気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

「道」」の練習映像

2008-10-29 23:08:30 | 高橋大輔その他
昨日の「道」(それとも「La Strada」と表記したほうがいいのでしょうか?)の練習映像をNHKとすぽると!だけ撮れました。他は動画で見ました。

もう1つのフリープログラム、まさかこう来るとは思いませんでした。コミカルなプログラムに挑戦するとしても、ショーナンバーでだろうかと思い込んでいたので。
でも大ちゃんのコミカル、すごくいいですね。部分的にしか見ていないのに言うのはなんですが、楽しくてそれなのに哀愁も漂うプログラム。細かくスパイスを効かせた、素早い動きが得意な大ちゃんだからこそ活きるメリハリのある振付。
ちょっと付け加えると、小柄な彼の体型も活かしたものになっているような気がします。同じ振付を大男が演じたら(頭の中ではトマシュが踊る)・・・やっぱりそれなりにいいか。でも大ちゃんの新しい個性を引き出していると思います。
カメレンゴさん、大ちゃんのような逸材を得て、思う存分イマジネーションを働かせて振り付けているような気がします。大ちゃんが日本では滑りたくないショーナンバーも気になります。
しかし、演じる本人はかなりハードなのではないでしょうか。4回転2本を入れるのがきつそうですね。

Ocean Wavesよりこちらのほうが観客受けはいいでしょうね。PCSのChoreographyでは、ジャッジからも高い評価が得られるでしょう。芸術性のOceanに対して、好き嫌いはあるかもしれませんが、万人の目を引き付けるプログラムという気がします。

ショートのEyeとフリーの2つのプログラム。大ちゃんが今季作った3つのプログラムは、1つも王道プロが入ってなくて、どれも守りに入らず新しい「高橋大輔」を見せるのにふさわしいプログラムだと思いました。しかもどれも違った方向性を持ち、彼ほど多彩に演じる才能を持った選手はいないと改めて感じました。

スポーツ報知

SANSPO

しかし、気になるのは貧乏っぽい衣装と寝ぐせの髪型ですね。どんな大ちゃんが見られるのでしょう?(汗)

今日、「道」のDVDを借りに行きましたが、貸し出し中でした。お店の人に思わず、「(今借りている人は)今日借りたんですか?」と聞いて怪訝な顔をされてしまいました。この前の土曜日に借りたようです。大ちゃんとは関係ない可能性大でした。(汗)
もう1件回ったのですが、そのお店には置いてありませんでした。

書店にも行き、パーフェクトガイドをチェックしてきました。満遍なく選手を取り上げてくれていますね。前髪を結ぼうとしている大ちゃんがかわいかったです。
衝撃(大げさ)を受けたのは無良君の写真。髭が生えてる!10代後半ですから髭があること自体はおかしくないのですが、高校生の彼が伸ばしているというのがなぜか微妙な衝撃でした。夏休みだからでしょうけれどね。
私の中では無良君は、かわいいジュニアの印象で止まっているようです。あんなにたくましくなってきて、シニアの大会で優勝してしまうほどなのに。
しかしその髭が長さの割に疎らなんですよ。大ちゃんの髭もトリノのころは今より疎らじゃありませんでしたか?個人差が大きいのでしょうが、20歳頃を境にホルモンバランスが変化して、髭が濃くなってくるのでしょうか?
また変な話を書いてしまいました。(汗)

もう1つのフリープログラム

2008-10-28 22:09:42 | 高橋大輔その他
この時期になって、大ちゃんのもう1つのフリーがベールを脱ぎましたね。
Get Sportsの予告でやっていたぴょんぴょん跳ねる振り付けは、やはりもう1つのフリーだったようです。
↓のコメント欄で蛍さんもお知らせしてくださいましたが、フェリーニの「道」のようです。(蛍さん、ありがとうございます!そして別の方にもメールでお知らせして頂きました。ありがとうございました!)

SANSPO

YOMIURI ONLINE
<カメレンゴ氏は大道芸人と娘の心の触れ合いを描いたイタリア映画、「道」(フェリーニ監督)の音楽を採用。高橋の持ち味であるステップワークを生かしながら、細やかな表情やパントマイムも交えて映画の世界を演じるプログラムを作り上げた。
「男の色気を表現しなくてはいけないので、まだ恥ずかしさが残る」と高橋は照れるが、練習を見守ったカメレンゴ氏は「ダイスケが大人になって表現してくれるところを見たい」と殻を破ることを期待した。>

NHKニュース

散々男の色気を演じてきた大ちゃんが恥ずかしく感じる、男の色気ってなんでしょうね?コミカルな演技をするのが恥ずかしいのだと思い込んでいましたよ。
カメレンゴさんと大ちゃんのツーショット、写真じゃなくて映像で見たい。写真ではカメレンゴさんの男の色気がイマイチ伝わってこない。

スポーツニュースにいくつか張り込み(録画)を入れておきましたが、映像をゲットできるでしょうか。今日できなくても来週のGet Sportsで見られるはずなんですけれどね。
昨日も書きましたが、ずっと内緒にしてきたものをこの時期発表というのは、CoCのフリーで何をやるつもりなのかとそれが気になります。「道」に決めちゃったのかしら?Ocean Wavesは?

