気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

表彰台独占!!!

2008-11-29 21:25:41 | フィギュアスケート大会
日本女子が表彰台独占しましたね!!!
トリプルアクセルを2回成功させた真央ちゃん、情熱的な演技で会場を湧かせた明子ちゃん、集中しきったミスのない演技で滑りきった友加里ちゃん、みんな素晴らしかったです!みんなおめでとう!!!
全日本の大ちゃんの初の2回の4回転成功に続き、真央ちゃんの初の2回のトリプルアクセル成功のその場に立ち会えてとても嬉しいです!

今日の席を譲ってくださった方へ
前のほうだしキスクラの正面だし、見やすい席でしたよ。おかげで今日の感動を味わえました。どうもありがとうございました!!

追記:真央ちゃんの2つ目の3Aはダウングレードされていたと友人にメールで教えてもらいました。残念!

全日本ジュニアレポ 女子

2008-11-27 01:17:15 | フィギュアスケート大会
日付は変わりましたが、今日個人懇談がありました。そして休日にどんなところに遊びに連れていくかという話になり、最近ろくに子供と遠出していなかった私は、かなり前のアイスショーを持ち出しました。そうしたら先生もフィギュアスケート好きだということがわかりました。美姫ちゃんがお好きらしいです。女子ファンの娘の担任の先生に、大ちゃんファンだと言う勇気がなかった私です。そして先週末は全日本ジュニアを観に行ってきたし、今週末はNHK杯を観に行く予定だとももちろん言えませんでした。(汗)
しかしひょんなことから身近なところに見つけた初めてのフィギュアファンです。スケートの話をさりげなくあちこちで振ってみるものだと思いました。

全日本ジュニアの話、まだまだ続きます。
座席ですが、ジャッジ側のスタンドにも入れたようで、男子が終わった辺りからちらほらと観客が座りだしました。

男子FSが終了し、女子FSとの間にはアイスダンスFDがありました。水谷兄弟の2組が出場しました。お兄さんが太洋君で、弟が心(ココロ)君。いつもお兄さんチームが勝つようです。
前日はCDしか見ませんでしたが、太洋君チームのほうが足がそろってフリーレッグの位置もきれいに見えました。

FDはまず心君チームからで、バッハの「トッカータとフーガ」でした。心君のパートナーの原楓葉(ハラカエデ)さんはどちらかというと大柄な女性。心君は小柄なのでちょっとバランスが悪く見えます。
身長の問題ではなくスピードの問題なのかもしれませんが。パートナーの動きを先回りして支えるのに、いっぱいいっぱいに見えてしまいました。でもリフトはしっかりとしていて、男の子ってのは華奢に見えても力があるもんだ、と変なことに関心してしまいました。

長身の太洋君のパートナーの杉木奈々さんは原さんより小柄なので、この2組パートナーを取り替えたほうがバランスいいんじゃ・・・と乱暴なことを考えてしまった私です。(汗)
こちらはロックメドレーでした。この2人はバランスのよい見ていて危なげのないカップルに見えます。
優勝して全日本にも出場するようなので楽しみです。全日本、昨年はリード姉弟1組だけで寂しかった。今年はうまくいけば平井絵己ちゃん達も合わせて3組が競うのを見られるのでしょうか。

女子は昨年優勝の水津瑠美さんや今年のJGPSにも出場した村本哉中さんがSPでうまくいかず、FSは第1グループでした。
水津さんはFSもジャンプミスが多かったのですが、ステップはさすがに見事なものを見せて拍手をもらっていました。でもこの結果は痛々しいかった・・・。SP19位FS21位総合23位。

SPは途中で帰ってしまったので気付きませんでしたが、FSの第2グループの6分間練習にリンクサイドに歌子先生と本田武史さんの姿が。細田采花さんと上野沙耶さんが教え子のようでした。この2人の滑走が終わってから、本田さんが観客席に座っているのを見つけて、私は思わずちらちら見てしまいました。(汗)

上位には入らなかったのですが、佐々木美帆さんはスピンがきれいで、ドーナツスピンも美しかったのですが、ビールマンの前にキャロライン・ジャンのように上半身を深く反らし、パールスピンのような姿勢を取ったのには驚きました。SP16位FS16位総合17位。

JGPSチェコ大会優勝の藤澤亮子さんは、動きが軽やかで勢いがありました。柔軟性が高くてスピンやスパイラルが本当に美しいです。押川ロアンナ紗璃さんもですが、ノービスから上がってきたばかりの最初から新採点方式で育っている選手が入れるスピンやスパイラルの難易度の高い技には目を見張りました。しかも2人とも表現力もあってステップもうまいんです。
藤澤さんSP13位FS5位総合8位。押川さんSP10位FS9位総合9位。

