気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

世界選手権女子

2009-03-29 23:51:48 | フィギュアスケート大会
女子も3枠獲得しましたね!美姫ちゃん3位、真央ちゃん4位、村主さん8位の成績で、どの2人をとっても13位以内になり3枠取れる、これはすごいことですよね。この3人なら大丈夫と、男子と違って女子はどきどきしませんでした。
男子も女子もバンクーバーに3人ずつ行ける、嬉しい~!男女ともチーム選の勝利です。個々の選手にとっては納得行かない順位だったかもしれませんが、特に女子は既に世界選手権の金や銀のメダルは持っている選手ばかり。本当に大切なオリンピックのメダルを目指してください。

今回すごいと思ったのは美姫ちゃん。SPとFSで1つずつ回転不足を取られて思うほど点は伸びなかったものの、SPとFS両方でパンクや着氷ミスがなく、一見パーフェクトにまとめたのは彼女だけです。会場では迫力ある演技が見られたでしょうね。
表彰台での笑顔が嬉しかったです。おめでとう、美姫ちゃん!
モロさんにお願い、来季は彼女にもっと素敵なプログラムを作ってあげて~。でなければ他の振付師さんにお任せしてください。

女子                  合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Yu-Na KIM(KOR)       207.71 76.12(1) 131.59(1)
2位 Joannie ROCHETTE(CAN) 191.29 67.90(2) 123.39(3)
3位 安藤美姫(JPN)        190.38 64.12(4) 126.26(2)
4位 浅田真央(JPN)        188.09 66.06(3) 122.03(4)
5位 Rachael FLATT(USA)    172.41 59.30(7) 113.11(5)
8位 村主章枝(JPN)        164.58 58.40(9) 106.18(9)

本当は時間をかけて長々と書いたのですが、全部消えてしまいショックなのでこれだけにします。(泣)
書き始める時には自動的にログインされているのに、投稿ボタンを押すと時間オーバーでログアウト状態になっていて消えるという悲劇が時々起こります。普段は用心してこまめにセーブしてるんだけど、時々怠ってこういう情けないことが起こるんですよね。(汗)

公式リザルト

世界選手権男子FS

2009-03-27 19:27:19 | フィギュアスケート大会
日本は3枠確保しました~!大ちゃんファンとしてはこれが何より嬉しかったりします。
小塚君、織田君、無良君、みんな本当によくがんばりました。お疲れ様でした!

最初の滑走者のスペインのフェルナンデス。演技前にコーチがモロさんに似ていると思ったら、本人でした。(笑)シーズン途中から見てもらっているようですね。フェルナンデス君は3Aを2本成功させて、小さいミスはありましたがいい演技でした。

第2グループではっと目を引く素晴らしい演技をしたのはカザフスタンのデニス・テン君。ラフマニの音楽に乗って白い衣装の彼が鮮烈に舞う姿に目を奪われました。
最初の2本の3Aが高く美しく、その後のどのジャンプも安定しています。キャメルやビールマンなどスピンも見所たっぷり。ステップも感情のこもった見事なもの。
フィニッシュを決めてすぐに顔を覆い、氷にキス!142・89でFS6位総合8位。こんなに素晴らしい演技をする彼はまだ15歳。どこまで伸びるんでしょうね。彼のファンになってしまいました~。(笑)

ルータイも最近見た中で一番の出来、というぐらいいい演技でした。小さいミスはちょこちょこあったけれど、これまでと比べたら。4回転も成功させました。

SPが悪かったヴァンデルペレンは最初に4回転を跳んで見事に成功させました!最近の彼は4回転を回避してまとめて上位にいくことが多いので、今回も回避するかと思ったのですが、がんばりました。3-3-3も後半に成功させましたが、アクセルがダブルになり1本も3Aが跳べませんでした。勝負をかけてきたのに残念。

無良君の番になるととたんにドキドキします。やはり日本の選手は特別です。
最初の3A-3Tは鮮やかでその後も落ち着いていて調子はよさそうです。ただ3Sは転倒してしまいました。ミスらしいミスといえばそこだけなのに、FSは16位で総合15位。惜しかった~。後半のステップも身体がよく動いていました。体力も付いてきたのではないでしょうか。
SP、FSともに素晴らしい演技だったと思います。彼が目標としていた10位以内には届かなかったけれど、18歳の初陣、大成功だったと思います。

第3グループ最初のポンセロ、SPが悪かった分がんばって~と応援していました。最初の4回転の美しいこと!いける!と思いましたが、その後にミスが続いてしまいました。彼はプレッシャーに弱いのかしら。