この映画、観たことがないのでレンタルしてこないとね~。大ちゃんファンが借り切っていてなさそうだけど。(笑)
とりあえずあらすじをWikipediaで確認しました。
フェデリコ・フェリーニ
映画「道」

スポーツナビに青嶋さんが、SAの女子についてコラムを寄せています。
長洲未来の可能性と二人の「ジゼル」 (1) (2)

スケートアメリカ 女子

2008-10-27 23:54:43 | フィギュアスケート大会
昨日女子SPを書きそびれたので、今日まとめて書く羽目に。仕方ないので簡単に。男子FSの演技の感想も書きたいのに未だに書けず・・・(泣)

男子を見ていて、スケートアメリカはGPS初戦から4回転大会(ただし表彰台上の順位には影響せず)だわ、と思ったのですが、女子は3回転-3回転の戦いだったのかもしれないと思いました。

キム・ヨナちゃんの2位に大差を付けた優勝は、たった1人だけSPでもFSでも3-3を認定されたことによるもの。3-3に挑戦した他の選手達のジャンプが認定されていたとしても、彼女は優勝していました。でもあれだけの大差を付けることはできなかった。
そして、3-3を入れなかった選手達の演技を見ても、3-3の存在がどれだけ大きいかを感じました。

ヨナちゃん以外にSPで3-3を跳んだのは美姫ちゃんとレイチェル。2人ともセカンドループがダウングレードされています。ちなみにヨナちゃんのジャンプはSPもFSどちらも3F-3Tです。
大ちゃんが試合にセカンドループ入れないわけです。もちろんループだからダウングレードされて、トゥループならダウングレードされにくいというわけではないでしょうけれど。
未来ちゃんは最初の3Lzにコンビネーションを付けそびれ、次の3Fをコンボにしてきましたが、3-2にしました。

FSでヨナちゃん以外に3-3に挑んだのは、美姫ちゃんだけ。しかもSPで跳んだいつもの3Lz-3Loではなく、今年から新しく採り入れた3T-3Loにしています。
より簡単なジャンプにして安全策を採ったのかとも思いましたが、後半に3Lzを2回跳んで点を稼ぐ作戦のようですね。彼女は後半に4つのジャンプを跳び、そのうちの2つがコンビネーションで、モロさんのジャンプ構成は点を稼げるようにできています。それを跳べる選手の体力あってのものですが。

そしてSPでもFSでも3-3に挑戦した美姫ちゃんに対し、3-3を回避した友加里ちゃんが2位になりました。それも女子にとって3-3がいかに難しくリスクが高いかを示しています。

しかし、美姫ちゃん、ジャンプの調子もよかったのに、せっかく跳んだ3-3が2つともダウングレードされてしまって、これから3-3を回避するようにならないかが心配です。あ~あ、素人目には、2つとも素晴らしいジャンプだったのにな。今回の大会、優勝がヨナちゃんだったのは納得だけど、美姫ちゃんの3-3が認定されなかったのが悔しいです。

女子シングル          合計点 SP(順位) FS(順位) 
1位 Yu-Na KIM(KOR)   193.45 69.50(1) 123.95(1)
2位 中野友加里(JPN)   172.53 57.46(3) 115.07(2)
3位 安藤美姫(JPN)    168.42 57.80(2) 110.62(3)
4位 Rachael FLATT(USA) 155.73 54.92(5) 100.81(4)
5位 Mirai NAGASU(USA) 142.90 56.42(4) 86.48(7)

SPもFSも地上波で放送された選手全員について書きたいけれど、特に印象に残ったプログラムだけ。

なんといってもよかったのが友加里ちゃんの「ジゼル」。前半の狂乱の激しさから一転して、妖精(という言葉がぴったりの可憐さ)に生まれ変わった彼女が愛らしく踊り、ハッピーエンドのフィニッシュ(バレエの印象とはずいぶん違うけれど)。めりはりのついた演技で、楽しく思わず引き込まれてしまうプログラム。
トレードマークの3Aを回避して、その代わりに完璧に演技して盛り上げた彼女に、スタオベを贈るお客さんもいましたね。
3Aに挑戦し続けた昨季の彼女にも感動したけれど、自分の状態を見極めて、できることを完璧に演じきった彼女にも感動しました。