石川翔子さんは小柄なノービスから上がってきた選手達の後に見るとジャンプが高くて迫力がありました。SP9位FS7位総合6位。

第3グループの6分間練習でオレンジ色の衣装で一際元気よく動き回っていたのがJGPSイギリス優勝の村上加菜子さん。ジャンプが軽やかできれいです。素人目ですが上がってから回り、回りきってから降りてくるタイプの安定感のあるジャンプだと思いました。難しい振り付けのステップもよかったです。

鈴木真梨さん、オレンジ色の衣装でミスの少ない演技。実は10代前半の少女達の印象が鮮烈で彼女の印象が余り残ってないのです。2位なので世界Jr.にも出場です。

JGPSベラルーシ優勝の今井遥さんは、白地に裾と袖口がグリーンのグラデーションの衣装で、ほっそりとした身体で軽やかにジャンプし、美しくスピンを回りまるで妖精のようでした。優勝おめでとう!

SP1位だった中村愛音さん、このまま勢いに乗ってほしいなと思いましたが、ミスが多かったです。最初のルッツは高かったのですが、その後は転倒もあって会場からは溜息が漏れました。「ラプソディー・イン・ブルー」でブルーの衣装。この曲にはやっぱりキリンやモモンガよりもブルーの衣装が正解かしら?(笑)

最終滑走の西野友毬さんもジャンプミスが多かったのですが、3Lo-2Lo-2Loは見事でした。セカンドループってトゥループより映えます。スピンはきれいで難しいステップを踏んでいました。

女子シングル   合計点 SP(順位) FS(順位)    
1位 今井遥    144.15 53.05(2) 91.10(4)
2位 鈴木真梨  144.03 51.86(3) 92.17(2)
3位 村上佳菜子 143.49 48.94(7) 94.55(1)
4位 中村愛音  142.44 56.65(1) 85.79(8)
5位 西野友毬  141.03 51.44(4) 89.59(6)

公式リザルト

上位5人の点はほとんど変わらないんですよ。男女とも5位まで全日本に出場できたらよかったのに・・・。あきらめの悪い私です。

女子SPと男子FSのときに、ジャッジとは反対側のリンクサイドにスケ連の職員さんがずらりと並んで、用紙に選手のチェックをしていたようでした。陣頭指揮を執っていたのは伊東部長。
単なる私の推測ですが、このときたまたま調子が悪くて上位に上がれなかった選手からも強化選手を選ぶためにチェックしていたのでしょうか?いい選手をたくさん育て、その後もフォローしてあげてください。

女子FSのあと表彰式まで25分間も待ち時間があったので帰りました。ロビーに出ると少し前を私服姿の佐々木君が歩いていました。もう平静な表情で普通の男の子って感じでした。もう彼も次へと気持ちを切り替えたのでしょうか。今後の活躍を期待します。

大ちゃん手術成功!

2008-11-27 00:00:26 | 高橋大輔その他
手術のニュースが出ました。
YOMIURI ONLINE
<右ひざの故障で今季全試合の出場を断念したフィギュアスケートの高橋大輔(関大大学院)が26日、京都府内の病院で手術を受けた。
手術は成功で、しばらく入院するという。>

手術成功、おめでとう!
これからが大変だろうけれど、大ちゃんならきっと頑張り抜くと信じています。
ずっと応援しています。

カップ・オブ・ロシア 男子FS女子FS

2008-11-26 23:37:41 | フィギュアスケート大会
niftyに載っていましたが、太田由希奈ちゃんが引退を表明しましたね。試合に出場しなかった時点で予想はしていましたが、ファンの方にとっては寂しいことでしょうね。
でもこれからもスケートに関わっていってくれるようですし、ショー出演の予定もありますし、彼女の美しい滑りはまだ見られますね。
しかしniftyさん、他のメディアが取り上げてくれないファンの欲しい情報をこうしてきちんきちんと出してくださる。とてもありがたい場所です。

ロシア大会、録画を昨日の晩やっと観たので、今更ですが簡単に。しかしBSの放送、地上波と同じでひどい内容です。スケート、特に男子をまともに見たかったらCSに加入しろって言われているみたい。(汗)

女子、今回もキミーは素人目にはそれほど悪い演技でもないのに、ダウングレードされまくり、スピンやスパイラルでもレベルが取れなくて低い順位のままで気の毒なぐらいでした。
レイチェルは大きなミス無く演技して3F-3Tも今回は跳べましたね!イーグルが美しかった~。
カロリーナはプログラムを昨年の「ドゥムキー」に戻したのですね。前のプログラム、衣装も好きだったんだけれどなぁ。本人が気持ちよく滑れるプログラムが一番でしょうか。コンビネーションジャンプが迫力でした。
村主さんも最初のほうのコンビネーションジャンプはよかったのに、後半はミスが多くて惜しかったです。でも失敗しても昨季感じたような弱々しさはなくて、演技全体が力強くなったというか、調子が悪くなる以前の状態に戻ったように感じました。