織田君、今日は昨日以上に素直に応援していました。過去のことよりも未来の枠のほうが大事なので、4回転でもなんでも決めて少しでも上の順位にいってほしいという感じ。
4-3、ものすごく鮮やかに決めました!初4回転、おめでとう!3Aが乱れてコンボにできず、次の3Sに3Tを付けました。この時点で解説の田村さんがジャンプの跳びすぎになるんじゃないかと盛んに心配していました。田村さん、鋭い!織田君やっぱりやってしまいました~。後半の3F-2T-2Loが無効になって約10点失いました。田村さん、大ちゃんと織田君の2人に計算ドリルをプレゼントしてやってください。(笑)
このミスさえなければ、ジャンプもそれ以外のエレメンツも彼の演技はとても安定しています。これだけのミスをして141.67取れているので、1年のブランクにも関わらずジャッジにも高く評価されているようですね。なんとか順位は7位をキープできてほっとしました。

この後全米上位2人の選手が続きますが、ムロズもアボットも今日はあせりが出てミスが続きました。

最終グループの最初はパトリック。今日は3Aを2本成功させました!セカンドが1Tに、ループがダブルにと2箇所ミスがありましたが、相変わらずフリーレッグがきれいで肩からの腕の使い方がうまい魅せる演技です。
155.03という高得点が出ましたが、これはかなり公平な評価なんじゃないかと思います。四大陸のように複雑な気分にならなくてすみました。

ヨーロッパ選手権で彗星の如く現れたといっていいコンテスティ、今日も安定した演技です。フランスでは彼を失って悔しがっている人が多いことでしょう。

小塚君、彼を一番応援しているのと枠がかかっているのとで、この日一番緊張して見てしまいます。
4回転はやっぱり回避してスパイラルからの2A。次の3Aは着氷が乱れてしまいコンボにできませんでした。これが惜しかった。これまでは(成功するジャンプの中では)彼の一番の大技、見せ場だったのに。この後のジャンプでは大きなミスもなく、冷静に後半の3Aに2Tを付けることもできました。でも本来アクセルのセカンドに入れるはずだった3Tは結局なくなり、その分点が稼げませんでした。
点は伸びずに142.83、最初の3A-3Tはいつもは成功させていたので、4回転を回避したことが心理的に影響してきたのでしょうか。でも6位は立派な成績です。ずっと目標にしていた3枠獲得に一番大きく貢献したのも彼です。
今シーズン、大ちゃんの代わりに日本の男子シングルを引っ張ってくれてお疲れ様!そしてありがとう!

この時点で残り3選手が全員いい演技をしても日本はぎりぎり3枠獲得できることがわかっていたので、純粋に3人の「オジサン」達を応援することができました。
まずはトマシュ、彼は大好きなので応援にも力が入ります。4-3を素晴らしく見事に決めてくれました!SPとFS、両方での4回転成功!そしてFSでは3Aも2本成功させることができました!
ジャンプがいいとステップ、スピンも光ってきます。ただ前半がすごくよくて疲れたのか後半は2つダブルになってしまいました。でも151.35の高得点、今季一番の演技でした。4位とメダルは逃しましたが、彼は昨年の世界選手権の呪縛から逃れることができましたね。

地元のエヴァン、観客のエネルギーを吸収したかのような素晴らしい演技でした。4回転は回避したものの、ピンと張り詰めた緩むところのない演技。観客は最後のスピンから総立ちで、会場はものすごい熱気に包まれていました。159.53の高得に感極まっていました。エヴァン、優勝おめでとう!

最終滑走のジュベール、私はできたら4回転を跳んだ選手に優勝してほしかったので、彼を熱烈に応援しました。空気を切り裂くような4回転は見事で次の3A-3Tもきれいでしたね。次の3Aで両手を付いたのが惜しい。でも一番惜しいのは最後の2Aの転倒で、誰もがまさかここで転倒するとは思わなかったでしょう。
表彰台がキープできただけでもよかったかな。

見終わった後はがくっと疲れていました。OPの枠がかかっているせいもあるだろうけれど、大ちゃんが出場しなくてもこれだけドキドキするなんて、来年のOPは心臓がもつだろうかと思います。(笑)
2年連続で4回転なしのチャンピオンが誕生しちゃいましたね。2年連続で4回転論争が起こったりはしないと思いますが、4回転不要論は起こったりして。(笑)大ちゃんファンとしてはちょっぴり複雑な気持ちです。

3枠獲得は日本、アメリカ。2枠はフランス、カナダ、チェコ、イタリア、ロシア、カザフスタン他。

公式リザルト

次は女子ですね。ODまで終わったアイスダンスはリード姉弟が順位を上げてきました。どちらもがんばって!

