気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

バンクーバーOP 女子FS

2010-02-28 02:23:22 | フィギュアスケート大会
女子について書くのが点差がどうのこうのだけではあんまりだと思ったので、感想も少し。

女子FSリザルト

今回は演技順に。

明子ちゃんのウエストサイドストーリー、slstの深いエッジ使いの迫力とキレには感動で思わず涙ぐんでしまいました。マリアそのもののように見えました。
演技後のあっこちゃんも涙。
ジャンプミスはあったけれど、いい演技の前にそんなの気になりませんね。順位も上げて8位入賞。彼女なら入賞してくれると思っていたけれど、期待に応えてくれました。

美姫ちゃん、慎重にきちっと演技してきました。ミスらしいミスがなかったので、4位をキープするか、上位陣のミスによってはメダルも獲れるかと思ったら、未来ちゃんが上位に来ましたね。

キム・ヨナ、すごい精神力と集中力でまとめてきました。SP、FSともにこの演技。本当にメンタルの強い人ですね。
そして彼女もすごいけれど、彼女のチームも本当によく機能していると思います。氷の上で演じるときは一人だけど、チームで獲ったメダルでもあるのではと思いました。

真央ちゃん、3A2本を跳びました!すごいことですよね。後半にミスがあったこともあって銀でしたが、悔しそうなのがいかにも真央ちゃんらしいと思いました。
真央ちゃんも本当に強い人。

最終滑走の未来ちゃん、最近はDGを獲られてFSで泣くことが多かったのに、今回は1つも取られていませんね。同じフランク・キャロルコーチのエヴァンが以前DGを取られていたのを修正してきましたが、未来ちゃんも。
スピンやスパイラルが美しく、溌剌とした演技が見ていて気持ちよかったです。

レピスト、マカロワ、フラット、ロシェット、皆素晴らしかったです。さすがオリンピック、いい演技が揃っていました。

ところで、女子も日本は3人とも入賞しましたが、気になることが。
それは3-3です。元々美姫ちゃんは3Lz-3Lo、真央ちゃんは3F-3Loを持っていましたが、DGを厳しく取られるようになって、セカンドのトリプルループは事実上封印されてしまいました。今回美姫ちゃんはショートで挑んできましたが、着氷が詰まったこともあって、DG判定でしたよね。セカンドのトリプルループは回転不足を取られやすいようですしね。
だからキム・ヨナやフラットのようにセカンドにトリプルトゥループを付けられないものか、とずっと思っていました。でもできるものなら美姫ちゃんも真央ちゃんもやっているでしょう。跳べるのだと思いますが、セカンドをトリプルトゥループにしても回転不足気味になるので、避けているのでしょうか。
セカンドのトリプルループも美姫ちゃんの4回転もDG判定によって事実上封印されています。真央ちゃんの3Aは認定はされますが、高い評価はされません。男子は4回転を決めるとご祝儀のようなPCSが貰えたりもするのに。
次世代の日本の女子選手には、3-3、それもセカンドがトリプルトゥループ、できれば3Lz-3Tか3F-3Tが得意な選手が出ないかしらなんて思ってしまいます。
今と同じ採点方式が続くなら、という前提の話ですけれどね。

期待通り男子3人がまたまた客席で観戦。ご丁寧に顔に派手なペイントまで。あのペイントはどこで描いたのでしょう。選手村からなら恥ずかしかったでしょうね。それとも女子のためなら平気かしら。
3人とも熱心に応援していましたね。大ちゃんが前の席に座るトマシュの肩をぽんと叩いたところなども見られておもしろかったです。
トマシュの隣はペシャラ?ミハルとアリソンが隣同士。チャーリーとタニスが隣同士にはびっくりしました。エヴァンじゃないの?と思ってしまったのですが、以前から?

点差

2010-02-28 00:52:26 | フィギュアスケート大会
書くのがどんどん遅くなってしまいましたが、書かないと終わった気がしないバンクーバー女子。
いい演技が数多く見られた素晴らしい試合でした。ただコメント欄にも書いたのに、しつこいようだけど、点の出方だけは・・・。
もし真央ちゃんがパーフェクトに滑ったとしても、キム・ヨナのあの点を超えられないというのは納得できないことです。
でも実際は真央ちゃんは2箇所ミスがあり、キム・ヨナはパーフェクト。順位に疑問をはさむ余地は全くありません。
あのひどい点差がなければ、後味よく素晴らしい大会だったのに残念です。

まずはPCS。
ちなみにキム・ヨナのPCSは71.76ですが、9点台が3つで1.6の係数が掛けてあるので、男子のように2.0の係数を掛けて計算すれば89.70となり、これは男子FSで最高のPCSを出した大ちゃんの84.50を5.20も超えているんですよね。
男子FSの係数が2.0なのに対し、女子FSの係数が1.6なのは、私はTESとのバランスを取るためだと解釈しています。(SPでは男子は1.0、女子は0.8です。)
女子も男子と同じように2.0を掛けると、得点全体に対しTESに対してPCSの比率が高くなりすぎるんですよね。トップレベルの男子と女子ではジャンプの難易度が違うので、TESの基礎点では(今回のキム・ヨナの加点後のTESを見ると、もう「TESでは」とは書けません)当然差が出てきます。TESとPCSの両面からバランスよく得点を出そうとした結果が、男女の係数の差なのだと思っていました。
これは私が勝手にそう解釈しているだけなので、違う理由があるのかもしれませんが。

