気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

THE ICEのテレビ放送

2011-07-31 23:28:00 | アイスショー・イベント
THE ICE、今日は大阪での最終公演でしたね。今年は名古屋、八戸、大阪と各地を回り、多くの観客が楽しんだのではないでしょうか。
中京テレビでは、今日テレビ放送がありました。ダイジェスト版でしたが、楽しめました。8月7日の14:00~15:24にBS日テレで放送されるものも同じ内容ではないかと思うので、是非ご覧になってください。→BS日テレ
完全版の放送も待ち望まれます。

結弦君の3A-3Aのシークエンスは、前回のチュッキョフィギュアでそこだけを見てすごい!と思っていたのですが、プログラム全体の中で見るとさらにすごさがわかりました。
プログラムの流れを全く止めてないし、他のジャンプも全部きれいに成功させているんですよ。
しかし、3A-3Aのシークエンスって存在したのですね。結弦君以前にやった選手はいるのでしょうか。
ほとんどの選手は3Aを跳ぶときに、2Aより格段に長い助走を取るのに対し、結弦君はシークエンスなので2回目の3Aでは助走を入れていません。これを見ると、3Aが難しいジャンプに思えなくなってしまいます。結弦君にとっては簡単なジャンプになったのかしら。3シーズンほど前は試合ではほとんど成功しなかったのに。彼の進歩速度ってすごすぎますよね。4Sも練習では成功しているらしいし、今後どんなジャンプを見せてくれるか楽しみです。
さらにすごいのは彼がジャンプだけの選手じゃないってこと。こんなすごい選手が日本の選手だということが嬉しいです。

男性6人のナンバーは振付がジェフ君。小塚君、無良君、結弦君、アモーディオ、アダム、チャーリーというメンバーで、アイスダンサーが1人だけ混じっていました。ジェフ自身にも踊ってもらいたかったけれど、振付に徹するのも振付師っぽくていいですね。

アモーディオの今季のSPが早々に見られたのもよかった。ジャズのメドレーでモロゾフ振付だと思います。ノリノリで彼らしく踊っていて、ジャッジの評価も高そうなプログラムです。アモーディオとモロゾフは今回も好相性だと思いました。

ダンス選手権も少し放送してくれました。成美ちゃんが優勝したようですが、アイスダンサーやダンス大得意のアモーディオもいる中で優勝しちゃうなんて、成美ちゃんすごすぎです。小柄な体が倍ぐらい大きく見えるようなエネルギッシュなダンスでした。

THE ICEはフィナーレも大きな見所ですね。パイレーツ・オブ・カリビアンのメロディーに乗って、スケーター達が海賊に扮してチャンバラしたり。
今回の目玉は真央ちゃん&小塚君のペアプログラムでしょうか。スピードはちょっと足りないものの、ちゃんとアイスダンスのステップが踏めています。2人でこれからもアイスダンスの練習を続けて、またショーで見せてほしいなと思いました。

詳しい内容、日付は未定のようですが、DAI-X出版のHPをのぞいたら、フィギュアスケートDaysが出るようです。
vol.13(10月下旬発売予定)
Plus 2011-2012 男子シングル読本(12月下旬発売予定)
Plus 2011-2012 女子シングル読本(12月下旬発売予定)

Cutting Edge 2011 Plus

2011-07-20 23:12:52 | フィギュアスケート雑誌・本
Cutting Edge 2011 Plus、昨日届きました。ちゃんと発売予定日に届いたし、内容も充実していてよかったです。
ほとんどの選手のページで単独インタビューがあるのが嬉しい。海外選手のページも充実していました。

