気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

スケートカナダ 男女SP

2010-10-30 23:54:32 | フィギュアスケート大会
CSの生放送を録画して、昼間見ました。男女ともいい演技が多く、楽しめました。→公式リザルト
リンクは幅の狭いアイスホッケー用の北米サイズ。でもほとんどの選手が対応していたように思います。

まずは女子。ジャンプミスの少ないまとめた演技を見せてくれる選手が多く見応えありました。特に上位に入ることが期待されるような選手にミスが少なかったことが、さすがだと思いました。

最初に滑走した今年の世界Jr.2位のアグネス・ワザツキーが3T-3Tや3Lzを含んだ見事な演技を見せてくれて3位。16歳という年齢の割りに大人っぽく、楽しみな選手です。

今井遥ちゃんは後半グループ3番目の滑走。その直前に滑走した村主さんはちょっと調子が悪そうでした。
遥ちゃんもやや緊張していましたが、大きなミスはなくまとめていました。ジャンプは3Lo-2T、3F、2A。
動きが大きくてきびきびしていて、もうシニアで十分戦っていける大人っぽい演技でした。上位との差がない6位はかなりいい出だしだと思います。

クセニア・マカロワは3T-3T、3Lo、2A、乱れのないキレのある演技でした。若い選手の力強さや伸びやかさを感じます。ロシアを引っ張っていく選手になりそうです。2位。

アリッサ・シズニー、ちょっとスケーティングをしただけで、彼女の優雅なスケートの世界に引き込まれてしまいました。相変わらず神経の細やかな美しい演技、スピンやつなぎのスパイラルも美しいです。3Lzの着氷が乱れてコンビネーションにできず、次のジャンプを3F-2Tにしました。そして2Aも成功。4位。

最終滑走のシンシア・ファヌフはすでにベテランの風格すら漂っています。2A、3Lz-2T、3T。大柄でがっしりした彼女の体格が生かされた、力強いプログラムでいい演技でした。1位。

男子はSPから4回転に挑戦する選手が多く、おもしろい試合でした。ちなみに挑戦したのはガチンスキー、レイノルズ、パトリック。

今シーズンが最後かもしれない南里君。これが最後のGPSかもと思うと、テレビの前で、しかも録画を見ているのに、声援しずにはいられませんでした。
3A、3F-2T、3Lz、コンビネーションが3-3にできなかったのが惜しかったのですが、丁寧にまとめて8位。

フェルナンデスのモロゾフ振付はマンボです。でも全く雰囲気は違います。ちょっと衣装と表現が悪趣味かな。昨季のパイレーツ・オブ・カリビアンは大好きだったけれど。
ジャンプは3A、3F-2T、3F、明日は4回転合戦に参加してくれるかしら。6位。

レイノルズ、今季からルールが変わり、SPに2種類の4回転を入れられるようになりましたね。2種持ちの彼がやってくれましたよ!4S-3T、3A(オーバーターン)、4Tです!(プロトコルがまだ出てないけれど、認定されたと思います。)80.09という高得点を取りました。このときはてっきり彼がSP1位発進だろうと思いましたが、結果は2位。
プログラムは昨季と同じシェイリーン振付のジャズ「モーニン他」、これすごくいいプログラムで四大陸もよかったけれど、さらに表現できるようになった感じです。ステップなどもうまくなりましたよね。
彼はすごいジャンプの才能の持ち主であるにも関わらず、バンクーバーも出場できなかったし中々報われないので、活躍してほしいです。あの外見で既に20歳だしね。
四大陸のようにFSで崩れず、いい結果が出せますように!

ガチンスキー、彼も4回転に挑戦、でもステッピングアウトしてしまい、セカンドを付けられませんでした。あとは3Aと3Lo。ループをコンビネーションにしなかったので、得点は伸びず7位。

アダムは6分間練習で出てきたときから、美しい!の一言でした。象牙色の中世風のシャツがあの美貌によく似合っていて、王子様そのものです。曲はチャイコフスキーのロミジュリ、この曲は大ちゃんよりも彼に合っているかも。あの衣装のアダムロミオに迫られたら、大抵のジュリエットは堕ちると思います。(笑)
3A、3F-3T、両手上げの3Lz。全体にすごく安定していて、洗練された印象です。ドーナツスピンの美しさは男子一ではないでしょうか。77.53で3位。

