気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

臨海スポーツセンターの存続決定!!!

2008-05-31 12:12:56 | リンク問題
臨海スポーツセンターの存続が決定しました!!!
暗いニュースが多かった中、久々の明るいビッグニュースですね!
存続の会のサイトで新聞記事が読めます。

<5月31日 朝日新聞大阪版朝刊
大阪府の橋下徹知事は30日、改革プロジェクトチーム(PT)が廃止方針を打ち出していた府立8施設のうち、国際児童文学館など5施設の廃止する方針を決めた。大相撲春場所が開催される府立体育会館など3施設は存続させるが、運営費削減などの改善措置をとるように担当部局に指示した。
(中略)
また、臨海スポーツセンターは、大規模改修が必要となる14年度まで存続させ、運営が改善されていなければ廃止し、弥生文化博物館も運営費20%削減などの経営努力をすることが条件だ。>

臨海スポーツセンター存続の会」の保護者や支持者の皆様の地道で多大な努力、施設を必要とする選手達の悲痛な訴え、大ちゃんたちトップ選手の協力、それを見た私達ファンのささやかな協力、この問題に対する関心は関西に留まらず、日本中のメディアも取り上げていました。
最終的に何が決め手となって知事の心を動かし、存続が決定したのかは分かりませんが、たくさんの人の努力や協力や関心の高さが実ったのだと思います。
「臨海スポーツセンター存続のためのイベント」で見たたくさんの選手・ちびっこ達、運営にあたってらっしゃった保護者の方々の姿が目に浮かびます。彼らはどんなに喜んでいるでしょうか。そして自分自身現役選手として大変な状況にありながら、できる限りの協力をした大ちゃんもどんなに安堵し喜んでいるでしょうか。
1つ1つの小さな力が集まれば府政という大きなものも動かせるんだって、このニュースを知って、感動して泣いてしまいました。(嬉し泣きだからいいですよね。笑)

次は大ちゃんがスケートを始めたウェルサンピア倉敷ですね。こちらにもいいニュースが入るといいですね。でもきっとこちらもうまく行く!なんだかそんな気がしてきました。

お知らせくださった睦月さん、tokuさん、ありがとうございました。

追記:大規模改修が必要となる14年度まで、6年間存続が延びたということなので、これまでに運営が改善されなければ再び廃止の危機にさらされます。
存続の会の方々は行動力のある情熱を持った方々なので、この間になんとか解決の方向を探っていくと信じています。
ウェルサンピア倉敷とともに、臨海スポーツセンターの今後にも注目していきたいと思います。そして何か協力できることがあれば、できる限り協力したいと思っています。

一連の出来事(2)

2008-05-29 00:14:21 | 高橋大輔その他
続きです。書き始めたときはこんなに長くなるとは思いませんでした。
のんびりゆったりのオフシーズンを返せー!って、勝手に書いているだけですけれど。(汗)

3月2日 大ちゃん合宿地のオランダへ出発。オランダでの調整後スウェーデン入りすると報じられる。関西空港でもち入りカレーうどんを食べる大ちゃん、かわいい。<asahi.com
仕方がないかもしれないけれど、大ちゃんは本当は日本が好きなのにって私は思っていました。対照的に真央ちゃんは中京大のリンクで1人で黙々と練習。

3月8日 バーケルコーチのインタビューがicenetworkに掲載される。
Oda will compete in some major summer competitions in Canada to test drive the new programs so he will be competition ready for the start of the 2008-09 season.(織田は2008-09シーズンを切るにあたり、新しいプログラムのテストとしてカナダのサマースケートに出場するつもりだ。<icenetwork“Canadians healthy,ready for worlds">

3月11日 icenetworkの記事の内容に対して、織田君の公式サイトのBBSで管理人さんが触れています。
要約すると、「この情報は少し古くて、現在は状況が変わっている。大会やショーへの参加は未定で、サマースケートは分からないし、もっと早い別のものに出るかもしれない。ただ織田君の練習が順調であることと、FSが新しくなったことは間違いない。」
織田君のコーチがバーケルからモロゾフにシフトしたことを伺わせる、記述です。

※この時期のスケート靴について
モロゾフ“His boots(skates) were not ordered on time.His agent didn't do it.(彼のスケート靴が予定通り注文されなかった。エージェントがしなかったからだ)"<Japan Times>
四大陸選手権で履いた靴がフィットせず、オランダで急きょ取り換えた靴の調整不足もあった。<4月18日 asahi.com
モロゾフは大ちゃんがワールドで負けた原因を、エージェントのスケート靴の注文が遅れたせいにしています。靴の注文が遅れたのは本当のことだろうと思う。しかし敗因を全てそれになすりつけるのは・・・(汗)

そしてIFS誌のインタビューでは敗因をこう語っています。
Morozov said Takahashi's fourth-place finish at 2008 Worlds was a combination of boot problems, lack of proper preparation and too much international travel.(2008年の世界選手権で高橋が4位になったのは、スケート靴の問題、十分な練習の不足、海外への(ショーのための)渡航といった原因が重なったためだとモロゾフは語った。)<IFS誌 Aug.2008>
スケート靴のことはともかく、練習不足、海外へのショー出演はでたらめでは?

3月16日 大ちゃんオランダの合宿地からスウェーデンに現地入り
この日は大ちゃんの誕生日であり、公式練習の第一報があった日でもあります。ジャンプの調子もいいと報じられています。
今年のワールドは例年にない女子が先、男子が後。美姫ちゃんにつきそうモロゾフに合わせて現地入りを早くした大ちゃん。現地入りして2日ほどでピークを迎えると分かっていたのに・・・日を追ってジャンプの調子は落ちていきます。

3月18~23日 世界選手権
優勝候補筆頭の大ちゃん、まさかの4位。

3月31日 織田君の公式サイトの管理人さんのdiaryで、この日織田君と織田コーチが出発したことに触れています。目的地はまずトロントで、その後に向かうのはバリーでもカナダでもない、とのことです。
やはりモロゾフのところ、と考えるべきでしょうね。

