気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

「ぷっ」すま 大ちゃんの絵

2008-09-30 17:01:13 | 高橋大輔その他
昨日の「ぷっ」すまに大ちゃん達が出演したのは、ああいうわけだったんですね。GPS記者会見の裏であんな陰謀があり、いきなり番組に連れ込まれるとは。(笑)
そして以前から見たいと思っていた大ちゃんの絵がやっと見られましたが、感想は・・・正直に書いていいの?「なんて破壊力のある絵なの!」が素直な感想です。(爆)
「髭男爵」を知らなかったとはいえ(私も知りませんでしたが)、ある意味芸術家肌といっていいかも。発想が並じゃない。褒めてるのかけなしているのか分からないので、この辺りでやめます。(汗)
カラオケで歌う歌は毎回違う曲を言っていますね。「もののけ姫」は相当意外ですが、挑戦しがいのありそうな歌ではあります。大ちゃんの声って男性として高すぎず低すぎずのいい声なので、あの歌の音域が「けっこう出るんですよ。」だったのにはびっくりしました。一度聴いてみたいです。歌にも破壊力があったらどうしよう、って失礼しました。

女の子達は、美姫ちゃん、友加里ちゃん、真央ちゃん、みんな「髭男爵」を知っていたためもあって、上手に書いていました。美姫ちゃんの絵の再現力は素晴らしかった。観察力のある人なんだなと思いました。知っているものでも、いきなり描けと言われると描けないもの。友加里ちゃん、真央ちゃんだってかなりのレベルだと思います。

そしてご褒美(というより大ちゃんにとっては罰ゲーム)のアイスクリーム、作っているときにあんなに期待に満ちた目でアイスクリームを見つめ、楽しそうにノリノリで拍手していたのに、大ちゃんってばワッフルだけ。あ~、なんてかわいそう、と大笑いしてしまいました。
そんな大ちゃんの存在を忘れて、おいしそうにアイスクリームを食べる、マイペースでクールな女の子達。アイスクリームを食べる姿、幸せそうでしたね。おいしそう。
そして1人ワッフルのみをかじる大ちゃんは、女の子達を罰ゲームから守るナイトの役目を果たしたと言えるのではないでしょうか。(笑)

GPF、草君がスペシャルナビゲーターを勤めるのですね。彼の天然振りは大ちゃんの遥かに上を行くので、「フィギュアスカート」の行方がちょっぴり心配です。(笑)
しかし、目標を言うときに大ちゃん、NHK杯は言い直さなくても押し通せばよかったんじゃ・・・かわいかったからいいか。

「おしゃれイズム」、「うたばん」、「ぷっ」すま、この3つは2008年オフシーズンの大ちゃんお笑い3部作ですね。(爆)

今回美姫ちゃんがとてもいい表情だったのが印象に残りました。彼女は精神的に何かを抱えていると、オフアイスでも表情がすぐれないんですよね。でも今回は仲良しのスケーター達といたためもあったかもしれないのですが、落ち着いたいい表情をしていて、シーズンへの意気込みも伝わってきました。
真央ちゃんは本当に大人っぽくなりましたね。服装のせいもあったかとおもいますが、年齢よりも落ち着いて見えました。
友加里ちゃんは身体は一番小さいのですが、きりっとした存在感があります。まとめ役のお姉さんらしさが板についています。

中部選手権大会

2008-09-29 16:35:52 | フィギュアスケート大会
全6ブロック大会の中で一足早く、中部選手権大会が愛知のモリコロパークで行われました。ネーベルホルンやJGPスペインの影に隠れて影が薄すぎるったら。でも小塚君や浅田舞ちゃんが出場しました。

注目は小塚君。優勝は当たり前ですが、彼は4回転に挑戦しました!Days Plusでも4回転の調子がいいと語っていましたが、初戦から挑戦してきたのですね。プロトコルを見て、感動して思わず涙がじわり。ただし回転不足を取られてしまいました。これに懲りずに、どんどん4回転に挑戦してほしいです。1つひとつの挑戦が、全て経験になって彼を強くしていきますからね。
バンクーバー後の日本の男子シングルを見据えて、彼と無良君にかなり力を入れて応援している私です。(佐々木君は?というツッコミはなしね 笑)
SPもFSもかなり調子がよかったようです。SPはほぼ完璧な演技なのではないでしょうか。FSは4回転がダウングレードされ、3A-3T(これもがんばった!)でGOEマイナスされ、サルコウがダブルになった他はミスがなさそうです。4T1本、3A2本を1つのプログラムの中に入れていますから、成功させれば世界のトップでやっていけるジャンプ構成です。小塚君、その調子でガンガンがんばるのよ!!伸び盛りの選手って気持ちいいですね。