PCSは10点満点であり、各点にはそれぞれどの程度できたかの基準があります。
係数を掛ける前の大ちゃんのFSの構成点の合計は42.25、キム・ヨナのFSの構成点の合計は44.85、つまり男子トップよりも女子トップのほうがスケーティングスキルや表現力などにおいてずっと優れていたということですね。
PCSにおいて大ちゃんがトップということは、男子選手はスケーティングスキルや表現などの演技構成要素において、全員キム・ヨナに劣るということになりますね。
採点するジャッジが違うということと、男女の差において私が何か別のことを見落としているということは考慮においておいていいかと思いますが。

ちなみに今回女子FSにおいて2番目にPCSが高かったロシェットのPCSは68.48ですが、構成点の合計は42.80で、係数2.0を掛けたならば85.60でやはり大ちゃんのPCSよりも高いです。
3番目の真央ちゃんはPCS67.04、構成点の合計は67.04、係数2.0を掛ければ83.80で、これは大ちゃんよりも低いです。

次にTESです。
キム・ヨナの点は78.30ですが、この内訳は基礎点60.90、加点17.40です。
真央ちゃんの点は64.68で、この内訳は基礎点55.86、加点8.82です。
ロシェットの点は62.80で、この内訳は基礎点58.38、加点4.42です。
この3人のスピン、スパイラル、ステップはそれほど点差がなく、点差のほとんどはジャンプで付いています。
真央ちゃんの基礎点が3人の中で一番低いのは、オーバーターンしたコンビネーションの3Fがダウングレードされた(後半の基礎点 3F 6.05→2F 1.87)のと、トゥループがパンクしてシングルになった(後半の基礎点 3T 4.4→1T 0.44)ためです。
もしこの2つのジャンプが計画通り成功していたら、基礎点8.14が加わっていました。減点の代わりに加点がどの程度加わるかはわかりませんが、他のジャンプへの加点から見て多くても2点程度でしょうか。しかし、10点近くプラスされたと思います。

仮に10点を真央ちゃんのTESに加えれば74.68ですね。PCSを加えて141.72で、キム・ヨナの得点150.06には遥かに及びません。
ただ、真央ちゃんが完璧に滑りきった場合はもう少しPCSが出たと思うので、ありえないのですが、仮にキム・ヨナと同じPCSが出たとしましょう。すると146.44となり、これでもキム・ヨナに点は届かないのです。
3A2本を入れて完璧に滑ったとしてもキム・ヨナに勝てなかった。虚しくなります。

韓国メディアでも書かれていましたが、キム・ヨナには男子のカテゴリーに出場してもらったほうがいいかも。
ただし、スパイラルをなくしてステップ2本にし、FSでジャンプをもう1本増やして本当に男子のカテゴリーで出場したとしても、いくら3-3やスケーティングや表現力が達者でも、男子では3Aも4回転も跳べない選手は二流選手にしかみなされないので、高いPCSは出ませんが。どちらにしろあのジャンプ構成で男子で戦うのは無理だとは誰にでも分かっていますしね。
女子のカテゴリーで出場しているからこそ出る点数です。

どうしてここまで出たのか、滑走順も関係あるのではないかなんて思ってしまいます。真央ちゃんが完璧に滑ったとしても勝てないように、あの点を出したのではないかなんて思いたくなってしまいます。
2回連続で日本人がオリンピックで金メダルを獲るなんて、日本以外の国にするとおもしろくないでしょうしね。アジア人活躍についてはかなりのところまであきらめているのではないでしょうか。アメリカの代表だって日系の未来ちゃんですし。
真央ちゃんのほうが先に滑っていたとしたら、あそこまでの加点とPCSは出す必要がなく、出さなかったかもしれないと疑いたくなってしまうぐらいです。

ただ、点に納得いかないだけで、キム・ヨナの演技は本当に素晴らしかったです。彼女の演技と優勝に文句を付ける気は少しもありません。
どうして男子ファンの私が、男子よりも気楽に見ている女子の試合でストレスを溜めているのだろう、とつい書いてしまいました。
これを読んで気分を害した方がいらしたら、ごめんなさい。

バンクーバーOP 女子SP

2010-02-24 23:27:42 | フィギュアスケート大会
願掛けも満願成就したので更新をさぼってしまいました。(汗)
昨日はアイスダンスについて書こうと思っていたのですが、録画し損ねてODを見逃してしまって凹むし、FDの放送もなんか妙で気が削がれるし。
でも優勝したテッサ&スコットと準優勝のメリル&ホワイトは本当に素晴らしかった。この若い2組がこれからのアイスダンスを引っ張っていくのですね。

それと男子が終わったら、バンクーバーが終わったかのような虚脱感に襲われたというのもあります。男子FSが終わった直後には、バンクーバーも終わっちゃった、寂しいな、みたいな気分になってしまって。(汗)
でも女子もしっかりと見なくちゃね。大ちゃん達も今日客席で見ていたし。小塚君と織田君に挟まれて座っていて、サインしたり写真に写ったりとファン対応していましたね。
客席が映してもらえたのはお得感がありました。1人で寂しそうにしているランビエールが気になったけれど。

今日の女子SP、見応えありましたね!さすがオリンピックという素晴らしい演技の数々でした。→女子SPリザルト

1位キム・ヨナは3Aを成功させた真央ちゃんの後なのに、自分の演技をしっかりとして3Lz-3Tを含むジャンプを見事に成功させました!ジャンプ不調なんて今朝の新聞には書かれていましたが、練習では少々調子悪くても本番ではしっかりと合わせてくるのですね。

2位真央ちゃん、3Aをとうとう今季SPで成功させましたね!大切な試合ではきちんと決める、彼女は本当に強い人です。笑顔でのステップもよく動いていました。自分でデザインした新しい衣装もモダンでいい感じ。
しかし、真央ちゃんの3Aって見ていて緊張しますね。明子ちゃんも美姫ちゃんも割とリラックスして見ていられたのに、真央ちゃんだけは緊張して見てしまいました。日本女子のうちの最初というのもあったかもしれないけれど。