大人の妖艶な演技を見せてくれたのはキム・ヨナちゃん。SPの「死の舞踏」、FSの「シェヘラザード」のどちらもよかったです。アイメイクも変えてきていましたね。しつこく3-3の話題を引っ張るけれど、SPでもFSでもこのコンボは高くて安定していてきれいだった~。

美姫ちゃん、FSでは友加里ちゃんのあと「ジゼル」が2回続いて、プログラムのインパクトという点では少し不利だったかも。
でもまだ絶好調というほどではないけれど、昨季のことを思えばかなり調子がよくて、このまま少しずつ調子を上げていってほしいなと思います。

この大会はアメリカ人選手にとっては厳しい試合だったかも。特に今年はアメリカのジュニア上がりの選手達が期待されていたけれど、シニアの大会の緊張感からか、レイチェルも未来ちゃんもミスが目立ちました。2人とも背が伸びて、年齢的にも難しい時期だということもあるのかもしれないけれど。
そしてキミー、なんとかジャンプの調子を取り戻してほしいです。ジュニア上がりの子達の後に演技をすると、シニアのスケーターという感じで素敵なんだけどなぁ。失敗しても演技中は笑顔をたやさず滑りぬく彼女の、本調子の演技が見たいです。

リアルタイム

2008-10-27 23:39:51 | 高橋大輔その他
昨晩撮っておいたGet Sports、私の地域ではやはり前半のみで、フィギュアスケート部分の放送はありませんでした。でも次週予告で大ちゃんが出ていましたね。嬉しいサプライズでした。楽しみ~。やっぱりGet Sportsは毎年大ちゃんの特集をしてくれますね。
途中までしか録画できなかった昨年の二の舞にならないように、今年は起きていてちゃんと見張ってなくちゃ。(笑)
これまで見たことがない振付をやっていましたね。あれがベールに包まれたもう1つのフリー?コミカル系に見えました。ほんの一部分しか見られなかったけれど、あれがもう1つのフリーなら、確かに殻を破る(ちょっと本人は恥ずかしい)プログラムかも。
この時期ちらりと見せてくれたってことはあれをCoCで滑る可能性も?それならOcean Wavesはどうなるのなどと考えてしまいました。とりあえず来週の放送が楽しみです。CoC前に大ちゃんのFPを見られるかもしれないんですよね。わくわくします。

リアルタイム、夕方から夜と出かけていたので、だいぶ遅れて録画を見ました。
しょっぱなから「あ~、眠いなぁ」って、朝のストレッチ、最初から萌え映像。それ以外にもこれファンが作ったの?ってぐらい萌え映像が満載でした。にもかかわらず、モロゾフや織田君、辛かった時期までしっかりと取り上げてくれて、濃い内容でした。

まずモロゾフとの関係を説明するのに、練習着姿のラフマニノフを使ってくれるとは心憎いじゃありませんか。練習着姿のラフマニ、素敵すぎます。シンプルなかっこうだと彼の表現力がよけいに際立つんですよね。
「弱かった」発言は臨海スポーツセンターが報道されたときの映像ですよね?何月何日か調べる気力がありませんが、5月ぐらいでしたっけ?一瞬どっきりしたけれど、あれは別れた直後の言葉だから、今はもう大丈夫だよね。

ホテルでファンの手紙を読むシーンも。きちんと読んでくれているんだなって、これもファンには嬉しい映像です。幸せ者はファンのほうですよ、大ちゃん。
髪型の研究するシーンでは貴重な二の腕の裏側の血管映像が。(変態っぽい?きっとお仲間がいるはず、と思う 汗)

またまた宮本さんとの練習風景も。だいぶ細かいところが変わってきているような気がします。Eyeのサーキュラー、途中の視線にぞくっとしました。早く完成形が見たいです。

4回転にひたすらこだわり続ける大ちゃん。彼の思うオリンピックチャンピオンは1試合で4回転を3本。1年に1本ずつ増やしていって、目標に近づけていく過程を見守る幸運に私達は恵まれているわけですね。それには試合での極度のどきどきもつきものだけど、やりたいようにやる彼を見守るしかないわ。(←母目線)

最後の「山あり谷ありでいろいろあると思いますが、頑張ります」、山や谷を乗り越えた、いい男の顔をして語ってくれました。
ビニール傘を差して、小刻みにサングラスを持った手を振る大ちゃんの笑顔、素敵でした。