世界選手権ペア&アイスダンス

2009-03-27 00:18:39 | フィギュアスケート大会
悠子ちゃん&サーシャ、やりましたね!!!3位です!嬉しい~!おめでと~!
昨年は惹きつけられずにはいられないような素敵な演技でしたが、4位で悔しかったのをよく覚えています。
今年は念願の表彰台に乗れて本当によかったと思います。OPもがんばってほしい。国籍を変えた分、思いはさらに強まっただろうから。

ペア                              合計点 SP FS
1位 Aliona SAVCHENKO / Robin SZOLKOWY(GER) 203.48 1 1
2位 Dan ZHANG / Hao ZHANG(CHN)          186.52 3 2
3位 Yuko KAVAGUTI / Alexander SMIRNOV(RUS)  186.39 2 3
4位 Qing PANG / Jian TONG(CHN)           181.08 5 4
5位 Maria MUKHORTOVA / Maxim TRANKOV(RUS) 177.89 4 7

サフチェンコ&ゾルコビーは2連覇!強豪揃いの中での2連覇はすごくないですか?

悠子ちゃん達の表彰台は嬉しいのですが、チン・パン&ジャン・トンが台落ちしたのは残念です。四大陸までは今季一番調子がいいペアが彼らだったようなのに、試合はやってみないとわかりませんね。ダイナミックでありながら情感漂う演技が好きなペアなので残念です。

niftyに悠子ちゃん達の素敵なレポが上がっていますね。
フジのペアとアイスダンスの放送が地元局ではなくて見られないのが残念です。昨年はほとんど放送してくれたんだけどな~。
明日男子FSが終わってから、動画を探してみようと思います。

公式リザルト

CDのみ終了のアイスダンスの行方も楽しみです。放送が見られないのが本当に残念・・・。

アイスダンスの結果はここに追記します。

アイスダンス                        合計点 CD OD FD
1位 Oksana DOMNINA / Maxim SHABALIN(RUS)  206.30 1 2 1
2位 Tanith BELBIN / Benjamin AGOSTO(USA)   205.08 2 1 2
3位 Tessa VIRTUE / Scott MOIR(CAN)       200.40 3 6 4
4位 Meryl DAVIS / Charlie WHITE(USA)       200.36 4 3 3
5位 Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT(FRA) 194.36 6 4 5
16位 Cathy REED / Chris REED(JPN)         151.04 18 15 16

表彰台は今季ここまでの試合では怪我に泣いたチームばかりですよ。勇気付けられる結果です。
4位にメリル&チャーリーが着けたのも嬉しいです。
ペシャラ&ブルザの5位がすごいな~と思います。ここまでの試合で今一歩ということが多かったのですが、世界選手権でぐんといい成績を出してきましたね。
クリスの膝の調子が心配でしたが、リード姉弟もこの大会はよくがんばりました。OPの枠が取れてよかったですね。
早く放送が見たいな~。

世界選手権男子SP

2009-03-26 23:23:30 | フィギュアスケート大会
うちの地域では男子SP、アイスダンス・ペアはフジの地上波放送がありません。Jスポに加入しておいてよかったとしみじみ思いました。
今年は大ちゃんが出ないので、緊張感もなく気楽に放送を見始めました。

最初に放送されたルータイが出てくると、ルータイ君、がんばれ~!みんながんばれ~!と応援に力が入りました。やはり世界選手権は特別な大会で、どの選手も力を出し切れるように応援しずにはいられません。
コンボが3-2になったのが残念でした。

コンテスティはヨーロッパ選手権に続き、すごい安定感。軸がまっすぐなジャンプを次々に成功させてガッツポーズ。高い点が出たので本人も興奮気味でした。

ベルントソンはコンボが乱れたものの3Aは成功したし、最近の彼にしてはいい出来だったような気がします。好きな選手だけど崩れやすいのが残念です。

ヴォロノフはいつものようにオールバックにせず、さらりとした髪型でした。このほうがずっと好き。
コンボは4-3でしたが少し乱れました。4回転を跳んでがんばった割には点が出ないように感じました。

チッパーの3Aはまっすぐ上がり、高くて回転が速いので目が吸い寄せられます。コンボで片手を付いてしまったのが残念です。

無良君が出てくると、それまでのんきに見ていたのにいっぺんに緊張が高まりました。
最初の3A見事、後のジャンプも全てきれいでした。ジャンプが全て成功したのであとはリラックスして演技を楽しみました。表現もスケーティングも進歩したようです。世界選手権デビュー、上出来でした。
70点越えはしたけれど、もう少し点が出てくれたらと思いました。