プレオベール、彼らしい軽妙な演技で持ち味を出してきました。3F-3T、3A、3Lo、明日は4回転を跳んでくれるでしょうか。すっかりクワドフェチで跳べる選手には跳んでもらわないと気が済まなくなってきた私です。5位。

パトリック、大きな大会での4回転の成功はまだないですよね?でもSPから跳んできました。びっくりしました。でも転倒。次の3Aも転倒。3F-3Tは成功させました。
ステップでも転倒しました。きっとすごく難しいことをやっていたのでしょうね。プログラムはテイクファイブでジャズにも挑戦。
レイノルズが20歳で、彼が19歳というのは納得いかないものを感じます。(笑)
PCSは一番出ているし、スケーティングや表現のよさなど彼のよさは出せていたので、点はけっこう出て73.20で4位。

最終滑走は織田君。3A、3F-3T、3Lz、どれも柔らかな膝使いの流れる着氷。スピンは速くてポジションもきれいです。ステップはそんなにうまいとは思わないけれど。
安定したいい演技でしたが、4回転を2本入れたレイノルズよりも高い点が出たのには驚きました。81.37で1位。TESで2位(1位はレイノルズ)、PCSで2位(1位はパトリック)なのですが、両方で点が出たので首位に立ったのですね。
高い点が出たのは取りこぼしがなかったからなのでしょうね。リー・バーケルは本当に優秀でいいコーチなのでしょう。外見からも信頼できる人柄の良さが伝わってきます。

スケートカナダの男子SPを見て、NHK杯をかなりのんびりモードで見ていた私にやっと危機感が芽生えました。だって、80点台が2人も出たのですから。アクセルのミスがあったとはいえ、NHK杯の大ちゃんの点は78.04。抜かされて微妙に悔しい私でした。
私って、もう大ちゃんファンというよりも、男子シングル全体のファンなのかも、というぐらいのんびりモードだったのですが、悔しさに大ちゃんファンなことを思い出しましたよ。(笑)
大ちゃんがピークを合わせていけば、NHK杯よりもずっといい演技が見られるし、それは世界選手権で来てほしいとわかっているから、大して心配はしていないけれど。
でも若手選手の勢いってすごいな~、おじさん達が第一線から引いても、ライバルは次々と現れるんだなと思いました。

NHK杯 男子FS他

2010-10-26 23:46:52 | フィギュアスケート大会
NHK杯はリアルタイムできちんと放送があるから、会場内の様子とかならともかく、演技のレポってなくってもいいんじゃないかなと思ったりします。だから選手の演技じゃなくて会場の雰囲気で肌で感じたことだけ。→公式リザルト

今年のNHK杯は昨年の日本男子の4回転が決まらなかったのが不思議なぐらいの4回転祭りでしたね。
外国人選手でもヴァンデルペレン君が、日本男子達の前に4回転を跳んでくれて、3F-3T-3Tも含んだレベルの高い演技に会場は大盛り上がり。
その前に演技したジェレミー・テンは、SPが悪かったけれど、FSではいい演技を見せてくれました。体が細いからか、ちょっと力強さが足りなく見えるのが残念。次に滑ったヴァンデルペレンの体が、やたらと立派に見えました。

シュルタイス、髪を少し伸ばして普通っぽくなりましたよね。SPをテレビで見ていたときに、微妙に王子路線に見えないこともない?と思い、アップになってやはりまだピアスをしていたので爆笑。演技もパンクな若者も段々大人になったという感じはあります。彼らしい個性的なプログラムをSPとFSのどちらかでやってほしかった~。あと贅沢言わせてもらえば、4回転も見たかったです。

無良君はSPとFSと両方で成功させるという確率のよさ!着氷が両方とも斜めになっていたのと、他のジャンプがまとめきれなかったのが残念だったけれど。

最終グループの6分間練習、大ちゃんは4回転に何度か挑戦しましたが、私が見ていたときはクリーンな3Tと両足着氷の4Tになったと思います。
結弦君は4回転を跳んだか記憶にありません。(汗)でも3Aを一度危なげな転び方をし、もう一度は3Aはきれいに跳んだもののコンビネーションにしようとしてエッジが引っかかって続けられずひやりとしました。クリーンな3Aも跳んでいました。
昨年のNHK杯の最終グループの6分間練習が華麗な4回転合戦で、そのあげく選手たちが本番で調子を崩してぐだぐだだったことを思うと、6分間練習ではなく本番に力を発揮できた今年の大ちゃんは素晴らしいですよね。そして結弦君も。