この後、中京テレビ限定かもしれないけれど、しばらく別のニュースをはさんでから、SA優勝にちなんで短くですが小塚君も報道されていました。彼の両親とおじいさんが紹介されていました。

スケートアメリカ男子FS 小塚君優勝!(一応追記)

2008-10-26 22:33:12 | フィギュアスケート大会
私は試合とテレビ放送に時間差がそれほどない時は、PCを開けずに白紙の状態でテレビ放送を観るのが好きなのです。それでリザルトを知らずに今日のテレビ放送を観ていました。

小塚君、4回転転倒して、次の3A-3Tはきれいに決めてそのあともきちんとまとめて。よくここまでやったと感動して思いっきりテレビの前で拍手していました。表彰台は確実だけど146.08なので、アメリカ勢の2人がもっと点数を出してくるかとおもいました。

そして、ジョニー、エヴァンと演技して、彼の点数を見たときには小塚君優勝だ!と飛び上がっていました。
もうテレビの前で思いっきり拍手&祟彦コール(呼び方が小塚君から祟彦(呼び捨て)になっていた 汗)、CMを待って2階にいる娘のところに行き、いやがるのを無理矢理抱擁。

小塚君、本当によくやりましたね。おめでとう!!!嬉しいです!でもまさかこのメンバーで優勝するとは思っていませんでした。エヴァンもジョニーもかなりのレベルの演技をしていたように見えたんだけどな~。
この大会の優勝、毎年日本人選手がさらっていますね。エヴァン、もう来年は他の大会に出たほうがいいかも。

ケヴィンは4位をキープしたけれど、アドリアンは順位を下げちゃったんですね。BSの放送を見てきます。
短くしか書けなかったので、明日追記しておきます。女子SPの感想も書きたいけれど、明日にします。

男子FS              TSS=TES+PCS-Ded.
1位 小塚祟彦(JPN)     146.08=75.88+71.20-1.00
2位 Johnny WEIR(USA)   144.65=69.75+74.90
3位 Evan LYSACEK(USA)  141.91=66.61+76.30-1.00
4位 Kevin REYNOLDS(CAN) 137.71=73.51+64.20
5位 Shawn SAWYER(CAN)  135.84=69.14+66.70

男子総合順位           合計点 SP(順位) FS(順位) 
1位 小塚祟彦(JPN)       226.18 80.10(3) 146.08(1)
2位 Johnny WEIR(USA)    225.20 80.55(2) 144.65(2)
3位 Evan LYSACEK(USA)   223.21 81.30(1) 141.91(3)
4位 Kevin REYNOLDS(CAN)  204.89 67.18(4) 137.71(4)
5位 Shawn SAWYER(CAN)   199.98 64.14(6) 135.84(5)

公式サイト

FSも小塚君はTESが一番高くて、PCSで差を付けられての優勝はすごいです。この大会で名前を知られて、今後は彼のPCSもさらに上がってくるでしょうね。
ジョニーはコンビネーションジャンプの数が少ないことが、エヴァンはコンボの3Aのダウングレードが、きつかったですね。

スケートアメリカ 男子SP

2008-10-25 22:08:03 | フィギュアスケート大会
男子SPの結果が出ました。小塚君、がんばっています。エヴァン、ジョニー、小塚君の3人が4位以下の選手に水を開けていますね。小塚君、PCSが7点台4つと高い評価を得ています。80点台を出してかなりいい滑り出しです。点差もないしFSの結果次第では、順位を上げられるなんてこともあるでしょうか。
いや~、アメリカ勢そんなに甘くありませんね。このまま3位を守ってくれればいいかな。

エヴァンにはこのままがんばってもらって、金メダルを獲ってほしいと思います。昨年のGPSは2試合とも2位で相当悔しそうでしたもんね。自分に対してでしょうけれど、怒っていたようですし。
ジョニーももちろん応援しています。昨季に続いて今年も強くて美しいジョニーが見たいです。

ケヴィン4位、アドリアン5位と若い選手もがんばっていますね。アダムは8位と初GPSは厳しい滑り出しですが、明日のがんばりで順位を上げてほしいと思います。

明日のテレビ放送が楽しみでなりません。でも何人放送してくれるかな~。地上波は小塚君、エヴァン、ジョニーと3人放送してくれるだけでもありがたいと思わないとね。Get Sportsは私の住んでいる地域では途中までしかやらなくて(去年もそうだった)、きっと期待できないから、BSが頼りです。

男子SP                 TSS=TES+PCS-Ded.
1位 Evan LYSACEK(USA)     81.30=44.10+38.20-1.00
2位 Johnny WEIR(USA)      80.55=42.50+38.05
3位 小塚祟彦(JPN)         80.10=44.70+35.40
4位 Kevin REYNOLDS(CAN)   67.18=37.08+30.10
5位 Adrian SCHULTHEISS(SWE) 64.40=35.40+29.00

