昨日の城田さんと連盟の話題にコメントありがとうございます!大ちゃんを守りたいという声が多くて頼もしい限りです。
でも実際は私達ファンにできることは、余りにも限られています。連盟に抗議のメールや手紙を送る、場合によっては署名を集めるといったところがせいぜいでしょう。
今のところ、私には具体的に何か行動を起こす予定はありません。ただ、なるべくきちんと事態を把握し、何が起こったのか、何が起こっているのか、そしてできることなら何が起きようとしているのかを知りたいと思っています。
そしてこの件について少しでもたくさんのフィギュアファンの方に知ってもらい、関心を持ってもらうために、ここでお伝えしていこうと思います。
いわば「連盟ウォッチング」ですね。(笑)連盟問題に関心を持つ方が増えれば、連盟も少しはよくなっていくと信じたくて。
とても消極的な方法で、大ちゃんを「守る」ための役には全く立たないのかもしれません。それでも何もしないよりはましだと信じています。
今後ずっと、連盟に関する情報やご意見、お待ちしております。
昨日は毎日jpに元フィギュア強化部長の城田憲子さんの記事がありましたが、今日は更に複数のメディアが取り上げたようです。
まず、朝に読売新聞を開いたところ、「城田氏が現場復帰へ」という記事が。
そしてYukkarさんからスポニチの記事を教えて頂きました。ありがとうございます!→
スポニチ
<06年に表面化した日本スケート連盟の不正経理事件で、理事を引責辞任した06年トリノ五輪の監督で元フィギュア強化部長の城田憲子氏(62)が、連盟の役職に復帰する見通しとなった。
複数の代表選手が城田氏の支援を要請したためで、21日の同連盟の理事会で話し合われる。承認されれば、10年バンクーバー五輪の本番会場で行われる2月の四大陸選手権に同行し、3月の世界選手権(米ロサンゼルス)から支援スタッフとして派遣されるという。
不正経理事件で引責辞任した元理事らは、公的な活動を無期限で自粛しているが、同連盟は有罪判決を受けた元会長、元専務理事以外は、理事などの要職以外での活動再開を認める方向。辞任から約2年半が経過した城田氏の手腕を活用することになりそうだ。>
「複数の代表選手」とは昨日の毎日の記事と合わせると織田君と村主さん?と思っていたら、追加の記事が出ていました。→
スポニチ
<日本スケート連盟にとって、約2年半前の不正経理問題で大きくイメージダウンした人物の国際大会派遣を認める決断は簡単ではなかった。城田元強化部長は刑事罰に問われておらず、昨年2月に活動自粛を解かれてからは個人資格で国際大会のジャッジも務めていたが、今回は強化現場への復帰で意味合いが異なる。
伊東秀仁フィギュア委員長によると、1年後に迫った五輪でメダル獲得を狙う男子の織田、女子の村主章枝(avex)らが、城田元強化部長のスタッフ入りを直訴した事実が背景にある。
伊東委員長は「過去の実績があり、織田や村主の復活の支えになってきた」と説明した。前回のトリノ五輪まで3大会連続でフィギュアの監督を務め、トリノで金メダルに輝いた荒川静香も育てた元強化部長に代わる人材が育っていないことも大きな要因だ。
林泰章会長代行は「世論もある。結果が駄目ならたたかれることは百も承知。ただ、選手が直訴してきたことは過去になく、五輪も見据えて選手が最高の演技をするため、連盟としては重く受け止める必要があった」と打ち明けた。組織としての体裁よりも現場の意見を優先し、不退転の決意で五輪に臨むことになる。 >
過去にどういうことがあった人なのか、ということを無視して、自分達の利益になるなら連盟に戻そうと働きかけるのは選手としてどうなのかと思います。自分達が世話になったから・・・?もしかしたら城田さんに頼まれたとか・・・?
言い訳がましいのですが、連盟等には厳しい目を向けても、私はなるべく選手のことは悪く書かないようにしているのですが、これはさすがに厳しい目を向けざるを得ません。
選手生命は短いので、その間にできることがあればどんな手でも使うということなのでしょうか。その結果、連盟内部が再び腐敗し、長い目で見て他選手の不利益になったとしても構わないのだろうかと疑いたくもなります。当人達はそこまでは思ってないでしょうけれど、今の自分がよければ他のことは知らないという浅はかな行動にも思えます。
選手の名前を明らかにしている伊東さんは、いざとなったら責任を選手に押し付ける算段かと疑いたくもなるし。許可した時点で、城田さんを連盟に戻したことで何か悪影響が起きたら、選手以上に伊東さんの責任は重いのですけれどね。もちろん林泰章会長代行も同じことです。
選手を守りたい気持ちが少しでもあるなら、毎日の記事と合わせれば織田君・村主さんであることは誰の目にも明らかであっても、マスコミにはっきりと名前を明かすべきではなかったと思います。
更に言えば、伊東さんは選手の要望だったことすらも言うべきではなかったと思います。選手の要望だったと言えば、その選手は誰だということになるのは明らかなこと。城田さんを連盟に戻したことを責められたときのために、選手に責任をなすりつける自己防衛でもしたかのように思えてしまいます。
ま、いかにも伊東さんらしいです。伊東さんのことをよく知っているわけではないけれど、これまでのイメージとぴったり合います。反対に、GPS2大会の出場資格緩和の手際のいい鮮やかなやり口が、彼のイメージと合わないんですよねぇ。(汗)
この記事にはさらに続きがあり、JOCも認めざるを得なくなったようです。→
スポニチ
その他の記事
サンスポ
<元フィギュア強化部長の城田憲子氏(62)を、来月の四大陸選手権(カナダ・バンクーバー)にアシスタントチームリーダーで派遣することを決めた。>
47ニュース
<同連盟によると、織田信成(関大)ら複数の選手から城田元強化部長のスタッフ入りを望む声が上がったためで、選手強化を優先した。理事やフィギュア委員長など要職への復帰は今後も認めない。>
「要職への復帰は今後も認めない」と言っていますが、辞任から2年半足らずで復帰ですから、今後そちらもどうなるかわからないような気がします。職名がなくても実権は振るい続けるでしょうし。
毎日jp
<しかし、昨年2月、背任罪で有罪となった松本充雄・元専務理事を除く7人の活動を一部容認。城田氏は同11月のロシア杯に審判として派遣されている。>
連盟から審判として派遣されていて、もう公に活動していたのですね。ロシア杯の審判だから、日本の連盟の代表として行ったようなもの。
何だか益々悪い雲行きですね・・・。連盟、なんて困った組織。