デニス・テンは私はずっとかなり好きで、今回初めて生で見るので楽しみにしていたのです。でもこの日は調子が悪くてジャンプが全く入らず、SP6位から最下位に落ちたのは残念でした。背が伸びている最中の成長期で、難しい時期なのでしょうね。懲りずにまたNHK杯に出て、今度は素晴らしい演技を見せてほしいと思います。
でも最後のコリオステップは、気合を入れて力強く踏んでくれました。レベルは取れてないけれど・・・

今回の男子FSで一番印象に残ったのが、結弦君の演技とそのときの会場の雰囲気。まず、出てきたときの拍手がそれまでで一番大きくて、彼に期待している人が多いんだなと思いました。
結弦君、4回転について「豊の部屋」で、「すぐに歓声が聞こえないから、あれ、トリプルだったかなって」とおもしろいことを言っていましたよね。
あのときは、いきなり余りにもクリアに跳んでくれたので、私は目の前で見たものが信じられない!という気持ちでした。最後まで体力をもたせて滑りきってくれるといいなと思っていましたが、彼が4回転をいきなり成功させるなんて思ってなかったんですよ。同じように感じた観客が多かったのかな?それとも余りにも見事な4回転に息を呑まれた観客も多かったのかもしれませんが。説明になっていないかもしれませんが、そういうわけで一拍歓声や拍手が遅れたんだと思います。滅多に叫ばない私ですが、そのときは叫んでましたもんね。(笑)
テレビ放送でもわかると思いますが、その後の拍手も長いでしょ?随分長く4回転を称えての拍手が続いていました。
そしてその後ジャンプを跳ぶたびに湧く拍手に励ましと緊迫感がこもっていて、まるで会場中が彼の演技を祈りをこめて見守っているような印象を受けました。
演技後の歓声とスタオベも凄かったです。体力不足から来るミスはあったものの、初挑戦の4回転を見事に決めて、これ以上はないような華やかなシニアデビューではありませんか。何だか凄い場に立ち会ってしまったような気分でした。

アモーディオのFSはノリノリで、もうEXにしか思えませんでした。その中で正確な軸とランディングで次々と成功させていくジャンプ、すごかったです。
演技後リンクサイドに戻り、モロゾフコーチが熱く出迎えましたね。日本の男の子達だと引き気味になってしまうモロさんの熱い包容にもひるまず抱き付き返すアモーディオ君はさすがラテン男!フェルナンデス君も彼のもとにいるし、きっとラテン男達とのほうがモロさんとは相性がよさそうだと思いました。(笑)

3Aが苦手という欠点はあるけれど、他の男子とは一味違う演技を見せてくれるソーヤーも好きなんですよ。(私の場合、男子選手のほとんどはみんな好きなのですが)
EXに出場できる順位に入ってくれないかなと思っていました。バックフリップが見たかったんです。5位は惜しい。でも4位が結弦君だから譲れない順位だわ。

アボット、きれいでした。あの長い手足の先まで神経の行き届いた繊細で優雅な動き。そして滑らかなスケーティングに引き込まれました。昨年のNHK杯でも彼を見ましたが、力強さと華が増した気がします。彼と大ちゃんの2人が、シニアのトップ選手の演技をしていたという印象です。
SPではスピンのノーカウントがあったり、フリーではパンクがあったりと、かなりいい演技なのにミスがあって、今回は大ちゃんとの点差が開きましたが、そろそろ彼にも世界選手権の表彰台に乗ってほしいなと見ていて思いました。

