Marina ANTIPOVA / Artem KUDASHEV RUS
8 Isabella CANNUSCIO / Ian LORELLO USA

アメリカのシブタニ兄妹が出場します。日系なので親近感を持って応援してしまいます。演技も素敵ですしね。ロシアはアイスダンスは4組出場ですが、全種目で強く、近い将来フィギュア王国復活となるかもしれませんね。

トロフィー・エリックボンパール男女SP

2009-10-18 00:12:18 | フィギュアスケート大会
基本的にテレビ放送がすぐにあるときには結果を先に知るのは好きじゃないけれど、SPの結果も朝から新聞やテレビのニュースで知ってしまいました。そしてつい先程もついうっかりニュースをのぞいて、男子FSの結果を知ってしまいました。(汗)どうせ明日の新聞で知ることになるからいいか。ネットやテレビはなるべく遮断しても、新聞だけは読んでしまうし。知りたくない方もいらっしゃるかと思うので書きませんが、情報化社会の中では情報を知らずにおくのは難しいものですね。

テレビ放送は地上波では男子は3人しか放送してくれなくてがっかりしていたら、BSで放送してくれましたね。昨年はBSも地上波と同じ内容だったことが多かったけれど、今年は一昨年と同じようにBSはまともな放送をしてくれるみたい。もう地上波を見るのはやめて、BSとCSのみにしようかしら。

公式リザルト

織田君
どのジャンプも着氷姿勢が低くきれいでした。Cistは力強く、これまでとは違った面が出せていたと思います。
PCSが思うように出なくてショックなのはわかるけれど、そんなことでインタで泣くのはちょっとね・・・。泣きたかったら1人でいるときやコーチの前で泣けばいいんだから。織田君っていつも自分しか見えてないって感じがする・・・。日本の代表としての自覚を持って、大人になってほしい。

ヴォロノフ
彼はいつも4回転が本当に安定していて、きれいな4回転のコンビネーションを見せてくれます。佐野さんの解説だと、この日の練習では4回転は成功していなかったらしいけれど、本番で成功させてきたのは素晴らしい!他のジャンプもきれいでした。
ショパンの「革命エチュード」はタラソワさんの振付なのですね。情熱的な演技でした。アップライトスピンでおもしろい形をやっていました。

アダム
映画「かもめのジョナサン」とアダムの組み合わせってかわいすぎではありませんか?どのジャンプも成功させていましたが、両手を上げたルッツジャンプにはびっくり。彼は笑顔で伸びやかに滑るので、いつも見ていて気持ちのいいスケートです。

プレオベール
3Aが斜めなのに着氷してしまうところがすごい。いつもこの選手は斜めでも降りてしまいますね。ループを入れてきたのは調子が悪かったのでしょうか?
途中で曲調が変わると、まるでEXのような盛り上がり。やはり地元フランスでは大人気ですね。

ここでジュベールのヌードが映りましたね。いくら体に自信があるからって、どうしてあんなに脱ぐのが好きなのでしょう。そんなに脱ぐのが好きなら、脱ぐEXナンバーを希望します。(笑)

ポンセロ
登場したときは衣装が変って思っちゃったけれど(でも男子衣装は変なのが多いですよね)、滑りだしたら思わなくなりました。
4回転で手をついたのは惜しかった。3Aは成功してほっとしました。ルッツは跳ばずに3Sにしたのですね。
ジャンプミスはあってもスピードがあって激しく情熱的な演技。ポンちゃん、魅せてくれました。

ジュベール
昨年と同じRiseですが、このプログラムは好きなので嬉しいです。どうしてあの順位にと思ってみていたら、3つのジャンプ、どれもが少しずつミスをしているのですね。消沈してステップも元気がないような。

トマシュ
ゾルバ、魅せてくれました~!最初から足さばきが美しいな~と見ていたら、4T-3Tをしっかりと成功させてくれましたね!昨年失敗を繰り返してショートから4回転を入れ続けていたことを思い出して、感動が倍増しました。そして3A、3Lzも鮮やかに成功させて。
おもしろい振付が所々に入ったプログラムで素敵で、トマシュのスケート、大好きだな~と思いました。トマシュに惚れ直した!(笑)
技術点が伸びなくて織田君よりも低かったので、回転不足があったのかと思ったら、ジャンプは大丈夫でスピンでレベル1が2つあり、ここで点を取りこぼしていたのですね。4回転を入れてジャンプ完璧でも他で取りこぼせば点は伸びない。厳しいけれど、元々スピンも得意な彼のこと、次はきっと調整してくれますね。

女子は簡単に。
友加里ちゃんは肩に不安を抱えているとは思えない集中したミスのない演技でさすがです。
キャロライン・ジャンは大人っぽくなりましたね。ツィゴイネルワイゼンは素敵ですが、さらに情熱的な演技を今後は見せてくれるんじゃないかと思います。
真央ちゃんはアクセルがパンクでしたか~。ルッツを回避してもアクセルの確実性を高めないと今季もまたSPで苦労をしてしまいそうですね。仮面舞踏会は衣装と笑顔で同じ曲でも昨季とはかなり違ったイメージ。
キム・ヨナは昨季3F-3Tを跳んでいたのが、今季は3Lz-3Tに変更してきましたが、それでも乱れのない美しいジャンプを跳んだのは素晴らしいと思います。でもPCSに1人だけ男子でもほとんど出ない8点台が出ちゃうんですね。