気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

全米選手権

2011-01-31 23:51:38 | フィギュアスケート大会
全米選手権、男子の1~3位は、アボット、リッポン、ムロズの3人あたりかと予想していました。しかしかなり意外な結果になって、結果をチェックしずに録画を見ていてびっくりしました。→公式リザルト

女子はシズニーがSPもFSもミスのほとんどない素晴らしい演技で優勝しましたね。SP2位FS1位。つい昨シーズンまでは、表現もエレメンツも美しいけれど、もろい選手というイメージだったのがこんなに安定した演技が続くようになって、強くなった秘密を知りたいほどです。
3-3こそありませんが、ルッツやフリップといった難易度の高いジャンプも取り入れてますし、スピンやスパイラルの美しさは世界一といっていいほど。今後の活躍が楽しみです。

2位はフラット、SP3位FS2位。彼女もSPとFS、両方でいい演技を揃えてきました。SPのほうが迫力ある演技で、FSはミスもありました。

3位は未来ちゃん、SP1位FS3位。FSはジャンプミスだけでなく、スピンでもミスしてしまいました。
しかし女子は上位3人は強かったですね。全米女子はいい選手が揃っているので、3枠ほしかったと思います。

4位はザワツキー、SP4位FS4位。GPSでも活躍していた彼女ですが、この大会でもいい演技を見せてくれていました。上位3人との差はキャリアの差だけかも。世界Jr.に出場しますが、日本の選手にとっては強力なライバルですね。

5位のガオ、SP5位FS6位。3F-3TをFSでも跳んでいて、将来性を感じさせました。昨季より背が伸びて大人っぽくなったし、技術面や表現面でも大きな成長を見せてくれました。

6位はワグナー、SP7位FS5位。体調がよくなかったようで、両足着氷が多いなどで点数が伸びず残念な結果になりました。表現の美しさは相変わらず光っていたのですが。

男子、優勝はブラッドリー。SP1位の貯金と、アボットやムロズがFSで不調だったのが活きましたね。4回転を2回跳んだものの、どちらも質のよくないジャンプだったので、点数は伸びないかと思いましたが、3Aも2回跳んで1回は成功させ、4回転や3A以外のジャンプは全部成功させて、FS3位となって逃げ切りました。
27歳で初の全米チャンピオン。続けることの大切さ、みたいなものを教えてもらったような気がします。

2位はJGPFで優勝した19歳のドーンブッシュ。SPでは2箇所ミスをして7位、FSではノーミスの最後までエネルギッシュな演技で1位で、総合2位。彼のことをまだジュニアの選手だと思って見ていたのですが、立派にシニアで通用しますね。

3位は20歳のマイナー。NHK杯にも来てくれましたね。派手さはないんだけど、堅実な演技をする選手。SP6位FS2位。

4位はアボット。3位以内には入るかと思っていましたが、FSではルッツで転倒するなど、ミスが続きました。SP2位FS6位。東京に来てもらいたかったので、4位という結果は残念ですが、四大陸で頑張ってほしいと思います。

5位はアダム、SP9位FS3位。SPは3Aのミスの他、得意の両手上げのルッツで転倒。FSのミスは最初の3Aがステッピングアウトになり、次の3Aもコンビネーションにできなかったことぐらいでしょうか。大きなガッツポーズも出ていました。

6位のアーミン、四大陸に出場できてよかったです。
7位ムロズがこの順位になってしまったのは意外でした。力が入りすぎて空回りしたのでしょうか。
8位メッシング、FSでは4回転にも挑戦して崩れず、いい演技を見せてくれました。

今回の試合で私が新たに注目した選手は表彰台に乗ったドーンブッシュやマイナーじゃなくて、9位に入ったジェイソン・ブラウン。SP11位FS7位。
16歳とシニア出場の中では一際若いせいもあって、他の選手と雰囲気からして違っていました。髪を伸ばしていて後ろで1つ結び。身体付きも少年体型で華奢なので、一見女の子のようでした。
そして演技が始まっても柔軟性が高くしなやかな動きなので中性的。スパイラルは女子並みに足が上がっていました。なのにジャンプ能力や躍動感は男子選手の力強さがあって。スケーティングがきれいで表現力も16歳とは思えないほどあります。
今後どう育っていくのか楽しみなスケーターです。普通の男子選手って感じになるんじゃなくて、今の個性がうまく伸びていけばいいなと思います。

