気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

滑走順と黒字と選手会

2010-09-23 23:53:06 | スケート連盟
明日からJGPのSBC杯が軽井沢で始まりますが、男子の滑走順を見てぎょっとしました。中村健人君、一番滑走。(汗)→ISU
笑うところじゃないことはよくわかっているのですが、心配しつつも見た瞬間に思わず笑ってしまいました。
大ちゃんじゃないけれど、何でも経験ということで頑張って!
日野龍樹君5番滑走、中村智君9番滑走。日本男子、見事に前半に固まっています。FSで後半に滑ることができるといいなと思います。
地元開催だし、3人ともいい演技ができるといいですね。

スケート連盟の昨年度(2009年7月1日~2010年6月30日)の決算が約2億3500万円の黒字になったようですよ。→産経スポーツ
真央ちゃん大ちゃん効果で広告などで収入が伸びたらしいので、選手のためになる方法で有効に使ってほしいです。

大ちゃんも候補に挙がっていた、連盟内の「選手会」の代表就任は村主さんに要請があったようですね。→SANSPO.COM

連盟、企画会社と和解

2010-06-29 00:12:51 | スケート連盟
興味ある方は少なそうだけど、ニュース記事をみつけたので載せておきますね。大会から3年半経ちましたが、2007年東京世界選手権の会場使用料に係る訴訟が解決したようですよ。6月26日の記事です。→sportsnavi
【2007年3月に東京で開催されたフィギュアスケートの世界選手権に絡み、イベント企画会社「ミヨシ・ネットワークス」が日本スケート連盟に対して業務委託料など約2450万円の支払いを求める訴訟を起こしていた問題で、同連盟が150万円を支払って和解していたことが、26日の評議員会で報告された。
 スケート連盟は契約関係を否定して争い、一審の東京地裁は企画会社の訴えを棄却。企画会社は控訴したが、昨年11月の東京高裁の和解案を双方が受け入れた。】

私はこの関連のニュースに2年前からチェックを入れていましたが、目を通してなければ、何のことかよくわからないかと思います。
これまでに出たニュース記事をまとめるとこんな感じです。

まだ記憶に新しいジュベール優勝、大ちゃん銀メダルの東京開催の2007年世界選手権後のこと。
会場使用料減額交渉を行ったとして、この「ミヨシ・ネットワークス」というイベント企画会社が日本スケート連盟に約2450万円の支払いを求めて訴訟を起こしたらしいです。

このときの会場は東京体育館。これは東京都の施設ですよね?
管理運営は財団法人東京都スポーツ文化事業団、サントリー株式会社、株式会社ティップネス、株式会社オーエンスのようだけど。
でも公共の施設ですよね?それを借りるのにイベント企画会社が間に入って使用料減額交渉をすることが必要だというのが、よくわかりませんでした。
東京体育館の使用料はいくらだったのでしょうか?2450万円も仲介者が請求するのならば、その金額以上の減額がなされてないと、意味がないですよね?
ちなみにこの会社はこんなところです。→ミヨシ・ネットワークス

この「会場使用料減額交渉」ですが、ニュース記事によって様々に表現されています。「ロビー活動費」、「政治献金」など。表現は違っても同じものなのでしょうね。
どのような種類のものなのか、何となく想像が付いてきます。
なぜ必要だったかは未だに私には理解できませんが。

ところで、大会実行委員長は平松純子元フィギュア部長。副委員長だった田村正人元副部長がミヨシ・ネットワークスに業務を依頼したそうです。
スケート連盟は「財団法人として支払うのに不適切な交渉手法があった」として、理事会承認などの内部手続きを経ずに交渉が進められていた点を問題視。交渉を了承していなかったとして「契約関係はなく、活動には重大な問題がある」などと原告側(ミヨシ・ネットワークス)と係争します。
つまり田村元副部長が独断で業務依頼をしたということでしょうか?平松元部長がどの程度関わっていたかは記事からは不明ですが、直属の上司ですからね。
連盟内部では、業務を依頼した田村元副部長と、彼を監督する立場にあった平松元部長の責任が追及されました。