SP 82.50(TES46.00 PCS36.50)
FS 141.90(TES70.20 PCS71.70)
特にSPでは高い点数が出ています。

女子は優勝は後藤亜由美選手、2位は舞ちゃんです。
ジュニア、ノービスに関しては割愛します。
結局大会のことではなく、小塚君のことしか書いていません。(汗)

大会リザルト

JGPスペイン

2008-09-29 16:04:16 | フィギュアスケート大会
個人的にはネーベルホルンの影に隠れて、印象の薄かった今回のJGPです。町田君と村上さんが3位に入りました。おめでとう!

男子シングル                合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Armin MAHBANOOZADEH(USA) 179.40 62.99(1) 116.41(2)
2位 Artur GACHINSKI(RUS)      172.88 51.57(5) 121.31(1)
3位 町田樹(JPN)             158.97 59.48(2) 99.49(6)

町田君、SP2位発進だったのに、FS6位で総合3位になってしまいました。でも表彰台は守れたのでよかったです。FSはアクセルで転倒、サルコウやフリップで回転不足を取られてしまったようですね。

女子シングル               合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Kristine MUSADEMBA(USA)  127.64 45.48(3) 82.16(1)
2位 Becky BERESWILL(USA)    127.27 45.16(4) 82.11(2)
3位 村上佳菜子(JPN)        126.87 46.58(2) 80.29(3)
12位 鈴木真梨(JPN)         104.95 42.22(7) 62.73(13)

村上さんもSPは2位だったのに、FSが3位で総合も3位。でも男女とも表彰台に乗れてよかったです。FSはパンクが多かったようですね。まだ中学生でこれからの選手。がんばってほしいです。

アイスダンス                           合計点 CD OD FD
1位 Ekaterina RIAZANOVA/Jonathan GUERREIRO(RUS)167.80 1 1 1
2位 Maia SHIBUTANI/Alex SHIBUTANI(USA)       163.56 2 2 2
3位 Anastasia VYKHODTSEVA/Alexei SHUMSKI(UKR) 146.31 4 3 3

フランス大会で優勝したSHIBUTANI兄妹、2位です。日系のようなので、この2人には注目しています。

ISUサイト

次のベラルーシ大会は吉田行宏選手が出場します。吉田君は佐々木君や町田君に較べると、知名度や人気が高くない気がしますが、私はかなりこの選手も好きで注目しています。小柄だけど男らしいメリハリの利いた演技をします。今季は3Aにも挑戦してくると思います。
昨年の全日本のBS放送を録画した方は見直してみてください。FS、いい演技していますよ。会場で見て引き込まれてしまいました。
今年のSPはツィゴイネルワイゼンで、これは臨海のイベントで披露されたので、会場で観ることでできました。彼に合ったいいプログラムです。臨海のサイトで動画を見ることができます。(下にスクロールしていってください。途中で大ちゃんに惑わされないように 笑)
女子は今井遥選手、村元哉中選手が出場します。

関西大学スケート部 GAORAの放送

2008-09-28 23:56:40 | 高橋大輔その他
GAORAの放送、私はCSにもまだ加入してないので見られませんでしたが、動画で見ました。
Eye、今回の放送だとそこまでマイルドとも感じなくて、競技プロとして見ればいいんじゃないでしょうか。過剰なまでの色気を出していたDOIが、ショーだからかワイルドな妖しい魅力に満ちていたわけで。
G線上のアリアのフィニッシュは凝っていました。あの凝り方は宮本さんなのでしょうか?それともカメレンゴさん?フィニッシュだけ見ると、あの日限定のプロではなくEXプロとしてもやっていけそうな感じです。

気になったのはオリンピックについて話しているインタです。
「まあオリンピックってすごい舞台だなっと、年を重ねるごとにまた感じてきて。まあそういった面でほんとに、今から考えるとつぶれそう、つぶれてしまいそうなので、そういった面で、まあゆっくり落ち着いて。自分の中の最終的な目標は、バンクーバーで金メダルを獲りたいなって気持ちでいっぱいです。」