10位はラザーノ。4回転を得意とする選手で、上位に入るんだという気迫に満ちていました。

11位は昨年イーグルのダイナミックさで注目していたカッサール。SPは最初のルッツで転倒。演技終了後、何かが落ちていたとジャッジにアピール。FSは安定していたように思います。彼はベテランの味わいのいい表現力を持った選手なのに、難易度の高いジャンプがないのが惜しい。

男子FSはブラウン、アダム、ドーンブッシュ、アーミン、メッシング、ラザーノ、マイナーと7人いい演技が続いていて、大会のレベルの高さを知らされました。
エヴァンとジョニーの2人が抜けていても、層の厚さという点では日本よりさらに上かも。それほど見応えのある試合でした。
しかし、結果はかなり意外。実は世界選手権、この3人で3枠持って帰ることができるかなと思ってしまいましたが、杞憂であることを願っておきます。
アメリカのように層の厚い国は、見たい選手が多すぎて男女ともに3枠ほしいですからね。もちろんアメリカ以上に日本も3枠を男女ともにキープしてほしいです。

全米選手派遣

2011-01-31 21:19:11 | フィギュアスケートその他
全米、選手派遣が発表されましたね。→ここ
男女シングルだけメモしておきます。

世界選手権
男子 ライアン・ブラッドリー、リチャード・ドーンブッシュ、ロス・マイナー
女子 アリッサ・シズニー、レイチェル・フラット

四大陸選手権
男子 ジェレミー・アボット、アーミン・マーバヌーザデー、アダム・リッポン
女子 アリッサ・シズニー、レイチェル・フラット、ミライ・ナガス

世界ジュニア選手権
男子 マックス・アーロン、ジェイソン・ブラウン、キーガン・メッシング
女子 クリスティーナ・ガオ、コートニー・ヒックス、アグネス・ザワツキー

全米の男子はかなり意外な結果でした。4~6位の選手が四大陸に派遣されますね。こちらの3人が1~3位になっていて、世界選手権派遣でもおかしくなかったほどのメンバーなので、2軍という感じがしません。
ただ、日本も全日本4~6位の選手を派遣できていたら、ポイントが稼げて翌年のGPSにより多くの選手が出場できたのにと残念です。
ISUからの要請があるけれど、カナダもパトリックを四大陸に派遣しないしね。

ところで町田君が4月からロサンゼルスで練習するようですね。→スポーツ報知
彼も現在大学3年生だし、結弦君のような若い選手も活躍しているし、現状を打開して上に行きたい気持ちが強いのでしょうね。頑張ってほしいと思います。

ヨーロッパ選手権

2011-01-31 17:57:14 | フィギュアスケート大会
テレビ放送の録画を観るのに精一杯で、書くのが遅くなりました。男女まとめて簡単に。→公式リザルト

女子はこの大会で引退を表明しているサラ・マイヤーが、地元開催での最終滑走と劇的な優勝を遂げました。
SPもFSも大きなミスがない素晴らしい演技で、SP3位でFS2位。FSは気迫の伝わってくる集中した演技で、演技終了後は泣いていました。
東京の世界選手権にも来てもらいたかったです。

2位はカロリーナ・コストナー、SP6位、FS1位。SPは動きも固く、2回の転倒と出遅れました。FSは吹っ切れたような演技で、優雅な動きの彼女本来の良さが出ていました。

3位はキーラ・コルピ、SP1位、FS4位。SPでは3T-3Tを含む全てのジャンプを成功させて、素晴らしい演技でした。SP1位という結果に緊張したのか、FSはミスが続きました。