この東京世界選手権では、この業務委託料も含め、一億円近い赤字が出たそうです。
当時私はフィギュアファンになって日が浅く、テレビ観戦組でしたが、もちろん会場は満員御礼状態でしたよね?
それで一億円近い赤字は随分不思議です。

私がこれらのニュースを知ったのは2008年の5、6月、フィギュア部長選挙の直前。選挙の結果、新フィギュア部長は当時強化部長で現部長の伊東さんに。平松さんと田村さんは連盟役員を退任しました。
余談ですが、平松純子さんは先日ISUの理事に就任することが決定しましたね。

訴訟に話を戻します。
2009年5月、東京地裁は業者側の訴えを棄却しました。
判決は、連盟とミヨシ・ネットワークスの業務委託契約は成立しておらず、業者が主張する使用料減額などの成果も認められない、などとしました。
連盟の林泰章会長代行は「連盟の対応が正当であると認められた」、業者側の代理人は「内容をよく検討したい」、とコメントしました。
ミヨシ・ネットワークスが控訴することが予想されました。

そしてさらに1年後の今回のニュースです。
ミヨシ・ネットワークスは控訴しましたが、2009年11月の東京高裁の和解案を双方が受け入れ、連盟は150万円を支払って和解したのですね。
2007年の東京世界選手権から3年半かかって完全解決。2011年の東京世界選手権前に片が付いてよかったと思います。

私のわかる範囲でざっとまとめましたが、細部がイマイチはっきりしない嫌なトラブルですね。
あの感動の世界選手権のウラでこんなことがあっただなんて。

あれから連盟も組織が変わったし、次の世界選手権では赤字も訴訟もトラブルもない、素晴らしい大会になることを期待します。
もちろん選手達の大活躍も含めてね!

スケート連盟新役員

2010-06-26 22:26:57 | スケート連盟
大ちゃんの新しいプログラム「アメリ」、ニュースで見たカケラ映像ではこれまでの彼にはない感じで、全体が見られるときが楽しみです。
「アメリ」と聞くと、昨シーズン(7月1日までは「今シーズン」?)のフローラン・アモーディオやパオロ・バッキーニのプログラムが思い浮かびます。
両方ともマイムを駆使したおもしろいプログラムでしたっけ。特にアモーディオ君のは曲調の変化に合わせて演技も変化させた、メリハリのついた魅力的なものでした。
あと思い浮かぶのはサラ・マイヤーのEXナンバーかな。アメジスト色の衣装で透明感溢れる演技だったような。
大ちゃんの「アメリ」は、また違った独自の世界観を持っているのでしょうね。

追記:そういえばクリストファー・ベルントソンも2シーズンほど前にSPで2シーズン続けて「アメリ」を滑っていましたね。すごくおもしろいプログラムで大好きだったのに、ついうっかり忘れていました。(汗)

映画「アメリ」は数年前にテレビ放送で見ました。不思議な世界観で、大好きな映画です。
「アメリ」と同じジャン=ピエール・ジュネ監督オドレイ・トトゥ主演の組み合わせの「ロング・エンゲージメント」も好きだったな。

ところで、スケート連盟の新役員が決まったようですよ。→中日スポーツ
【日本スケート連盟は26日、東京都内で理事会と評議員会を開き、役員改選で橋本聖子会長(45)を再選した。任期は7月1日から2年間で3期目に入る。
 副会長には前スピード強化部長の鈴木恵一氏(67)と衆院議員の長島昭久氏(48)が就任し、理事にはフィギュアの名コーチとして知られる佐藤信夫氏(68)が新たに入った。橋本会長は「現場の意見を取り入れる連盟でなければ、改革の一歩とはならない」と佐藤氏を推した意図を説明した。】