4月1日 関西大学入学式
大ちゃん、一緒に卒業式を祝ってもらう。スピーチで、「大学院、大学在学中に1年後輩の織田信成君と一緒にバンクーバーオリンピックに出場したいと思います。」と自主謹慎中の織田君にエールを送る。
何も知らずに無邪気に後輩にエールを送った優しく男気ある大ちゃん・・・事態を知ったのはその数日後だよ。(涙)

4月6日前後(世界選手権の2週間後)
大ちゃん、スケート連盟から、織田君がモロゾフに師事したことを知らされる。

4月20日 ジャパンオープン
大ちゃんの演技、「爆弾もの」になる。
後になって、元気のなさにモロゾフ・織田君のことも響いていたのではと言われるが、関係は不明。
ただ、知ったのが6日前後、結論を出しモロゾフに話したのが29日前後、その間中悩んでいたに違いありません。

4月 ジャパンオープン後
“I asked him to call me after the Japan Open in April but he never did.(4月のジャパンオープンの後、大輔に電話するように頼んだが、彼は全く掛けてこなかった。"<IFS誌 Aug.2008>

※IFS誌のインタビューにおける、コーチを引き受けた時期についての矛盾
When Oda first approached Morozov in early March about working together, Morozov said he could not commit.(一緒に練習したいと織田がモロゾフに最初にアプローチをしてきたのは3月初旬だが、モロゾフは引き受けなかったと言った。)
“Before Worlds Nobu asked me but I was unable to give him an answer. I made my decision after the Japan Open and told him yes.(世界選手権の前に信成は頼んできたけれど、僕は答えられなかった。僕が決心したのはジャパンオープンの後で、彼にyesと言ったよ。"<IFS誌 Aug.2008>
世界選手権の前にモロゾフが正式に引き受けなかったのは本当かもしれない。しかし3月31日に織田君は旅立っていて、目的地はまずトロントでその後別の場所に向かっています。この別の場所はモロゾフの元である可能性が高い。その直後の4月6日前後に大ちゃんは連盟から、モロゾフと織田君のことを聞かされています。ほぼ正式に決まっていないことを、関係者とはいえ当事者ではない大ちゃんに連盟が話すはずはありません。とすると4月初めには決まっていた可能性が高いと思われます。
ただ織田君がモロゾフの元へ練習のために再度旅立ったのは4月26日なので、書面による正式契約はJO後だった可能性もあるかも?モロゾフは自分が被害者面したいために話を巧妙にすりかえたのかもしれません。アメリカの雑誌と読者が日本の選手の細かい動向を押さえているわけがありませんからね、少々ならでたらめを話してもいいと思ったのでしょうか。

4月24日 DOIに織田君出場のニュース
併せて織田君が特別強化選手にも選ばれたという発表も。そのときはモロゾフ・大ちゃんが絡んでくるとは思わなかったから、単純に喜ばしいニュースとして捉えていました。

4月26日 モロゾフが織田君のコーチになるというニュース入る!(ファンが一連のことを知ったのはこの日が発端)
記者会見は連盟の伊東強化部長なども同席して成田空港で。この日織田君はアメリカのモロゾフの元へ飛び立つ。

4月26、27、29日、5月3~6日(7日間) 大ちゃんPIW横浜に出演
大ちゃんの元気のなさがファンの間で話題に。しかし後半に入るにつれて少しずつ元気になる。

4月28日 大ちゃん「花まるカフェ」に生出演
モロゾフのことも穏やかに話す大ちゃん、大人!しかしモロゾフの話題は衣装のときの1回きりしか出てこなかった。いつもと比べてずっと少ない。

4月29日前後(記者会見の1週間前&26日に旅立った織田君がモロゾフと練習を始めた2日後) 大ちゃんモロゾフに電話で決別を伝える。
29日はPIWが2公演あったので、その前後のオフ、28日の可能性が高い。
“Two days after I started working with Nobu, Daisuke called and said he did not want to work with me anymore.(信成と練習を始めた2日後、大輔から電話があり、もう僕と一緒にはやっていけないと言われた。)"<IFS誌 Aug.2008>

5月6日 PIW横浜最終日、コーチについて大ちゃん記者会見
「ライバルなので、一緒のコーチというのは自分自身ちょっときついというか、自分の中ではそれはないかなと。1週間前にニコライと話して3年間ありがとうと伝えた。織田君からは連絡はありません。」
ファンの心配、騒ぎピークに。

5月10日(PIW大津初日) 大ちゃんブログ更新
事態を鎮めようという大ちゃんの気迫に押されたのか、ファン落ち着く。

5月11日(PIW大津最終日) 織田君ブログ更新
大ちゃんに謝ったことで、ファンの気持ちはともかく決着は付く。

5月17、18日 韓国フェスタ・オン・アイス
大ちゃん・織田君出場。2人の仲の良さそうな姿を見て、双方のファンがやっと安心する。

5月25日 Japan Timesに“Morozov blames agent for breaking with Takahashi"の記事
モロゾフへのインタビュー時期は不明だが、5月6日以降に電話で。
モロゾフがインタビューに答えた時点で、大ちゃんのブログの英訳を読んでいないのは確か。インタビューがブログ更新の前なのか後なのかは分からないが、その日のうちに大ちゃんの英語のファンサイトには英訳が載っていた。
「今でも彼の事は尊敬していますし、大好きですね!!」この言葉はファンに対して、モロゾフを非難しないようにというメッセージだったのだと思うが、モロゾフ本人にも届いてほしかった。

6月 International Figure Skating誌の8月号のweb版に“Oda is ready to take on the world"という記事が。(日本で雑誌が手に入るのは7月)
“It was for me a very big surprise because I was so close to Daisuke. I put everything I had into him, all my energy. I even took dancing classes for two months with him in New York to get him ready for his short program last season. I am so sad about this, I can't even tell you. I really love him. He was one of my favorite syudents ever.(それはとても大きな驚きだった。なぜなら僕は大輔をとても大切に思っていたから。僕は自分の持てるもの全て、全エネルギーを大輔に注いだ。ニューヨークのダンス教室に2ヵ月間一緒に通うことすらしたよ。彼の昨シーズンのショートプログラムの準備のためにね。余りに悲しくて言葉にできないくらいだ。本当に彼を愛している。これまで教えてきた中でも、大好きな生徒だ。)"<IFS誌 Aug.2008>
モロゾフ大ちゃんに熱~いラブコール。とっくに振られているんだからしつこいよ!
しかも「大きな驚きだった」ってJapan Timesで言っていることと矛盾しまくり。何ヵ月も前からこうなることは分かっていて、自分には「選択の余地」がなかったんじゃ…
ダンス教室に一緒に通ったのは、自分の引き出しを増やすためでもあったでしょ。村上君もHip Hopだし、これからの振付にも使えるじゃない。