織田君も今回は(かなり)素直に応援していました。3Aは軽々と跳んできれい。でも次のコンボでセカンドジャンプの後妙にカメラに近いなと思ったら、フェンスに足が引っかかり転倒!でも次のジャンプもその後のエレメンツも全て落ち着いてきちんとこなしていました。スピードがあって体も大きく使えていたようです。
76.49で7位は転倒があったにしてはかなりいい点です。フェンスに近付きすぎての転倒がなければ80点に達し、4位に入っていたでしょうね。明日のフリーでもう少し順位を上げてほしいです。

ライサチェクはジャンプが全てクリーンでした。解説の田村さんが回転不足を心配していましたがそれもなく82.70という高得点。エヴァンは大きくガッツポーズして、地元ロサンジェルスでスタオベをもらっていました。

ジュベールはやはり4回転を跳んできました。でも4-3のファーストジャンプで片手を付き、そこから強引にセカンドを3回転にしました。3Aと3Lzはきれいでした。
ロサンジェルスでも彼は大人気で大きな歓声と拍手をもらっていました。演技後4回転の失敗が不本意だったのか本人は納得いかない表情でしたが、84.40という高得点でSP首位発進です!

ムロズは最初にイーグルからの3Aを鮮やかに決めました。その後のジャンプも全てクリアで、どのジャンプにも余裕が感じられます。明日は4回転を見せてくれるかと楽しみになります。
表現もかなりよくなったと思うけれど、点はそこまで伸びず8位でした。

ポンセロが出てくると、ポンちゃんがんばれ~!と日本の選手並みに応援してしまう私。どうもかなりのポンちゃんファンのようです。
4-3を跳びましたが、4回転をオーバーターンし、そこからセカンドの3Tを強引に跳んだもののこれも着氷が乱れました。3Aも着氷が乱れて、今回はミスが続いてしまいました。ミスがなければ上位にいける選手なのに。フリーで挽回してほしいです。

アボットはジャンプの調子が悪かったです。後半のステップやスピンは美しく、いつも通り音によく乗った感情のこもった演技です。でも演技直後の表情はかわいそうなほど消沈していました。

小塚君はフェンス際でコーチと話しているときの表情がこわばって見えたので大丈夫かなと思いましたが、スタートポジションに付いたときにはきれいな表情に。ジャンプは全部きれいで、その後は緊張を解いて演技を楽しみました。
微妙に硬さはあったものの、ミスのない素晴らしい演技でした。本人もガッツポーズ。思わずテレビの前で拍手し、テレビに向かってスタオベしてあげて~と叫んだら、アメリカ人のお客さん達も立ち上がってくれたので嬉しかったです。
でも点は79.35で5位、80点は越えると思ったんだけどな~。

次はトマシュで、好きな選手が続きます。ほとんどの選手が好きで応援しているのですが、彼は特に応援している選手のうちの1人です。
トマシュ、4-3をクリアに完璧に降りてくれました!!!今シーズン初めてSPで4回転を成功させました!!!やればできる選手です。この世界選手権で成功させたのが偉い!この日唯一のクリアな4回転ジャンプでもありました。
3Aは着氷が乱れて惜しかったかな。でもよくがんばりました。80.36で4位です。目指せ、表彰台!

パトリックは出だしから感情のこもった表情でスタートし、いかにも調子がよさそうで失敗する感じがしませんでした。そしてやはり高さと幅のある美しい3Aを跳び、その後のジャンプやエレメンツも見事でした。流れるようなステップはアナウンサーも絶賛です。82.55で3位でした。
アナウンサーの「今でも彼はコンパルソリーを毎日練習するそうです」との言葉に、田村さんが「僕はコンパルソリーが嫌いで、いつもトイレに隠れてました」と答えたのが笑えました。

最終滑走はヴァンデルペレンです。3Aはきれいでしたが、コンボが2F-3Tになってしまい、規定のジャンプではないのでかなり減点されてしまいました。点は出ず70.15で、無良君とどちらが上だろうと思ったら、彼より1つ下の順位の14位でした。

見応えのある演技が続いた男子SPでした。今回のジャッジはおじさん世代に割と点を出してくれます。ファイナルや四大陸の採点に慣れた後だと、若手や今季急激に伸びてきた選手に対しては少々辛口にも思えてしまいますが、本来のジャッジングに戻ったのかもしれません。

今の順位をキープするだけでも日本は3枠獲得できますが、明日のフリーではどの選手も1つでも順位を上げてほしいと思いますし、それができる実力のある選手ばかりだと思います。みんながんばって!