巻頭は大ちゃん。写真も充実していて、後ろ姿のワールドピアソラ衣装は生地の質感までじっくりと観察できました。
ソチに向けてスケートに対して語っている部分はやや引き気味かな。ソチまで現役を続ける厳しさを誰よりもわかっていて、それでもやり抜こうと覚悟を決めているのが本人なのだと思います。
アイスダンスのメリルが好きだというのは嬉しい!私と好み同じ。
シングルを引退したら、アイスダンスをやりたいというのも実行してほしいな~。できれば趣味で終わらせず、競技で。でも踊るだけならともかくリフトがあると、パートナー探しが難しいですね。アイスダンスをやるならと名前を挙げ合っているあっこちゃんとじゃ厳しいかな・・・

小塚君は4回転について随分語ってくれています。今の4回転ジャンパーは、2種類取得を視野に入れないといけないから大変ですね。
彼の語っている2種類の4回転と、トリプルアクセル、トリプルルッツ各2回の構成は体力的に厳しくはあるけれど、近いうちに誰かがやってくれそうな気もします。
大学でやっている研究の話も興味深かったです。スポーツ系の学部・学科に通っている選手はスケートに関する研究をして、大学の勉強をスケートに生かすこともできるのですね。
今日のチュッキョフィギュアでは、彼も真央ちゃんとシングル引退後アイスダンスをやるなんて話をしていましたよ。つい期待したら、「ウソです」と言ったのでぬか喜びだったけれど。(笑)→チュッキョフィギュア
(THE ICEの放送予定も書いてありましたね。中京テレビにて7月31日午後3時より。完全版の放送も望まれます。昨年のように各地方局やCS放送も期待したいところです。)

結弦君は震災の話を生々しく語っています。これほど辛い思いをしたのかと思うと、あの日、彼が無事だとわかった時点でほっとしてしまったのすら申し訳ないような気持ちになりました。
それでも彼はやはり気持ちの強い人ですね。どんな経験も乗り越えていってくれるような気がします。ガチ君の活躍のことを語っているところは予想通りの悔しがり方なので、新シーズンの活躍を待ちたいと思います。

刑事君のインタビューを読むと、本人はまだちょっと自信なさげで謙虚ですね。でも林コーチが刑事君について語っている言葉が熱いです。自分の教え子の才能にコーチが惚れ込んで、熱心に指導しているというのは、最高の状況でしょうね。
「僕が刑事について感じるのは、いい意味でのダークさ」、まだ16歳という年齢なのに刑事君から確かに感じます。出そうと思っても中々出せる雰囲気じゃないので、順調に伸ばしてほしいと思います。このあたりは大ちゃんにも通じるものがありますが、同じ岡山県民の血でしょうか?

健人君と龍一君の対談も、ところどころが普通に男の子同士が話している感じが出ていておもしろかったです。この2人は刑事君のページでも出てきていますが、健人君が龍一君に対しても刑事君に対しても過去の戦歴を分析していて、選手同士はお互いの試合結果をよく覚えているものなのだなと思いました。

アモーディオのインタではワールドのフリーでボーカル入りの曲を使ったことについても話が出てきました。この件に関してはキャンデロロも語っているけれど、結局未だによく理解できません。
ジュべやトマシュのインタもあったのは嬉しかったです。

世界ジュニアで2年連続4位で表彰台を逃しているキーガンのインタもよかった。彼は小柄な体で力強い個性的な演技をしますが、オリンピックに対する気持ちもはっきりと言葉にしていて、インタビュー全体もエネルギッシュです。
かなり好きな選手なので、ソチで見たいと思います。SPはよくてもFSで自爆というパターンが多いので、両方をまとめることができれば、全米を勝ち抜ける可能性はあるかと思います。

南里君や中庭君や小林君など、引退したスケーターのインタビューも嬉しいですね。
傑作は岳斗さんのFOI出演時の女装プログラム秘話の数々でしょうか。衣装を買いに行って試着室の扉を開けた瞬間は、怖すぎてリアルに想像できません。(笑)

各選手のインタビューだけでなく、「エールの花束」も読み応えがありました。
ウケたのはアイスダンスのブルザの大ちゃんに対するユーモアたっぷりの一言。言う相手が間違っている気がする。(笑)