7月23日(日本時間24日) icenetworkに“Suguri and Oda get down to work"の記事。
モロゾフの話す内容が、Japan Times路線に戻っています。時期的な矛盾の多いIFSのインタが取り繕ったもので、Japan Timesとこの記事がモロゾフの心情に近いのかな。織田君のインタと噛み合わなくなってくるけれど。
“I didn't feel comfortable working with Daisuke anymore, because his agent really made everything so that he [the agent] could control the situation. I decided this before [taking on] Nobunari. It was not after Nobunari. I was actually very happy to end up with Nobunari because I had been thinking to stop working with Takahashi anyway.(大輔と働くのはもう快適に感じられなくなっていた。彼のエージェントが本当に何もかも決めて状況を仕切っていたから。これは信成を迎える前に決心していた。迎えた後ではない。信成とやっていくことになって、実際僕はとても幸せだ。どちらにしろ高橋と働くことをやめようと考えていたからね。)”

最後まで表面には出てこなかった連盟、織田君とモロゾフが接触し始めた時点で知らなかったはずはない。知っていただけで何もしなかったか、何かをしたがうまく立ち回ったので表面に出てこなかったのか、ここが謎。
きちんとした日本の記者さんが取材したものを読みたい。田村明子さんを希望します。

しかしJapan Timesの記事への怒りから書いた3部作(ってほどのものでもないけれど)ですが、書いてよかった。私1人だけ納得してしまって申し訳ないけれど、すっきりしました。
それに最初は引っかき回されただけと思っていた記事でしたが、見えなかった色々なことも見えてきて、マイナス面ばかりってわけじゃないのかもしれない。
何でも前向きに考えてみることにします。大ちゃん並みに立ち直り早っ!
まー、なんにしろ、モロゾフみたいな男とは切れて良かったと改めて思いました。あとは結果を出すだけ。大ちゃん、がんばれーーー!!!

関連情報を見落としていたり、私の解釈が変すぎる場合は遠慮なくご指摘くださいね。皆さんのご意見もお待ちしております。
ただ関係者に対する度を過ぎた暴言だけはご遠慮ください。私の言葉も他人から見たら相当ひどいかもしれませんが。

追記:cocoさんが教えてくださった織田君の関連情報を追加しました。cocoさん、ありがとうございました。

追記2:7月16日にIFS誌8月号の記事“Oda is ready to take on the world"よりモロゾフのインタビューを追加しました。

追記3:7月25日にicenetworkの“Suguri and Oda get down to work"より、モロゾフのインタビューを追加しました。

一連の出来事(1)

2008-05-29 00:05:38 | 高橋大輔その他
1つ前の記事の内容を前提に書き進めます。「思い違いや記憶違いがあるかもしれないが、表に出た事実関係はほぼ本当のことだ」ということを前提に、少々強引にこれまでの出来事の整合性を付き合せてみました。私の推測・妄想・こじつけ入りまくりです。(笑)

2007年夏
“I called Daisuke so many times in Japan and left him messages. Days later he would respond by e-mail saying he was sorry he had not responded ,that he was busy. I tried to hide my emotions because I did not want him to know that I was upset but I was.(日本の大輔に何度も電話して、メッセージを残した。何日かして、忙しくて電話に出られなくて悪かったとメールで返事が来た。僕は動揺していることを知られたくなかったので、感情を隠したが、動揺していた。)"<IFS誌 Aug.2008>
妙な前兆を最初に感じたのが昨年の夏だったと、モロゾフは語ります。この頃大ちゃんはアイスショーに出まくりでしたから、忙しくて電話できなかったのでしょう。

2007年10月6、7日 日米対抗戦
モロゾフこの時点で既に記者に語る。
“I don't like the way his agent is acting.(彼のエージェントのやり方が好きじゃない)”<Japan Times>

12月2日 NHK杯男子FS、大ちゃんの演技後、モロゾフキスクラで涙ぐむ。

12月27日 全日本男子FS、初めて4回転2本成功させた大ちゃんの演技後、モロゾフ大ちゃんをハグして顔を寄せる。

2008年2月13~17日 四大陸選手権
大ちゃん歴代最高得点で優勝!大ちゃんとモロゾフは記者のいう“a match made in heaven(天国で定められた組み合わせ)"にも思えた。
この前後に収録された『夢の扉』で、「ミキとダイスケをバンクーバーで素晴らしい演技をさせたい」と語る。
この時点ではモロゾフの中に大ちゃんと離れるという考えはなかったのだろうか?

※エージェントとモロゾフの狭間
世界選手権の前から、モロゾフは大ちゃんに自分かエージェントかの二者択一を迫っていた。
“He had the choice to continue to work with me or work with his agent. It is not a simple situation. I don'tknow why he chose the agent, but I think it is more important for him to make money.(彼には僕と働き続けるか、エージェントと働くか選択の余地があった。状況は単純ではなかった。なぜ彼がエージェントを選んだのか分からないが、金を稼ぐことのほうが大事だったんだろう。)"<Japan Times>
どちらともうまくやっていきたかったであろう大ちゃんに、辛い選択を迫るなんて。捨て台詞も汚い。
そして恐らく大ちゃんはどちらともうまくやっていきたいと答えたのだろうが、それがモロゾフには自分を拒んでいるように感じられた。
それがモロゾフに次の行動を取らせる、というか次の行動を取った言い訳にさせた。(汗)