女子シングル            合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Carolina KOSTNER(ITA)  170.72 57.02(2) 113.70(1)
2位 Rachael FLATT(USA)    166.06 55.92(3) 110.14(2)
3位 村主章枝(JPN)        162.04 58.30(1) 103.74(3)
4位 Alissa CZISNY(USA)     151.03 53.50(5) 97.53(4)
5位 Alena LEONOVA(RUS)    145.93 50.96(7) 94.97(5)

男子が放送されたのは2人って・・・なぜ2位のトマシュと3位のプレオベールを放送してくれない。でもジュベール優勝、トマシュ2位のおじさん世代の逆襲は素直に嬉しい!2人ともおめでとう!
トマシュFSだけなら1位だし、149.74の高得点ですよ。やっと調子が戻ってきましたね。

アボット君は美しいスケーティングと情感の籠った素敵な演技をする選手だけど、きっぱりと4回転をやめてしまったのでしょうか。昨季あれだけ挑んできて試合で成功することもあったのに。彼の作戦かもしれませんが、このまま4回転なしでいくのはちょっと寂しいです。

ジュベール、ショートの4-3は見事だったのに、フリーでは4回転を失敗しちゃいましたね。フリーよりショートのプログラムのほうが好きだなぁ。でもジュベール的にはイメチェンのプログラムなのでしょうか。

男子FS                TSS=TES+PCS-Ded.
1位 Tomas VERNER(CZE)   149.74=73.04+76.70
2位 Jeremy ABBOTT(USA)  148.68=77.98+70.70
3位 Alban PREAUBERT(FRA) 147.48=79.98+67.50
4位 Brian JOUBERT(FRA)   144.68=69.48+75.20
5位 Adam RIPPON(USA)    136.31=70.01+66.30

男子シングル           合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Brian JOUBERT(FRA)   230.78 86.10(1) 144.68(4)
2位 Tomas VERNER(CZE)   222.94 73.20(2) 149.74(1)
3位 Alban PREAUBERT(FRA) 219.08 71.60(4) 147.48(3)
4位 Jeremy ABBOTT(USA)  217.48 68.80(6) 148.68(2)
5位 Adam RIPPON(USA)    207.93 71.62(3) 136.31(5)

公式リザルト

全日本ジュニアレポ 男子FS

2008-11-25 15:49:32 | フィギュアスケート大会
昨日は天気予報では雨とのことでしたが、午前・昼間は降っていませんでした。それで男子第2グループと第3グループの間の整氷時間中にロビーから外を眺めていると、町田君がジャージ姿でジョギングしていて、テレビカメラが撮影していました。やはりジョギングする羽生君と村上君の姿も。
会場へ戻る途中のロビーのベンチには田村岳斗さんが。イケメン振りが眩しかったです。(笑)

第3グループの最初の滑走は、ノービス優勝の川原星君でした。小さな体で3回転ジャンプを次々と跳んでいきました。女子よりも上位の選手が固定している男子で、SP12位FS11位総合11位は立派な成績です。将来が楽しみな選手です。

次は田中刑事君。スピードがあってジャンプの着氷がきれいで、ステップも上手です。昨日よりもいい演技をしていました。この時点で1位で、しばらくの間彼の得点を上回る選手は出ませんでした。SP11位FS5位総合6位。

吉田行宏君は昨季と同じプログラム。フラメンコ調の楽しいプロなのですが、今日もジャンプミスが多かった。後半の3連続は成功し、うまくいったジャンプの着氷はきれいだったのですが。身体は小さいのに、動きが大きいのでそれを感じさせん。
いいところがたくさんある選手なのですが、今回は力を発揮できませんでした。高校3年生ですが、6月生まれなので来年はシニアです。ゆっち(吉田君の愛称)、シニアでがんばれ!ずっと応援しているよ!SP10位FS6位総合8位。(悲)

最終グループの2番目が佐々木彰生君です。6分間練習では何度もループを確かめるように跳んでいました。そのときから余り調子がよさそうではありませんでした。
演技が始まってもとにかくジャンプミスが目立ちました。「熱烈的中華飯店」、カンフーっぽい動きや振り付けの凝った見せ場のステップはかっこよかったのですが、必死さが伝わる表情でした。昨年の全日本で転倒しても笑顔でステップを踏んでいた姿とは対照的でした。それだけ欲が出てきたってことだから今後の活躍に期待です。でも5位はショックでした。今年は全日本に4位までの選手が出場できるようですから余計に。(泣)SP3位FS12位・・・。
ところで、佐々木君はリンクを出るときに必ず一礼してから出ます。コーチに言われているんだろうけれど、礼儀正しいいい子だなぁ。