橋本聖子会長が3期目の再選。予期されていたことですが、よかったです。橋本会長は馬力のある人。これからも連盟の組織をどんどんよくしていってもらいたいと思います。競技は違っても元選手なのだから、選手サイドに立った改革もしてもらえますよね。

驚いたのは佐藤信夫コーチの理事入り。信夫コーチ、殿堂入りを果たしたのに続いて連盟の理事入りなのですね。
気になるのはコーチ業への影響ですが、今は手元にいる有名選手は小塚君ぐらいなのでしょうか?久美子コーチもいるし、きっと大丈夫ですね。
以前からどうして元有名選手やコーチなどが連盟の役員にならないのだろう、と思っていたのですよ。佐藤コーチなら現場感覚を生かした組織への一助になりそうで、今後の連盟に益々期待です。

平松純子さんがISU理事に立候補

2010-05-16 23:46:22 | スケート連盟
1日遅れのお知らせですが、元フィギュア部長の平松純子さんがISU理事に立候補したようです。→SANSPO.COM
意外とこういう話が好きで、連盟関係の人事記事はずっと追いかけていました。平松さんから現部長の伊東さんに変更した経緯などに興味がある方は、これまでに書いたものを読んでみてくださいね。→こちら(あまり関係ない記事も混じっていますが)

今回のニュース、消されたときのために全文コピーしておきますね。

【日本スケート連盟の橋本聖子会長は15日、国際スケート連盟(ISU)フィギュア技術委員の平松純子氏(67)が6月のISU総会の役員改選で理事に立候補したことを明らかにした。日本からは2002年に退任した久永勝一郎元副会長以来の理事会入りを目指す。

 フィギュアの世界選手権で高橋大輔(関大大学院)浅田真央(中京大)がアベック優勝し、来年は東京開催と日本の影響力が強い今回が当選の好機と判断。橋本会長は「活躍しているときに立候補を出せないというのも情けない」と説明した。

 平松氏は実行委員長を務めたフィギュアの07年世界選手権での運営をめぐって訴訟問題に発展した経緯もあり、立候補に反対した林泰章副会長が辞表を提出したが、橋本会長は「(辞表は)会長預かりにした。理解を求めていく」と話した。】

今や世界屈指のフィギュア大国の日本。その日本からの理事がISUに1人もいないとは。平松さんにはぜひISU理事になってもらって、ISU内での日本の発言力を高めてほしいと思います。

しかし、立候補に反対して林泰章副会長が辞表を提出!?
連盟内部のことなど知るよしもない一ファンとしての漠然とした感想ですが、現フィギュア部長の伊東さんも現強化部長の吉岡さんも、日本のフィギュアスケートと選手のためによくやってくださっていると思います。
たまにあれ?と思うこともありますが、一ファンと連盟幹部とでは考え方などが全く違うのは当たり前のこと。
しかし、この林泰章副会長に対してはいい印象がないんですよね。選手達に対してそれはないでしょという発言が多い。ちなみにこの方は元長野県岡谷市長さんです。未だに政治家としての観点からしかものを見られないんだろうか。
橋本会長、これはいいチャンスでしたよ。辞表を受理しちゃってくれればよかったのに。(笑)

連盟の理事会

2009-05-28 23:56:00 | スケート連盟
今日の連盟の理事会で、城田さんの連盟への正式復帰が承認されました。→サンスポ

<日本スケート連盟は28日の理事会で、来年2月のバンクーバー冬季五輪でメダル獲得の期待が高いフィギュア勢のために、選手村の外に独自拠点を確保することを決めた。
代表選手が競技に集中できるように選手村で割り振られた部屋はシングルで使い、あぶれたコーチやスタッフは村外拠点に宿泊する。来年2月4日からの3週間程度、約330万円で五輪会場となるリンクの近くに一軒家を借りる。
また、荒川静香が金メダルを獲得した前回トリノ五輪の監督などを歴任した城田憲子元強化部長の正式な強化部復帰も承認した。城田元強化部長は3年前に発覚した不正経理事件で理事を引責辞任したが、複数の選手が支援を要請したため、3月の世界選手権などで強化現場に戻っていた。>

