気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

世界選手権

2013-03-19 23:43:04 | フィギュアスケート大会
今回のワールドは、個々の選手の順位や誰が表彰台に乗るかよりも、3枠取れることだけを願って見ていました。→公式リザルト
オリンピックの枠だけが大切というわけではなく、ワールドの前に娘の高校受験があり、ワールドの後に合格発表があるという状況で気持ちがすっかりそちらに向いていたので、スケートを見るのに時間は割けても精神力は割けなかったのです。
だから日本が男女3枠取れたことに満足です。実力者揃いで大好きな日本の選手達に1人でも多く出場してもらいたいですからね。
そして選手達に心からお疲れ様を言いたいです。

練習を積んでも納得いく演技ができなかった大ちゃん。
きついトレーニングで左膝を痛めていた結弦君。
努力がストレートに出ないどころか、裏目になることすらあるけれど、これがオリンピック本番で起こったことでなくてよかったし、一番大切な来年のソチへつながるステップへのきっかけになることを信じています。

とはいえ、一番ショックだったのは明子ちゃんの12位かも。来シーズンの全日本でジャッジたちから厳しく評価されちゃったりするかもと。大ちゃんと結弦君の今後のことはけっこうプラスにとらえているのであまり心配してないのですが、明子ちゃんが一番心配になったこの大会でした。

パトリックはショートの貯金が効いて3連覇。フリーも4回転は素晴らしかったとはいえ転倒が多すぎて、初めて世界選手権を制したときの演技が、ショート・フリーと揃っていい出来で世界王者らしかったと思います。

デニスがこんなにも鮮やかに4回転をショートでもフリーでも跳んで表彰台に乗るとは思っていませんでした。しかも1位とは1点の僅差というのが凄い。でも長い間の苦労が報われたんだなと嬉しかったです。こういうことがあるたびに、どんなに悪い時期があってもひとつのことを続けることの大切さを教えられます。彼の場合、元々才能ある選手だったので、当然のように開花しただけかもしれませんが、それにしても一足飛びで結果を出しましたね。

フェルナンデスの表彰台はかなりの人が予想していたのではないでしょうか。ヨーロッパ選手権ほど完成度の高いフリーではなかったのですが、美しい4回転を成功させての初表彰台を心から祝福したいです。

今回一番印象に残った演技が結弦君のフリーかも。演技直前の強い決意の表情にこれはやってくれるかもと思っていましたが、あそこまでまとめてくれるとは。こういう演技を見せてくれると、音楽や振付がどうのというのはどうでもよくなって、息を呑んで見てしまいます。演技後本当に痛そうで辛そうで、全ての力を振り絞って演技してくれたことに感動しました。

大ちゃんの月光は前の衣装が好きじゃなかったので、新しい衣装になったのがよかったかな。大ちゃんとモロゾフが見せたかったステップでのエッジ使いのアピールはできていたようですね。
ジャンプでここまで苦労するなんて、バンクーバーの直後には思っていませんでした。怪我からの復帰直後にここまでできるんだから、今後は少しずつ上がり調子になるだろうって楽観的に考えていて。でもまだ1年あるし、今良すぎるほうが心配になるぐらいかも。
ともかく27歳の誕生日おめでとう!個人でのプレゼントはもらえなかったけれど、団体でのプレゼントはもらえたから、そこまでひどい誕生日ではなかったのではと思います。

無良君は8位入賞と成長を見せてくれましたね。ショートで4回転が跳べなかったり、彼の一番いい演技ができたわけじゃないけれど、よく頑張ったなと思います。

4回転を成功させて調子良さそうなジュベールの演技が見られたのが嬉しかったです。ジャンプの規定違反でフリップがノーカンになったりして、結果は出なかったのが残念だったけれど。

女子はキム・ヨナの強さが印象的でした。やはり凄い選手ですね。
カロリーナも鼻血というアクシデントがあってもあれだけの演技ができて強いなと思いました。
真央ちゃんはバンクーバーから3年かけてここまで持ってくることができましたね。来年4年がかりでの大きな挑戦と努力が大きく花開いてほしいです。
佳菜子ちゃんはSP・FSの両方で素晴らしい演技を見せてくれました。来年は表彰台も期待しちゃいます。

娘の受験ですが、今日が発表の日で合格していました。これは本当に良かった。
でも制服を買いに行ったついでに腕時計を買うときに大ゲンカをして、未だに仲直りしきってないという・・・(苦笑&疲)

世界ジュニア

2013-03-03 23:26:33 | フィギュアスケート大会
日本勢にとっては少々厳しい結果になりましたね。→公式リザルト

男子はアメリカが表彰台を独占。昌磨君が7位、龍樹君が10位。
女子はロシアが表彰台を独占。知子ちゃんが7位、理華ちゃんが9位。

龍樹君はジャンプが不調だったようで、ファイナルで3位だったことを思うと不本意な結果ですね。
でもあとは世界のトップジュニアとの差を考えたら、2枠はキープできたし、妥当な結果なのかなという気もします。
それに昌磨君、知子ちゃん、理華ちゃんの3人のまだ中3、高1という年齢を考えたら、伸びるのはまだこの先ですね。
今回の結果を受けて龍樹君はジュニアに残るのかしら。刑事君も。

Jスポの放送が楽しみです。まだ見たことがない男子3位のショウタロウ・オオモリ選手ってどんな演技をするのでしょう。
動画は見ずに放送を待つことにします。