次の村上大介君は最初の2つの3Aは失敗でしたが、その後のジャンプはきれいでした。6分間練習では3Aも跳べていたので、本人は悔しいでしょうね。4回転は入れなかったけれど、いつか見てみたいなぁ。SP2位FS4位総合3位。

今日も羽生結弦君は3Aに挑戦しました。着氷が乱れたけれど昨日よりはずっとよかったです。こうして少しずつ成功させられるようになっていくのですね。両方とも認定されていたし。その後のジャンプは安定して、時には余裕を感じさせるほどでした。レイバック・イナバウアーやビールマンスピンでも魅せてくれました。バリエーションに富んでいるので、彼の演技は見ていて飽きません。SP4位FS1位総合1位。
彼が世界Jr.の代表ですね。2年連続のジュニア表彰台で実力は本物だと思うので、がんばってください!

中村健人君は冒頭に高くて美しい3Aを跳んでくれました!私は彼が3Aを跳ぶことを知らなかったので驚きましたし(お勉強不足です)、しかも村上君、羽生君と3Aの失敗が続いた後だったので、会場からは大きなどよめきが起きました。しかも割と背があるので高いジャンプを跳ぶと映えるんですよ。この日一番のとにかく迫力ある3Aでした。3Aで会場を味方に付けた彼は、その後も大きなミスはなくステップからフィニッシュ、その後のあいさつでも大きな拍手をもらい、この日一番の盛り上がりでした。
SP5位FS2位総合4位。今年は4位まで全日本に出場できるようなので、全日本の会場でまた彼の演技を見られるのを楽しみにしています。名前しか知らなかった選手だけど、かなりお気に入りになってしまいました。(笑)

最終滑走の町田君は昨季と同じ「白鳥の湖」ですが羽根付き黒鳥衣装なので、大ちゃんのスワンと印象がかぶります。
余りきれいではなかったのですが最初の3Aは成功、次の3Aは転倒してコンボにできませんでした。その後もパンクがあり、他のジャンプも着氷が美しくありませんでした。後半は表情にも疲れが出ていました。SP1位FS3位総合2位。

男子が終わった後、黙々と佐々木君のバナーを外し帰って行く人達がいました。私もこの結果にかなりがっくりときていました・・・。

男子FS      TSS=TES+PCS-Ded.
1位 羽生結弦  124.92=66.82+58.10
2位 中村健人  112.51=54.61+57.90
3位 町田樹   111.06=53.16+58.90-1.00
4位 村上大介  107.50=51.70+56.80-1.00
5位 田中刑事  97.14=53.74+44.40-1.00

男子シングル   合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 羽生結弦  182.17 47.25(4) 124.92(1)
2位 町田樹   180.91 69.85(1) 111.06(3)
3位 村上大介  173.45 65.95(2) 107.50(4)
4位 中村健人  166.49 53.98(5) 112.51(2)
5位 佐々木彰生 148.21 60.63(3)87.58(12)

大会リザルト

全日本ジュニアレポ 男子SP

2008-11-23 23:19:48 | フィギュアスケート大会
名古屋ガイシアリーナに行って参りました。日帰りできると帰ってきてからレポ書けていいですね。
観客席はジャッジ側は貴賓席のみが使用されていて、それ以外の観客席は入場禁止になっていました。(追記:翌日わかりましたが、別に入場禁止というわけではなかったようです。)それで反対側で観ましたが、かなり客席は埋まっていました。

開演時刻には間に合ったのですが、すでにパンフレットは売り切れていて手に入りませんでした。入場無料なのだからせめてパンフレットをたくさん作って売ってもうければいいのにと思いますが、そんなにお客さんが入るとは思っていなかったのでしょうね。
パンフレットなしなので、選手のプログラム名などよくわかりません。今調べる時間もないし。
ジャンプは私は未だにきちんと見分けられないので、種類・回転数も間違っているかもしれません。プロトコルが出てからこっそり直します。(笑)

まずは上位5人を滑走順に。

最初に登場したのは村上大介君、「禿山の一夜」でした。3Aをきれいに決めてほぼノーミスの演技です。しょっぱなから69.85という高得点で、しばらくこの得点を上回る選手は現れませんでした。ジャンプは得意ですが、踊れる選手という印象は受けません。

15番滑走の中村健人君、黄土色の衣装です。滑り出してすぐに腕の動かし方など表現のうまい選手だと思いました。3T-3Tが高くてきれいですが、3Lzの着氷が乱れました。イナバウアーからの2Aもきれいです。スピンでバランスを崩して両手を付く場面がありました。ステップは華麗です。