連盟から発表されました。→2011-12年国際協議会派遣選手選考方法
昨年もほとんど同じ選考要綱が発表されていたからそれほど期待できませんが、四大陸に全日本4~6位の選手が派遣されることを希望します。

DOIのBS放送

2011-07-10 17:57:08 | アイスショー・イベント
いつもDOIは選手たちの新しいプログラムが発表されるのが嬉しいのと同時に、選手たちの成長に目を見張るショー。今回も若い選手たちの成長振りに驚かされました。
BS放送は全選手の演技を放送してくれるのが嬉しいですよね。地上波放送はうちの地域ではなかったのですが、あれを見るといつもストレスが溜まるので、BSだけ見られて却ってよかったです。
(見なきゃいいんだろうけど、自分の住んでいる地域で地上波が放送されれば、つい見てしまうしね。)
数人だけですが簡単に感想を。

木原君。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。チャイコンといえば大ちゃんだけど、無良君も使ったし、日本男子はクラシックの中でもこの曲をよく使いますね。
木原君のチャイコンも中々素敵でした。彼は2シーズン前ぐらいと比べると、ぐんとうまくなりましたね。きれいに大きく動けるようになって表現面が格段にアップ。あとは難易度の高いジャンプの取得が課題ですね。

健人君。宮本さん振付のSP、ピアソラのフガータ(Fugata 組曲「タンガータ」のうちの1曲)。思っていた以上に大人っぽい個性的なタンゴでした。フガータはバッハのフーガの影響を受けているらしいのですが、フーガっぽく同じメロディーが重なり合っていますね。
曲の印象が強いのかもしれませんが、女性をホールドするような振り付けが何度もあるのに、恋の甘さや情熱よりも、もっと悪魔的なものを表現しているかのような不思議なタンゴです。日本男子では健人君しか似合わなさそうなプログラムです。
振付から1週間しか経ってない時点での演技なので、今後滑りこんだらどんなによくなるかと楽しみです。
スピンも上達していますね。アウトエッジに乗ったキャメル、世界Jr.のときよりもずっとスムーズです。

今井遥ちゃんは全日本以来久し振りに見ましたが、やはり素敵なスケーターですね。スタイルがよくて華やかさもあって、3-3が跳べて。これからも見ていたいスケーターのうちの1人です。

無良君はFSでアランフェス。見る前から無良君にアランフェスと聴いただけで、いかにも彼に似合いそうだなと思ったのですが、ど真ん中路線のプログラムです。

結弦君のFSのロミオ、体の表現だけでなく顔の表情もすごくて、激しさや情熱が気迫となって伝わりました。プログラムの後半だからか、恋の甘さのようなものはそんなに感じませんでしたが。そういうのはプログラム全体を見られるときに楽しみにしておきます。
大ちゃんと健人君のファンの私が書くのは変ですが、実は次の世界選手権で一番見たい日本の選手が結弦君。(いつも思うがひどいファンです。)彼の今季の活躍と全日本初表彰台を期待しています。
(余談ですが、ロミオって実際はこれぐらいの年齢だったんだよな~、だからこれぐらいの年齢の選手が演じるのがぴったりなのかもと思いながら見ていました。ロミジュリを演じた当時二十歳を超えていた大ちゃんのロミオ評は、「若気のいたり」とかかなり冷めてましたもんね。ロミオのバカさ加減と疾走感は10代ならでは。それに引きずりこまれるジュリエットも10代前半の純真さと世間知らずですね。なぜシェークスピアが若すぎるような年齢に恋人たちを設定したのか、大ちゃんのロミジュリのときに原作を読んでやっとわかりました。2人が大人だったらあんな愚かな方向に話が進みません。)

成長振りに一番驚いたと言っていいのは、佳菜子ちゃんかも。
世界選手権のときにシニアのトップ選手の中ではまだ子供っぽいな~と確かに私も思ったのですが、2ヶ月という短期間でこんなにも大人っぽい滑りができるようになっていたとは。
プログラムや衣装やお化粧だけではないですね。立っているときの姿勢からして違い、スケーティング姿勢も違います。
世界選手権の経験と悔しさが彼女を短期間でこんなにも成長させたのですね。いかにもシニアらしくなった彼女の今季に期待です。

ランビエールのラフマニノフよかったです。彼が引退したのは納得していることなのに、こうして見ているとついついもう一度競技で見たいな~と思ってしまうんですよね。おもしろい動きの入った素敵なプログラム、振付は彼自身なのでしょうか?