オリンピックの代表選手の選考方法については、まだ結論に至らず引き続き協議するようです。→時事ドットコム


スケート連盟の委託料請求を棄却

2009-05-26 00:00:18 | スケート連盟
フィギュア関連でもこの話に興味のある方は少ないと思うので、自分用のメモです。しかも5月14日の記事。完全に見逃していました。なんかニュースないかな~とうろうろしていて偶然気付きました。
以前この関連記事を追っ掛けていたので。

asahi.com

<07年3月の世界フィギュアスケート選手権(東京体育館)の開催で、日本スケート連盟から会場使用料の減額交渉などを請け負ったとするコンサルティング会社が、日ス連に業務委託料約2450万円の支払いを求めていた民事訴訟の判決が13日、東京地裁であり、業者側の訴えが棄却された。
判決は、日ス連とコンサルティング会社「ミヨシ・ネットワークス」(東京都中央区)の業務委託契約は成立しておらず、業者が主張する使用料減額などの成果も認められない、などとした。
日ス連の林泰章会長代行は「連盟の対応が正当であると認められた」とコメント。業者側の代理人は「内容をよく検討したい」と話している。>

どうでもいいことだけれど、「日ス連」という短縮が見慣れなくて変な感じ。
連盟側に有利な判決が出たようでよかったです。業者は控訴とかするのかな?

この2007東京世界選手権の1億円の赤字とこの訴訟を理由に、平松純子さんは責任を取らされて、フィギュア部長を辞任に追い込まれたんですよね。
この約2450万円は会場使用量の減額交渉代なんて業者は主張していますが、それで1億円の赤字・・・。東京体育館のような公共施設を使用するのになぜこんなものが必要なのか理解できないし、大体まともな業者なのかさえ疑問です。
連盟は実際にこの業者との間に繋がりがあったのでしょうか?それとも付け込まれたのでしょうか。
連盟にも不正経理をしていたり、後ろ暗いところがあったんですよね。
負は連鎖するからな~。クリーンな組織に生まれ変わってほしいです。
取り合えず、今回の判決はよかったと思います。

悪い雲行き

2009-01-21 23:54:34 | スケート連盟
昨日の城田さんと連盟の話題にコメントありがとうございます!大ちゃんを守りたいという声が多くて頼もしい限りです。
でも実際は私達ファンにできることは、余りにも限られています。連盟に抗議のメールや手紙を送る、場合によっては署名を集めるといったところがせいぜいでしょう。
今のところ、私には具体的に何か行動を起こす予定はありません。ただ、なるべくきちんと事態を把握し、何が起こったのか、何が起こっているのか、そしてできることなら何が起きようとしているのかを知りたいと思っています。
そしてこの件について少しでもたくさんのフィギュアファンの方に知ってもらい、関心を持ってもらうために、ここでお伝えしていこうと思います。
いわば「連盟ウォッチング」ですね。(笑)連盟問題に関心を持つ方が増えれば、連盟も少しはよくなっていくと信じたくて。
とても消極的な方法で、大ちゃんを「守る」ための役には全く立たないのかもしれません。それでも何もしないよりはましだと信じています。
今後ずっと、連盟に関する情報やご意見、お待ちしております。

昨日は毎日jpに元フィギュア強化部長の城田憲子さんの記事がありましたが、今日は更に複数のメディアが取り上げたようです。

まず、朝に読売新聞を開いたところ、「城田氏が現場復帰へ」という記事が。

そしてYukkarさんからスポニチの記事を教えて頂きました。ありがとうございます!→スポニチ

<06年に表面化した日本スケート連盟の不正経理事件で、理事を引責辞任した06年トリノ五輪の監督で元フィギュア強化部長の城田憲子氏(62)が、連盟の役職に復帰する見通しとなった。