3位ロシェット、まるでレクイエムであるかのようなタンゴ。次々とジャンプを成功させて演じていく彼女に、何て強い人なんだと感嘆し、最後の方は見ていて泣けてきました。そして演技後の彼女の涙にまたもらい泣きして。深い悲しみが体全体で表現され、心が透けて見えるような演技でした。

4位美姫ちゃん、とうとう3Lz-3Loを跳びましたね!着氷がつまってしまいダウングレードされてしまって残念でしたが。美姫ちゃんはやはり根っからのジャンパーだと思いました。これまでも跳びたかったのでしょうね。ここで挑戦できたことには満足だったのではと思います。

5位フラット、きれいな3F-3Tを跳びましたね!最近毎回彼女は3-3を跳んでくれます。3Lzの着氷が乱れたのは残念。全体に伸び伸びとした見事な演技でした。

6位未来ちゃんも素晴らしかった。ジャンプは全部成功。スピンやスパイラルは質がよくて見事、ステップはキレがあり、全体に見ていて気持ちのいい演技でした。鼻血なのでしょうか。演技後鼻から血が出ていたのにはびっくりしました。

7位コストナー、ミスを最小限に抑えましたね。

8位レオノワ、練習では調子が悪かったそうですが、ジャンプミスもなく調子がよさそうでした。

9位ゲデバニシビリ、一時期の不調続きを見た後だと、彼女の最近の好調さは驚異です。オリンピックシーズンに合わせていい波が作れたなんて、すごい人だと思います。終了後の喜び方などかわいいです。

10位レピスト、ジャンプは3T-3Tは入れませんでしたね。けっこうミスが目立つことも多いのですが、今回はきちんとまとめたと思います。

11位明子ちゃん、ルッツの失敗が惜しかったです。でもループをコンビネーションにしたのはさすがです。四大陸のフリーのときもそうでしたが、明子ちゃんはリカバリー能力が高いんですよね。練習で失敗を想定したリカバリー練習をしているのでしょうか。
点数が出ないのは悔しいですが、4位の美姫ちゃんとは点差もあまりありませんね。

FSも楽しみですね。

ニュースまとめ

2010-02-20 23:57:07 | 高橋大輔その他
ニュースが色々と出ていますね。皆様とっくにご覧になったかと思いますが、自分用にまとめておきます。

テレビ映像でも確認しましたが、大ちゃんに日の丸を渡したのは吉岡強化部長だったのですね。小塚君、強化部長と伊東部長との間に挟まれています。(笑)信夫コーチもいるし。→yahoo!

その吉岡強化部長といえば→スポニチ
FS前日のニュースには戸惑いましたが、リンクサイドでの様子を見ていても吉岡強化部長はお仕事熱心で責任感の強い方なんだろうと思います。今回の監督が城田さんではなく吉岡強化部長でよかったと思っています。

歌子先生との抱擁→スポニチ
テレビ放送では大ちゃんが手を広げたところでリプレイに画面が切り替わったので、この瞬間が見られなかったので嬉しい。

高橋「和」の力!→スポーツ報知

14年ソチ五輪で「金」目指す?→スポニチ
今後の世界選手権の結果や体調と相談して決めていくことだと思うので、大ちゃん自身にも分からないんじゃないかなと私は思っています。

スピードスケートの長嶋さんや加藤さんとの会見→YOMIURI ONLINE
<大会前は今回が最後の五輪と公言してきたが、「演技は満足のいく内容でなく、悔しさが入り交じっている。まだまだできると感じたし、第一線でやっていきたいと感じた」と意欲をのぞかせた。
今後はあと1日休養しただけで、次の大会に備えカナダ国内でさっそく練習を再開する予定という。>

この会見を動画で見ましたが、スピスケのお2人が大会前は女子選手のほうに注目が集まっていたなんてぼやいていたのを大ちゃんが笑顔で見ていて、内心同じような気持ちだったのかななんて思いました。大ちゃん、これで男子にも目を向けさせることができたね!
1日しか休みがないのはかわいそうな気もするけれど、世界選手権に向けて3人ともしっかりと練習してほしいと思います。表彰台を独占してくれてもいいしさっ。(笑 中央はもちろん大ちゃんね!)

関大では何か動きがあるかもですね→スポーツ報知
<体育会の栄誉を表彰する「大島賞」に続く「高橋賞」がつくられるプランも浮上した。06年に8億円をかけて専用スケートリンクを建設するなど、思い切った強化策が実を結んだ。>
<かつては学生スポーツの名門だった関大に、78年ぶりに五輪メダルをもたらした。上原洋允理事長(76)は「褒めてやりたい。記念碑(設立)は考えないと」と興奮。高橋が五輪前に学長に“おねだり”していた第2専用リンク建設については「これから考えなアカン」と豪快に笑った。
関大は32年のロス五輪銅メダリストの大島さんをたたえて「大島鎌吉スポーツ文化賞」を88年に制定。顕著な成績を残した団体、個人に贈られており、大学関係者は「将来的に『高橋賞』ができるかも」と話した。
大学院2年の高橋と、7位に入賞した文学部4年の織田信成(22)が、「フィギュアの関大」を世界にアピールした。60年代に佐藤信夫、久美子(旧姓・大川)夫妻という2人の五輪代表を輩出して以降は目立った選手が出なかったが、03年度に導入した新入試制度で有望選手が続々入部。高橋3年、織田2年の06年には総工費8億円をかけた国際競技規格の専用リンクが完成した。年間維持費2500万円の支出も、五輪の表彰台という「成果」が即効で出た形だ。
関大には五輪へのカンパで数百万円の資金が集まった。高橋には日本オリンピック委員会(JOC)と日本スケート連盟から、各100万円の報奨金が出ることが決まったが、関大は「表彰金より次の養成費に」(上原理事長)。四大陸選手権で2位に入った2年の町田樹(19)らホープもいる。女子フィギュアの有力選手を次々に輩出する名古屋に匹敵するフィギュア王国・関大へ。高橋と織田の凱旋時にはキャンパス内でのパレードも検討されている。>