公式サイト

しかし動画が上がるのは早いですね。CSまでテレビでは見られない身にとってはありがたいことです。

エヴァンSP
ジョニーSP
小塚君SP
その他

これから動画を見るので、見終わったら感想を追記します。

動画見ました。見た順に書いていきます。
小塚君の“Take Five”、中々いいじゃありませんか。ちょっとすました大人っぽい滑り出しとフィニッシュで余裕を見せて、大人のスケーターを演じている、というかアピールしています。
最初のスケーティングからためを効かせて大人っぽい感じに。どのジャンプもクリーンで安定しています。
しかし本当にうまくなりましたねぇ。この調子でいけば、今季トップスケーターの仲間入り、ワールドの最終グループで滑ってもおかしくない、と今から期待してしまいました。

ジョニーは“On the Wings of Time”、衣装の色に目を引かれます。ペパーミントグリーン(それともライトブルー?)と紫の彼しか着こなせない衣装。ジョニーらしい美しい曲の選択。昨年のSPとプログラムの雰囲気が似ているような気がしました。
ジョニーも安定した美しいジャンプを跳びましたね。最後のフリップの着氷がやや乱れたようです。シーズン初めからみんな調子いいですね。

エヴァンのボレロ、特別な黒って十字架ですか。タラソワさんの男子選手への衣装のセンスは微妙なものがあります。う~ん、エヴァンにはトスカのようなドラマティック路線のほうが合うような。ボレロは大ちゃんに滑ってもらいたいと思っていただけに、点を辛く付けてしまうのでしょうか。
最初のアクセル、カメラが正面から映していて、妙な迫力がありました。低い位置ですごい回転速度。でもトゥ系のジャンプは高さもあるように見えました。ステップは凝った作りですね。
ディダクションは転倒したのかしら、その割に点が高いなと思っていたら、タイムオーバーだとろこさんのブログで知りました。

しかし、ほぼクリーンに演技したこの3人の中でTESがトップって小塚君、本当にすごいですね。
最近ここは小塚君ファンブログになっていますが、ジョニーやエヴァンのファンの方も遠慮なく彼らのことを書いていってくださいね。私はみんな大好きです。
ただ小塚君は次世代日本のエースとして期待しているので、力を入れて応援してしまいます。

フィギュアスケートDays vol.7

2008-10-25 14:02:56 | フィギュアスケート雑誌・本
スケートアメリカ、始まりましたね。女子も楽しみですが、注目はやはり男子。エヴァンとジョニーの対決とアメリカの表彰台独占を阻止する小塚君の活躍。
希望も含めて順位予想すると、1位エヴァン、2位ジョニー、3位小塚君。この大会3年連続2位のエヴァンに花を持たせてあげたいの。それでもって全米のほうではジョニーにタイトルを返してもらうと。
でも今晩のテレビ朝日の開幕スペシャル内の男子SPは、放送されない地域なので見られません。(泣)11月1日のCSまで待つしかないみたい。
icenetworkでジョニーとエヴァンの新衣装を見ました。タラソワプロデュースのエヴァンの黒ってあれなのね。もう1着も楽しみです。

ダヴィンチのマミーさんのブログで知りましたが、関大のブログのお知らせによれば、27日(月)の「リアルタイム」に大ちゃんが出るようです。予めわかっている大ちゃんの出演情報が、こうしてブログで紹介されればありがたいことですね。

昨日Daysが届きました。ショーの特集が多めだったからか、Daysにしてはあっさりとした内容に感じました。

大ちゃんファンに嬉しいのは荒川さんとの対談ですね。写真も充実した楽しい対談です。
個人的にウケたのは、タラソワさんのところでトレーニングしていたころ一緒に走って、荒川さんが「待ってー」と言っている大ちゃんを置いて行っちゃったというエピソード。男女でトレーニングしていて体力差からなぜそうなる?と思うのですが、まるで幼い姉と弟みたいでほほえましいお話です。
それ以外にもフレンズ・オン・アイスの裏話などが詳しいです。
そして大ちゃんは「僕は永遠に下がいいな。」って。本当に弟キャラです。

美姫ちゃんは、最近のインタでよくジャンプについて語っていますね。特に4回転について。表情もいいしそれだけ調子がいいんだなって嬉しいです。
うみさんのブログで知りましたが、美姫ちゃんは4回転仕様のスケート靴も用意したようです。
美姫ちゃん、小さい頃から人みしりでクラスでも目立たない子だったと10の質問で語っています。華やかな美人で運動神経抜群だから、子供の頃からクラスでも花形の存在かと思っていました。人ってわからないものです。