大ちゃん、オリンピックのことを今から考えるとつぶれてしまいそうって・・・あとたったの1年半後なのに。いや、たったの1年半後にせまったきたから?北京OPを観たから?
ふと、きっと大舞台で勝つという経験が、今の大ちゃんには何より必要なんだと思いました。今度の世界選手権で勝つことができれば、もう少し自信を持って臨めるかも。
禁句かもしれないけれど、やっぱり大ちゃんはガラスのハートの持ち主かもしれない。
でもそんなところも好きなんだよね。大ちゃんが常に自信満々の男だったら、ここまではまったかどうか・・・。
大ちゃんはきれいだな。繊細でもろそうなものはきれい。でも繊細でもろそうでも、崩れず凛と踏み留まっているものはさらにきれい。
緊張感とともに、そんな1年半後の大ちゃんの姿を想像してしまう。彼の一番美しい瞬間を。

ネーベルホルン杯

2008-09-28 22:57:05 | フィギュアスケート大会
ドイツで開催されたネーベルホルン杯、日本からは織田君と鈴木明子ちゃんが出場していましたが、個人的に一番注目していたのはトマシュ・ベルネルです。なぜか書く機会がなくて、彼のことをこのブログで余り書かなかったけれど、私はかなり彼のファンです。
大ちゃんが断トツに好きで、その次に好きな選手といったらトマシュ。佐々木君も相当応援しているけれど、トマシュのほうがずっと好きかな。ごめん、佐々木君、あなたの躍りとっても好きだけど、まだあなた高校生だし、って何言ってんだか。(汗)

男子シングル             合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 織田信成(JPN)        224.67 77.91(1) 146.76(1)
2位 Michal BREZINA(CZE)    220.29 75.84(2) 144.45(2)
3位 Yannick PONSERO(FRA)   197.71 61.79(8) 135.92(3)
4位 Tomas VERNER(CZE)     197.38 70.65(3) 126.73(4)

織田君が優勝です。おめでとう!SP、FSともに1位で織田君はブランクを感じさせないほど調子がいいようですね。小塚君がずいぶん成長してきたとはいえ、日本の男子シングルが高いレベルで切磋琢磨してさらに強くなっていくためにも、喜ばしいことだと思います。
プロトコルを見ると、SPはミスのない演技をしたようですね。FSでは3A-3T-3Loを跳んでいます。さすがコンビネーションが得意な織田君。最初にこれを跳ぶと、会場がわっと沸くんですよね。後半のアクセルはパンクしています。
トマシュと同じくチェコのブレジナ君は安定感のある選手ですね。彼は昨年この大会で優勝し、今年は既にJGPのフランス、イタリア、2大会で優勝しています。まだ4回転はないけれど、3Aが安定して跳べるのは強いです。
ポンセロ、SP8位からFS3位、総合も3位に付けました。SP、FS両方で4回転に挑戦、FSでは成功させています。
しかし、トマシュ、このメンバーでSP3位発進、FS4位で総合も4位、表彰台を逃してしまいました。しかも同国の後輩に負けています。(泣)
SPのジャンプ構成は、昨季はいつも大ちゃんと同じ3F-3T、3A、3Lzを跳んでいたのですが、今回は3T-3T、3A、3Lzという構成です。どこか調子悪かったのでしょうか?アクセルは回転不足です。スピンもレベル1が2つ。FSでは4回転に挑戦していますが、転倒したのでしょうか?アクセルは1つは成功させていますが、1つはパンク。まあ、トマシュはスロースターターだし、試合によって波があるし、この後に期待することにします。

女子シングル             合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Alissa CZISNY(USA)     168.28 56.55(1) 111.73(1)
2位 Laura LEPISTO(FIN)     154.21 55.04(2) 99.17(2)
3位 鈴木明子(JPN)        146.93 55.02(3) 91.91(3)

1~3位はSPもFSも同じ順位のままでした。明子ちゃん、3位おめでとう!正直、もう少し上の段に上がってほしかったけれど、がんばりましたよね。
SPは明子ちゃんのTESが一番高くて、もう少しPCSが出ればSPは1位か2位でした。GPSにも今まで出場していなかった明子ちゃんは、PCSが出にくいのでしょうか?宮本さん振付のラ・カンパネラだから、実績があればもう少し出ていた気がします。
FSは2回転になったり回転不足になったりとミスが多かったようです。今後の課題ですね。フィンランディアにも出るようなので、ミスを今後に生かして成長し、NHK杯や全日本ではいい演技をしてほしいです。
優勝したシズニーは、姿も演技も美しい好きな選手です。これまでの印象だとジャンプが決まらない崩れやすい選手という印象でしたが、がんばりましたね。
レピストも伸び盛りの実力を付けてきている好きな選手だし、この大会の映像が見たいです。動画、上がらないでしょうか。