「高橋賞」ができるかもと思うと愉快です。
そして1月の関大での公開練習のときでしたっけ?大ちゃんおねだりの第2リンク、できるといいですね。中京大にはサブリンクがあって便利そうだし。
大ちゃんの今回のメダル、そして女子も獲ってくれるであろうメダルによって、さらにフィギュア人気に火が付くことは間違いありません。でも一番の問題はリンク。今でさえ選手たちは混んだリンクで十分な練習が積めないというのに。
あと中部と関西にはリンクのある大学が1校ずつあるのだから、関東の大学にもリンクができるといいなと切に願っています。
関東の選手、大学進学にあたって関東を離れたくないだろうし、やはりリンク環境のいい選手のほうが成績も出しやすい。全日本の1~4位は関大・中京大の選手ですものね。元々が素質のある選手たちだったとはいえ。
日本のリンク事情、何とかならないでしょうか。

追記:昨日記載するのを忘れていました。本田さんのスケート靴を履いていたのですね。→nikkansports
<奇跡の復活だった。08年10月、練習中に右ひざの前十字靱帯(じんたい)断裂、内側半月板損傷という大けが。選手生命も危ぶまれた。1年前の今ごろは歩くのもやっと。心も乱れリハビリ生活から逃げ出した。母清登さんに「しんどい。誰か助けてくれないかな」と弱音を吐いた。長光歌子コーチは「スケートをやめてもいいと思っていた」という。リンクに立てたのは五輪開幕10カ月前の昨年4月だった。
 「けがをしてからは、スケートをやめてからの人生にもプラスになるような経験をした。よくここまでたどりつけた」。銅メダルを首から下げた高橋は、喜びをかみしめ、しみじみとふり返った。
 実はこの日、ジャンプコーチでもある02年ソルトレークシティー五輪4位の本田武史氏のスケート靴を履いて演技した。今年1月に本田氏に渡された。サイズは0・5センチ大きく、硬さも1ランク硬い。だが、毎日練習しているうちに、不思議となじんだ。あと1歩でメダルを逃した本田氏、そしてメダルに挑み続けた過去の同種目の代表選手たちの、思いも背負ってリンクで滑った。>

バンクーバーOP 男子FS

2010-02-19 21:45:07 | フィギュアスケート大会
大ちゃん銅メダル、おめでとう!!!間違いなく今季最高の素晴らしい「道」でした。これまでの4年間が凝縮されたかのような4分半。
夕方の「リアルタイム」に生出演していたときに、荒川さんに6分間練習の後に滑れる喜びで泣きそうになったと話していましたが、そんな気持ちがあの素晴らしい世界を作り出したのですね。
表情がとてもよく、生き生きとした体の動きからは、滑れる喜びがあふれ出しているかのようでした。

男子FSリザルト

優勝エヴァン、4回転はやはり回避ですが、ミスのない素晴らしい演技でした。SPもFSも集中しきっていて、迫力ありますね。優勝はやはり4回転があったほうがなんて思う気持ちもありますが、おめでとう!
SP 90.30 FS 167.37 (TES 84.57 PCS 82.80) 総合 257.67

2位プルシェンコ、4T-3T安定しすぎです。4回転なしのOP王者が登場したけれど、プルシェンコが戻ってきてくれて、他の選手に与えた影響は大きかったし、27歳になってもこれだけの演技ができるというのを見せてくれたことに感謝です!ありがとう!
SP 90.85 FS 165.51 (TES 82.71 PCS 82.80) 総合 256.36

3位大ちゃん、今日も緊張感なく見始めたのですが、最終グループの始まりぐらいから緊張が始まり、ランビエールのころから緊張が高まり、さすがに大ちゃんのときは私もずっと緊張して見ていました。6分間練習のころは新衣装が衝撃で、緊張はありませんでした。妙にかわいい衣装です。
4回転の転倒には思わず悲鳴を上げましたが、不思議と不安にはなりませんでした。そして大ちゃんは3A2本を含めてすべてのジャンプを成功させてくれましたね。3F-3Tの着氷が微妙で、これだけダウングレードされてしまったのが惜しかった。
表情がよく、伸びのあるスケーティングは見ていて気持ちがいい。スピードがあって、勢いが最後までありました。感情がほとばしるかのようなslstにはぐっときて、涙ぐんでしまいテレビ画面がかすみました。
ステップはまたレベル4が取れましたね!スピンはレベルが取れなかったけれど、これだけまとめて1つの作品として昇華させたことが素晴らしい!
表情と表現全体の作り出す雰囲気は、オリンピックの舞台で滑ることのできる彼の喜びがにじみ出た唯一無二のもの。大ちゃんは5位というフリーの順位に不満はあるようですが、この「道」は間違いなく人の心を打ったという点で、全演技中最高のものだったと思います。PCS1位がそれを証明してくれているではありませんか。人々の記憶に残る名演技ですよ!
SP 90.25 FS 156.93 (TES 73.48 PCS 84.50 Ded.-1) 総合 247.23

4位ランビエール、4Tは2本とも少しミスがあって、他にもジャンプミスがありましたが得点は出ましたね。スピンはとてもきれいでしたが、ステップはヨロ選と比べて少し元気がないように感じてしまいました。だからPCSは大ちゃんほどは出ませんでしたね。しかし3位の大ちゃんとの点差がごくわずか。少し冷や冷やしました。でも再びランビエールの演技を大会で見ることができてよかった。ステファン、ありがとう!
SP 84.63 FS 162.09 (TES 78.49 PCS 83.60) 総合 246.72