宮本さんの浅田姉妹対談、ここはいつもぬるいコーナーです。舞ちゃんが真央ちゃんの服を勝手に借りて怒られるってエピソード、1年以上前の中京テレビのアイスショーの対談でも話していましたが、舞ちゃんいまだに改めてないんですね。真央ちゃんが大量に持っている服の一部は、ファンからのプレゼントでしょうか。しかし、この姉妹の対談はいつもお姉さんと妹の役割が反対に感じます・・・。

DOIのフィナーレの振付、手作り衣装のレポなど楽しい読み物も色々ありました。
衣装の生地の説明、縫製の工夫などちょっとしたコツも紹介されていて、子供の衣装を手作りしているママさん達の参考になりそうです。
しかし、選手のお母さんって送迎だけでも大変だと思うのに、衣装を手作りしたりしてすごいですよね。私にはとてもできません。

今回の「コーチのチカラ」のコーナーは、隠れ長久保先生ファンには嬉しいですね。
高校時代からスケートを始めた自分が選手としてはトップになれないから、子供達を育てて夢を託したいという長久保先生。コーチとしての夢や目標が大きく、そんなコーチの元だからこそ選手も伸びるのかしらと思いました。
荒川さんや明子ちゃんのエピソードも。

今回この雑誌の中でおもしろかったのが、木戸章之さんのおなじみ「アイスダンスまるわかり講座」。コーチや選手についてかなり赤裸々に語っています。アイスダンス初心者の私には目から鱗です。木戸さんはいつも忌憚なく語ってくれるところが好きです。

もうスケアメの男子SP始まっていますね。もうすぐ小塚君です。がんばってー!

GPS2008オフィシャルガイドブック

2008-10-23 23:43:18 | フィギュアスケート雑誌・本
いつも雑誌について書くのはものすごく遅い私。しかもGPS前を理由に更新もさぼっていました。(汗)
昨日、実業之日本社の08-09パーフェクトガイドが出たというのに、今頃カドカワのグランプリシリーズ2008オフィシャルガイドブックの話です。パーフェクトガイドは昨日書店に行きましたがありませんでした。多分チェックするだけのつもりで手に取ってしまうと、これまでそうだったように買ってしまうので、なくてよかったのかもしれません。(汗)2冊が同じ日に出てくれれば、両方チェックして気に入ったほうを買うのになぁ。

オフィシャルガイドブックは大ちゃんの写真がいいですね。表紙からしてこんなさわやかショットは珍しいし、ほしくなってしまう。うまく売る側の戦略にはまった気がします。それ以外の写真も、あ~、これがポスターだったら、と思うほどいい写真の数々です。
インタはCutting Edgeを読んだ後だとあっさりと感じますが、ガイドブックにしては充実のいいインタだと思います。世界選手権のプレッシャーがない発言を、本人が冷静に分析しているのが印象に残りました。

大ちゃんのインタは特に新しい内容はなかったので、それ以上に興味深かったのは、渡部文緒トレーナーの話。大ちゃんをベタ誉めです。彼は周囲の人を惚れ込ましてしまうんですね。
巻末に陸上トレーニングの記事もありましたね。

それ以外にも興味深い視点から突いた記事が多く、特にジャッジの杉田秀男さんのお話や、テレ朝の森下アナ、進藤アナの対談は新鮮でおもしろかったです。

ジャッジが選手に対して公平でありたいと思いながらも、自国の選手は内心応援してしまう。ジャッジする難しさを感じます。そしてジャッジするときには選手に対して、なるべく先入観を持たないで見る、これも難しいですね。そんな真摯な態度が印象に残りました。ジャッジの判定の悪口を気軽に書いてはいけないと、ちょっぴり反省しました。

アナウンサー対談、フィギュアスケートをテレビ観戦すると、少し中継がうるさいと感じることもあるのですが、話すか話さないかのアナウンサーの葛藤の話が読めましたね。この対談、テレ朝じゃなくて、フジのお2人でも読んでみたいです。きっと傑作なものが読める、ハズ?

