GPS最終戦ロシア大会、町田君はやはり強かったですね。ジャンプの調子がよくない中であそこまで戦えて、スケアメのときよりもさらに成長を実感しました。→公式リザルト
しかし、得意の4回転が決まらないフェルナンデスといい、4回転の調子を常に維持していくことは本当に難しいのだなと思います。
あとミーシャの初GPS出場だったのが嬉しかったです。フリープログラム、すごく楽しくて大好きです。
女子は来季からの日本を担うであろう3選手が出場していましたが、真央ちゃんやあっこちゃんが引退してからの日本女子がちょっと心配になってしまう内容でした。未来ちゃんが表彰台に乗ったのが嬉しかったです。
あとどの試合も棄権が多くて8人しか出場しないとか寂しいですよね。棄権者が出ることも見越して、以前のような12人出場に戻してほしいです。一人でも多くの選手にGPS出場の機会を与えてほしいと思います。10人制になって、GPSが随分つまらなくなったと思います。
ファイナル出場者も決まり、日本男子は3人が出場しますね。昨年の4人は多すぎた。過半数を1つの国の選手で占めると、プレ国内選手権になってしまう。今年は日本開催なのに、ロシア10代女子が4人出場して、女子はプレロシア選手権のようです。
この土日、名古屋のガイシアリーナに全日本Jr.を観に行ってきました。→公式リザルト
23日のショートは男子だけ見て、24日のフリーは男子とアイスダンスのみという、見たいところだけを見る観戦。全日本Jr.を見るのは5年前のやはりガイシアリーナ開催のとき以来です。
すごく応援している選手が出るわけではないので、刑事君の初優勝か、龍樹君の3連覇なるか、はたまた昌磨君がお兄さん達を押さえて下克上なるかという、ほとんど野次馬根性の観戦でした。
でも気持ちは刑事の初優勝を見届けるぞ!何が何でも優勝しろよ!というノリでした。
さてSP、この3人の中では刑事君が最初の滑走で、力みもなく完璧な演技でSP1位75.93の高得点。今年はJGPSも調子がよく、タイトルがかかった大切なこの試合もいい滑り出しです。
小中学生も混じっていて、小柄でほっそりとした少年体型の子がほとんどの中、刑事君は大人の体型とジャンプ力、一際目を引きました。
龍樹君は3連覇を意識してプレッシャーが大きかったのでしょうか。アクセルはパンク、コンボは3-2になるという、全くらしくない演技でした。SP4位で、キスクラでは泣いていました。
いくら刑事君の初優勝が見たかったとはいえ、この2人に接戦で戦ってほしかったのです。FSで頑張ってほしいと思いました。
この3人の中では最後に登場の昌磨君は成長振りに驚きました。身長が伸びたのは雑誌で知っていましたが、すらりとした体型になっていて、演技の見栄えがよくなっています。
そして元々定評があった演技力はさらに磨きがかかり、表現力は刑事君以上のものがあると感じました。実際、SPではPCSがごくわずかですが刑事君よりも高いんですよね。
3-3も含めたジャンプは完璧でSP2位71.61の高得点。スピンもうまいし、3Aを入れてないことから考えると、刑事君との点差の少なさに脅威をおぼえました。
そしてここで大きな危機感。70点台を出したのは刑事君と昌磨君の2人のみ。FSの刑事君の調子次第では昌磨君の優勝もあり得ます。来年以降は彼の連続優勝で構わないのですが、最後のチャンスである今年だけは刑事君に花を持たせたい、そんな気持ちでした。
そしてフリーの最終グループの3番滑走の龍樹君。さすがに意地を見せてくれました。
まず冒頭で4回転に挑戦して転倒。それでもその後は3Aも1本は微妙でしたが2本跳び、大きなミスもなくいい演技を見せてくれました。FS2位で総合3位、表彰台落ちなんて姿は見たくなかったので、良かったです。
続けて4番滑走の昌磨君。彼も冒頭3Aに挑戦してきました。3Aにしてはかなり低いジャンプで転倒。でも彼もその後崩れることなくしっかりと演技していました。FS3位、総合2位ですが、PCSは刑事君と同じ点。3Aさえ成功させられるようになったら、国際大会でもジュニアのトップ選手として戦えますね。