※モロゾフは織田君のコーチをいつ引き受けたのか。またどちらが先に行動を起こしたのか。
Morozov said he was left with no choice when it became apparent to him, before the world championships, that he was going to lose Takahashi.(世界選手権前に高橋を失うだろうということが明らかになったとき、自分には選択の余地がなかったとモロゾフは語った。)<Japan Times>
大ちゃんに拒まれたと勝手に思い込んだと思われるモロゾフは、かなり以前からかもしれないが、織田君に声を掛けた。
4月26日の織田君のインタビューによると、「何度か一緒にやらないかと誘っていただいた。」
スケート連盟がモロゾフに織田君のコーチを依頼したのではないかという記者の質問に、モロゾフはこう答えています。
“He approached me himself about me becoming his coach.(彼自身が僕にコーチを依頼した。)"<Japan Times>
連盟を通さずに織田君が直接自分にコーチを依頼してきたと言っています。織田君のインタビューと矛盾する訳ではありません。声を掛けられたから、正式に依頼したのでしょう。そしてモロゾフは依頼されて引き受けるときに、織田君に大ちゃんとの関係を説明したようです。
“I explained everything to Oda about why I chose to coach him and Takahashi left, and he said he understood. I'm relieved and have enjoyed working with him so far.(僕はなぜ彼のコーチを引き受けることを選んだのか、なぜ高橋が去って行ったのかを織田に説明し、彼は理解したと言った。今のところ僕は安心しているし、彼と働くことを楽しんでいるよ。)”<Japan Times>
大ちゃんがモロゾフを選ばなかった時点で、大ちゃんが去っていったと思い込んでしまい、そう織田君に説明したようですね。
“It was very hard when Daisuke made that decision. Before I came to New Jersey, Nicolai and I talked about Daisuke a lot. It was difficult for me when Daisuke left. He was always been very good to me, he is my friend.(大ちゃんが決断したときはとても大変でした。ニュージャージーに行く前に、ニコライと大ちゃんについてたくさん話し合いました。大ちゃんが去って行ったのは辛かったです。いつもとても親切にしてくれたし、僕の友達です。)"<IFS誌 Aug.2008>
織田君はこう語り、話し合ったというニコライの言葉を裏付けています。

さて、5月11日に更新された織田君のブログで、彼はこう語っています。
「今年からコーチがニコライ・モロゾフコーチに変わりました。
モロゾフコーチやカナダのコーチであったリー・バーケルコーチと相談した結果、
自分で決めた決断です。(バーケルコーチに関する部分、略)
モロゾフコーチは大学で一年先輩の高橋選手のコーチであり、
自分がその二人の間に入り、素晴らしい師弟関係を壊してしまった事を本当に後悔しています。
高橋選手は、僕が謹慎中だったにも関わらず優しくいつも通り接してくれて、
それを恩を仇で返すような結果になってしまい、高橋選手を傷つけてしまった事、
本当に本当に、申し訳ないです。」
モロゾフの言葉と合わせれば、師弟関係はもう壊れてしまっていると信じ込んでいたから依頼したのに、実際は少なくとも大ちゃん側から見れば壊れてはいず、モロゾフの言葉を信じた自分の行動によって結果的に壊してしまったこと(とそれにより自分が非難されたこと)を後悔している、と読めます。壊れてしまっていたと思っていたものがまだ壊れてはいず、自分が壊してしまった張本人にされ、彼も驚愕したのではないでしょうか。
そうであるなら、事前に織田君から大ちゃんに一言もなかったことの理由も納得がいきます。普段連絡を取り合うほど仲がいいというわけではないなら、すでにモロゾフの弟子ではないはずの大ちゃんに話す必要などありません。
ここまで書いた内容、全て私の妄想なのですが、書いていて織田君に同情してしまいました。彼のブログが更新されたときは、もっと事情を説明してほしい、この書き方ではって思っていたんですけれどね。
モロゾフが嘘を付いたことになってしまうから、事情を説明するわけにはいかなかったのかな。モロゾフの方から説明してくれて織田君にとっては良かったと言える?

7月23日(日本時間24日)のicenetworkのインタビューでは織田君はこう語っています。
Oda said he thought he could train alongside Takahashi, with Morozov coaching both.(織田はモロゾフが2人をコーチする元で、高橋とトレーニングできると思っていたと語った。)
“I was hoping so. I think he is a very good skater, and I [thought] if I could train with him in the United States, it would be very good for both of us.(僕はそうしたいと思っていました。大ちゃんはとてもいいスケーターだと思うし、アメリカで一緒にトレーニングできたら、僕たち両方にとってとてもためになるだろうと思ったので。)”
織田君の一連のインタビュー、初めのほうは状況をどうとでも取れる言葉が多かったのですが、ここへ来てはっきりと状況を語っています。でもこのインタはJapan Timesやicenetworkのモロゾフのインタと明らかに矛盾するんですよね。もちろんモロゾフよりも織田君を信じたいし、ここまではっきりと語っているなら尚更です。

それにしてもコトは大ちゃんが知らないうちに、世界選手権の前から進んでいたようですね。(ため息)
しかもこれはかなり前から起こり始めていたことなのかもしれません。それを示す部分があります。
“Takahashi should have acted earlier if he wanted to stay with me. He knew this was coming for months. I was forced into situation where I had no choice.(高橋は僕のところにいたかったのなら、もっと早く行動を起こすべきだった。何ヵ月も前から彼はこんなことになるのが分かっていた。僕は選択の余地のない状況に追い込まれてしまった。)”<Japan Times>
かなり前、もしかしたらシーズン始めから、モロゾフは大ちゃんにエージェントの二者択一をするように迫っていたのでしょう。そして大ちゃんが選ばなかったことで、モロゾフはかなり早い時期から織田君に声を掛けていたのかも。
ただし、大ちゃんが離れていくと思い込んでしまったとしても、なぜそれが織田君を誘ったことに対する「選択の余地のなさ」になるのかは不明です。
大ちゃんがいなくてもモロゾフの元には大勢の選手がいる(次のオリンピックのメダルを狙える選手というと厳しいのですが)ので、織田君を誘うのに選択の余地がなかったとは思えません。誘いたかったから誘い、依頼があったから引き受けただけなのではないでしょうか。
そして大ちゃんが実際に離れて行ってから、全てをエージェントの責任にし、自分は被害者面をした、と。(汗)