岡崎真さんのルール改正の解説も丁寧でわかりやすかったです。

ファン心理をくすぐる作りの雑誌で、私は買ってよかったと思いますが、1つだけ残念だったのはGPSに出場する日本の選手が全員はきちんと紹介されていないこと。他の選手には手厚く対談まで載っていたりする反面、中庭君、南里君、無良君、明子ちゃんに関しては小さく外国人選手と一緒に紹介されているだけなのよ。(涙)
個人的にはどうでもいいんじゃ・・・、って感じの記事もあったので、日本代表でGPSに出場する彼らを、たとえ1ページずつでもいいから特集してほしかったです。中庭君は友加里ちゃんとの対談があったけれど、GPS出場選手としてきちんと紹介するのとはまた違う。この雑誌に対する不満はそれだけかな。

しかし、今年のGPS、昨年よりもBSでの放送が少ないようですね。CS加入しておいてよかったけれど、男女シングルのSP、FSぐらいは、日本の選手と海外トップ選手だけでもいいので、地上波かせめてBSできちんと放送してほしいと思います。地上波・BSの放送内容から、CSに加入させようという魂胆を感じるのは私だけ?ペアやアイスダンス、EXを見たい方はCSへっていうのはわかるんだけどね。

ところで動画で見ただけですが、「思いっきりいいテレビ」、子供のころの写真や貴重なトレーニング映像もあってファンには嬉しい内容でしたね。あの階段を使ったトレーニング映像は手元にほしかったけれど、見られただけでも感謝です。

しかし、副題は「挫折と苦悩」だったので、もしかしてあのことかと期待?していたら全然違っていて、あそこまでモロさんが無視されているとは。トリノ前後に話を絞るなら、コーチとしてモロさんの名前が出てこないのは、余りにも不自然ですよね。
大ちゃんを自分の「完成品」と思ってらっしゃる彼が知ったら憤死するかもと思いました。でも「共同制作者」として名前を挙げたカルロスさんがクローズアップされていたから納得してくださる?(笑)

モロさんをさらっと流して扱えばいいのになぜここまで、と思いました。織田君に気を使いすぎたのかとも思いましたが、案外この番組の制作側に大ちゃんファンがいて、モロさんにちくりと復讐したのかしら、と妄想が湧きました。その割に説明と映像が合っていない部分は多かったのですが。

リンク再開の記念イベント

2008-10-20 23:57:45 | リンク問題
昨日倉敷のウェルサンピアで、再開記念イベント「倉敷スケートフェスティバル」があったのですね。そんなイベントがあることも、大ちゃんが駆け付けて参加したことも、事前に全く知らなかったのでびっくりしました。きっとリンクで練習している選手達が、支えてくださった地元の方達に感謝の気持ちを込めて滑った、アットホームなイベントだったんだろうな~。

MSN産経ニュース
<同市出身で高校時代まで同リンクを練習拠点にしていたフィギュアスケート日本男子エースの高橋大輔選手(関大大学院)も駆けつけ、“第2の高橋”目指して練習する後輩たちを激励した。
同リンクで練習してきた倉敷フィギュアスケーティングクラブやアイスホッケーチームの選手ら約200人が参加。高橋選手やリンク存続を支援してくれた同市の伊東香織市長らのゲストを前に、色とりどりの衣装で、これまでの練習成果を披露。軽やかなステップを踏む選手たちの顔は「また、このリンクで練習ができる」の喜びにあふれていた。
高橋選手はグランプリ(GP)シリーズ中国杯(11月6日~8日)を控え、調整時期のため滑りは披露しなかった。開会式では「ここはボクを育ててくれた大切なリンク。恒久存続のため皆さんと一緒に頑張りたい」とあいさつし、大きな拍手を受けた。また会見ではGPシリーズについて「新しい自分を出せると思う」と意欲をみせていた。(略)
新たな施設経営主のめどはなく、今後は来年4月以降の“恒久運営”が課題となる。>

山陽新聞
<高校まで同リンクで練習した高橋選手は「多くの人のおかげで再開できた。これを力に競技を頑張るので、皆さんも(リンク存続を)信じてほしい」とあいさつ。

YOMIURI ONLINE (大ちゃんのスーツ、シャツ、ネクタイの組み合わせ、地味なのかある意味派手なのかわからん・・・)
来春までに買い手が見つからなければ、取り壊される見通しだが、高橋は「いい演技をしてスケート界を盛り上げ、理解者を増やしたい」

YOMIURI ONLINE

中国新聞

大ちゃんは滑りは披露しなかったようですね。大ちゃんが滑って、その情報が事前に漏れていたら、とんでもないことになっていましたね。(汗)

「来春までに買い手が見つからなければ、取り壊される見通し」のところを読んでどっきり、胸が苦しくなりました。
大ちゃんはもちろんリンク再開を喜んでいるだろうけれど、危機感も強いのでしょうね。それでも子供達にリンク存続を信じてほしいと力強く語っている。思わず涙ぐみました。
「恒久運営」が本当に課題ですね。春までに、なんとか解決されないでしょうか。

サンデースポーツ 目指せステップレベル4!(インタ追記)