5位パトリック、私は一時期彼の発言が元であまり素直に彼の演技が見られませんでした。でも最近はまた素直な気持ちで見られるようになりました。そんな理由からなのか、大ちゃんも演じたプログラムだからか、スケカナではそれほどいいとは思えなかった「オペラ座の怪人」、今日はすごくよく感じました。大ちゃんとはまた違ったファントムがよく表現できていて、ファントムの感情が伝わってくるかのようでした。
表現とスピード、伸びやかな動きは見ていて気持ちいいです。後半の3Aは転倒して、他にも小さなミスはところどころありましたが、点数はかなり出ました。
SP 81.12 FS 160.30 (TES 79.30 PCS 82.00 Ded.-1) 総合 241.42

6位ジョニー、流れるような美しい動きで魅せてくれ、ジャンプも調子がよかったですね。スピンはミスがあったけれど。大きなミスがなかったのでもっと点が出るかと思いましたが、意外と伸びませんでした。
SP 82.10 FS 156.77 (TES 79.67 PCS 77.10) 総合 238.87

7位織田君、好調に滑り出したものの、ループの後で中断して、最初は何が起こったのかわかりませんでした。くつ紐が切れて、怪我じゃなくてまだよかったけれど。とにかく最後まで滑りきってほしかったので、演技が再開できてよかったです。私が織田君のことをここまで必死で応援したのは、この瞬間だけじゃないだろうか。
くつ紐は前から切れていたけれど、試合前は感覚が狂うので、縛ってそのまま使っていて、フリップで切れたそうですね。もったいなさすぎる。一番悔しいのは本人だろうけれど。
SP 84.85 FS 153.69 (TES 79.69 PCS 77.00) 総合 238.54

8位小塚君、4回転やりましたね!OPの舞台で初4回転なんて素晴らしい!少し両足気味だったけれど、最初肉眼でみたときは全然わからなかったし、思いっきり拍手していました。後半の3A転倒は惜しかった。全体にすごい集中力で、スピードを保ちながら素晴らしい演技を見せてくれました。PCS、もう少し評価されるといいんだけど。
SP 79.59 FS 151.60 (TES 78.40 PCS 74.20 Ded.-1) 総合 231.19

9位アボット、前半は4回転転倒、フリップパンクなどミスも多かったけれど、後半は本来の彼の演技が戻ってきて、細やかな表現や美しいスケーティングで魅せてくれました。前半の失敗の割には点も出たように思います。
SP 69.40 FS 149.56 (TES 71.56 PCS 79.00 Ded.-1) 総合 218.96

10位ミハル、前半はよかったのですが、後半にミスが。でもジャンプの安定感と力強い動きはさすが。あと少し磨かれ洗練されれば、トップ選手の仲間入りですね!
SP 78.80 FS 137.93 (TES 67.43 PCS 71.50 Ded.-1) 総合 216.73

若手選手の活躍も素晴らしかったです。SPもFSも伸び伸びとした気持ちのいい演技を見せてくれた13位のボロデュリンと14位のフェルナンデス。SPはよくてFSはちょっと緊張気味だったけれどやはり素敵だった11位のデニスに12位のアモーディオ。みんなこの先がすごく楽しみな選手ですね。日本の選手の強力ライバルになってくると思うと手強いけれど。
SPの失敗により第1グループで滑ることになりながらも、4回転を成功させた15位のシュルタイスの演技もFSはほぼミスなく素晴らしかった。後半はお疲れ気味でしたが。SPでも4回転を跳んだし、彼もまだ伸びそうな選手ですね。

16位のジュベールと19位のトマシュはフリーも元気がなく失敗が多かったのが残念。昨晩いつもお世話になっているブログでジュベールが棄権とのニュースを見たときにはすごくショックで、あなたの演技が見たいから滑って!とジュベールに念送りしていました。6分間練習で彼の姿を見たときには本当にほっとして嬉しかったです。どんな演技・結果でも棄権よりはずっといいです。ジュベール、最後まで戦う姿を見せてくれてありがとう!トマシュも!

大ちゃんのインタビュー→スポーツ報知

歌子先生は泣かなかったようですね。→yahoo!
私も涙ぐんだだけで泣きはしなかったので、大ちゃん、歌子先生と一緒に今度泣かせてください。

もうテレビ画面に向かって何度も言ったけれど、大ちゃん本当の本当におめでとう!昨年の今頃は一番辛かった時期。そして今は世界中が大ちゃんの演技に酔いしれ、日本中がお祝いしてくれています。続けてくれてありがとう!感動をありがとう!
氷に乗ったのが4月、そしてついこの前の国際大会まで苦戦していたことを思うと、OPでメダルを獲れたことが奇跡のようにも思えますが、大ちゃんがメダルを獲ることを信じる気持ちが揺らぐことはありませんでした。この銅メダルはこれまでの道のりを思ったら金以上の価値がありますよね。
でも欲張りな私は世界選手権の金メダルを待っています。金こそが大ちゃんには似合う色、というか、4回転を成功させた大ちゃん以上に金メダルがふさわしい選手はいないと思うので。
でも今は休んで疲れをとってくださいね!

4回転好調!

2010-02-18 23:05:44 | 高橋大輔その他
明日はとうとう男子FS。大ちゃんのバンクーバーからの4年間だけでなく、8歳からのスケート人生が結実する日だと私は思っています。
な~んて、緊張感を煽ることもないですよね?
大ちゃんは今日の前日練習の調子もよさそうで、4回転も成功させているのですね。

中日新聞
NHK動画 きれいな4回転!