大ちゃんが出てくると、本当にものすごい歓声!大ちゃんファンの私が驚くぐらいです。
4回転きれいでしたね。6分間練習は調子悪そうでしたが、本番で成功させる集中力と思い切りのよさ、大ちゃん本当にすごい選手になりました。
JOのことがあったので、むしろ気になったのはその後の3Aで、成功してほっとして、その後も調子よくて。後半は疲れがきたのかパンクと転倒がありましたが、シーズン最初だからこれくらいのほうがいいのかも。
インタビューを聞いても、ピークの時期が世界選手権に合うように、今から追い込まないようにしているんだなと思って、却って安心します。
SPもFSも大ちゃんのMAXという演技ではなかったので、今後完成していくのが楽しみだし。
気になるのは、SPとFS、両方のフリップに付いたeマーク。ルッツじゃなくてフリップなんですね。大ちゃんもジャンプのエッジ矯正とかしているのでしょうか?
両手を広げてジャッジに迫るステップはジャッジ側から見ましたよ。真正面ではありませんが。会場を引き込む大ちゃんの力、素晴らしかったです。

男子FS、本当に見応えのある素晴らしい大会でした。4回転に4人の選手が挑戦して、全員が成功させるなんて、滅多にないことでしょう。1人もDGやGOEマイナスすらないんですよ!しかもその後の演技もそれぞれかなりのところまでまとめましたよね。
昨季まで4回転はとても難しく成功率が悪いジャンプだと思っていましたから、この成功率の高さは何なのでしょう。ガイシアリーナのスケートの女神様は4回転がお好きだったみたいですね。(時々4回転が嫌いな女神様もいらっしゃるみたいだけど)
しかしこうなってくると、贅沢なもので、4回転がない演技がもの足りなくなってくるんですよ。3Aが成功して当たり前のジャンプに思えてしまう。体調や作戦など個人の事情があったのはよくわかりますが、シュルタイス、アモーディオ、アボットの3人にも跳んでほしかった!

「豊の部屋」、ロビーのテレビでBS放送を見ることもできましたが、私は会場内のキスクラの反対側から双眼鏡で覗いていました。
だから、今年から若松さんと樋口先生の2人で「詩子&豊の部屋」になったのかと思っていたら、太田由希奈ちゃんだったんですね。昨日録画を見て知りました。(汗)
樋口先生、真央ちゃんのとき泣いていて、私までもらい泣きをしてしまいました。内側から張り詰めたような、きっぱりした話し振りの真央ちゃんが美しかったです。
コルピとアボット、大ちゃんと結弦君といったフレッシュな組み合わせもよかったですね。会場で双眼鏡で覗きながら、きっと大ちゃんったら結弦君の横でおじさんっぽいこと言っているんだろうな(爆)と思っていたら、録画を見たらそんなこともありませんでした。

EXの感想はあっさりと。
チン・パン&ジャン・トンの演技が相変わらず素晴らしくすごく盛り上がりました。今回、男子FSしか競技は見られなかったので、他の種目の外国人選手がEXで見られるのが嬉しかった。
大ちゃんは、私はアメリを初めて会場で見て、始まりと終わりのマイムのとき向いている方向が違うことにやっと気付きました。(汗)
アンコールで大ちゃんがリンクに戻ってきたときは、最初大ちゃんが出てきたとき以上の歓声がお出迎え。これこれ、これが見たかったのよ、という感じで観客が待ち構えていました。(笑)大ちゃんノリノリで踊ってくれました。フルバージョンを生で見るのは、全日本でのお楽しみにとっておきます。

サンスポは期待通り佳菜子ちゃんが振袖姿でかわいい~!その横の大ちゃんもかわいかったです。

最後に、今回またお世話になった方、会場でお会いできたたくさんの方、皆さんのお陰で今回も楽しい観戦でした。どうもありがとうございました!いつも感謝です!
友人たちに会えた他にも、席の両隣が大ちゃんファンで、お話できて楽しかったです。

NHK杯 会場など

2010-10-25 23:29:13 | フィギュアスケート大会
レポの前に、2日目のテレビ放送の感想を書いてなかったので、簡単に。→公式リザルト

アイスダンスはシブタニ兄妹のFDが素敵でした。斬新で個性的なプログラムを持ってくることが多いFDで、古典的で優雅なボールルームダンスを氷上に再現したのが却って新鮮に感じられました。それも彼らの高い技術あってのものですね。引き込まれました。
リード姉弟はツイズルはEXが一番うまくいったのでは?というほどツイズルに泣かされましたね。FDやはり素敵なプログラムでした。でも彼らのブログによると変更するようですね。残念。でも新しいプログラムを楽しみにしたいと思います。