第4グループの6分間練習で一番目立っていたのは町田樹君でした。スピードがあってジャンプが高い!いかにも調子がよさそうでした。イーグルからのアクセルを何度も練習していました。一度2Aになってしまい首をかしげ、その後は何度も3Aを成功させて拍手をもらっていました。

21番滑走で町田君が出てくると、会場は大きな歓声と拍手。演技が始まり、私の目の前できれいな3Aを決めてくれました。その後の3F-2T、3Lzもきれいに決めてノーミスの演技。生き生きと踊り、キラキラしたその衣装のように輝いた演技。今日一番の拍手と歓声で、点数も69.85とSP1位でした。

最後の第5グループは、佐々木君、羽生君、吉田君と私が注目している選手が集まっています。でも6分間練習のときはそこまで調子がいいという印象を受けた選手はいませんでした。第4グループの町田君の3Aが目立ちすぎでした。(汗)

26番滑走の佐々木彰生君、「屋根の上のヴァイオリン弾き」。衣装のベストのト音記号も確かめられました。得意の3Lzが高く見事でした。そして3T-2Tも成功しましたが、2Aがステッピングアウト。ステップはさすがにうまく手拍子ももらっていました。

次の28番滑走が羽生結弦君で「ムーランルージュのボレロ」、細身でスタイルいいです。3Aに挑戦しましたが、開脚した姿勢で転倒してしまいました。次の3S-3Tも転倒。3Lzはきれいに決めました。ドーナツスピン、ビールマンスピン、ステップと見所がたくさんありました。

男子SP       TSS=TES+PCS-Ded.
1位 町田樹    69.85=39.70+30.15
2位 村上大介  65.95=37.80+28.15
3位 佐々木彰生 60.63=31.68+28.95
4位 羽生結弦   57.25=32.20+27.05-2.00
5位 中村健人  53.98=29.68+25.30-1.00

去年の全日本から応援していた吉田行宏君は、最初の2つのジャンプをミスしてしまい、SP10位でした。「ツィゴイネルワイゼン」、臨海のイベントで見たときよりもうまくなっていて、動きはよくてステップなんかはかっこよかったんだけどなぁ。

名前しか知らなかった選手だけれど、今回初めて見ていいなと思ったのは近藤琢哉君。動きがきれいでステップが上手。キャメルスピンでバランスを崩してしまいました。SP9位。

私は全く知らなかった土生浩貴(ハブヒロキ)君、ジャンプは失敗が多かったのですが、「リベルタンゴ」で色っぽく踊り、ステップで手拍子と拍手をもらっていました。SP22位。

ノービス上位選手達もがんばっていました。ノービスの選手は一際小さいので、すぐに分かります。

ノービスで優勝した川原星(セイ)君。3Lzが足を深く交差させたリアルルッツで、3T-2Tのフリップの着氷姿勢が低い。膝が柔らかい選手なのですね。2Aもきれいでジャンプはノーミス。スピンも速かったです。ただステップにはまだ力強さが足りない気がしました。SP12位。

ノービス2位(PCSはノービスで1位)の佐藤洸彬君は最終滑走でした。小さな佐藤君がカラフルな衣装で現れマンボを踊ると、会場は最初から手拍子でノリノリ。小さな体で楽しませてくれました。残念ながらジャンプミスが多くて、SP27位でFSには進めませんでした。

女子も書きたかったけれど、時間がないので超簡単に。女子は最後まで観ると遅くなるので途中で帰ってきました。
私が見た中では中村愛音ちゃんが断トツの迫力でその時点で1位でした。帰ってきてリザルトチェックしても1位。昨年は怪我に泣いたようですが、調子が戻ってきましたね。
3Lz、3F-2T、2Aと高さのあるジャンプは完璧。スピン、スパイラル、ステップとどれをとっても素晴らしかったです。

全日本ジュニアのテレビ放送予定
12月7日 25:55-26:55 フジテレビ(地上波は関東地方のみ)
12月25日 19:00-20:30 BSフジ

コメントありがとうございます!コメントを頂くのは大変嬉しく励みになります。今日明日は時間が取れないので、明後日お返事致しますが申し訳ありません。

カップ・オブ・ロシア 男子SP女子SP

2008-11-22 23:15:17 | フィギュアスケート大会
今日のBS放送は女子からでした。男子はないのか?とどきどきしたらちゃんと6人放送してくれましたね。