さらに続いて5番滑走の刑事君。彼も4回転に挑戦して転倒。どうか優勝してほしいという強い思いで見ていたものですから、その後のジャンプがステッピングアウトしたり、セカンドジャンプが1回転になったりといったミスをするたびに、ハラハラしました。
結果はFSでも1位で優勝!望んでいたような結果が出た試合は嬉しいものですね。刑事君の初優勝を見届けるという願いが叶いました。
この3人以外で今回一番注目した選手は山本草太君。彼はノービスで優勝した後、アイスショーに出ていたから皆様おなじみの選手なのですが、私は生では初めて見ました。
SPは3位という好成績。FSでは転倒しまくって10位で総合5位でした。
まだ中2ながらスピードがあって、のびやかな動きをする選手です。そしてFSでは転倒したものの3Aにも挑戦。練習では跳べているのでしょうね。今後が楽しみです。
総合4位の本田太一君は今回はSPもFSのどちらも冒険しずにうまくまとめたという印象。今は中3なので、来年あたりは3Aへの挑戦を見たいところです。
総合6位の友野一希君はエンターテイナーというか、中々楽しませてくれる演技をしてくれる選手です。
川原星君はFSできれいな3Lz-3Tを見せてくれたりと、相変わらず潜在能力の高さを感じさせてくれましたが、今回は3Aを1本も成功させることができず、SPではステッピングアウトが2本、FSではパンクが2本とミスが多く、総合7位になり残念でした。表現とか年々よくなっているんですけどね。
そしてノービスから出場の島田高志郎君(総合17位)と三宅星南(セナ)君(SP28位でFSに出場できず)なんていう、まだ小6の2人の演技を見られたのもおもしろかったです。
女子は本郷理華ちゃんの優勝です。今年も活躍してほしいと思います。
ロシア大会の録画が早く見たいので男子だけ見てさっさと帰るという2日間でしたが、出場選手のレベルが全く違っていてさえ、やはり生観戦のほうがずっと楽しいです。
大ちゃんや健人君が引退しても、なるべく会場に通いたいなと思いました。
しかし、得意の4回転が決まらないフェルナンデスといい、4回転の調子を常に維持していくことは本当に難しいのだなと思います。
あとミーシャの初GPS出場だったのが嬉しかったです。フリープログラム、すごく楽しくて大好きです。
女子は来季からの日本を担うであろう3選手が出場していましたが、真央ちゃんやあっこちゃんが引退してからの日本女子がちょっと心配になってしまう内容でした。未来ちゃんが表彰台に乗ったのが嬉しかったです。
あとどの試合も棄権が多くて8人しか出場しないとか寂しいですよね。棄権者が出ることも見越して、以前のような12人出場に戻してほしいです。一人でも多くの選手にGPS出場の機会を与えてほしいと思います。10人制になって、GPSが随分つまらなくなったと思います。
ファイナル出場者も決まり、日本男子は3人が出場しますね。昨年の4人は多すぎた。過半数を1つの国の選手で占めると、プレ国内選手権になってしまう。今年は日本開催なのに、ロシア10代女子が4人出場して、女子はプレロシア選手権のようです。
この土日、名古屋のガイシアリーナに全日本Jr.を観に行ってきました。→公式リザルト
23日のショートは男子だけ見て、24日のフリーは男子とアイスダンスのみという、見たいところだけを見る観戦。全日本Jr.を見るのは5年前のやはりガイシアリーナ開催のとき以来です。
すごく応援している選手が出るわけではないので、刑事君の初優勝か、龍樹君の3連覇なるか、はたまた昌磨君がお兄さん達を押さえて下克上なるかという、ほとんど野次馬根性の観戦でした。
でも気持ちは刑事の初優勝を見届けるぞ!何が何でも優勝しろよ!というノリでした。
さてSP、この3人の中では刑事君が最初の滑走で、力みもなく完璧な演技でSP1位75.93の高得点。今年はJGPSも調子がよく、タイトルがかかった大切なこの試合もいい滑り出しです。