追記:kumさんにご指摘頂いたNHK杯のキスクラを付け加えました。kumさん、どうもありがとうございました。

追記2:7月16日にIFS誌8月号の記事“Oda is ready to take on the world"よりモロゾフと織田君のインタビューを追加しました。

追記3:7月25日にicenetworkの“Suguri and Oda get down to work"より、織田君のインタビューを追加しました。

記事の信憑性

2008-05-28 21:02:05 | 高橋大輔その他
皆さんもうこの話題は不快でしょうが、ちらりと触れただけで私はまだきちんとこのブログに書いていないので、まとめてみました。新しい材料が出ない限りもう触れないので、あと少しだけおつきあいください。(長いので分けましたが)

まずJapan Timesのこの記事の信憑性ですが、基本的に事実関係については、大きな間違いはないと私は思うことにします。記者がモロゾフの言葉を捏造したとしたら訴えられてしまいますから、それはないと思います。モロゾフがどこまで本当のことを語っているかについては、思い違いや自分に都合のいいように語っているにしろ、きちんと調べられたら嘘はばれますから、事実関係は全くの嘘ではないと思います。
大ちゃんはもちろんのこと、織田君・モロゾフについても皆がそれぞれの認識の範囲内で真実を語ったと考えることにします。

次に記者とモロゾフの人物について。
記者についてですが、私はこの記事の日本語訳を読んだとき、モロゾフの一方的なインタビューを取っただけで、それを検証するどころか自分の思い込みを付け加えて記事にする余りの安易さに、記者としての資質を疑いました。
それまで私は記事というものは真実を追及するものだと思っていたのです。しかし、昨晩このJapan Timesにおけるこの記者のこれまでの記事の一覧を見ていて、気が変わりました。この記者にとっては他の記者と少しでも違うことを書くことこそが「仕事」なのです。それがスクープであり、記者としての自分の存在価値なのだと信じているのでしょう。
まあ、まともに怒るのも馬鹿らしい相手ですが、これ以上大ちゃんを始めとする日本のフィギュアスケート選手の記事を書いて、引っ掻き回すのはやめてほしいものです。

モロゾフについてですが、モロゾフの語った内容は私にはまともな人間がまともな精神状態で語ったものに思えませんでした。
一例として、モロゾフは大ちゃんのエージェントを2回も嘘つき呼ばわりしています。既に発せられた相手の言葉を否定するためか、今後相手から攻撃されそうなので先に相手を嘘つき呼ばわりしておくか、公に誰かを嘘つき呼ばわりするパターンはこの2つだと思われますが、今回はどちらにも当てはまりません。これまで全く表に出ていないエージェントを、私怨で嘘つき呼ばわりするというのは、まともな大人の行動として考えられないことです。
モロゾフはかなり自己中心的なようですが、私が知っているこれまでの彼の姿からは、やはり彼はまともな人物であり、優秀なコーチ・振付師です。このインタビューを受けたときの精神状態が普通ではなかったのかもしれません。
単なる私の推測ですが、モロゾフは大ちゃんが自分の元を去っていったのを後悔していた。周囲の人に愚痴をこぼそうとも皆モロゾフに原因があるという態度で、誰もまともに取り合ってくれない。そんなときに、自分に同調してくれる記者がインタビューを申し込み、全面的に自分に賛成して話を聞いてくれるので、嬉々として語り、語れば語るほど言葉が激しくなった。そんなところかなと思います。
私自身、人間関係のトラブルに巻き込まれたとき、家族や友人に話を聞いてもらって鬱憤を晴らし、つい言葉も激しくなります。しかし同じことをしても、モロゾフのような立場の人が記者相手にしたとなると話は別です。
それとこれこそ名誉毀損ものの推測になりますが、このインタビューは電話によるものです。仕事中毒のモロゾフですから、インタビューは夜に受けたのではないでしょうか。何が言いたいのかというと、お酒をきこしめしてらっしゃったのではないかなーと。(下戸のロシア人なんていないよね?)大ちゃんに別れを告げられてから1週間以上も経っていたのです。それにしては感情や判断力のコントロールが利いていないように感じるので。

この記事は大ちゃんやファンの感情を損ねたという他にも、大ちゃんのコーチ・振付師探しが順調に進んでいない場合、「高橋にはとんでもないエージェントが付いている」と公言することによって、それを妨げるという実質的な悪影響を与えるかもしれないという側面もあります。
しかし、モロゾフが別れ際の悪い、都合の悪いことは自分のしたことまで全て人のせいにする男だと自ら証明したことにもなります。諸刃の剣とはよく言ったもので、自身にとってもマイナスの側面しか持たないインタビュー記事なのです。
少なくとも日本の大ちゃんファンのほとんどを敵に回しましたしね。(笑)
私達の知っているモロゾフはそれほど愚かでしょうか。やはり精神状態が少々特殊な状況にあったのではと思いたくなるのです。

大ちゃんのエージェントについてですが、私達がこれまでにこのエージェントについて知っていることは、彼と非常に仲が悪いモロゾフの言葉によるものだけです。今の段階でこのエージェントがどんな人物なのか決め付けるのは、早計というものでしょう。
少なくとも、この記者からモロゾフのインタビューに対するコメントを求められたときに、きっぱりとはねつけたのは、正しい判断でした。こんな記者にべらべらとしゃべったモロゾフよりも、よほど判断力があると思います。
大ちゃんは必要があれば関係を断ち切る強さがあることは、今回のモロゾフの件で証明しました。今後も彼がその必要があると判断したときは、同じことをするでしょう。
エージェントについてファンがやたらと心配したり口出ししたりすることは、大ちゃんの心労をさらに増やすだけだと思います。私は大ちゃんの選択を支持したいと思います。

ここまでは前振り(←長すぎ)です。次の記事に続きます。

FOIに出演決定!