4位はクセニア・マカロワ、SP2位、FS5位。SPは3T-3Tを含むジャンプを全て成功、きびきびした彼女らしいいい演技でした。FSは転倒やパンクもあり、残念でした。

女子はベテラン勢が表彰台を独占しましたね。マカロワは今後が楽しみな選手です。

男子FS、ぼーっと見ていたのですが、メンショフで目が覚めました。メンショフはSP14位と出遅れたのですが、FSでは4回転を2回成功させました。その後も集中しきっていて、ミスは少なく、素晴らしい演技でした。FS4位で総合7位。
リンクサイドに戻ってコーチとハグし、コーチは抱き上げていました。コーチ力持ち。(笑)

ジュベール、SP7位からFS1位で総合2位。完璧とはいえないけれど、4回転も成功させました。ところどころ小さなミスはあったのですが、静かな闘志を感じさせる演技でした。第九、彼に合っています。

SP1位のアモーディオ、FSもジャンプの調子が完璧という感じではなかったのですが、ミスを最小限に抑えてFSは3位で優勝しました。ステップではよく踊っていて、一番高いPCSが出ています。

ミハル、SPではあんなにも調子がよくて体もよく動いていたのに、FSでは2回の転倒にパンクとミスが多かったです。SP2位からFS10位で総合8位。東京でいい演技を期待しています。鼓童プロを見るのが楽しみ。

ヴァンデルペレン、FSでも4回転を成功させました。4回転の確率が何て上がっているのでしょう。無理をせず3Aを1本にしていて、コンビネーションも2つしか跳んでいませんが、ほぼノーミスの演技でした。SP4位FS5位で総合4位。

ガチンスキー、4回転は成功したのですが、少し得意の3Aの調子が悪かったようです。表情も豊かな、最後まで情熱的な演技でした。彼の演技は個性的でおもしろいので好きです。SP3位FS6位総合5位。

最終滑走のトマシュ、シーズン前半で4回転を跳ばなかったのは何だったのだろうというぐらい、美しい4回転を跳んでくれました。ところどころジャンプミスはあったものの、よくまとめたほうだと思います。洗練された表現力で魅せてくれました。SP5位FS2位総合3位。

アモーディオ優勝、でも2位3位はおじさん達が頑張ってくれました!ジュベールにもトマシュにも表彰台に上がってほしかったから嬉しいです。
バックステージでトマシュの点数が出るのを見守るジュベールとアモーディオの姿が映りましたが、優勝が決まってアモーディオはモロゾフコーチに抱きつき、その後ジュベールに抱きつきに行った様子が、まるで兄弟でワンツーが決まったのを喜んでいるかのようでほほえましかったです。フランスでワンツーを占められたのは、アモーディオにとって優勝の喜びがさらに大きくなったでしょうね。

ランビエールによる優勝インタビューでも、彼のテンションの高いこと。インタビューの最中に叫びまくるチャンピオンは初めて見ました。(笑)
しかし、ヨーロッパの選手は自在に数ヶ国語を操ってすごいなといつも思います。

表彰式もちょっとない楽しいものでしたね。アモーディオは表彰台の一番高いところにぴょんと飛び乗って、ジュベールがやってくるとまたぴょんと飛び降りて抱きついて。
トマシュも含め、3人の笑顔が嬉しい表彰式でした。

国体成年男子・女子

2011-01-29 21:29:41 | フィギュアスケート大会
国体、終了しました。→公式リザルト

成年男子
優勝町田樹選手、2位中庭健介選手、3位佐々木彰生選手、4位南里康晴選手、5位吉田行宏選手、6位大上偉才選手

町田君が2位に大差を付けて優勝しましたね。SPはノーミス、FSは4回転に挑戦して、転倒などミスもあったようです。
中庭君はSP3位、FS2位。FSでは4回転に2度挑戦。攻めていく姿勢が素晴らしいです。
3位に彰生君が入りました。SP4位、FS5位ですが、SPとFSを揃えられる選手が少なくて表彰台に乗れましたね。3A、中々回りきれないようですが、SPでもFSでも頑張っています。来季には安定した3Aが跳べるようになっているといいと思います。
南里君、SPは2位だったのに、FSは8位と惜しいです。
引退してから再び靴を履いた大上君、6位はよくやったと思います。
引退した選手、引退を表明している選手が頑張った大会でした。