公式リザルト

世選に向けて、小塚君インタビュー

2009-03-25 21:10:45 | 男子選手
この前の日曜のチュッキョフィギュアは小塚君のインタビューでした。本当は先週の水曜日に放送される予定でしたが変更になり、日曜に放送されたのです。今日も同じ内容が放送されるかと思っていましたが、曾根美樹さんの話題でしたので、日曜も録画しておいてよかったです。

本田アナ「今シーズンは国際大会を含めて全ての大会で表彰台ですね。」

小塚君「あ~、はい、そうですね。(笑)」

本田アナ「どんな感じですか?」

小塚君「こんだけうまくいきすぎて、逆にちょっと不安な面もあり、その反面すごく嬉しい気持ちも出てきて。」

(ナレーション)今シーズンは演技にも自信が感じられる小塚選手

小塚君「出るときまでは不安な気持ちがまだ残ってるんですけど、曲が鳴った瞬間、自分の中でフツフツと自信が湧いてきて、ジャンプを跳ぶときには“大丈夫、絶対跳べる”というふうに考えられるように、今シーズンはなっていると思います。」

(ナレーション)先日中京大にサブリンクが誕生

小塚君「二面に鏡が付いているので全体に、表現力の向上というのと、ポジションの確認だとか、スピードがない中でもジャンプが跳べるようになれば、自分のジャンプが本物になってくると思うので。」

本田アナ「練習はたっぷりできそうですか?」

小塚君「はい、もうあの~、もう言い訳はできないですね。練習ができないという言い訳はなしです。」

(ナレーション)チャレンジしながらもクリーンな成功のない4回転。4回転を世界選手権では挑戦するのでしょうか?

小塚君「今度に関しては3枠獲るってのが優先なので、ただ挑戦するだけではなくて、挑戦するなら降りる、そうでなければもう4回転はやらないっていうふうにちゃんとケジメをつけてやらなきゃいけないと思うので。その、4回転にこだわらずに、4回転も大事ですけども、後半のその後のジャンプってのが鍵を握ってくると思うので、そっちのほうにどっちかっていうと力を注ぎたいなと思います。」

本田アナ「表彰台に上がりたいという気持ちは、やはり強い思いありますよね。」

小塚君「それはまあ、そうですね。表彰台に上りたいという気持ちはありますけど、そこを考えるとやっぱり硬くなって体も動かなくなったりするってのも考えられるので、まあ表彰台に乗るっていうのは頭の片隅に置いて、自分の演技に集中して、はい。」

20歳になった小塚君、表情がぐっと大人びて受け答えもしっかりしていて、益々たのもしくなりました。
インタの内容も相変わらず浮ついたところのない、堅実なものです。それでいてシーズン初めと比べると所々に自信が滲み出ています。
今季、彼は本当に成長しましたね。

内心もう少し確率が上がってから挑戦すればいいのに、とはらはらしながら見守っていた4回転、跳ぶなら降りる、そうでなければ跳ばないと態度を明確にしてきました。実はその言葉を聞いてかなりほっとしました。
挑戦する姿勢は常に大切だとは思うんですけれどね。もちろん4回転を成功させてプログラムをまとめられればそれが一番なのですが。
でも今季のここまでの戦いを見ていると、小塚君は4回転を跳ばなくても他をきちっとまとめられれば、それだけで十分表彰台に乗れる力を持った選手だと思います。
4回転を跳ぶ跳ばないはともかく、ぜひ表彰台に乗ってもらいたいと思います。

もう明日は男子SPですね。小塚君だけでなく、どの選手も皆がんばって納得のいく演技ができるといいなと思います。そして日本の選手だけでなくどこの国の選手も、病気や怪我に泣く選手が新たに出ませんように。

今日のチュッキョフィギュアの曾根さんは、引退セレモニーの特集でした。22日にガイシアリーナで彼女の引退セレモニーがあったようです。フィギュアこぼればなしに詳しいです。
おなじみの「大奥」の他に、新作の「マスク・オブ・ゾロ」も披露したようです。剣を持ってのストレートラインステップ、とてもかっこよくお似合いでした。
4月からは中京大中京高校の先生になるようです。とても楽しくて生徒達に大人気の先生になりそうですね。
明日の16:53からの「リアルタイム」(中京テレビ限定だと思います)でも彼女の引退特集があるようです。

明子ちゃんとお母さん

2009-03-24 17:45:58 | 女子選手
NHKの明子ちゃん特集、ふるさと発ドキュメント「母にささげる氷上の舞」は本当に素晴らしい内容でした。いつものチュッキョフィギュアは3分番組なので番組全体をなるべく文字化してお伝えしていますが、この番組は25分もあるのでそれは無理というか、やる根性がありません。(汗)
動画もあるようですが簡単にご紹介と感想を。セリフ部分も話した全体の中の一部のみです。番組ではずっとMetisさんの「母賛歌」が流れていました。