日本の振付師やコーチに注目した記事もありますね。→asahi.com
<「僕が出られなかった五輪。その舞台で自分が作った作品で演技してもらえるのは光栄です」と宮本氏。仕事は演技の振り付けを作っただけでは終わらない。シーズン中も高橋のSPを10回以上は修正した。「体のひねりを深くしたり、足の置き場所を外側にしたり。高橋君やコーチの意見を聞いて、よりかっこよく、上品にする」という作業を続けてきたという。>

1日遅れになってしまいましたが、連盟が4回転を入れるかどうかについて大ちゃんサイドと協議するという記事。→毎日新聞

大ちゃん、自分を信じて、やりたいように演じきってね!
それでは皆さん、明日喜びを分かち合えることを信じて祈っています!

バンクーバーOP 男子SP

2010-02-17 21:30:50 | フィギュアスケート大会
すごい大会になってきましたね。上位3人が90点台で、80点台後半の選手がいないというのが凄い。そしてメダル候補の選手3人が大きなジャンプミスを2ヶ所ずつ・・・3人とも好きな選手だったのでショックでした。
・・・オリンピックのリンクには、やはり魔物が棲んでいるのかもと思いました。
大ちゃんファンとしては、90点台で僅差の3位というのは絶好のポジションだと思うので、大満足です。トリノのときの荒川さんみたいですよね。

しかし、当日を迎え、試合が始まってからもOPだというのにあまり緊張感がありませんでした。大ちゃんの演技中はさすがに少しは緊張して見ていたけれど。
大ちゃん、どこまで私を鍛えてくれたのですか。それとも大ちゃんの調子のよさがこちらにも伝わっていて、安心していられたからかしら。

男子SPリザルト

1位プルシェンコ、4T-3Tは見事で他のジャンプも安定していますね。彼の安定感の秘密が知りたいです。
TES 51.10 PCS 39.75 TSS 90.85

2位ライサチェク、ミスのない力強く素晴らしい演技でした。しかし、まだSPが終了しただけなのに、ここで泣いていいの?と思ってしまいました。FSで素晴らしい演技をしたら泣く価値はあると思いますが。意外な彼の一面を見た気がしました。
サーキュラーステップでレベル4をとっていますね。PCSが大ちゃんよりも高いのが悔しい・・・。
TES 48.30 PCS 42.00 TSS 90.30

3位大ちゃん、最初の3F-3Tで着氷がつまり、本田さんの回転不足かもしれないとの言葉に、演技を見ながら私の頭の中はそればかりに。(汗)3Aと3Lzはきれいでしたね。スピンもステップも見事。ガッツポーズが見られたのも嬉しい。しかし、点数が出るまでは素直に喜べず、点を見てようやくほっとして嬉しい気持ちが込み上げてきました。
スピンは3つ全部、そしてストレートラインステップがレベル4ですよ!3F-3Tも認定されて、全てのエレメンツで加点されていますね!どれだけきっちりと調整して練習してきたことか。
PCSはランビエール、ライサチェクに次ぐ3番目ですね。トランジッション以外は8点台が出ています。FSではいい演技をすれば、もっと出るような気がします。
放送中は心配のほうが大きくて演技そのものを楽しめなかったので、リピして表情の豊かさに驚きました。何て細やかに魅力的に変わる表情。笑顔と強い視線で、ジャッジも観客も彼の世界へと誘っていますね。
ただ私は喜びは演技直後だけで、まだFSが残っているとすぐに気持ちが引き締まりました。本当の勝負は明後日、きっと大ちゃんもそう思っているんじゃないかなと思います。でも大きな失敗をしない限り、メダルの可能性が高い位置、点差であるのは本当によかった。少しでも高い位置、美しい色のメダルを待っています。
TES 48.90 PCS 41.35 TSS 90.25

4位織田君、ミスなく力強い演技だったと思います。上位3人との点差があるとはいえ、4位に日本人選手が入ったのはすごい。
TES 46.00 PCS 38.85 TSS 84.85

5位ランビエール、3Aはやはり回避ですね。4回転の着氷が乱れて、セカンドが2Tになったことで点を稼げませんでした。しかしそれでもこの順位、この点数なのはさすがです。
PCS、覚悟はしていましたが高いですね。9点台も1つだけ出ています。
TES 41.48 PCS 43.15 TSS 84.63

6位ジョニー、ミスがなく、力の込められた演技でした。フィニッシュが両手での投げキッスに変更されていて、こちらのほうがいいなと思いました。もう少し点が出てもいいと思うけれど、フリップがロングエッジで2点引かれているんですよね。それが織田君との点差になってしまっているのかな。
TES 42.90 PCS 39.20 TSS 82.10

7位パトリック、3Aをステッピングアウトし、ステップでバランスを崩してしまいましたね。スケーティングや表現などは相変わらず素敵だったのですが。そんなところが評価され、PCSは大ちゃんに次ぐ4番目に出ています。オーバータイムで減点されています。
TES 41.42 PCS 40.70 Ded.-1 TSS 81.12

8位小塚君、3Aの着氷が両足に。他はよく、流れるような美しいスケーティングにうっとりでしたが。PCSがもう少し出てもいいのに。80点台が出なかったのも残念。
フィニッシュで最後の音が聞こえないハプニング。ちゃんとアピールするところが偉いです。
TES 42.14 PCS 37.45 TSS 79.59

9位ミハル、最終滑走でもミスがないし、彼は体もスケーティングもしっかりとしていて力強いですよね。今季はシニア1年目なのに、試合毎に力を付けてきています。
TES 42.50 PCS 36.30 TSS 78.80