女子はアリーナ・レオノワと村主さんが2人続けてノーミスの演技。村主さんには高い点が出ました。出迎えたモロゾフコーチを自分から抱きしめた村主さんが印象的でした。とても嬉しかったのですね。そしてそのまま彼女の点を越す選手は現れず、村主さんSP1位になりました!このままフリーもがんばってほしいです。モロさんの手柄になるのはちょっぴり悔しいけれど、がんばり続けた彼女の努力が報われてほしい。しかしモロさん、どんなマジックを使ったんでしょう?1年目の選手には本当によく効くコーチです。
もう日本の選手は見ないと明言していて、それに感謝していた私ですが、彼に中庭君を来年預けてみたいような気がします。(汗)
キミーの演技はよく見えたのですが、点数は低く抑えられていて不満そうでしたね。回転不足があったのでしょうか。
カロリーナはカナダとは衣装を変えてきましたが、転倒。まだ本調子というわけではありませんね。

ところで、明日の放送までリザルトを見ないつもりだったのですが、先ほどついうっかりと見てしまいました。(泣)私と同じようにテレビ放送までリザルトを見ないようにしてらっしゃる方もいると思うので、結果は書きません。ただ、キミーは3Loがダウングレードでした。

男子はまずアダム君がいい演技をしていました。3Aだけはミスがあったものの、果敢に挑戦してきています。髪がくるくるのままなのが嬉しいです。確かにストレートにしたほうがイケメン度はアップするかも・・・と思いましたが、あのくるくるヘアは彼のチャームポイントです。

アボット君、ミスが多くて惜しい。2試合続けてレベルの高い演技ができるかどうかが、トップ選手とその一歩手前の選手の差なのだと思いました。でも彼は大ちゃんよりも年上なのに、今が伸び盛りだという気にさせてくれる選手です。

プレオベール、ジャンプの軸が曲がっても降りてしまうところがすごいです。衣装もプログラムも地味なSPで、FSのほうが好きかな。

ヴァンデルペレン、ガイコツ衣装にぎょっとして何のプログラムなんだろうと思ったら、「禿山の一夜」。ここまで悪趣味(失礼!)な衣装を着こなせてしまえるのは彼だけか(新婚の奥さんに何か言われないんだろうか)・・・他の男子の衣装もどれも微妙ですが。

トマシュ、またまたショートから4回転に挑戦!男だなぁと思う一方で、やめておけばいいのにとも思ってしまう。ショートなら4回転を入れなくても彼ならかなりの点数が出るのに。でもこの試合ではなく、先を見越してどうしても挑戦し続けたいのだろう。怪我だけはしないでほしい。

ジュベール、きれいな4-3を決めてくれました!!!これでこそジュベール!しかも歴代3位という高得点ですね。全体にエネルギッシュで彼なりにかなり踊っていますね。フランス大会では覇気が感じられなかったからいいとは思わなかったけれど、私はこのプログラム好きです。乗ってくるとすごいパワーを感じるプログラム。

男子SP                  TSS=TES+PCS-Ded.
1位 Brian JOUBERT(FRA)      86.10=47.90+38.20
2位 Tomas VERNER(CZE)      73.20=37.80+36.40-1.00
3位 Adam RIPPON(USA)       71.62=40.62+31.00
4位 Alban PREAUBERT(FRA)    71.60=39.20+32.40
5位 Kevin VAN DER PERREN(BEL) 69.68=37.88+31.80

リザルト

このままジュベールとトマシュで1、2を獲ってほしい。おじさん世代がんばれ!これからはおじさん世代を応援したいと思います。でもそれと平行して日本男子も。元々私はジュニア・ノービスまで含めた日本男子シングル全体を応援しているから。
それに枠のことはあまり言うべきではないかもしれないけれど、来年大ちゃんが帰ってきて枠が減っていたら、大ちゃんがきっとがっかりする。そしてプレッシャーもかかりそう。
「大輔枠」の話、現状を踏まえたらあり得ないことを発表するスケ連の姿勢に私はNGでした。大ちゃん1人に頼らず他の選手をもっと信頼し、そしてきちっとフォローして育ててほしいと思うのですが。
世界選手権、織田君と小塚君の2人で枠は取れると思うんだけどなぁ。そして3人目に誰が入るのかも楽しみです。南里君か無良君あたりがすごい戦いを繰り広げそう。3人目は全日本の結果だけで決まるわけではないので、直接対決のNHK杯は代表争いの前哨戦ですね。そして1、2は織田君小塚君だろうけれど、どちらがより高いところに上がるのかも予測が付きません。
そして上から目線ですが、どの選手にも言いたいのは、全日本で燃え尽きないでほしいということ。世界選手権に出ることに満足しないで、世界選手権で少しでも上を目指してほしい。
とりあえず、男子シングル応援の一環として、明日全日本Jr.の応援をしてきます。