ごく一部の選手の感想しか書きませんでしたが、その他の選手もみんな素晴らしかったです。日本の現役選手を中心に見られるDOIは、本当に素敵なショーですね。

男子本の発売は嬉しい

2011-07-10 00:05:19 | フィギュアスケート雑誌・本
DOIのBS放送、ちゃんと全選手の演技を放送してくれて、よかったですよね。ほとんどの選手が新しいプログラムですごく楽しめました。感想は明日書けたら書きたいと思います。

ところで、スキージャーナルからフィギュアスケート日本男子 Fan Book Cutting Edge 2011 Plusが7月19日に発売されますね。
いつも延期になる雑誌だからちゃんと予定日に発売されるのか、手元に来るまで不安ですが。(笑)
詳しい内容はこちら。→スキージャーナル


フリーはカメレンゴさん!

2011-07-06 23:45:43 | 高橋大輔その他
最近パソコンを開かない日も多いので、情報に遅れがちだけれど・・・SANKEI EXPRESSの大ちゃん記事がwebで読めますね。→ここ
そして大ちゃんのフリーの振付師がカメレンゴさんだということがわかって嬉しい!
この2人の組み合わせでは、まだまだ全く違うタイプのプログラムが見られそうな予感。

大ちゃん本届いた!

2011-07-01 23:33:09 | 高橋大輔その他
大ちゃん本2冊、今日届きました。
2冊同時にあると、どちらから読むか迷いませんか?私はとりあえずSOUL Up Exhibitionのほうを流し読みして、それからSOUL Upをじっくりと読みました。

SOUL Up Exhibitionは大ちゃんファン向けかもしれませんが、SOUL Upのほうはスケートファンに限らず選手なども含め幅広く読んでもらいたい内容だと思いました。音楽や表現についてなど彼のスケートに関する部分が今まで以上に深く語られていて、今までの本以上に濃い内容の1冊です。
全シーズンの試合を1つ1つを彼の言葉で追っていくと、その時々の試合を緊張したり心配したりしながら見ていたことを改めて思い出しました。特にファイナル~全日本のあたりですね。

もし明日、総合でも4位で、たとえ世界選手権に推薦で行くことになっても、自分は絶対に辞退する!

全日本のフリーの箇所なんだけど、この気持ちは演技から伝わってきていました。でも改めて言葉で読むと、恐くなると同時に、かっこいい!と思ったりしました。

5位という惨敗が僕にもたらしたものは大きい。アクシデントも含めて、今シーズンの自分への真っ当な評価だったと思う。

世界選手権の結果を踏まえての箇所。ここもかっこいいと思いました。(私がかっこいいと思う箇所って変?)
しかしこのシーズンを振り返りながら、とんでもないシーズンだなと改めて思ったりして。(汗)
その分まで新シーズンにはいいことがたくさん起こり、素晴らしい演技で優勝しまくるといいなと思いました。

まだ写真はどちらの本もじっくり見てないけれど、SOUL Up Exhibitionのテニスをやっている写真、それが一番アスリートっぽい写真だなと思ってしまいました。(笑)
髭剃り写真も貴重ですね。色々とファンサービス満載です。
あとカメレンゴさんのイラストが上手!人の顔の特徴を捉えるのがうまいのかも。

2冊同時発売でも、両方ともこのボリュームと読み応えは凄いかも。1冊しか買わないという方にはSOUL Upのほうをお勧めするけれど。