ペア                                 合計点 SP FS
1位 Aliona SAVCHENKO/Robin SZOLKOWY(GER)    183.22 1 1
2位 Maria MUKHORTOVA/Maxim TRANKOV(RUS)    168.80 2 2
3位 Tatiana VOLOSOZHAR/Stanislav MOROZOV(UKR) 156.08 3 4

優勝はサフチェンコ&ゾルコビー組。さすが世界チャンピオン、余裕で2位以下に差を付けています。そういえばこの2人には、地元ドイツの試合だったんだな~と時間が経ってから気付きました。

アイスダンス                         合計点 CD OD FD
1位 Emily SAMUELSON/Evan BATES(USA)     176.15 2 1 1
2位 Alexandra ZARETSKI/Roman ZARETSKI(ISR)  168.59 1 3 2
3位 Jane SUMMERSETT/Todd GILLES(USA)    163.53 3 2 3

公式サイト リザルト 動画

Days Plusを求めて書店巡り

2008-09-27 23:46:09 | 高橋大輔その他
もうネーベルホルンは全種目で結果が出ていますね。それをまとめないといけないけれど、少しは時間がかかるし、さっさと寝たいので日記を書いてお茶をにごします。

今回のDays Plusの入手は、ドジしてしまいました。注文した気になって、注文していなかったのです。同じような時期にWFSの年間購読を申し込んだので、WFSを申し込んだことによって、Days Plusも申し込んだと思い込んでしまったようです。注文すると確認メールが来るでしょ。確認メールがないなぁとは思っていましたが、余り気にしていなくて。
発売日前日に確認メールが来たか友人に確認したところ、メールが来たし、雑誌も届いたとの返事。でも発売日に書店に行けばいいかなとのんびりと構えることにしました。
そして昨日の夕方、いつも行く本屋さんに行ったけれどないんですよね。もちろん店員さんにも調べてもらいました。地方にしては品揃えのいい本屋さんなのですが、入荷予定もわからないとの返事。

せっかく行ったので、大ちゃんがちらりと載っているらしいananとTarzanを立ち読みしてきました。Tarzanのファッションチェックの写真、世界選手権前のオランダに発つときの空港での写真でしたっけ?大ちゃんかわいかったです。こんなにかわいい写真は、男性誌じゃなくて女性誌で使ったほうがいいのでは?というかわいさ。でもこの写真1枚のために買うのもねー。これ以上の散在は許されないし。

次に近所では2番目に品揃えのいい反対方向の別の本屋さんにも行きましたが、こちらにもありませんでした。つくづくマイナーな雑誌なのだなと実感。道路が渋滞していたおかげで家に着いたのが遅く、夕御飯は簡単なものになってしまいました。

でも今日、全く期待していなかった大型スーパー内の書店にDays Plusの男子本があったのです!実は3軒の中でここが一番近くて、今日は歩いて行ったぐらいです。灯台元暗し、みたいな感じです。
あれば女子本は立ち読みするつもりでしたが、こちらはなし。子供に「やっぱり女子のほうが人気があるんだね。」と言われてしまいました。

今日その大型スーパーに行ったのは、子供にせがまれてボウリングをするため。数年振りにしたのですが、結果はひどかったです。3ゲームやりましたが、1,3ゲームは勝ったものの、2ゲーム目は子供に負けてしまいました・・・。
想像していたよりも腕が疲れていないのですが、先ほどネットでボウリングのことを調べていたら、使ったボールが軽すぎたようです。若いころは9ポンドのボールを使っていたのに、疲れるのが嫌で今回は8ポンドのボールにしたから。そのせいでピンが残ったりしたんだな、とスコアが悪かったのもボールのせいにしてみます。
でも本当は体重の10分の1くらいの重さのボールを使うのがいいらしいです。1ポンド=約0.45kg。その計算だと私に合ったボールは・・・ないしょです。(汗)
もう少し上手になりたいな。けっこう負けず嫌いです。

あ、段々スケートからは関係のない話に。Days Plusについては来週書きますね。明日はネーベルホルンについて書かないと。そしてJGPスペインの町田君のフリーの結果が楽しみです。

宮本さんの振付のこだわり(明子ちゃん編)

2008-09-25 16:23:52 | 振付師
昨日のチュッキョフィギュアは、鈴木明子ちゃんの「リベルタンゴ」の振付のこだわりでした。フィギュアこぼればなしに、宮本さんの振付の特集を連続して扱ってくれた裏話が載っています。このシリーズ、4作目以降男子編も期待していたのですが、とりあえず3部作になるようです。(いつか続編を期待しますね、チュッキョフィギュアさん)
動画もありますが、一応書きますね。