複数の代表選手が城田氏の支援を要請したためで、21日の同連盟の理事会で話し合われる。承認されれば、10年バンクーバー五輪の本番会場で行われる2月の四大陸選手権に同行し、3月の世界選手権(米ロサンゼルス)から支援スタッフとして派遣されるという。

不正経理事件で引責辞任した元理事らは、公的な活動を無期限で自粛しているが、同連盟は有罪判決を受けた元会長、元専務理事以外は、理事などの要職以外での活動再開を認める方向。辞任から約2年半が経過した城田氏の手腕を活用することになりそうだ。>

「複数の代表選手」とは昨日の毎日の記事と合わせると織田君と村主さん?と思っていたら、追加の記事が出ていました。→スポニチ

<日本スケート連盟にとって、約2年半前の不正経理問題で大きくイメージダウンした人物の国際大会派遣を認める決断は簡単ではなかった。城田元強化部長は刑事罰に問われておらず、昨年2月に活動自粛を解かれてからは個人資格で国際大会のジャッジも務めていたが、今回は強化現場への復帰で意味合いが異なる。

伊東秀仁フィギュア委員長によると、1年後に迫った五輪でメダル獲得を狙う男子の織田、女子の村主章枝(avex)らが、城田元強化部長のスタッフ入りを直訴した事実が背景にある。

伊東委員長は「過去の実績があり、織田や村主の復活の支えになってきた」と説明した。前回のトリノ五輪まで3大会連続でフィギュアの監督を務め、トリノで金メダルに輝いた荒川静香も育てた元強化部長に代わる人材が育っていないことも大きな要因だ。

林泰章会長代行は「世論もある。結果が駄目ならたたかれることは百も承知。ただ、選手が直訴してきたことは過去になく、五輪も見据えて選手が最高の演技をするため、連盟としては重く受け止める必要があった」と打ち明けた。組織としての体裁よりも現場の意見を優先し、不退転の決意で五輪に臨むことになる。 >

過去にどういうことがあった人なのか、ということを無視して、自分達の利益になるなら連盟に戻そうと働きかけるのは選手としてどうなのかと思います。自分達が世話になったから・・・?もしかしたら城田さんに頼まれたとか・・・?
言い訳がましいのですが、連盟等には厳しい目を向けても、私はなるべく選手のことは悪く書かないようにしているのですが、これはさすがに厳しい目を向けざるを得ません。
選手生命は短いので、その間にできることがあればどんな手でも使うということなのでしょうか。その結果、連盟内部が再び腐敗し、長い目で見て他選手の不利益になったとしても構わないのだろうかと疑いたくもなります。当人達はそこまでは思ってないでしょうけれど、今の自分がよければ他のことは知らないという浅はかな行動にも思えます。

選手の名前を明らかにしている伊東さんは、いざとなったら責任を選手に押し付ける算段かと疑いたくもなるし。許可した時点で、城田さんを連盟に戻したことで何か悪影響が起きたら、選手以上に伊東さんの責任は重いのですけれどね。もちろん林泰章会長代行も同じことです。
選手を守りたい気持ちが少しでもあるなら、毎日の記事と合わせれば織田君・村主さんであることは誰の目にも明らかであっても、マスコミにはっきりと名前を明かすべきではなかったと思います。

更に言えば、伊東さんは選手の要望だったことすらも言うべきではなかったと思います。選手の要望だったと言えば、その選手は誰だということになるのは明らかなこと。城田さんを連盟に戻したことを責められたときのために、選手に責任をなすりつける自己防衛でもしたかのように思えてしまいます。
ま、いかにも伊東さんらしいです。伊東さんのことをよく知っているわけではないけれど、これまでのイメージとぴったり合います。反対に、GPS2大会の出場資格緩和の手際のいい鮮やかなやり口が、彼のイメージと合わないんですよねぇ。(汗)