2008-10-20 16:31:34 | 高橋大輔その他
昨日のサンデースポーツは、かなり長くて5分間。宮本さんとステップを練り直していく貴重な映像でした。
なんてディープエッジ、それなのに素早い動き。正確に丁寧に、それでいて激しいステップ。相反するものを濃縮して詰め込んで、なんて凝縮されたステップなのだろうと思います。

昨年大ちゃんが国際大会で、ステップでレベル4を取れたのは、四大陸のSPのサーキュラーの1回のみ。GPSの間から、ライバル達がレベル4を取っていく一方で、世界一のステップと言われる大ちゃんにレベル4が出ないことを、歯痒く思っていました。GPSの頃、ネットではあのステップはレベル4を取れる構成になっていないという意見も目にしました。
もちろん一番悔しかったのは本人。宮本さんと綿密に相談し、転倒しながら練習を繰り返す姿には、レベル4に対する執念を感じました。
しかし、DOIのステップは本当に未完成品だったのね。どこまで変わったのか、全体像を見られるCoCが楽しみですね。そしてレベル判定も、ちょっぴり不安だけれど楽しみです。

インタビュー、ステップに関する部分だけ。(追記:ナレーション以外は、インタビューや会話のほぼ全体を追記しました。)

大ちゃん「今はホントにメダルがほしい。自分が金メダルを獲りたいって、漠然とじゃなくて、すごく目標として持っているので、一番大事なところはどれだけ力を出すかっていうことをしていきたいなっていうんですかね。」

Eyeの映像 高槻EX

大ちゃん「ステップが前より正確じゃないと(レベルが)落とされるっていうのを聞いたので、そこらへんのステップをただやるだけじゃなくて、きっちり踏みながら演技をしてっていうところもすごく重要ですし。」

スワン映像 NHK杯

練習風景、歌子先生、宮本さん、大ちゃん (よく聞き取れないので、少し違うかも)
宮本さん「これ、そのあとはチョクトーっていうことでやってみて」
大ちゃん「チョクトーって、カウンター入れなきゃいけないしさー。それなのにチョクトー(聞き取れず)。しかもこっちの足のカウンターやる(聞き取れず)」

宮本さん「大ちゃんからやっぱりステップ目立たしたい、最後にがっとやりたいっていうふうに聞いて。本当にもう意見の言い合いで。言い合いっていうか、こう寄り添ってじゃないですけれど。こう、どんどん高めていったって感じですね。」

Eyeの練習風景(2回転倒してしばらく氷の上で動かない)
ナレーション「レベル4の獲得へ鍵を握るのは、ステップの早さと正確さです。最初の5秒間だけで10種類の動きをします。左右の回転やスピン、急なターンなどの要素を組み合わせました。昨シーズン以上に全身を使ってバランスを取ることを求められます。」

大ちゃん「難しい。早いんだけど、正確にやらないといけないし。今までしていない動き、僕が。宮本さんのプログラムは、そっちの方向に行くんだこのステップから、とか意外性を感じるので。
全身を使って動くので、首であったりとか、首振ったり頭振ったりとか、バランスも取れないし、すごい全部使ってる。今までのプログラムより使ってるんじゃないかなってぐらい。」

昨季、HipHopをやった大ちゃんがここまで言うのだから、相当難しいステップなのでしょう。単にレベル4を目指すため、というより、それ以上のものを感じるのだけれど。
宮本さん、ドSになって、大ちゃんにうんと難し~いステップを作ってくれたのね。(笑)大ちゃんだからできる、大ちゃんにしかできないというステップを踏ませたかったのかしら?

しかし、NHKさん、いい取材してくれますね。ついつい4回転などに目が行ってしまうけれど、ステップに焦点を当ててくれるなんて。

昨晩のGetSportsもいい放送でした。
友加里ちゃんを丹念に取材していましたね。5コンポーネンツのうち、トランジッションを上げるために、あんなにバレエを練習して動きを氷上で取り入れて。
そして3-3のジャンプ。練習で跳べるジャンプもプログラムに入れることは難しいということは知っていたけれど、思っていた以上に大変なようですね。特に彼女は3Aの大技を入れるから、他の選手以上に3-3を入れるのが大変なようです。
SPだけに入れるわけにはいかないのかな?簡単に入れられるものなら、とっくに入れているでしょうけれど。
そう考えると、3Aと3-3を同時に入れている唯一の女子選手、真央ちゃんは本当にすごい選手だと改めて感じました。

GetSportsさん、大ちゃん特集を今年もよろしくお願いします。昨年は録画しておいたら、時間が延長になって、途中までしか撮れなかったのがショックでした。