ペアFSは成美ちゃんのジャンプミスが多くてはらはらしました。でも他できちんとレベルを取り、3位!おめでとうございます!
大会前、実は彼らがシニアGPSの表彰台に乗れるとは思ってなかったんですよ。ツイストは3回転を持ってくるペアが多い中で2回転だし。でも表現力もリフトはスピン、ステップなども確実にレベルアップして、それがきちんと評価されての快挙!嬉しかったです。

女子FSは全体にミスが目立っていたでしょうか。男子がレベルの高い大会だっただけに、女子は少し寂しかったかも。
真央ちゃんだけでなく、佳菜子ちゃんも課題の多い大会だったと思いますが、3位おめでとうございます!
カロリーナは怪我のため、ルッツやフリップを入れませんでしたが、他のジャンプをきちんとまとめ上げて優勝しましたね。おめでとうございます!

ここからレポ。でもいつものようにレポというよりも、雰囲気&感想です。
会場は暖かいという情報だったので、上着を持っていきませんでした。薄手の長袖1枚+ひざ掛けでOK。
ロビーでは大ちゃん・真央ちゃん・結弦君、佳菜子ちゃんのパネルの間でぬいぐるみ(どーもくんとななみちゃんかな?)を持って写真を撮ってもらえるというサービスをやっていて、ずらりと列ができていました。私は撮ってもらわなかったけれど、隣の席の方が撮ってもらったので、見せてもらいました。
ロビーの物販では、プルシェンコグッズや大ちゃんグッズも売っていました。

席はジャッジ側中央付近といういい席でした。関係者席ではない一般席だと思うのですが、近くの席の最後列に日野君と木原君がいました。もう1人男の子も一緒にいたのですが、誰かわからず。女性ばかりの会場なので、若い男の子3人は目立つんです。しかも動き方が大人の女性とは違って、運動神経よさげにいかにもリズミカル。
あ、座っているところをガン見したわけじゃありませんよ。私が座っている横や前の通路を3人揃って移動するので、つい見てしまったわけです。すらりと長身でかっこいい男の子達でした。

肝心の選手達の演技ですが、明日書きます。ここまで読んでくださった方、ごめんなさい。(汗)

西日本学生選手権

2010-10-25 22:38:49 | フィギュアスケート大会
昨日のみNHK杯に行って参りました。それについて書く前に、この週末にあったもう1つの大会、西日本学生選手権についてメモ。→公式リザルト

フリーのみの大会です。
男子Aクラスの優勝は小塚祟彦君。国内大会とはいえ、153.07とNHK杯の大ちゃんに迫る点が出ています。NHK杯で日本男子達のあまりの4回転の成功率の高さに驚き喜びながら、これは他の日本男子達(特に小塚君、織田君、町田君の3人)には相当なプレッシャーなのではと思っていましたが、小塚君も4回転に挑戦。ただし、DGされています。あとは1つめの3Aの着氷が乱れたのかな?それとループがダブルになった他はよくまとめたようです。
2位は山田耕新君、3位は吉田行宏君。

女子Aクラスの優勝は澤田亜紀ちゃん、2位井上はるかちゃん、3位水津瑠美ちゃんでした。

NHK杯 1日目 テレビ放送

2010-10-23 01:01:22 | フィギュアスケート大会
テレビ放送を見ての感想です。→公式リザルト

【アイスダンスSD】
この日の種目で一番転倒が目立ったのがこの種目かも。若いチームが多かったですね。
リード姉弟はクリスがツイズルでミスをしてしまいました。クリスがブログで悔しがっています。明日のフリーは本当に素敵なプログラムなので、頑張ってほしいです。
今年の世界ジュニアチャンピオンのイリニフ&カツァラポフ組、エレーナが大人っぽくなっていました。ツイズルの見事さに目が釘付け。
シブタニ兄妹、アレックスが転倒してマイヤちゃんの衣装が破れたので、その後見ていてはらはらしました。衣装の千切れた部分が心配で。リプレイのときに見たら、リフトのときにアレックスのエッジがマイヤの衣装に引っかかったのですね。特に丈の長い衣装というわけでもないのに、こんなこともあるんですね。彼らのツイズルも見事。ステップの足元が見事にそろっていました。
ウィーバー&ポジェは大人の雰囲気で2位と高評価でしたね。素敵なカップルになってきました。
カッペリーニ&ラノッテは点が伸びなくて残念。個性的なプログラムを見せてくれることが多いので、FDが楽しみです。
デービス&ホワイトは若くても貫禄があるし、別次元の美しさでした。