この記事にはさらに続きがあり、JOCも認めざるを得なくなったようです。→スポニチ

その他の記事

サンスポ
<元フィギュア強化部長の城田憲子氏(62)を、来月の四大陸選手権(カナダ・バンクーバー)にアシスタントチームリーダーで派遣することを決めた。>

47ニュース
<同連盟によると、織田信成(関大)ら複数の選手から城田元強化部長のスタッフ入りを望む声が上がったためで、選手強化を優先した。理事やフィギュア委員長など要職への復帰は今後も認めない。>

「要職への復帰は今後も認めない」と言っていますが、辞任から2年半足らずで復帰ですから、今後そちらもどうなるかわからないような気がします。職名がなくても実権は振るい続けるでしょうし。

毎日jp
<しかし、昨年2月、背任罪で有罪となった松本充雄・元専務理事を除く7人の活動を一部容認。城田氏は同11月のロシア杯に審判として派遣されている。>

連盟から審判として派遣されていて、もう公に活動していたのですね。ロシア杯の審判だから、日本の連盟の代表として行ったようなもの。

何だか益々悪い雲行きですね・・・。連盟、なんて困った組織。

連盟さん、清く正しく美しく、そして強く賢くあれ!

2009-01-20 17:21:39 | スケート連盟
先日はブログが1年続いたお祝いのコメントをたくさん頂いて、どうもありがとうございました!こんなにたくさんの方に祝って頂けるとは思いませんでした。
「ヒーロー」にも賛成してくださる方が多くて。でも、スケーターとしての大ちゃんはみんなのもの、でもヒーローとしての大ちゃんは私だけのもの、と思っていた(爆)ので、「私のヒーロー」から「私達のヒーロー」になってしまったのがちょっぴり残念かも。(笑)なんて贅沢で我儘なんでしょうね。
これからも突っ込みどころの多い我らがヒーローを、ご一緒に応援していってくださいね~!

で、ヒーローものには悪役や不穏な雲行きが登場することが多いのですが、そんなときにこの記事。→毎日jp
え~い!削除されたときのために全文コピペしちゃえ~!

<12月26日深夜、長野市内のホテルの一室。フィギュアスケート関係者数人が集まり、ワインを傾けていた。中心は、かつてフィギュア界の「女帝」と呼ばれた城田憲子・元日本スケート連盟フィギュア強化部長。数時間前に同市で行われた全日本選手権男子で初優勝した織田信成の母・憲子コーチも同席し、城田氏に「息子は城田さんが考えた通りになった」と礼を言った。

織田は07年夏に飲酒運転で検挙され、昨季を棒に振った。しかし今季はNHK杯優勝など復活。荒川静香や安藤美姫を世界一に導いたニコライ・モロゾフコーチに師事したことが大きい。未成熟な部分があった織田の演技が、モロゾフ氏の指導で正統派の堂々たるものに変わった。そのモロゾフ氏と織田との橋渡しをしたのが城田氏だ。城田氏は「以前からニコライに『織田を教えたい』と頼まれていたし、織田も環境を変えた方がいいと思った」と明かす。

全日本選手権女子で2位と復調した村主章枝も、今季からモロゾフ門下生となった一人。不振に悩む村主から相談を受けた城田氏が「ニコライは少ないエレメンツ(演技要素)で点数を上げるのが得意。(跳べるジャンプが少ない)村主に合うかも」と紹介した。

城田氏は97年に強化部長に就任すると、全国有望新人発掘合宿や、小学生からの海外遠征など、才能ある選手に英才教育を実施。また豊富な人脈を生かし、選手個々に合った海外の名コーチを選んだ。98年長野五輪で入賞ゼロだった日本が、世界屈指の強豪国へと変わる原動力だった。