健人君は、発熱後でSPの日は朝から体調が随分悪かったようで、アクセル、ルッツは跳べず、ループは転倒してSP24位。足切りぎりぎりです。FSに出られなかった場合、体はラクだっただろうけれど、気持ちはさらに落ち込んだだろうから、出られてよかったと思います。
今日のFSは気持ちを入れ直して今のベストを尽くしてくれたようで、FSは10位の総合11位。ジャンプの構成をいつもと少し変えていて、ループを4つ目のジャンプに持ってきています。3F、3Lo、3Sはきちんと跳べたようなので、体調が悪いなか頑張ったんだなと思います。
この大会の前はかなりのハードスケジュールだったようで、そのためなのかはわかりませんが、亜脱臼に発熱と体調を崩して出場した大会でした。
世界Jr.前は、体調とスケジュールをしっかりと管理して、心身共にベストの状態で臨んでほしいと思います。

成年女子
優勝鈴木明子選手、2位村主章枝選手、3位水津瑠美選手
明子ちゃん、好調だったようですね。四大陸でいい演技をして、表彰台に乗ってほしいと思います。

全米女子SP

2011-01-28 16:58:08 | フィギュアスケート大会
全日本は全選手の演技の放送を見られないのに、他国のナショナルである全米は全選手の演技を見られるってちょっと複雑な気分。どこが放映権を持っているかによって、テレビ放送って天と地ほどの差がありますよね、なんて愚痴はおいといて、楽しめました全米女子SP。→公式リザルト

第1グループの3人目でいきなりアリッサ・シズニー登場。全米のSPは全選手がクジ引きで滑走順を決めるのですね。全日本も昨季まではそうだったのに、テレビ放送の関係でああなったのでしょうね。色々全米が羨ましい。
シズニー、ファイナルの優勝で自信がついたのか、不安のない演技。3Lz-2T、3F、2A、相変わらずスピンはとびきり美しく、エレガントな素晴らしい演技に会場はスタオベでした。62.50で2位。

クリスティーナ・ガオ、16歳の彼女、解説の藤森さんに若い頃の荒川さんに似ていると言われていました。私は若い頃の荒川さんを知らないけれど、察しがつきます。ガオ、うまくなりました。将来性を感じるいい選手です。
3F-3T、3Lz、2Aがオーバーターン。難易度の高い3-3のコンビネーションを跳ばせられるオーサーは、やはり名コーチかもと思いました。58.43で5位。

アグネス・ザワツキーもやはりまだ16歳ですが、外見も演技も大人っぽいですね。3T-3T、3Lz、2Aでノーミス。61.54で4位。

ミライ・ナガス、3Lz-2T、3F、2A、体調がよくなったのか、持ち前の伸び伸びした演技が戻ってきました。63.35で1位。

ヴァネッサ・ラム、JGPチェコ大会で庄司理紗ちゃんを抑えて優勝した15歳の彼女。それもわかるなっていう素敵な選手でした。動きやスピンの回転が速く、ジャンプの助走が短い。かなり個性的な動きをする今後注目していきたい選手のうちの1人です。
2A、3Lz-2T、3F、ノーミスで有名選手ではないのにスタオベが起きていました。57.61で6位。

アシュリー・ワグナー、表現にさらに磨きがかかって美しいです。3Fで着氷の少し後にフリーレッグを着き、3Lz-2Tのルッツはツーフット、2Aは大丈夫。54.63で7位と表彰台候補の選手の中では出遅れました。

ヤスミン・シラジ、14歳の彼女はJGPFにも出場していましたね。まだ体付きが子供なので、シニアの中に1人だけジュニアが混じった雰囲気でした。3Lz-2T、3F転倒、2A。49.91で8位。