小中学生も混じっていて、小柄でほっそりとした少年体型の子がほとんどの中、刑事君は大人の体型とジャンプ力、一際目を引きました。
龍樹君は3連覇を意識してプレッシャーが大きかったのでしょうか。アクセルはパンク、コンボは3-2になるという、全くらしくない演技でした。SP4位で、キスクラでは泣いていました。
いくら刑事君の初優勝が見たかったとはいえ、この2人に接戦で戦ってほしかったのです。FSで頑張ってほしいと思いました。
この3人の中では最後に登場の昌磨君は成長振りに驚きました。身長が伸びたのは雑誌で知っていましたが、すらりとした体型になっていて、演技の見栄えがよくなっています。
そして元々定評があった演技力はさらに磨きがかかり、表現力は刑事君以上のものがあると感じました。実際、SPではPCSがごくわずかですが刑事君よりも高いんですよね。
3-3も含めたジャンプは完璧でSP2位71.61の高得点。スピンもうまいし、3Aを入れてないことから考えると、刑事君との点差の少なさに脅威をおぼえました。
そしてここで大きな危機感。70点台を出したのは刑事君と昌磨君の2人のみ。FSの刑事君の調子次第では昌磨君の優勝もあり得ます。来年以降は彼の連続優勝で構わないのですが、最後のチャンスである今年だけは刑事君に花を持たせたい、そんな気持ちでした。
そしてフリーの最終グループの3番滑走の龍樹君。さすがに意地を見せてくれました。
まず冒頭で4回転に挑戦して転倒。それでもその後は3Aも1本は微妙でしたが2本跳び、大きなミスもなくいい演技を見せてくれました。FS2位で総合3位、表彰台落ちなんて姿は見たくなかったので、良かったです。
続けて4番滑走の昌磨君。彼も冒頭3Aに挑戦してきました。3Aにしてはかなり低いジャンプで転倒。でも彼もその後崩れることなくしっかりと演技していました。FS3位、総合2位ですが、PCSは刑事君と同じ点。3Aさえ成功させられるようになったら、国際大会でもジュニアのトップ選手として戦えますね。
さらに続いて5番滑走の刑事君。彼も4回転に挑戦して転倒。どうか優勝してほしいという強い思いで見ていたものですから、その後のジャンプがステッピングアウトしたり、セカンドジャンプが1回転になったりといったミスをするたびに、ハラハラしました。
結果はFSでも1位で優勝!望んでいたような結果が出た試合は嬉しいものですね。刑事君の初優勝を見届けるという願いが叶いました。
この3人以外で今回一番注目した選手は山本草太君。彼はノービスで優勝した後、アイスショーに出ていたから皆様おなじみの選手なのですが、私は生では初めて見ました。
SPは3位という好成績。FSでは転倒しまくって10位で総合5位でした。
まだ中2ながらスピードがあって、のびやかな動きをする選手です。そしてFSでは転倒したものの3Aにも挑戦。練習では跳べているのでしょうね。今後が楽しみです。
総合4位の本田太一君は今回はSPもFSのどちらも冒険しずにうまくまとめたという印象。今は中3なので、来年あたりは3Aへの挑戦を見たいところです。
総合6位の友野一希君はエンターテイナーというか、中々楽しませてくれる演技をしてくれる選手です。
川原星君はFSできれいな3Lz-3Tを見せてくれたりと、相変わらず潜在能力の高さを感じさせてくれましたが、今回は3Aを1本も成功させることができず、SPではステッピングアウトが2本、FSではパンクが2本とミスが多く、総合7位になり残念でした。表現とか年々よくなっているんですけどね。
そしてノービスから出場の島田高志郎君(総合17位)と三宅星南(セナ)君(SP28位でFSに出場できず)なんていう、まだ小6の2人の演技を見られたのもおもしろかったです。
女子は本郷理華ちゃんの優勝です。今年も活躍してほしいと思います。
ロシア大会の録画が早く見たいので男子だけ見てさっさと帰るという2日間でしたが、出場選手のレベルが全く違っていてさえ、やはり生観戦のほうがずっと楽しいです。
大ちゃんや健人君が引退しても、なるべく会場に通いたいなと思いました。