だが、06年3月に発覚した日本スケート連盟の不正経理事件に連座して失脚。連盟は理事復職の永久禁止を決め、連盟活動自粛も勧告した。「城田派」のスタッフの多くは強化の中枢を離れた。

だが、やはり城田氏の持つ強化ノウハウ、人脈は捨てがたかった。連盟は昨年2月の理事会で、城田氏らの連盟活動の一部容認を確認。同7月に就任した伊東秀仁・フィギュア部長は、城田氏の側近だった吉岡伸彦氏を強化部長に充てた。伊東部長は「昔の派閥や確執を引きずらず、日本を強くするために必要な人には活動してもらうべきだ」と話す。

一連の事件に関連した城田氏のイメージは良くない。しかし、バンクーバーに向けて強さを盤石にするため、連盟は城田氏の手腕も生かすことにした。復権しつつある城田氏は「次は高橋大輔よ」と、右ひざ手術で今季欠場中の「男子のエース」復活に意欲を燃やす。>

バンクーバーに向けての連載記事のようなのですが、元日本スケート連盟フィギュア強化部長の城田憲子さんにスポットを当てています。
織田君とモロゾフの橋渡しをしたのも彼女。私はスケ連、何やってるのよ!とあの頃思っていたのですが、黒幕は現連盟役員ではなく、元連盟役員だったのですね。当時フィギュア部長の平松さんや当時強化部長の伊東さんは、その動きを知っていても、「女帝」のやることだから傍観するしかなかったのかしら。(ため息)
まあ、それは済んだ話なのでどうでもいいです。

でも「次は高橋大輔よ」って何よ!私は大ちゃんが怪我をした原因のうちの1つはがんばりすぎかなと思い込んでいるんだけれど、もし大ちゃんがモロゾフがいなくても立派な演技をしていい成績を出せるところを見せたくてがんばりすぎていたのだとしたら、彼が怪我をした遠因は彼女にあると言えないこともないぐらいなのに。
大ちゃんのことは彼と周囲が考えるだろうから、どうかそっとしておいてほしい。
私達のヒーローに女帝の魔手が伸びないように祈ります。守りに行きたいぐらいよ。(笑)

そして連盟さん、時代を逆行させるような、再び腐敗の種を撒くようなことはやめてほしい。新しい人材、新しい体制を強化して、ISUとも堂々と渡り合い、日本の選手たちを守っていけるような組織に生まれ変わってください。
GPS出場条件緩和とか、最近の連盟の変化を評価していただけに今回の記事にはがっかりです。

気分を変えて、こちらは真央ちゃんの筋トレの記事。→asahi.com
筋トレ前、腹筋・背筋が同年代の女子高校生並みだったなんてびっくり。スパイラルとかで足を持ち上げるのには、腹筋や背筋が強くないとできなさそうなのに。

そして、キミー・マイズナーやエミリー・ヒューズが怪我のため全米を欠場。→sportsnavi
世界選手権や四大陸の代表にはもう選ばれないのかしら。

平松部長の退任理由

2008-06-20 23:55:36 | スケート連盟
予想通り、今朝の読売新聞にスケ連の記事が載っていました。でも内容は予想とは少し違っていました。そういうわけでまたまたスケ連の話題です。スケ連の話題って楽しい内容じゃないんですよね。選手の情報とか楽しい話題ばかりのほうが読んでくださる皆様にはいいのかもしれません。
でもリンク問題と並んで、スケ連の話題も取り上げていこうと決めたので、我慢しておつきあいください。

6月20日読売新聞朝刊
<平松部長の退任 政治献金が理由 スケート連盟会見>
日本スケート連盟は19日、今月末で退任する平松純子フィギュア部長(フィギュア委員長)、すでに辞任した田村正人副部長の離任理由について、「昨年3月のフィギュア世界選手権(東京)を巡って連盟と係争中のイベント企画会社が、政治献金をしていたため」と発表した。平松氏は大会実行委員長、田村氏は副委員長だった。
記者会見した常山正雄専務理事によると、今月初め、このイベント会社が連盟に支払いを求めている活動費用に政治献金が含まれていることが確実になり、10日の理事会で対応を協議。財団法人である組織の政治献金には問題があるとして、同社に業務を依頼した田村氏と、田村氏を監督する立場にあった平松氏が責任を取ったという。
同社の代理人は「係争中であり、コメントは差し控えたい」としている。