まず拒食症の頃を振り返って。
明子ちゃん「二度と私は氷の上には立てないなっていうふうに自分でもう感じてしまっていたんですね」
お母さん「心の中で必死に守ってあげるってのが、あの時の私の気持ちですね」

明子ちゃんは毎朝豊橋の自宅から1時間かけて、職場であり練習拠点でもある名古屋の邦和スポーツランドに通っています。貸し靴コーナーで普通に働いている明子ちゃん。この映像はとても新鮮です。お客さんは余り気付かないそう。
練習は1日4時間、月曜以外は毎日です。

1日の練習が終わると、豊橋市内にあるお母さんが営む小料理屋に毎日向かいます。お母さんの作った夕食を食べ、本当に疲れた表情で「もう疲れた」と言う明子ちゃん。お母さんによると、「疲れたと10回ぐらい連発すると元気になる。息抜きの場」ということだそうです。
「疲れた」という言葉と一緒に疲れを吐き出していくんでしょうね。お母さんがそれを暖かく受け止めてあげているようです。
ちなみにお母さんの作るお料理は、お野菜たっぷり、お豆腐など体にいい食材を使った和食中心のとてもおいしそうなものです。

でも以前はお母さんは話を聞いてもらえるような人ではなかったそう。
明子ちゃんはスケートを4歳で始め、お母さんは試合には必ず駆け付けました。熱心さの余り他の子と比べたり、ジャンプが跳べなかったことを叱ったり、負けると2~3時間も説教をしたり。
明子ちゃんはどうして他の子と比べるの、と反抗の気持ちを持っていました。
高校時代は国際大会で優勝もし、お母さんからの期待は高まるばかりでした。

ところが仙台の大学へ進学し、1ヵ月で食べられなくなりました。原因はうまくならなければというプレッシャーと1人暮らしのストレスから。
体力がなくなって外出ができず、夜も眠れなくて睡眠薬に頼る日々。50kg近くあった体重は32kgまで減りました。摂食障害と診断され、実家へ戻ることになりました。

戻ってきた明子ちゃんを最初見たときはお母さんには大きな衝撃で、オバケと思ったそうです。でもそんなことはおくびにも出さず、普通に接しました。
でもやはり何も食べられない毎日が続きましたが、1ヵ月して豆腐やゆで野菜が食べられるようになり、お母さんは泣いて喜びました。
自分の夢を娘に託していたが、それが間違いだったと気付きます。スケートは自分のものではなく娘のものだと気付いたと語ります。

療養は4ヵ月に及び、体力が戻ってくると明子ちゃんは大学に戻り、スケートも再開します。
その後は2006年ユニバーシアドでは優勝、2008年NHK杯では2位。
「健康に楽しんで滑ってくれればお母さんはそれで十分だからって言ってくれるので。前より上手になったって言ってくれるその一言が私にはすごく嬉しいので」と明子ちゃん。

長久保コーチと2A-3Tの練習。本当に厳しく辛そうな練習です。
長久保コーチは今年のがんばりで来年の順位が決まる、四大陸の順位でGPSに出られる試合数が決まる、と明子ちゃんに言います。「わかってるよ」と微妙に反発気味の明子ちゃん。
長久保コーチ「技術的には直すものがないところまできている。(失敗は)本当に精神的なもの。余分な力を入れないで跳ぶかっていう問題だけだと思うので」
明子ちゃんの大会前の気持ちを落ち着かせてくれるのが「母賛歌」です。

四大陸出発の中部国際空港にお母さんは見送りに行きますが、今では試合前に「がんばれ」とは言わないようにしています。
大会期間中は余分なプレッシャーを与えてはいけないと、一度も連絡を取りませんでした。
帰ってきてからは、順位については何も言わず、ただがんばったねとねぎらいました。

お母さん「成績より、スケートがすべれればいい。彼女が元気にスケートを滑れることが私の幸せですから」

明子ちゃんは帰国翌日から練習します。次の目標は12月の全日本です。(約10ヵ月後のために翌日から練習!OPシーズンにオフは1日たりともないのですね)
「あきらめてしまったらそこで前にも進めないと思うので、自分を信じてまっすぐ進んでいけたらいいなって」