レイチェル・フラット、昨年女王の彼女は出てきたときから貫禄があります。前に滑ったのがヤスミンちゃんでしたから余計にね。GPSでは彼女の力の全てを出し切った演技が見られた感じはしなかったのですが、さすがにここには調子を合わせてきました。
3F-2T、3Lz、2A、ノーミス。ステップがダイナミックで目を引きます。動きがよく迫力があるので、PCSが一番高いのも納得。62.32で3位。

全米女子、他国のナショナルでしかも女子なのにかなり楽しめます。フリーも楽しみ~。

ヨーロッパ選手権 男子SP

2011-01-28 16:24:20 | フィギュアスケート大会
Jスポの放送、録画しておいて今日見ました。
ウォーミングアップしている選手がちらほら映っているのが見られたのが、お得な感じでした。
寒い会場なので、演技のときに鼻を赤くしている選手も多かったです。体調や演技に影響してそうですね。→公式リザルト

第4グループの最初の滑走はジュベール。
4T-2Tの4回転がオーバーターン、3Aは何とか成功、ルッツで転倒という厳しい出だし。70.44で7位。フリーで挽回して表彰台に乗ってほしい。もっと年上の選手だって頑張っているんだから。

フェルナンデス、靴にテープを巻いていたようです。ジャンプは3Aを軽々跳んだあと、残りのジャンプ2つはバランスを崩していました。靴の影響でしょうか。ステップで2回転倒。
60.48で11位。

ヴァンデルペレン、4T-3T、3A、3Sとほぼノーミスです。今季4回転の調子がいいですね。最年長と言ってもいい28歳の彼がこんなにもいい演技を見せてくれるのは、20台半ばの選手達にとってもいい刺激になるのではないでしょうか。73.61で4位。

トマシュ、いつも滑らかなスケーティングや身体全体の動きが美しいです。3Lz-3T、3A転倒、3F。アクセルの転倒は残念。37.53と全選手で一番高いPCSをもらいました。72.91で5位。

ガチンスキー、4T-3Tを軽々と跳びました。17歳と若いのに、彼の4回転は安定していますね。3Aは斜めになりましたが転倒せず。斜めになっても転倒しないのは兄弟子のプルシェンコ譲り?3Loもきれい。スピンのポジションのバリエが豊富で見ごたえありの演技です。本当に楽しみな選手。73.76で3位。

第5グループの最初の滑走はミハル。GPSを体調から欠場したので、今季彼の演技をテレビで見るのは初めてです。黒地に銀のドラゴンの模様の衣装も、カメレンゴさん振付のプログラムもかっこいいです。
3A、高さも幅もあって見事でした。3F-3T、3Lzも安定していて、調子がよさそうです。スピンポジションも多彩。いい選手ですよね。76.13で2位。

コンテスティ、3Lz-3Tがステッピングアウト、3A、3Fは何とか成功。そこまで調子がよさそうという感じでもないのですが、崩れません。72.78で6位。

アモーディオ、3A、3Lz-3T、3F、彼の一番いいジャンプというわけではないけれど、大きなミスはありません。小刻みな動きの力強いステップで会場を湧かせました。78.11で1位。

1位アモーディオ、2位ブレジナ、3位ガチンスキーと若手の台頭著しいSPでした。世代交代を感じさせられつつも、ヴァンデルペレンの頑張りが光りました。FSではジュベールとかトマシュとか、まだまだおじさん達には頑張ってほしいです。

国体少年男子・女子、成年女子SP

2011-01-27 23:36:46 | フィギュアスケート大会
国体の少年男子・女子、成年女子SPが終了しました。→公式リザルト

少年男子
優勝は田中刑事選手、2位日野龍樹選手、3位木原龍一選手。

一週間前のインハイと2位、3位が入れ替わっています。
刑事君と日野君は3Aの調子がよさそうです。刑事君はシーズン前半の調子の悪さを乗り越えて、最近調子が上がってきたのが何よりで、世界Jr.も期待しています。
木原君、今回もSPの調子が悪いです。どうして毎試合FSはいい演技をするのに、SPが悪いのだろうともったいなくなります。世界Jr.ではSPとFSでいい演技を揃えられるといいですね。