2008-05-27 00:06:22 | フィギュアスケートその他
FOIに大ちゃんの出演が決定しましたね!
昨日の今日(投稿した時点では日付が変わっているけれど、頭の中の日付は26日です)で明るいニュース!
一瞬、FOIのチケットを衝動買いしたくなった私・・・(汗)
でもFOIに出るってことは、DOIも出る可能性も高いですよね。DOIで大ちゃんを堪能してきます。(←大丈夫だよね、出るよね、ドキドキ)
ショーに出られるってことは、コーチ・振付師探しがうまく行っていると思っていいんでしょうか。大ちゃんみたいな素晴らしいスケーターと、組みたがらないコーチや振付師がいるわけないですよね。
出演者の追加は他にも井上怜奈&ジョン・ボールドウィン組、DOIの川口&スミルノフ組と重ならないのもいいですね。
ライサチェクは2年連続出演。荒川さんと仲がいいのかな?
とても評判の良かった昨年のFOI、今年はどんな演出が見られるのでしょうね。
横浜が近かったら、FOIとDOIを1公演ずつ行くのにな。交通費の高さが恨めしいです。もっと遠方の方と比べれば近いほうですけれど。
FOIに行かれる予定だった皆様、本当によかったですね。たっぷり楽しんできてくださいね~。

ところで、DOIのサイトを覗いてきたところ、織田君、鈴木明子ちゃん、川口組が追加されていました。昨日(日付では一昨日)見たときにはなくて、選手の公式サイトやファンサイトで確認するしかなかったのにな。主催者側さんもまじめにお仕事してくださっているんですね。
あとは欠場者が出ないかですね。ちょっと前まで無理はしないでほしいと書いていましたが、やっぱり大ちゃんを見たいです。新プロの可能性は大ですし。DOIに出なかったら、なんとしてでもチケットを手にいれてFOIを見に行っちゃいそうな自分が怖いです。
追記:キム・ヨナちゃんは残念ながら欠場です。サラ・マイヤーさん、武田奈也ちゃんがさらに追加されます。ご指摘くださったtokuさん、ありがとうございました。

DOIの出場者

2008-05-25 23:12:25 | フィギュアスケートその他
昨日発送メールが来て、今日DOIのチケットが届きました。全日本のときのことを思うとかなり早いです。
出場者も川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ組や鈴木明子選手も決まり、嬉しい限りです。DOIの公式サイトは更新されていませんが、出場が決まった選手、残念ながら出場できなくなった選手、どちらも速やかに発表してほしいものです。
私は誰が出て誰が出られなくなろうと観に行くつもりですが、出場選手によっては取りやめにする人、新たにチケット探しに奔走する人がいるわけなので、混乱を防ぐためにも早め早めの公式発表が望ましいと思います。

Japan Timesのモロゾフのインタビュー記事を読みました。辞書を使わずに流し読みをしただけなので、よく分からないところもありましたが、悲しくなるような記事です。
私はこの出来事の真実をできたら知りたいと思っていましたが、ファンも大ちゃんと同じく前向きに歩きだしているときに、この記事。そりゃあ、モロゾフさんの言い分だって知りたいです。しかしこれはあんまりな内容です。
会見やブログで四方八方に配慮した大ちゃんの気遣いが、損なわれてしまったようで悲しいです。

今日のN響アワーのラフマニノフ、中村紘子さんの演奏、よかったです。演奏を聴きながら、頭の中で大ちゃんが踊っていました。
フィギュアスケートと新聞に載っていたので、大ちゃんが映る?と期待したのですが、村主章枝さんの演技でした。やっぱり女子優先ですね。大ちゃんは名前だけ出してもらっていました。それだけでもちょっぴり嬉しいかも。

オフシーズン

2008-05-24 23:15:02 | その他
ここ数日、HDDの整理に励んでいます。実はNHK杯から溜め込んでいて、手が付けられないままJOまで溜めてしまったという。でもやっとワールドまで進みました。
もう見ない可能性の高い映像までDVDに落としても仕方がないし、でも削除するのにはためらいがある、という映像も多く作業は進みません。それにやっぱりじっくり観てしまうんですよね。整理している時間が長いのか、観ている時間が長いのか分かりません。(汗)

オフシーズン、ニュースが少なくなったらこのブログでやりたいと思っていたことがありました。ルールやエレメンツのお勉強とか、大ちゃんの過去のプログラムについてとか。その他にも大ちゃんのこの1年の戦歴をまとめるとか、ジュニア・ノービス男子について調べてみるとか。
でもこういう記事だけだと更新頻度が極端に減りそうだし、HDDの整理が終わるまではやる気もしないので、自分の日記も入れていこうかと思います。
これまでフィギュアスケートについて読みたくて来てくれた人が、私の日記しか目にしないのでは申し訳ないと思い、自分のことは極力書かないようにしていました。しかし、ある程度更新していくためには仕方がないかなと思って。
そういう訳で、なるべくフィギュアスケートに関すること中心で行くつもりですが、全く関係のない日記も登場すると思います。
早速書きました。

今日、『ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛』を観てきました。
私は子供の頃、このナルニア国物語の原作がすごく好きで、ナルニアに行きたいとかなり真剣に思っていました。(笑)
だから一作目の『ライオンと魔女』が映画化されたときは少し不安でした。ある程度の編集は仕方がないけれど、余りにも原作から離れていたら悲しいなと思って。
でも映画を観に行き、ルーシーが初めてナルニアに足を踏み入れ、森の中の街灯の下に立った瞬間に、自分がナルニアに行ったかのような感動に襲われてじーん。
ナルニア国物語は私にとって特別な物語なので、今回も子供の頃想像を膨らませていた世界が実写化されているというだけで一々感動していました。
『ライオンと魔女』が比較的子供向きのストーリなのに対して、『カスピアン王子の角笛』は、奪われた王権を取り返すというストーリーなので、原作に親しんでいない大人にも見やすいのではないでしょうか。
今回私の一番お気に入りのキャラクターは、ねずみのリーピチープ。原作通り映画でも大活躍で嬉しい限り。騎士道精神に溢れ誇り高いリーピチープは、端役なんだけど、物語にアクセントをつけるためになくてはならないキャラクター。
イケメン好きの小学生の娘は、カスピアン役のベン・バーンズ君を気に入って、ポストカードを2枚買ってご満悦でした。「エドマンド役の子もかっこよくなってたし~。」って、こちらにもチェックを入れていました。(汗)
私?私はイケメン君はフィギュアスケーターだけで十分だし、男は中身だ!ってかなりマジで思っているので、若い俳優さんにキャーキャー言ったりしません。もちろん、外見もいいに越したことはないですけれどね。

niftyのフィギュアスケートアワードの締め切りまであと1週間です。投票がまだの方はお早めに。あなたの愛の一票を大好きなスケーターに贈りましょうね~。

明日のN響アワー(NHK教育)はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、時間は21:00~22:00です。