【ペアSP】
大きなミスをする選手のないレベルの高い試合でしたね。ペアでこんなに転倒を見ないことは珍しいかもと思いました。
最初に滑ったバザロワ&ラリョーノフはSP2位になりました。彼らは昨シーズンのGPSでも活躍していて素敵なペアですよね。
ブロデュール&マタトールはマイウェイの曲がマタトールさんの個性にとても合っていました。彼は味のある演技をしますよね。つい彼のほうに目がいってしまう。
4位のデニー&バレットは実力あるペアなので、もっと上位に入るかと思っていました。明日のフリーでは成美ちゃんたちにとっては恐い存在です。
ジャン&トンはプログラムも彼らに合っていて、さすが世界チャンピオンという世界を見せてくれました。冒険したプログラムも見てみたい気がするけれど。明日のフリーを楽しみにします。

成美ちゃん&マーヴィン組はその中で3位という好発進!昨年のNHK杯のときにはまだシニアには早いのかもなんて思っていましたが、今シーズンはシニアで戦っていけることを堂々と証明してくれたと思います。1つ1つのエレメンツを丁寧に滑り込んでレベル4を揃えての高評価ですね。
インタビューで、成美ちゃんだけでなくマーヴィン君の話もたくさん聞いてくれたのがよかったです。いつも日本人選手と外国人選手のペアやカップルだと、日本語のインタビューが行われている間、外国人パートナーが手持ちぶたさにしているのが見ていていい気持ちがしなくて、もっとパートナーにも話を振ってあげてよと思っていたので。

【女子SP】
アイスダンスとペアが、2位以下は混戦でも1位だけはよほどのアクシデントがない限り決まったようなものなのに対して、一番結果が予想できないのが女子。
誰が優勝してくれてもよくて、みんながいい演技ができるといいなと思いますが、やはり1人は日本人選手が表彰台に乗ってほしい。
放送は滑走順が5人目のワグナーから。総合テレビでこういうことがあると、BSで生放送のある種目のほうが幸せだと思ってしまいます。でも女子はフィギュアファン以外にも見てもらえますね。

アシュリー、好きなので彼女の演技が放送されてよかったです。昨季と同じSP、素敵でした。昨年は一見完璧でも両足着氷が多かったのに、今年はそれもなさそうで。

佳菜子ちゃん、演技のスタート時にあの笑顔、度胸がありますよね。衣装は中部選手権(真っピンクの衣装)とは変えてきました。今回のほうがシニアの選手らしい大人っぽさが出せていていいかな。
3T-3T、高くてきれいでした。その後もステップで少しバランスを崩すほかは、ほぼノーミス。中部選手権ではSPはやはりノーミスに近い演技、でもFSではミスが目立ちましたが、インタビューを読むと、本人も気を引き締めているみたいですね。

ゲデバニシビリにミスがあったほかは、ほとんどの外国人選手は見事な演技を見せてくれました。
コルピの「虹の彼方に」、彼女はモダンな感じのプログラムが多かったので、こういうロマンティックな衣装と曲のプログラムが久しぶりに見れ、こういうのが彼女で見たかったのよ!と嬉しかったです。

真央ちゃんはジャンプの矯正中で今回もミスが目立ちましたね。大変なことを分かっていて、ソチを見据えて難しいことを選択した真央ちゃん。しばらくの間は試合の順位ではなく、試合毎の成長を見て行きたいと思います。
でも3Aのミスはともかく、JO、COIに続いて得意だったはずのフリップがまた失敗してしまったのは痛々しかったです。明日はフリップが成功するといいなと思います。

カロリーナ、ジャンプ構成が彼女にしては難しくなかったとはいえ、素敵な演技でしたね。ずっと佳菜子ちゃんが首位だったのが、彼女が抜かして貫禄を見せてくれてほっとしました。