ナレーション
「鈴木明子選手の今シーズンのエキシビション、リベルタンゴ。情熱的な滑りを得意とする鈴木選手らしいプログラム。本来男女のペアで踊るタンゴを観客を男性に見立て、時には挑発するように演じました。感動の余り、涙を流すお客さんも。」

宮本さん
「あのねー、元々タンゴをやらしたかったんですよ。大ちゃんも僕もゆってて、で、あっこちゃんもうんうんゆってて、じゃあぜひやろうよって。
まずタンゴの強さ、上半身だけじゃなくてエッジにも伝わるぐらいの強さのステップを入れたりとか、で、あとは目線。
1人で踊ってるんじゃなくて、周りに誰かがいるように作ったんですよね。だから、タンゴってもともと1人で踊るもんじゃないじゃないですか。女性と男性が踊る。そういうのもすごい意識して。それを観客に向けてって作ってるんで。その辺も注目してもらえたら。」

ナレーション
「リベルタンゴ、力のある視線で観客を挑発する鈴木選手。そして観客を男性に見立てた演技。タンゴの力強さを表現した情熱的なステップ。」

スタジオにて本多恵美アナウンサー
「鈴木選手は23歳。日本のフィギュア界では、女子としては引退を考える時期、年齢。今年初めて大きな国際大会への出場が決定。NHK杯、いきなりの表彰台もあるかもしれませんよ。」

今回の振付のこだわり(というか、もう「振付の秘密」という言葉を使いたい)は、「観客を男性に見立てる」でしたね。
それで納得。このプログラムには、今まで女子選手のプログラムにはなかったぐらいはまり、リピ見したけれど、魅了されたのは当然のことだったのだと思いました。私達は彼女に男性に見立てられ、誘惑されていたのだから。
あー、もう、宮本さんの仕掛けたワナにはまったのも同然だわ。(笑)

DOIの最終日昼公演で、リベルタンゴを観たときの感動は忘れません。彼女の演技の始まりとともに会場の空気が緊張感で張り詰め、ぐんぐんと惹きこまれ感覚を翻弄され、終わったときにははっと夢から覚めたようになって、立ち上がり大きな拍手。総スタオベに彼女自身も涙汲んでいて。

昨日リピ見しながら細部を観察していました。ジャンプ直後の表現まで凝っているんですよね。エレメンツがストーリーに違和感なく溶け込んでいます。
最初のスピン、サイドウェイズとレイバック、これが曲と前後の振付にものすごく合っています。スピンから出るところも雰囲気あって秀逸です。
宮本さんのEXプロのスピンって、バチェラもそうですが、すごくプログラムの雰囲気に合っているんですよね。このプログラムならこのスピンしかない!っていうぐらいぴったりのスピンで、曲を盛り上げます。
競技プロでスピンを見ているとき、レベルのためとはいえ、表現をぶち切るような唐突な印象を受けるものが多いんですけれどね。(宮本さんのプロの話ではなく、一般的に、です。)

リベルタンゴ、DOIの動画です。BSが観られなかった方、どうぞ。THE ICEのほうが明子ちゃんの演技もカメラワークもずっといいのですが、その動画は以前はあったのですが、先程探したら見つかりませんでした。
あの背中からのスタート、衝撃的でとても素敵なのに。昨日は放送後、手元の録画をこちらばかりリピ見していました。

昨日も↓に書きましたが、私は今季、女子はとにかく鈴木明子ちゃんを応援します!がんばれ、明子ちゃん!NHK杯表彰台!(本田アナも彼女を応援してくれているようで、心強いです。)

世界チームトロフィー&選考の基準

2008-09-24 23:44:25 | フィギュアスケートその他
昨日は「少年倶楽部」の再放送がありましたね。ところが、ちゃんと手元にメモっておいたにも関わらず、なぜか1日ずらして勘違いしていて、見逃してしまいました。
しかもGPSの記者会見も、報道ステーションを見始めたのが途中からで見逃す始末。今日になって動画を発見したものの、テレビ局によって削除されてるし。
そういうわけで、昨日はことごとくカケラ集めに失敗しました。でもカケラの収集の失敗ぐらいでは騒がなくなった私。ファンになった当初と較べると、大人になったな~。(笑)

写真入りの記事が昨日色々と出ていましたね。
時事ドットコム なんてさわやかないい写真。大ちゃん、女の子達といても、違和感なく溶け込んでいます。
山陰中央新報 変なこと発見。大ちゃんだけ手の叩き方が上下です。