この番組を見て初めて、なぜ明子ちゃんが摂食障害を起こしたのか、なぜそれを克服し再び国際大会で活躍するところまで回復することができたのか、それが少し理解できたような気がしました。
これまでは彼女が病気を乗り越えてきた人だということは知識はあっても、その辺りが感覚的に理解できなかったのです。

昔を振り返って明子ちゃんのお母さんは自分を責める言葉を並べます。でも親なら子供に期待し、期待に応えてくれる子であればあるほどさらに過剰な期待をし厳しくしてしまうことは多いと思います。
明子ちゃんの病気を境に、彼女のお母さんは大きく変わりました。
それに応えるように生き生きとスケートを楽しみ、今まさに選手として大輪の花を咲かせようとしている明子ちゃん。今シーズン、彼女ほどお客さんの心を捉えた日本の選手はいません。
それも背後にいつも見守り、支え続けてくれるお母さんあってのことなのですね。

私の拙い省略しまくった文ではあまりお伝えできませんでしたが、素晴らしい内容でした。フィギュアスケートに興味のない人にも考えさせられることの多い番組だと思うので、たくさんの人に見てもらいたいです。
今回この番組を秀樹さんがお知らせくださったお陰で見られました。どうもありがとうございました!

韓国連盟からの回答

2009-03-24 17:45:42 | 女子選手
19日に日本の連盟が韓国の連盟宛に提出した、キム・ヨナ選手の報道内容についての調査を求める要望書の回答が昨日返ってきたようですね。

YOMIURI ONLINE
<回答では「金選手がテレビのインタビューの中で、特定の国、選手について言及したことはないことを確認した」と調査結果を報告、「(放送した)テレビ局も、その事実がないことを認めた」としている。>

時事ドットコム
<日本連盟が公表した韓国側の回答では、「スペースが限られたリンクでウオーミングアップをする時、周囲の選手によく気を付けた方がいいという一般的な状態を金妍児が言おうとしただけ」などと説明。最後に「われわれはこのような誤解が再び起きないことを望む」と付け加えた。>

ヨナ選手が言ってないと否定するならば、SBSが「日本の選手」と捏造したことになります。SBSは韓国国内でお詫びと訂正をきちんとしたのでしょうか。
問題は日本の選手を侮辱され、日本のファンが気分を害したことではありません。
今回のことは、一部の韓国ファンの過激な言動が予想されること、このような発言がジャッジや世界のフィギュアファンが日本の選手に対して悪印象を持ってしまわないかという危惧、そして何より日本の選手たちに余計なプレッシャーがかかって思い通りの演技ができないのではないかということなどを考え合わせて、悪い影響を心配しているのです。
そこまで考えると、ヨナ選手とSBSには韓国内の一部過激ファンを抑えるような発言・報道をする義務があり、世界に対しても同様のことをする義務があると思います。何と言っても何もないところに火種を撒いたのは彼らなのですから。
韓国連盟の「われわれはこのような誤解が再び起きないことを望む」という発言は、ヨナ選手とSBSに対して発せられたものであると信じます。

ヨナ選手の発言に対しての真央ちゃんの言葉。
産経新聞 スポニチ スポーツ報知
真央ちゃんにしてみれば当然の発言ですよね。フィギュアファンならわかりきったことですが、改めてこんなことを尋ねられる彼女の困惑が伝わってきます。
真央ちゃんとか大ちゃんとか、日本のトップ選手は若くても人間的にもできた人が多いです。日本人らしい美徳を強く持っているんですよね。

私は特に真央ちゃんファンというわけではないのですが、フィギュアを見ているうちに彼女のことは応援しずにはいられなくなりました。彼女のアスリートとしての真摯な姿勢に打たれました。
実はフィギュアファンになった当初はマスコミが余りにも持ち上げるので、心理的な距離を置いて見ていたんですけれどね。もちろん演技の素晴らしさ、美しさは最初から好きでした。でもフィギュア番組で余分な真央ちゃん映像が余りにも多いので、男子ファンとしてはおもしろくなかったものですから。全責任はテレビ局にあるんですけれどね。(汗)

世界選手権の会場では公式練習が始まっていますね。ヨナ選手には取材規制がかかっているようです。
スポニチ スポーツ報知

初夏と夏のアイスショー

2009-03-21 21:34:05 | アイスショー・イベント
世界選手権前のこの時期から、新シーズンのアイスショー情報が出てチケットが売り出され始めますね。

PIW横浜公演 5月2日~6日全10公演 新横浜スケートセンター 公式サイト
5月2日(土)~6日(水) 開場11:30開演12:30
               開場15:30開演16:30

PIW豊橋公演 5月16・17日全4公演 アクアリーナ豊橋
5月16日(土) 開場11:00開演12:00
         開場15:00開演16:00
5月17日(日) 開場11:00開演12:00
         開場15:00開演16:00