女子選手インタビュー→スポーツナビ

東北・北海道&関東選手権&クープ・ド・ニース

2010-10-18 23:12:05 | フィギュアスケート大会
いつもながら、一日遅れで書いています。(汗)
ブロック大会、すべて終了しました。

東北・北海道選手権→公式リザルト
男子は小田嶋隼君優勝。
女子は鈴木真梨ちゃん優勝。

関東選手権→公式リザルト

この週末はクープ・ド・ニースも開催されていましたね。→公式リザルト
男子はロシアのアルトゥール・ガチンスキー優勝。2位は同じくロシアのコンスタンティン・メンショフ、3位は地元フランスのアルバン・プレオベール。
日本からは郡山君が出場していて、11位でした。動画で見ましたが、昨季からの持ち越しプロのFSのリバーダンス、かっこよかった!これは盛り上がる素敵なプログラムですよね。全日本の会場で再び見られるのが楽しみ!
ガチンスキー君のFSも見ました。彼らしい不思議な感じのプログラム。まだジュニア年齢なのに、もうすっかり個性を確立させている感じ。昨季よりも力強くなった感じです。4回転を見事に成功させていました。
メンショフは2回4回転を跳んでいるし、他にも4回転に挑戦している選手が多いしで、ルール改正により今季は4回転を跳んでくる選手が本当に多いですね。楽しみです。

女子の優勝はロシアのアリーナ・レオノワ、2位はイタリアのヴァレンティナ・マルケイ、3位は地元フランスのMaé Bérénice MEITE。
日本からは大庭雅ちゃんが出場、7位でした。

もう今週の金曜日には、NHK杯開幕!もう間もないですね。私は日曜日のみ観に行く予定です。

JGPチェコ&JGPF出場者

2010-10-17 00:43:15 | フィギュアスケート大会
先ほどチェコ大会の男子FS、終わりました。→公式リザルト
誕生日だったのに、スケートの神様は健人君に微笑んではくれませんでした。次の試合、ガンバ!!
一番心配でかつ頑張ってもらいたいのが全日本ジュニア。

優勝は中国のハン・ヤン、2位はロシアのアルトゥール・ドミトリエフ、3位はスウェーデンのアレクサンダー・マヨロフ。
健人君はSP5位、FS9位で総合8位。
坪井君はSP18位、FS11位で総合12位。

ジュニアグランプリファイナル出場者のリンクを貼っておきます。
男子
女子
ペア
アイスダンス

プロトコルが出たので、気を取り直してチェック。
優勝したハン・ヤンは3Aなしで3Aを跳んでいる選手達に余裕で勝っています。スピンがレベル4、PCSも高評価。
キーガン・メッシングは4回転に挑戦。彼は4Tを入れなければもっと点が出そうですが、敢えて挑戦していますね。ファイナルに進出したので楽しみです。
健人君はSPは大きな失敗はなさそう。3Lz-3Tのセカンドが着氷が乱れたのか回転不足に。フライングキャメルとステップでレベルが取れてないけれど、あとはまあまあ。
FSはちょっとパンクが多かった。転倒も2回。スピンではレベル4が2つ、レベル3が1つとスピンは頑張りました。

健人君、お誕生日おめでとう!

2010-10-16 16:44:17 | フィギュアスケート大会
今日は中村健人選手の誕生日です。健人君、19歳のお誕生日おめでとう!10代最後の1年が実り多く素晴らしいものでありますように!
そして今日は彼が出場するJGPSチェコ大会の男子フリーの日でもあります。→公式リザルト
ジュニア最後の年だから、最後のJGPS。いい誕生日の思い出として残るような結果が出せるといいなと思います。

二晩前の男子SPは午前1時45分からで、健人君は一番滑走だったので、起きて結果を待っていました。
60.83という点に、1つぐらいミスがあったかなと思いましたが、日本大会よりもだいぶよかったので、ほっとして寝ました。翌朝順位をチェックしたら、上位と点差の少ない5位。フリーで十分逆転可能です。

しかし、JGPSで二試合とも一番滑走を引くなんて、中々できないクジ運ですよね。昨年のJGPSアメリカ大会でも一番滑走だったとか。一番滑走にはもう慣れっこですね。
日本大会のインタビューを見たら、一番滑走よりも国内での国際大会が苦手そうな印象でした。人の期待に応えなきゃと、応援をプレッシャーに感じてしまうのでしょうか。もう少し開き直ることができればいいのにと思います。

今晩の男子フリーは日本時間で21:15~25:00です。もちろんPCの前で応援します。彼は最終グループの最後から二番目です。
樋口先生が「今日は彼の日でしたね」(by今年の四大陸のもじり)と言えるようなお誕生日になるといいなと思います。(自分の教え子となると、こんな客観的な言葉にはならないかな?)