少年女子
優勝は西野友毬選手、2位友滝佳子選手、3位後藤亜由美選手。

成年女子SP
1位鈴木明子選手、2位村主章枝選手、3位高山睦美選手

明日から成年男子も始まります。
健人君や町田君、彰生君が出場。そして今期引退の2人、南里君、中庭君の福岡勢や引退したけれど岡山の連盟に頼まれて出場する大上偉才君にも注目です。

国体も気になるけれど、ユーロや全米の放送にひたすらどっぷり漬かってそうなこの週末・・・。嬉しいけれど、ちょっと辛い。

カナダ選手権(選手権派遣追記)

2011-01-24 22:02:12 | フィギュアスケート大会
カナダ選手権、終わりました。→公式リザルト

予想通り優勝はパトリックとファヌフで、これはいいんですけれど、レイノルズが4位だったのがショック!(泣)私、かなり彼を応援しているんです。4回転ループを見てみたい。
レイノルズ君、4回転の申し子とまで言われている稀有な4回転ジャンパーなのに、国内選手権にやたらと弱くて、昨季はバンクーバー出場を逃している・・・。世界選手権は出たけれど。GPSではけっこう活躍したりするのになぁ。
カナダの連盟、4位じゃレイノルズを東京に派遣したりはしないよね。難易度の高い技を持つことは常に危険と隣り合わせですね。

男子
優勝パトリック・チャン、2位ショーン・ソーヤー、3位ジョイ・ラッセル、4位レイノルズ

パトリックの得点がものすごく高いけれど、カナダの国内選手権は昨年もこんな感じだったな~と思いつつ、プロトコルをチェック。
4回転をSPで、そしてFSで2回跳んでますね!いつからこんなに4回転が得意になったのでしょう。3Aは調子がよくなくてFSで1回跳んだだけですが。それにしてもパトリックって本当にポテンシャルの高い選手です。

女子
優勝シンシア・ファヌフ、2位ミリアネ・サムソン、3位アメリー・ラコステ

追記
カナダの選手権派遣を追記しておきます。→ここ

パトリックは四大陸は出場しないようです。
アメリカは何位の選手を派遣してくるかわかりませんが、四大陸は日本とアメリカの表彰台独占?
今週の全米やヨーロッパ選手権も楽しみですね。Jスポのテレビ放送を見ていくのが大変だけど。嬉しい悲鳴。

インターハイ

2011-01-19 23:46:32 | フィギュアスケート大会
長野のインハイ、女子決勝(FS)は明日ですが、男子は今日で終了しました。→公式リザルト

結弦君が出場してないので、誰が優勝するのか予想できませんでした。
予選(SP)は1位日野君、2位坪井君、3位刑事君、4位木原君。
決勝(FS)は1位刑事君、2位木原君、3位坪井君、4位日野君。
総合成績は優勝刑事君、2位木原君、3位日野君、4位坪井君。
JGPSや全日本Jr.や全日本の成績、世界Jr.の代表選考を考え併せると興味深い試合運びになりましたが、結局は世界Jr.代表の2人が強かったですね。

刑事君はシーズン前半不調だった3Aの調子が、全日本以降よくなってきているようです。SPでは跳べませんでしたが、FSでは2回成功させました。

反対に日野君はシーズン前半は3Aの調子がよくて今季一気に上位に上がってきましたが、全日本から3Aの調子を崩してしまっていますね。

木原君はFSをまとめられるのに、SPでミスをすることが多いのがもったいないです。

坪井君はこの大会で、SP、FS両方で3Aを成功させられた唯一の選手。SP2位、FS3位で表彰台に立てなかったのは悔しいでしょうね。

実力が拮抗した4人が争ったこの大会、来シーズンも4人ともジュニアのままの可能性が高いかと思いますが、来シーズンはジュニアの中で誰が抜けてくるんだろうと楽しみになりました。
ジャンプなどの技術力と表現のバランスの取れた刑事君が私は一押しです。ジャンプが安定して表現に個性が出ればいい選手になると思うので、いつ化けてくれるのか楽しみです。
来シーズンは昌磨君がジュニアに上がってくるので、お兄さん達も気が抜けませんね。
来シーズンのことを考える前に、世界Jr.が待っているけれど。

女子の予選(SP)は今井遥ちゃんが3S-3Tを含むノーミスの演技で1位です。さすがですね。全日本は残念だったから、この大会でこのまま優勝してほしいです。来季GPS、出られるよね?