以前の記事では「政治献金」は「ロビー活動費」と表現されていましたが、同じものなんでしょうね。「ロビー活動費」という言葉は怪しげだけど、「政治献金」という言葉からは、どの政治家さんの元へ流れていったんだ?というのが気になります。
スポーツ欄の短い新聞記事からは、事件の全貌がまったく見えてきません。

sportsnaviにも記事が。これは田村副委員長の辞任についてです。

真央ちゃんが中京大に進学しますね。真央ちゃんだけでなくトップ選手って、私はついついちゃんとお勉強しているのかな~って気になってしまいます。
来年完成する中京大のサブリンクについても。1つの大学に2つのリンクって豪華ですね。ナショナルトレーニングセンター強化拠点に指定されているから、国からの補助金も入っているのでしょうか。
世界選手権前は真央ちゃんの貸切時間が長かったようだし、他の選手達も練習時間がさらにとれるようになっていいですね。
全国からこのリンクに選手達が練習に来ているし、この前の鈴木明子ちゃんのSPの振付もこのリンクだったし、リンク不足に悩む選手達の救いのリンクになるようです。
sportsnavi

フィギュア委員長に伊東さん&織田君のプログラム

2008-06-19 16:32:23 | スケート連盟
やっぱり、と分かっていたことですが、新フィギュア委員長が伊東さんに決まりました。
sportsnavi
<日本スケート連盟の次期フィギュア委員長に、現体制に反対して立候補した強化部長の伊東秀仁氏(46)が就任することが19日、明らかになった。約1億円の赤字を出した昨年の世界フィギュア選手権(東京)の運営で責任を問われていた平松純子委員長(65)が退任することに同意した。同日午後に日本連盟が記者会見する予定。
 5月の委員長選で平松現委員長と伊東氏は同票だった。連盟幹部が話し合いによる決着を図ったが、1カ月近く次期委員長が決まらない状況が続いていた。2010年のバンクーバー冬季五輪に向けた体制づくりも遅れ、人選が注目されていた。>

伊東さんにがんばってもらうしかないですね。しっかり頼みます。
スケート連盟の動きにはこれからも注目です。私は過去の事件のこともよく知らないので、まず少し調べないといけないんですけれどね。

そして昨日は織田君のニュースもありましたね。sportsnavi
8月の北米の競技会に出場するようです。GPSも1試合ですし、1試合でも多くこなして試合勘を取り戻したいんでしょうね。がんばってほしいです。
そしてSPが「仮面舞踏会」、FSが「ワルシャワ・コンチェルト」で、両方ともローリー・ニコルさんの振付。
楽しみではあるのですが、織田君×モロゾフの競技プロも見たいなあ。来年までおあずけでしょうか。
しかし、村主さんの公式発表もですが、日本の公式発表って、いつも外国のメディアより遅いですね。日本の選手のことだから日本のメディアから第一報は入ってきてほしいような気も。

ところで、私はアサインが出てからずっと無良君が本格シニア参戦するのかが気になっていて、調べてもよく分からないので悶々としています。
知ってらっしゃる方がいらしたら、教えてくださいね。
どうしてそんなに気になるかって?動機は不純なんですけれどね。無良君、町田君がシニアに上がったほうが、佐々木君がジュニアで3位以内に入って全日本に出場する可能性が高まるじゃないですか。全日本で佐々木君の演技を観て、テレビ放送を録画するためなんですよ。(爆)
いや、無良君、町田君も期待しているし、応援しているんですけれどね。