臨海イベントでの大ちゃんインタビュー

2008-05-21 20:43:45 | 高橋大輔その他
今日のチュッキョフィギュアは『臨海スポーツセンター存続のためのイベント』でした。前回、次回予告がなかったらびっくり。しかも、大ちゃんのインタビュー付きでした!
昨年11月に『ズームインスーパー』内の『ズームインフィギュア』のコーナーから、『NNNストレイトニュース』内の『チュッキョフィギュアのコーナー』に移動してから、この半年で初めて大ちゃんが登場しました。これからもっともっと大ちゃんをお願いします、中京テレビさん!
(追記:動画が上がっていました。)

取材はいつもの本田恵美アナウンサー。中京テレビもカメラを送っていたんですね。全国から注目を集めるのはいいことです。
番組は全部で3分ほど、その中で西上選手、スピードスケート、アイスホッケー、中庭君、奈也ちゃん、大ちゃんとちゃかちゃか映していきます。残念ながら吉田君と淀選手はカット。大ちゃんのスワン、3Fとストレートラインステップの前半、映像で見ても元気なさそう。
そして大ちゃんのインタビュー、私達ファンが何をできるのかという本田アナの問いに答えます。髪はぼさぼさ(失礼!)で、黒いTシャツの上にプーマの黒いジャージを羽織っています。お疲れ気味の表情ながら、話すときは笑みを浮かべる大ちゃん。
「やっぱり、ねえ、こうスケート場に足を運んで頂いて、ちっちゃい子、まあ、周りの方とかと一緒に来て、その、スケートを盛んにしてもらうことが一番じゃないかな、とは思います。」
ここでメッセージを送るように促され、カメラを見据えてにっこりと微笑みます。カメラに向かって話すの、だいぶ平気になりましたね。
「チュッキョフィギュアをご覧の皆さん、こんにちは、高橋大輔です。ここ最近はリンクがなくなっていくという現実があるんですけど、まあ、ホントにそういう事にならないように、皆さん、どうかお力をお貸し下さい。また、今後ともスケート界をよろしくお願いします。」
ここでグランドフィナーレの子供達を中心に映した映像に切り替わります。そしてナレーション。
「大阪府の財政赤字の問題もあり、単純にリンクが残ればいいという問題ではありません。ただリンクがなくなれば、この子達のほとんどがスケートをやめざるを得なくなるのが現実です。」
そしてスタジオで本田アナが説明します。
「原因としましては、リンクを運営していた公共団体の財政難というのもありますし、あとエネルギー料金というのは、日本は海外と比べると高いんですね。この10年間で名古屋市内でも2つのリンクがなくなっていて、浅田真央選手、安藤美姫選手がスケートを始めたというリンクも今はもうないんです。」
今後も番組ではリンクの問題を取り上げていってくれるようです。

大ちゃんの言う「スケート場に足を運んで」は、「滑りに来て」って意味ですよね?「ショーやコンペを観に来て」ではないですよね?今回は。
選手を目指す子供達が滑るだけでは、スケート場の採算は取れないそうです。一般の人もスケート場に滑りに行くことが、スケート場の経営にとっては必要なことです。でも一般の人で余りにも混み合うと、一般の営業時間内に選手が十分に練習できないという矛盾も。しかし存続してこそのリンクだから、冬になったら私も懲りずに滑りに行くことにします。(私の地元に通年リンクはありません。地元の選手達、夏は名古屋のリンクまで通うそうです。そのためか私の地元に強い選手はいません。)
しかし大ちゃん、ブログでは「フィギュアスケート日本男子界」、今回は「スケート界」と「界」を付けるの好きですね。(笑)

私は今のところ行く予定はありませんが、THE ICEの出場者が続々と決まってきたようですよ。

臨海スポーツセンター存続の会のサイトに、イベントの様子が写真入り(大ちゃんのはありませんが)でアップされていました。会場設営の様子などご苦労が偲ばれます。「イベントの様子はこちらから!」をクリックしてください。ちびっこ達のアイスホッケーの動画が見られます。

International Figure Skating 6月号

2008-05-20 22:15:45 | フィギュアスケート雑誌・本
昨日IFS誌の6月号が届きました。まだ前号を読んでいないのに。アイクリで年間購読を申し込んだときは、フィギュアスケートの応援と同時に英語のお勉強ができる!と思っていたけれど、甘かったようです。(汗)
表紙は真央ちゃんとジェフが金メダルを持った合成写真。アメリカの雑誌だけあって公平です。日本のフィギュア雑誌の表紙も次回はジェフ君で頼みます。
世界選手権、ヨーロッパ選手権、四大陸の大会特集で、真央ちゃんとジェフの記事が載っていて、これはサイトでも読めます。友加里ちゃんの記事も1ページあります。
そしてベルギーのケヴィン・ヴァンデルペレン選手の結婚の記事。5月の17日にイギリスのJenna McCorkell選手と結婚されたようです。おめでとうございます。
大ちゃんの写真は2箇所だけです。前号の紹介と、四大陸のロミジュリ。ISUランキング1位で賞金を稼いだという記事にも名前が載っていましたが、残念ながら写真はカロリーナ。
ツンドクになる前に前号も今号も読まないといけませんね。(汗)

ついでに書きそびれていた4月発売のフィギュア雑誌の話を。1ヵ月も経っているし、コメント欄にも度々話が出てきていたので今更どうでもいい気がするのですが、ずっと気になっていたので。オフシーズンだというのに、ずいぶん色々なことがありましたからね。

『男子フィギュアスケート2007-2008メモリアルブック』
へんこなかわいいおじいちゃんになりたいってのがウケました。バンクーバー後が真っ白なのに、なりたいおじいちゃん像だけあるって・・・しかも「かわいい」。彼はかわいい赤ちゃん→かわいい少年→かわいい青年→かわいい中年→かわいいおじいちゃんと、かわいいまま人生を過ごしていくんでしょうね。しかしおじいちゃんの影響、相当強いなぁ。
もう1箇所ウケたのは、後藤さんの記事の「東洋の美を持つ男」。大ちゃんって、東洋の美って感じですか?この言葉から連想するのは中国や韓国の俳優さん。切れ長の一重や奥二重の目の。西洋人から見たら大ちゃんもいかにも東洋人っぽい顔立ちなのでしょうか?「東洋の美」というには少々濃すぎる気がするけれど。あ、もちろん私は大ちゃんのお顔、好きです。
まじめなところを全く取り上げなくてすみません。