追記:
女子FSも1位で、ダントツで優勝は遙ちゃんでした!遙ちゃん、FSでも3S-3Tを成功させたし、ミスもあったけれどかなり調子がいいみたいですね。
(この演技が全日本でできていればとかつい思っちゃう。そうしたら世界Jr.の派遣があったかもしれないのに。)
総合2位は上野沙耶選手、3位は河野有香選手、4位は後藤亜由美選手、5位は西野友毬選手でした。
友毬ちゃん、SPでもFSでもアンダーローテッドをたくさん取られています。ダウングレードも1つ。回転を厳しく評価されたのが相当痛かったですね。世界Jr.がんばって!

クランベリージャム

2011-01-18 23:52:39 | パン・お菓子等
先日はブログ3周年にたくさんのお祝いの言葉をありがとうございました!
久し振りにいらしてくださった方も多くて、とても嬉しかったです。支えられて続けてられるなって実感しました。
スケート以外のお話も読んでくださっているようなので、昨年末に載せようと思って、載せそびれていた食べ物系の写真を。

その前に少しだけスケートの話を書くと、SOIのテレビ放送で見た大ちゃん、だいぶ身体の調子がよくなってきているようですね。放送された回はジャンプ全部よかったじゃないですか。かなり安心しました。四大陸までにはまだ1ヶ月あるから、早く本調子になるといいなと思います。でも神演技は世界選手権にとっておいて!

で、食べ物の前振りでクランベリーの花。

10年ほど前に買ったクランベリー、毎年のように花を咲かせてくれますが、実は2~5粒程度しかなりませんでした。そのまま食べるには酸っぱいので、実はそのまま庭の飾りとして朽ちるまで放っておいてました。
それが昨年は初めて多めに実がなったんですよ。

粒数は数えてないけれど、量ったら30g弱ありました。ジャム、作れるじゃん!


砂糖のみ入れて煮詰めました。堅い実という印象だったのに、すぐに軟らかく煮えました。小さめの瓶に3分の1程度の量ができました。
味はちょっと渋いけれど、ベリー系の普通においしいジャム。レモン果汁を入れて、砂糖の量も増やせば、もう少し洗練された味になったかもしれないけれど、少量なのでクランベリーの味をそのまま味わいたいなと思って。
来年はもっとたくさん実がなりますように!

ワンパターンだけど、ついでに昨年焼いたパンの写真も。同じようなパンばかり焼いているので、パンの写真も滅多に撮らなくなりました。

アーモンドとピール入りのベーグル。このフィリングはおいしい組み合わせ。


米粉を50%使ったパン。米を原料にしたパンのほうが小麦粉を使ったパンよりも太りにくいらしい・・・というので米粉を使ってみました。おいしいけれど、米粉は高い。今はお米から焼けるホームベーカリーもありますね。
内需拡大も大事だけれど、パンを食べるなら小麦粉で作ればいいやと思ってしまう。お気に入りの小麦粉で作ったパンは米粉パンよりもおいしいし。


紅茶入り食パン。細かくした紅茶の葉をそのまま加えて焼いてみました。使った葉の違いもあるかもしれないけれど、前に紅茶の抽出液を加えて焼いたときのほうが香りがよかった。

最近はバゲットを焼くことが多くて、昨年のパンの焼き収めも今年のパンの焼き初めもバゲットでした。でもバゲットは難しくて、形よく焼けない。
自分でパンを焼くようになってから、パン屋さんでプロの作ったバゲットを見ると、その度に芸術作品を見るかのような気持ちになります。(笑)