DOI 6月19日~21日全4公演 新横浜スケートセンター
6月19日(金) 開場17:30開演18:30
6月20日(土) 開場17:30開演18:30
6月21日(日) 開場11:30開演12:30
         開場17:30開演16:30

FOI 8月22・23日全4公演 新横浜スケートセンター 公式サイト
8月22日(土) 開場11:30開演12:30
         開場15:30開演16:30
8月23日(日) 開場11:30開演12:30
         開場15:30開演16:30
※3月24日、先行予約開始

PIWはスペシャルゲストとして伊藤みどりさんが出演しますね。太田由希奈ちゃんが出演するのも、彼女のファンにとっては嬉しいことですね。

私はFOIに行きたいけれどどうしようかなぁと迷っているところです。今年はGPFが東京で開催されるので、全日本、NHK杯に加えてGPFも行きたいと思っているので、ショーまでは贅沢かしらと検討中です。

カンパーニュとクランベリーパン

2009-03-21 21:33:45 | パン・お菓子等
今日はカンパーニュとクランベリーパンを焼きました。

カンパーニュはライ麦粉が30%入っています。
うちの娘はなぜかライ麦パンが好きで、私が買った本に載っていた「パン・ド・セーグル(ライ麦パン)」を作ってとリクエストしてきます。でも私はライ麦粉がたっぷり入ったパンが苦手。このセーグルのレシピはライ麦粉が50%も配合されているので、その前に30%配合されたカンパーニュのレシピに挑戦してみました。
娘だけは喜んで食べたものの、他の人にはどちらかというと不評。この前焼いた、ライ麦粉10%全粒粉4%配合のカンパーニュは、食べた人全員に好評でとてもおいしかったんだけどなぁ。
それなのに娘は今度はセーグルを作ってね、と言う。30%配合でも苦手だと思ったのに、50%配合のパンは自分の口に合うとは思えない。自分が好きじゃないパンはあまり焼く気がしないので、娘が何かいいことをしたときのごほうびとして焼く約束をしました。成績が上がったら、とかさ。(笑)

クランベリーパンは、少しだけ糖分を多めにしてソフトにしたフランスパン生地の中にドライクランベリーを入れて焼きました。
以前車で30分以上かかるショッピングモールに映画をよく見に行っていて、そのショッピングモールに入っているパン屋さんのクランベリーパンが好きでよく買っていました。でもずっと近い場所に新しいショッピングモールができたので、そちらに映画を見に行くようになり、そこへは行かなくなってしまいました。
長らく食べなかったそのお店のクランベリーパンを再現してみました。と言ってもフランスパンの生地にドライクランベリーを入れただけなんですけれどね。こちらはおやつにも最適な食べやすいパンになりました。

連盟の対処に期待します

2009-03-20 14:14:10 | 女子選手
キム・ヨナ選手の発言がSBSで流れた件について、昨日連盟がやっと公式に発言をし、連盟のHPに載せてくれましたね。

<フィギュアスケートに関する一部報道について

日本選手はスポーツマンシップに則って競技を行っており、意図的に妨害行為をした事実はありません。
また、韓国連盟又はキム選手から抗議を受けたり、ISUから警告を受けた事実もありません。

従いまして、日本スケート連盟としては、今回の報道には大変困惑しておりますが、
これまで築いてまいりました韓国連盟及びキム選手との友好と信頼の関係に則って対処してまいりたいと考えております。

2009年 3月19日
財団法人日本スケート連盟>

今朝の読売・日経両新聞にもこの関連の記事が載っていましたし、他の新聞にも載っていたようです。
日本の選手が根拠のない中傷を受けたときに、きちんと対処し守るのは連盟の責任だと思います。
数日遅れたとはいえ、世界選手権前にきちんと対処してくれてよかったと思います。

YOMIURI ONLINE サンスポ スポーツ報知 asahi.com 毎日jp

個人的には、キム・ヨナ選手が「日本の選手」とはっきり名指したのなら彼女に、SBSが勝手に「日本の選手」だと捏造したのならSBSに、世界選手権前に公式に訂正・謝罪してもらってもいいというか、そうしてもらうのが当然だと思っているぐらいです。
公式の場で他人をはっきりと中傷する発言をするのであれば、その発言に対する責任を負うのは当然のことです。18歳はその点から見れば十分大人だと思います。
ましてや今回のことは他国の選手であり、元々微妙な民族感情のある両国のこと、両国のファンの反応の激烈さから見ても、思慮が足りなさすぎたと思います。