「プレイバックNHK杯フィギュア30年」、いい番組でしたね。フィギュアスケートファンになってまだ2年ほどの私には、過去の映像が見れて大変お勉強になりました。伊藤みどりさんのトリプルアクセルや本田さんの「アランフェス」よかったなぁ~。
実は色々な選手を見ながら、「若い!」を連発してしまいました。(汗)

往生際悪く・・・

2008-11-19 23:52:39 | 高橋大輔その他
一昨日に大ちゃんの手術を知るまで、私は不安になる度に「大ちゃんは大丈夫大丈夫。きっとすぐに戻ってきてくれる」と自分に言い聞かせて乗り切っていました。ポジティブなのではなく、悪いことは見ないようにしていただけなのでしょう。そして実際に悪い状況をはっきりと突きつけられて、初めてあたふたするという・・・
今は大ちゃんのブログにも励まされ、状況を受け入れることができました。一番辛い本人があんなに落ち着いて前向きに進んでいるのに、一ファンにすぎない私が状況を受け入れないわけにはいきません。

ブログにも書きましたが、1週間ほど前にリンクで滑っている大ちゃんとリンクサイドでそれを見ている大ちゃんという2人の大ちゃんが出てくる夢を見ました。彼が近いうちに戻ってきてくれると思っていた私は、大ちゃんはもうすぐリンクに戻ってくるはずなのに彼が2人に分かれる夢を見るなんて変だなと思ったのですが、深層心理のほうが表層心理よりも、ずっと現状を把握していたのかもしれません。ちょっと情けない話ですね。(汗)

そして今日、大ちゃんへのメッセージもやっと書いて出すことができました。これまで何度も書こうと思いつつ、どうしても書けなかったのですが、自分の気持ちを素直に綴ったら、なんとか書けました。
彼への励ましになるようなものが書けたかは疑問で、時間が経ってからまた自己嫌悪に陥るかもしれませんが。次はもう少し彼を元気付けるような言葉を綴って、クリスマスカードでも贈ろうかと思っています。

スポニチ
<関係者によると、前十字じん帯は「部分断裂で完全に切れたわけではない」そうで、腫れが引けば今月末にも手術を行う予定。>

sportsnavi
<日本スケート連盟は19日の理事会で、右ひざの手術のために今季の大会出場を断念したフィギュア男子のエース、高橋大輔(関大大学院)を、現時点で来年3月の世界選手権(米ロサンゼルス)代表から除外しない方針を決めた。
高橋のけがは全治6カ月と報告されたが、同選手権の結果で来季のバンクーバー冬季五輪の出場枠が決まるため、林泰章会長代行は「本当に駄目であればやむを得ないが(回復具合を)待ってみたい」と話した。
2007年世界選手権2位などの実績から、高橋は来季も特別強化選手に選出することも決定。>

毎日jp
<日本スケート連盟は19日の理事会で、一転して世界選手権(来年3月・米国)代表に選ぶ可能性を残すことを決めた。
林泰章会長代行は「織田(信成=関大)と小塚(崇彦=トヨタ自動車)がよほど頑張らないと、バンクーバー五輪の出場枠3枠確保は難しい。現実的に高橋の出場は極めて難しいが、可能性は残したい」と説明した。
世界選手権の代表選考会は全日本選手権(12月25~27日・長野)。男女各3人の代表選考基準は、全日本選手権の上位2人が自動的に選ばれ、3人目は「全日本選手権の順位・内容、当該シーズンの国際競技会のベストスコアとその内容を総合的に考慮したうえで選考する」となっている。>

asahi.com
今朝の朝日新聞の記事のようです。大ちゃんを応援してくれています。

スケート連盟さん、大ちゃんに期待し、特別強化選手に残してくださるのは嬉しいのですが(今までの実績を考えたら当然ですが。織田君だって残してもらっているし。)、くれぐれも大ちゃんに無理だけはさせないでくださいね。彼の身体のことを常に第一に考えてください。
彼は日本のスケート界だけでなく、世界のスケート界、そして私達ファンにとって本当に大切な宝物なのですから。(涙)

ブログ更新 強い人・・・

2008-11-18 16:24:47 | 高橋大輔その他
大ちゃんのブログが更新されましたね。1つ前の記事でお知らせしてくださった蛍さん、Yukkarさん、ありがとうございます!そして凛さんとえいこさんのコメントには、大ちゃんブログを読んで私が思ったこと全部言ってもらってるやんと思い、前向きな言葉に勇気付けられました。メールをくださった方もいました。
昨日はショックをそのまま引きずり、今日になっても腐っていた私ですが、たくさんのファン仲間と応援できることを、とても嬉しく心強く思います。
そして何より、前向きに先を見つめこの状況に立ち向かっている大ちゃん本人の強さに感動しました!!
大ちゃん、ブログ更新ありがと~!!!愛してるよ~~~!!!(←どさくさにまぎれて愛の告白 笑)