美姫ちゃん、4回転入れると言っていますね。調子はかなりいいのでしょうか。だとしたら嬉しいのですが。

昨日は連盟からまとめて色々な発表があったようですね。
来年4月の第1回「世界チームトロフィー」の記事も。
スポーツナビ
毎日jp
期間:4月16~18日
場所:東京・代々木第1体育館
出場国数・選考基準:GPS、世界選手権などの成績を基に6カ国が出場。日本は開催国枠で出場が決まっている。
出場選手:男女各2人、ペア1組、アイスダンス1組のチーム構成

そしてロサンジェルス世界選手権の代表基準決定の発表も。
スポーツナビ
<スケート連盟は23日の理事会で、来年3月にロサンゼルスで開かれるフィギュア世界選手権の代表(男女各3人)選考基準を決め、今年末の全日本選手権(長野)上位2人を自動的に代表に選ぶことにした。残り1人は、今季の成績を総合的に判断して決める。
ただし、12月のグランプリ(GP)ファイナル(高陽=韓国)のメダリスト最上位者は、全日本選手権前に代表に内定する可能性もある。>

う~ん、確かに実力はあり、他の試合でいい成績を出したけれど、全日本の表彰台を逃した選手にとっては救いとなる基準ですね。でも微妙にイヤな感じがする。3位に入って代表に選ばれない選手がいたら、本人もファンも納得いかないでしょう。
wal語で訳させてもらえば、「3人目の代表は、連盟の好きなように決めさせてもらう。連盟の思惑とは関係なく確実に代表になりたかったら、GPFのメダリスト最上位者になるか、全日本で2位以内に入ることだな」ってことでしょうか?意訳しすぎか。
なんでこんな穿った見方をするのかというと、今季私は熱烈に鈴木明子ちゃんを応援しているから。年齢のせいか病歴のせいか、彼女は連盟に冷遇されているような気がする。でも彼女に世界選手権やバンクーバーに行ってほしいの。彼女が3位に入って(その可能性はあると思います)、代表落ちしたらものすごく悔しいなと思って。今から妄想をたくましくしても仕方ないけれどね。
でもこの基準、全日本で大ちゃんがJO並みの「爆弾もの」の演技をした場合は、救いの神になりますね。(キャー、石投げないで~!)

WFS No.34 

2008-09-24 21:52:55 | フィギュアスケート雑誌・本
私がWFSのこの号について書くのを待っていてくださった方がいたのに、遅くなって申し訳ありません。どうしても時事ニュース優先に書くので、雑誌は後回しになってしまいます。
でもリクエストを頂くのは嬉しいので、単なる私の感想文ですが書きますね。私はブロガーとしては、割ときついことを平気で書いてしまうほうなので、今回はもしかしてそれを期待されているのでしょうか?(汗 違う?単にみんなで感想を述べ合う、場所の提供を期待されているだけかしら?)

このNo.34、年間購読を申し込んで届く前は、この号は買う必要がなくWFSはほしい号だけ買うことにしてもよかったかもと思っていました。アイスショーの模様中心であることはわかっていたし、大ちゃんの写真と短いインタだけが目的なら、書店で立ち読みで済ませてもいいし。でも届いて読んでみると内容が濃くて、手に入れて正解だったと思いました。

否でも印象に残ったのはモロゾフインタですね。読み終わったときにはバカバカしいと思い、とにかく呆れました。今までモロインタに付き合って一々整合性の検証(というほどでもありませんが)をしていた私ですが、今回は内容が今までのインタとかぶっているし、アホらしいのでもう付き合うのや~めたっと思いました。
でもそのあとに、村上君がJGPメキシコに出られなかったこと等と思い合わせると、「彼はアメリカの選手ですよ。」と言い切ったことに不吉なものを感じて。その時点では、Japan Timesの記事は出ていませんでしたしね。
そして最初は一笑に付した大ちゃんに対するセリフも、その余りの執念深さに気味が悪くなりました。