女子は終わりましたね。庄司理紗ちゃんは2位でした。日本大会では優勝したので、ファイナル進出を決めました!おめでとうございます!→女子ファイナル進出者
理紗ちゃん以外はロシア3人、アメリカ4人・・・ロシアとアメリカはやはり強いです。
毛間内かれんちゃんは8位でした。

ペアのファイナル進出者はこちら→ペアファイナル進出者
日本からは高橋成美ちゃん&マーヴィン・トラン君が出場します。
他はロシア2組、中国2組、カナダ2組、アメリカ1組と割とバランスの取れた組み合わせ。
成美ちゃん達、昨年のファイナルは2位だったから今年はプレッシャーも大きそうだけど、頑張って!彼らも今年がジュニア最後のシーズンかな?

近畿&東京選手権

2010-10-12 18:01:21 | フィギュアスケート大会
近畿選手権→公式リザルト
昨日の近畿選手権のシニア男子FS、優勝は織田君でしたね。町田君は2位。2、3日前に左足を痛めたそうです。3位は吉田君。出場選手7人中6人が関大という試合でした。
織田君と町田君の勝負、ブロック大会からレベルの高い試合でしたね。
織田君は4回転を成功させたようです。中部の無良君といい、ブロック大会から4回転を成功させる選手が多いですね。今年の全日本はすさまじい試合になりそう。

東京選手権→公式リザルト
こちらのシニア男子の優勝は近藤琢哉君。
シニア女子の優勝は石川翔子ちゃん。

ジュニア男子に健人君がエントリーしていて、来週JGPチェコ大会だし、まさか出たりしないよね?とどきどきしていたのですが、棄権していたのでほっとしました。
1週おきの試合というと、昨季のインハイ→四大陸の流れを思い出しちゃって。エントリーを見てから、絶対に出場しないでね、と願っていました。チェコ大会までは1週間も間がないし、ジュニアのシード選手だし、普通だったら出ないことはわかっているんだけど。
実は私、中京テレビのフィギュア番組を見ていて、木原君が高校生チャンピオンと紹介されるたびに、未だにずきっときます。いや、木原君に含みは全くなく、彼は頑張って優勝できてよかったんですけどね。

JGPドイツ&フィンランディア杯他

2010-10-11 01:16:02 | フィギュアスケート大会
ドイツ大会、ペアは高橋成美ちゃん&マーヴィン・トラン君が2位で、ファイナルに出場できますね。おめでとうございます!→公式リザルト
男子は木原龍一君が3位に入りましたね。おめでとうございます!板井郁也君は17位。オーストリア大会では5位という好成績を残しただけに残念です。
女子は藤澤亮子ちゃん5位、後藤亜由美ちゃん8位。
アイスダンスは小松原美里ちゃん&水谷心君が15位でした。

フィンランディア杯は、鈴木明子ちゃんが優勝!おめでとうございます!→公式リザルト
男子はガチンスキー優勝!ベルントソン2位、コンテスティ3位。この2人を押さえて優勝したのだから、ガチンスキー君はシニアでも最初から活躍していけそう。
村上大介君は5位でした。

次のJGPSは最終戦のチェコ大会。→ISU
中村健人君、坪井遥司君、庄治理紗ちゃん、毛間内かれんちゃんが出場します。
みんな頑張って!

健人君はこの大会期間中の10月16日にお誕生日を迎えます。昨年も誕生日はJGPSの大会に出場していました。トルコ大会に出場し、3位でファイナル進出確定のバースデイ・プレゼント。今回はファイナルは無理かもしれないけれど、素敵な誕生日になるといいなと思います。

日本大会の放送の動画が上がりました。長野でしか放送されなかったから、嬉しいです。上げてくださった方、ありがとうございます!→ここ
健人君は、3:32からと、12:16ぐらいから。最後にインタビューも入っています。ダイジェストだけど、マラゲーニャが見られて嬉しい!かっこいいプログラムだけどジャンプがやはり惜しい。

近畿選手権では今日(日付変わっちゃったけど)のSPで町田君が1位になりましたね。このまま優勝してほしいです。町田君、頑張れ!→公式リザルト