『フィギュアスケートDays vol.6』
長光歌子先生のインタビューは知らなかった話もいっぱいで、とてもよかったですね。大ちゃんとの出会いの詳しい状況も初めて知りました。歌子先生、大ちゃんに紳士教育してくださってありがとうございます。それ以外のことも、ファンも歌子先生に感謝してもしきれない気がします。
宮本さんの振付の話もよかった。これまで私は振付師は色々なダンスを学んだり、映画やミュージカルなども積極的に観るのかと思っていました。でも宮本さんは違うんですね。しかし彼もワーカーホリック気味。振付師ってそうなる運命?
佐々木君のインタビューは、読んでいて上を目指す気持ちが感じられて嬉しかったです。彼は本人も自覚しているようにジャンプが弱いし、それだといくらステップや表現が優れていても上にはいけないので、私は心配していました。日本の選手で大ちゃんの次に演技が見たい選手っていうと佐々木君なので、ずっと続けてほしかったから。
この雑誌、木戸さんのアイスダンス講座、岡崎さんの新採点講座などの巻末の記事が充実していて、フィギュアに関する様々な知識が身に付くところが好きです。

『World Figure Skating No.33』
世界選手権の記事、ジャンプの跳びすぎでノーカウントになったことを後悔していると語ったその後の部分。
<だが高橋は「要は失敗しなければいい。最初から予定通りにきっちり滑ればそれでいいんです」とさっぱりした顔で言った。>
これを読んで正論で大ちゃんらしいと思いつつも、またまた心配に。調子が悪かったり調整がうまく行かない状況ってのは、またあると思う。そんなときもワールド、JOのように挑んでくるのでしょうか?無難にまとめるという選択肢はもうないのかな?それとも新シーズンはジャンプ構成を2パターン用意してきたりする?
いやいや、大ちゃんなら挑んできそう。そんなところが好きだから見守るしかないわ。
新シーズン、コーチや振付師探し以上にその辺りを心配してしまいそう。心配性のファンです。
アダム君のインタビュー、3Aや4Tを入れたいと語っていたのが楽しみです。シニアに上がってきてどこまで行けるか、新シーズン、彼にも注目しています。

荒川静香さんの公式サイトのブログに、今回のショーが写真入りで紹介されています。大ちゃんも写っています。荒川さんのチマチョゴリ、この写真だと色が緑っぽく見えます。
そして2つ前の記事には、PIW横浜最終公演での幻想即興曲秘話が。演目を変えるのって色々考えたり苦労があるんですね。

フェスタ・オン・アイス

2008-05-19 17:02:03 | アイスショー・イベント
フェスタ・オン・アイス、結局SBSでは見ていないので、いつもお世話になっているところで見ました。
オープニングキム・ヨナちゃんとジョニーのペア大ちゃんのスワン織田君のトスカフィナーレだけリンクを貼っておきます。
オープニングとフィナーレの大ちゃんの衣装、後ろが燕尾になってひらひらでしたね。この衣装、腕だけ白い男子選手を見つければいいので、群舞のときに探しやすくていいです。織田君の衣装も見つけやすい。

朝鮮日報さんにもすっかりお世話になっています。
大ちゃんのスワンフィナーレでは、大ちゃんと織田君は肩を組んでいます。
Daumのサイトにも写真がいっぱいです。韓国の人は応援も写真の量もエネルギッシュです。
この写真だと、衣装の後ろのひらひらがよく分かります。知らせてくださった方、ありがとうございます。

昨日の『プレミアA』は大ちゃんはほんの少しで、織田君中心でしたね。トリノシーズンのかわいい大ちゃんが少しだけ見られましたが。
皆さん見られたと思うけれど、コーチに関する部分だけ書いておきます。
織田君インタビュー
「今年の目標は、まず結果としては、どの大会でも頂点に立つこと。最終的に自分が下した決断で、やっぱり勝ちたいということで、モロゾフコーチに行こうって決めて。」
モロゾフインタビュー
「織田信成は、世界チャンピオンのタイトルを取るのに何の問題もないと思います。彼はまるで猫が氷の上を滑るかのように滑って、これは彼以外に誰にも真似のできない独特のものなのです。」
ナレーション
「モロゾフが織田に与えたテーマは、少年から大人の男性への脱皮。」

コーチが変わったことに対する掘り下げもあるかと思っていましたが、時間も短くさらっと流していました。
「猫が氷の上を滑るかのように滑って」、これはスケーティングだけではなくスケート全般を指すのでしょうか?スケーティングに関しては分からないけれど、織田君のジャンプの着氷は猫が降り立つようにふわりとしています。あれはマネをしようと思ってできるものではない天性のものですから。
モロゾフが織田君の新EXを振り付けたと知ったときに、大ちゃんのような王道路線?プレオベールのようなコミカル路線?と思いましたが、ヴォーカル入りの『トスカ』、王道路線のようですね。ドラマティックなかっこいい振付です。織田君の持つ柔らかさも活かされています。
最初この衣装を見たときに、ロクサ張りの胸開けに目が行きました。あんまり考えたくないけれど、織田君の今年のテーマは「セクシー」だったりしませんよね?(爆)
モロゾフさんって大人への脱皮=セクシー路線だったりしませんか?これまで大ちゃんも美姫ちゃんも「セクシー」をテーマにしていたし。セクシーな大人の男性への脱皮、私はアダム君でも見たいな~。

今日の日付で織田君のブログが更新されています。韓国の観客の暖かさが随分印象に残ったようですね。
大ちゃんも織田君も負担にならない範囲で、ブログの更新をしてくれると嬉しいです。間にマスコミが入らず、ファンに直接語れる貴重な場ですからね。

アイスショーもこれで一段落し、大ちゃんは本格的にコーチ&振付師探しに入りますね。最高の出会い、最高の結果が未来に待っていますように。