モロゾフと大ちゃんが師弟関係を解消した理由は、もうどうでもいいです。織田君を迎え入れたことが原因だと認めたくなくて、大ちゃんのエージェントが原因だと言い張るなら、彼にとっての真実はそうなのでしょう。
ただ、フィギュアスケートの世界の師弟関係は、今季バンクーバーシーズンを見据えてコーチを変えた選手が多いように流動的なもの。
それをバンクーバーまで一緒にやっていくという契約を交わしていたならともかく、理由が何であれ生徒が離れていったからといって、半年近く経った(理由がモロゾフの言った通りであれば半年以上経った)今でも怒り続け、記者に雑誌に載せることを前提に怒りをぶちまけるというのは、通常では考えられない行為だと思いますが。
私はフィギュア観戦歴が短いのですが、以前からの生徒に黙ってライバル選手を迎え入れたコーチはそれなりにいても、自分の下を離れていった生徒に対して、公式の場で怒りをぶちまけ続けるコーチというのはこれまでにもいたのでしょうか?彼は余りにも理性が欠如しているような気がします。

このインタの救いの部分はここですね。
「日本の選手との仕事はもう彼が最後です。(略)今教えている3人が終了したら、日本の連盟とは一緒に仕事する気は2度とありません。」
ありがとうございます。どうかそうしてください。私は外国人選手も好きだけれど、やはり日本の選手を応援してしまう。どの選手も親戚の子を見るかのような気持ちで、大切に見守ってしまいます。モロゾフが日本の選手に関わらなければ、それだけ感情が乱されることもありません。
彼の言葉通り、アメリカの選手を育てればいいと思います。アメリカの連盟は、日本の連盟よりもずっとうまく彼を扱うでしょう。あれだけたちの悪さを自ら証明した彼の元に、アメリカのトップ選手が行くかは疑問ですが。
それとアメリカのほうがロシアよりも住み心地がいいのでしょうけれど、アメリカにいてもなぜロシアのトップ選手を育てないのかが不思議です。経済的な問題で、ロシアからアメリカまで来られる選手が少ないのでしょうか。それともロシアの連盟とも何かあったのでしょうか。

このモロインタ、読んだあと数日間後味が悪かったので、田村明子さんのGood Jobも行き過ぎだと思いました。田村さんはフィギュアスケートの世界で、一番好きな記者さんなのですが。
しかし、「言ったことの内容すべてを記事にする」という条件を予め出され、呑んだ以上、田村さんは書かないわけにはいかなかった。長い前置きは前もって用意された解毒剤でしょうか。
そして他の記事やインタは、コーチと選手の関係に触れたものが多く、この雑誌の中で論点の攻防が起き、1つのテーマに沿って編集されたかのような1冊です。

はい、お口直しに大ちゃんの写真ね。DOI、年齢が水増しされてます。FOI、すごく濃い、でもかっこいい!
強化合宿では貴重なOcean Wavesの写真。本田さんとのショットは、大会でもこんな光景が見られたらと妄想してしまいます。握手練習、小林君と隣で楽しそうですね。

強化合宿の記事は、合宿の詳しい内容と、ジュニアの写真やインタも多く載っている充実振りです。日野龍樹君と田中刑事君の写真を見て、すごく大人っぽくなったことにびっくり。当たり前だけど、成長の早い時期ですね。
合宿はメディアトレーニングなど、氷上以外のものも役に立ちそうな実践的な内容ですね。連盟の仕事振りのこういう部分は評価できます。

合宿中の大ちゃんインタは、期待はほとんどしていなかったけれど、2つ目のフリーについては、やはり隠したままでしたね。本当にドSなんだから!(笑)
Ocean Wavesについては詳しく語ってくれていますが、これに対して言いたいのは一言。「早く見せてちょうだい。」(冷たい自己チューなファンです。)
ちょっと変わったスピンも入れていきたいとのことなので、また大ちゃんの新しいスピンに注目したいと思います。

宮本さんインタ、宮本さんの振付が選手の個性を引き出し、引き立たせているのは、選手の好みや個性を尊重しているからだというのが伝わりました。
しかし、同じ曲でいくつもプログラムを作るのは難しいんじゃないか(どれも同じようなものになる可能性があるから)と思っていたら、そうじゃないんですね。
「膨大な数のステップと表現があるなかから、前に使ったものを除くから、まず選択肢が1個減るじゃないですか。」またまた目から鱗でした。
これで安心して宮本さんに、大ちゃんの来季のFSに「ボレロ」を作ってもらえます。(笑 冗談よ~。でも実現したらものすごく嬉しい。)
宮本さんの現役時代の有川さんとの写真と、FOIのファントムと、滑っている写真2枚ともかっこいいです。

ジゼルとボレロのプログラム・ストーリーは嬉しかったです。ボレロについては自分で調べてみようかと思っていた矢先でした。
なんだか微妙にWFSもdaysに対抗したかのような記事が増えて来たような気がするのですが、こういう記事大好きなので嬉しい変化です。読み応えのある1冊でした。