10位テン、ノリのいい力のこもったステップ、ミスも最小限に抑えていい演技を見せてくれました。昨年の世界選手権といい、彼は大きな大会に強いですね。
TES 41.24 PCS 35.00 TSS 76.24

11位アモーディオ、彼の放送がなかったのには泣きました。プルシェンコの演技を再度放送するぐらいなら、彼の演技を放送してくれればよかったのに。カーリングの放送が延びて最初のほうの演技が放送できなかったのは仕方がないけれど、整氷時間などを有効に使ってっくれればいいのに。NHKはJスポを見習ってほしい。
TES 41.90 PCS 33.45 TSS 75.35

12位ヴァンデルペレン、今季ずっと調子の悪かった彼、これは今季一番いい出来だったのではないでしょうか。
TES 39.20 PCS 33.70 TSS 72.90

13位ボロデュリン、苦手というイメージがあった3Aを鮮やかに跳んで、伸び伸びとしたさわやかな演技でした。
TES 39.94 PCS 32.30 TSS 72.24

そして15位アボット、18位ジュベール、19位トマシュは大ショックです。
ミスが1つあって80点前後で順位も10番前後とかならともかく、これは・・・。(泣)FSで少しでも挽回し、3人とも10位以内には入ってほしいと思います。

SP後会見の記事→YAHOO!
上位3人の会見での様子は、SP後の本人達の様子を彷彿とさせました。大ちゃんの言葉、4回転に関して彼がいつも言っていることと同じですよね。かっこいいです。
明後日のフリー、4回転を成功させてやり切った演技をしてほしいです。そんな演技が見られそうな予感。

FS滑走順→男子FS
トマシュ一番滑走か・・・フリーに出られてよかったですよね。挽回のチャンスが与えられていますもの。
大ちゃんは最終グループの4番目、本人の一番好きな位置ですね。今回は滑走順よかったのでは。ランビの後ですが、今の大ちゃんの落ち着きなら関係ないですね。
最終滑走がプルシェンコなのは劇的ですね。

バンクーバーOP ペアFS

2010-02-16 23:54:09 | フィギュアスケート大会
ペアFS、今日も接戦の素晴らしい試合が見られましたね。中国勢強かったです!悠子ちゃん&サーシャは4位と惜しかった。国籍まで変えたのに・・・と思いましたが、演技内容から結果は納得です。きっと4年後はさらに強くなった演技を見せてくれるのでしょうね。

優勝はシェン&ツァオ、フィギュアの金メダル1号、おめでとうございます!リフトなどにミスはあったものの、よくまとめていましたね。パン&トンの演技がよかったので、どちらが優勝するのだろうかと思いましたが、SPの点差は大きかったですね。
SP 76.66 FS 139.91 (TES 67.51 PCS 72.40) 総合 216.57

2位はパン&トン、SPに続きFSもノーミスの素晴らしい演技。ツイストやスロージャンプの高さ、全体の完成度が本当に素晴らしく迫力ある演技でした。
SP 71.50 FS 141.81 (TES 70.53 PCS 71.28) 総合 213.31

3位はサフチェンコ&ゾルコビー、今日も彼らの演技、世界観に引き込まれました。サイドバイサイドの2Aで転倒もあったけれど、このペアの魅力に大きく気付かされた大会でした。
ちなみにこのプログラム「愛と哀しみの果て」は映画も好きだけど、原作(「アフリカの日々」という題で晶文社から出ています)が大好きです。
SP 75.96 FS 134.64 (TES 65.08 PCS 70.56 Ded.-1) 総合 210.60

4位は川口&スミルノフ、スロー4Sを回避して3回転にしたことがどう影響したのかはわかりませんが、ミスが目立ち悠子ちゃんが肩を痛めたようなので、痛々しくてはらはらしながら見てしまいました。
SP 74.16 FS 120.61 (TES 57.13 PCS 64.48 Ded.-1) 総合 194.77

5位はジャン&ジャン、この組もFSではミスが出てしまいました。ダン・ジャンのタンゴ衣装とメイク、かわいかったです。
SP 71.28 FS 123.06 (TES 65.42 PCS 58.64 Ded.-1) 総合 194.34

SPの上位5組が総合でも上位5組でしたね。他の組の演技も素敵でした。

ペアFSリザルト

スピードスケートで日本はメダルを獲りましたね!これでトリノのようなことはなくなり、フィギュアにメダルの重圧がかかりすぎることもないでしょうか?

大ちゃんは4回転を降りたりと調子がいいようですね。
とうとう明日!緊張感が少なく実感が微妙に湧いていませんが、テレビの前で精一杯応援しようと思います。

バンクーバーOP ペアSP

2010-02-15 23:36:51 | フィギュアスケート大会
とうとうフィギュアスケートが始まりましたね。今日ペアSPで会場を見ながら、2日後に大ちゃん達もこうして本番で滑るんだと思ったら、のんきな私もさすがにちょっと緊張しました。
パシフィック・コロシアムのフェンスは自然を描いたグリーンが基調で個性的ですね。

ペアSPは上位陣がレベルの高い争いを広げていて、見ごたえありましたね。
1位のシェン&ツァオから5位のジャン&ジャンまではどの組も大きなミスがなく、70点台を出していて、その差は4.68ですものね。
これまでの試合ではミスをしていても、一番大切な試合できっちりとした演技をしてくるのが、レベルの高いペアの実力なのでしょう。
実力ある組ばかりなので、明日のフリーでもこの5組がレベルの高い争いを繰り広げそう。

1位のシェン&ツァオは第一滑走でありながら、最後まで首位を守りましたね。GPFでも優勝したけれど、どうしてあんなに強いのでしょうか。
TES 42.42 PCS 34.24 TSS 76.66(世界最高記録) 