彼の検査結果が中々発表されなかったのは、手術するかどうかを考慮していたからなのですね。とりあえず試合に出るだけなら、不安を抱えながらもだましだまししながらやっていける程度の怪我だった。
でも試合に出るだけでなく、もっと大きな目標をもった彼は重大な選択をしたのですね。

しかし、大ちゃんの言葉はすごいですね。余りにいい言葉が多いので、引用させてもらいます。

「これが正しい選択だと言えるようにするには、これからの僕自身だと思います!」
これはこの前凛さんがコメントに書いてくださった、
>でもどの道を選んだとしても、その選んだ道でどう生きるかだと思います。
という言葉に通じますね。凛さんのこの言葉にははっと気付かされたんですよ。

「自分で変えられないものを受けいれて、変えられるものを変えていくしかない!」
この言葉もすごいです。大ちゃん、すでに一回りも二回りも大きくなっているよ。怪我をしてからずいぶん葛藤し続けたんだろうね。

他にも、
「きっとこの経験から沢山のことを考えて、学んで、スケーターとして!男として!一人の人間として!一回り大きくなって戻ってきたいと思います!!!」
「ここで腐るのではなく、爆発するエネルギーを蓄えて」
自分に言い聞かせている部分もあるにしろ、この前向きさ、彼はもうとっくに落ち着いて、前だけを見つめているのですね。
大ちゃんの心の裡って、どうしてここまで大きく広いのでしょうね。ただただ圧倒されます。

そして前回のブログの末尾にも添えられていたこの言葉、
「今後とも応援宜しくお願いします。」
何気ないこの言葉が胸を刺します。休んでいる間は不安も多いでしょうが、休んでいる間に忘れられたり取り残されたりするかもしれないという不安も、ほんの少し心をよぎるのでしょうか。ファンの熱~い愛を信じてくれているとは思うけれど。
彼に届く形での応援、がんばらなきゃ!

NHKニュース動画

毎日jp
<18日に正式発表する。>

YOMIURI ONLINE
<前十字じん帯と半月板の損傷で、手術をして完治を目指す。手術の時期は未定だが、手術後、氷上で練習をするまでに2~3か月、リハビリの進み具合にもよるが全治までには6か月程度かかる見込みだという。>

スポニチ
<ジャンプはすべて右足で着氷するため、日本スケート連盟の加藤修トレーナーは「全治から、フィギュアの特殊な動きができるまでにさらに3カ月は見た方がいい。恐怖心も残るだろうし、リハビリが勝負」と心配した。>

スポニチ
<フィギュアスケートの男子エースで、右ひざ手術のため今季の大会出場を断念した高橋大輔(関大大学院)が18日、日本スケート連盟を通じ「長い道のりではありますが、これは五輪で勝ち抜くための試練なのかもしれません」とのコメントを発表した。
2010年バンクーバー冬季五輪の有力なメダル候補と期待される高橋は「不安な状況でリンクに立つことのないよう、手術をすることを決めた。ここで腐るのではなく爆発するエネルギーを蓄えたい」などとした。>

exciteニュース
<高橋の関係者は「腫れが引くまで2週間ほどかかり、その後手術する。今月中か来月初めには手術したい」と話している。>
<高橋の復帰時期について、吉岡部長は「一般的に手術から氷に立てるまで2~3カ月、そこから競技が出来るようになるまで2~3月。来夏の各選手がプログラム作りに入る時期には間に合うと思う」と説明した。>

彼が帰ってくる日まで

2008-11-18 00:39:25 | 高橋大輔その他
検査結果、とうとう発表されましたね。
一番来てほしくない結果でしたが、大ちゃんががんばって戻ってくると言ってくれている以上、待っているしかありません。
やはり気掛かりなのは、来年のバンクーバーに間に合うかということ。努力家の彼が間に合わせてくれるのはわかっていますが。
彼が必ず戻ってきてくれると信じて待ちましょう。

sportsnavi
<損傷した右ひざの前十字靱帯(じんたい)と半月板の手術を受けるため、五輪前シーズンの今季の大会出場を断念したことが17日、分かった。複数の関係者が明らかにした。
 高橋選手は10月31日の練習中にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着氷で右ひざを負傷。靱帯断裂の疑いもあったため、今季初戦に予定していた今月上旬のグランプリ(GP)シリーズ第3戦の中国杯を欠場し、精密検査を受けていた。
 高橋選手が出る予定だった28日からのGPシリーズ第6戦、NHK杯は、代わりに南里康晴選手(ふくや)が出場する見通し。>

スポニチ