JGPチェコ

2008-09-23 16:07:59 | フィギュアスケート大会
本来なら日曜日に書く予定でしたが、諸々の事情で2日遅れとなりました。
遅ればせながら、藤澤亮子選手、優勝おめでとうございます!!!そして佐々木彰生選手も3位おめでとうございます!!!石川翔子選手も4位とがんばりました。
藤澤さんは日本にもジュニアの有望な選手が現れましたね。ジャンプもスピンもうまくて、まだ13歳中1。これからどこまで伸びるんだろうと本当に楽しみです。
佐々木君は昨年からずっと応援していたので、彼の進歩と表彰台が本当に嬉しいです。彰生(呼び捨て)、これからもずっとずっと応援するからがんばってね!

男子シングル               合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 Alexander JOHNSON(USA)   187.58 66.53(1) 121.05(2)
2位 Ivan BARIEV(RUS)        187.47 61.09(2) 126.38(1)
3位 佐々木彰生(JPN)         167.57 55.06(5) 112.51(3)

kumさんに教えて頂いたように、佐々木君、5種類の3回転ジャンプを入れています。1年の間に本当に努力したのですね。次は3Aね、とリクエストしてみます。ただ彼はあの踊り心、観客を引き付ける力が最大の武器だと思うので、4回転はいらないかな。それよりもきっちりと跳べるジャンプを確実に跳んでほしいです。
それと課題はスピンですね。身体はけっこう柔らかくてポジションも多彩だと思うのですが、回転速度が遅くなっちゃうんですよね。でも彼のステップは本当に引き込まれるし、素敵な選手ですよね。
You Yubeじゃないのでリンクは貼れないのですが、教えてくださった方がいて、FSの動画を観る事ができました。ありがとうございます!曲はこれです。「熱烈的中華飯店」というドラマのサントラのようです。衣装は町田君の白鳥衣装のような、ブルー系のグラデーション。(ちなみにSPは「屋根の上のバイオリン弾き」のようです。)
前半はしっとり、後半は彰生ステップ全開でした。ステップが減った分、つなぎとしてイナバウアーやイーグルが長めに入っていて、いい感じです。
(ステップ1つのプログラム、大ちゃんなら、イナバウアーもイーグルもスパイラルも苦手なので、何でつなぐ???と思ってしまいました。連続バレエジャンプでお願い! 笑)

女子シングル               合計点 SP(順位) FS(順位)
1位 藤澤亮子(JPN)          148.25 50.32(2) 97.93(1)
2位 Angela MAXWELL(USA)     136.59 43.15(7) 93.44(2)
3位 Stefania BERTON(ITA)     134.90 52.75(1) 82.15(4)
4位 石川翔子(JPN)          133.54 50.09(3) 83.45(3)

日本、1位と4位という嬉しい結果です。13歳の藤澤さんは本当にすごいです。ジャンプも得意なのですが、ショート、フリー両方で全部のスピンがレベル4ですよ!ステップも両方ともレベル3。まだとても若いので、怪我のないように順調に成長していってほしいです。
彼女を全日本ジュニアで観られる日が本当に楽しみです。(全日本ジュニア、観戦予定です。)

ペア                                 合計点 SP FS
1位 Lubov ILIUSHECHKINA/Nodari MAISURADZE(RUS) 139.28 1 1
2位 Sabina IMAIKINA/Andrei NOVOSELOV(RUS)     127.01 2 5
3位 Ksenia OZEROVA/Alexander ENBERT(RUS)     122.68 3 4

ロシア表彰台独占です!ペアといえば中国というイメージがありましたが、そのうちペアといえばロシアの時代が来そうですね。川口悠子ちゃんがロシアでパートナーを見つけ、練習しているのも納得。日本の高橋&トランペアもがんばれ!

アイスダンス                          合計点 CD OD FD
1位 Piper GILLES/Zachary DONOHUE(USA)      159.30 1 1 1
2位 Marina ANTIPOVA/Artem KUDASHEV(RUS)   149.97 5 2 2
3位 Karen ROUTHIER/Eric SAUCKE-LACELLE(CAN)149.83 4 3 3

ISUサイト

JGPSもこれで半分の4試合が終わりましたね。テレビ朝日にシニアのGPSの公式サイトができていました。例によって「美の世界一決定戦」ですが。「世界一決定戦」はうそっこなので、「美の」を付け加えるところが、まだ局の良心というやつかもしれません。
いい放送を期待します。妙な煽りはいらないから、男子もばっちり、1人でも多くの選手の放送をお願いしますね!