2位のサフチェンコ&ゾルコビーは最終滑走。見ていて引き込まれました。ステップなどに雰囲気が出ていて とても素敵でした。
TES 42.24 PCS 33.72 TSS 75.96

3位は川口&スミルノフ、ジャンプなどでは悠子ちゃんは少し緊張気味?でも後半は詩情豊かな演技に引き込まれました。
TES 40.92 PCS 33.24 TSS 74.16

4位のパン&トンはいつもながらの高いツイストやスロージャンプ。完成度が高くもっと点数が出るかなと思ったのに、意外と出ませんでした。タイムオーバーで1点減点されています。
TES 39.90 PCS 32.60 Ded. -1 TSS 71.50 

5位のジャン&ジャンは最近それほど調子がよくない試合が多かったように思いますが、今回はミスなくよかったですね。
TES 41.08 PCS 30.20 TSS 71.28

他にも印象に残ったペアが何組もありました。カナダのラングロワ&ヘイはフェンスの色に合った深緑の衣装と音楽で素敵な演技を見せてくれました。アメリカの出場チームは2組とも生き生きとした演技で、見ていて気持ちよかったです。

ペアSPリザルト
ISUの試合と違い、ショートが終わった時点で点数表が見られるんですね。

男子SPの滑走順が出ましたね。→男子SP
大ちゃんは第4組の2番滑走である17番滑走、テン君の後ですね。同じく第4組で織田君は20番滑走、ランビエールの後。小塚君は第5組で22番滑走、ジュベールの後。
そう見ると、大ちゃんは悪くない位置を引いたのではないかと思います。
男子シングルは好きな選手が多すぎです。日本の選手も外国人選手も頑張れ~!怪我や病気などを誰もしませんように!

「ひるおび」見ました。美容室の店長さんや倉敷の佐々木美行コーチが登場しましたね。
スタジオでの大ちゃんが子供たちの男子フィギュア人気に貢献しているというお話が嬉しかったです。男子フィギュアはかっこいいんだというのを日本中に広めてくれたのが大ちゃんかな?大ちゃん目指して男の子達にもスケートを始めてもらいたいです。

大ちゃんのジャンプ構成 他

2010-02-14 23:44:00 | 高橋大輔その他
今日の日経のスポーツ欄には、岡崎真さんの「透視線」というコラムが載っていました。大ちゃんや真央ちゃんについて語っています。ネットにも出ていますね。→NIKKEI NET

<先に競技が行われる男子。五輪本番に向け、高橋はフリーのジャンプ構成を変更した。開始後すぐに4回転トーループ、さらにトリプルアクセル(3回転半)を2本続けていたものを、4回転からトリプルアクセル、3回転ループに入れ替えた。
 昨シーズンを棒に振った右ヒザのケガの影響から体力的な負担を考え、前半に難易度の高いジャンプをそろえていた。しかし、手術後の高橋は右足で踏み切るループにミスが多い。そこで、体力にゆとりのあるうちにループを済ませてしまおうと考えた。トリプルアクセルを演技後半にもっていくことで、ジャンプの基礎点アップも狙えるし、先に不安要素を1つ消化すれば精神的にも楽になる。いろんな意味でプラスが見込める微調整だ。
 4回転の出来はまずまずではないかとみる。現地の映像を見る限り、百発百中とはいかないようだが、国内練習でも転ぶ回数は減っていたし、ボディーコントロールは悪くなかった。本番になれば、緊張感が加わるし、集中力も増す。>

岡崎さん、大ちゃんのジャンプ構成の詳しい情報を教えてくださってありがとうございます!
ループが3番目にくるのですね。3Aが後半にくることは前から情報が出ていましたが、ループが前半にくることは初めて出ましたよね?
確かにループは大ちゃんはちょっと苦手なのかも・・・とずっと思っていました。以前から失敗がけっこうありますよね。
このジャンプ構成でうまくいくといいですね!4回転の調子もまずまずということらしいので、安心です。

今日のNHKスペシャルの「ミラクルボディ」、前回の放送をパワーアップさせ、前回登場が少なかった大ちゃんもかなり出ていました。
ジュベが熱帯魚を飼育していたり、お母さんの手料理が見られたり、NHK杯で善光寺観光をしているシーンなども楽しめました。
私はすっかりジュベファンになっているようです。大ちゃんとともにバンクーバーの表彰台に立って欲しい選手は彼。もう1人はやはりトマシュで~。
ところで、ジュベママの手料理、カリフラワーのペーストと一緒にお皿に乗っていた、黒くて細長いものは何でしょう?

バンクーバーが開幕し、関連番組は多いですよね。昨夜はやはりNHKで「追跡!A to Z “金メダル遺伝子”を探せ」という番組をやっていました。
遺伝子でどんなタイプのスポーツに向いているのかがわかり、すでにビジネス化されているようです。約1万6千円でオーストラリアの企業で調べてもらえるようです。意外とお手軽価格。
フィギュア選手の調査結果が知りたいなと思ったのと同時に、運動神経の悪い自分の遺伝子はひどい結果が出るんだろうなと思い、軽く落ち込みました。(笑)

今日は6時間かけて2kg分のユズをマーマレードに加工していて、バンクーバーは見逃しました。冷蔵庫に入れておいてもユズがどんどん傷んでいくから、スケートが始まる前にやってしまいたかったのです。台所にテレビがないのは辛い。バンクーバー、スケート以外はほとんど見逃しそうな予感がします。(汗)ハイライトだけでもなるべく見るようにしないと。
明日からスケートが始まりますね。ペアから気合を入れて、できる限り生中継で見ることにします。日本人だからというだけじゃなく演技が大好きなので、やはり悠子ちゃん達を応援しようと思います。でも他のペアも好きな組は多いので、みんな頑張っていい演技を見せてもらえたらと思います。