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wakabyの物見遊山

身近な観光、読書、進化学と硬軟とりまぜたブログ

クレマチスの丘に行くーその2

2020-10-03 08:10:57 | 長野・山梨・静岡・愛知

先日行ってきた「クレマチスの丘」(2020年9月21日)の紹介、その2です。

 

朝予約しておいた「ピッツェリア&トラットリア チャオチャオ」のテラス席でランチします。まずは、スパークリングワイン(親たち)とコカ・コーラ(娘)からスタート。

バーニャカウダ。どちらかというと野菜が得意ではない私と娘は、このソースをつけると食べやすくなります。

そしてパスタを2種。手前のは珍しいエビのミートソース?みたい、奥のは肉のミートソースのフィットチーネで、どちらも美味でした。

 

「センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ」展の関連企画として、ノハラ・ブックスという書店で、放散虫の展示をしていました。放散虫とは、ガラスの成分であるケイ素からできた骨格を持った微生物です。そのため骨格が化石として残りやすく、5000万年前の化石を顕微鏡で見せてもらいました。きれいな様々な形をした個体がありました。この書店はセレクトがよくて、読みたい本がたくさんありました。

この後、少し歩いて場所を移動します。

途中、長泉町営駿河平自然公園にかかる吊り橋を渡っていきます。

橋の上から下を覗くと、小川が流れています。機会があったらここも散策してみたいです。

 

クワガタのような彫刻にむかえられて、「クレマチスの丘」の北側エリアに入ります。

奥がベルナール・ビュフェ美術館、右がカフェ&ショップ ツリーハウス。大きなクスノキがシンボルです。

チョウのような彫刻。

 

ベルナール・ビュフェ美術館内の展示は撮影禁止でした。「没後20年ベルナール・ビュフェ ある画家の航海」展をやっていました。ビュフェはフランスの具象画家で、第二次世界大戦の戦中・戦後を象徴するような暗い雰囲気の作品が多く、ポスターにしても違和感のないわりとわかりやすい作風だと思います。私的には、ビュフェよりヴァンジのほうが好きかな。

 

中庭のこんな空間もよかったです。美術館の設計者は菊竹清訓氏。

 

カフェ&ショップ ツリーハウス。

 

この森に囲まれた雰囲気が気持ちよかったです。

これで帰ります。今回、休館中のイズフォトミュージアムとビュフェこども美術館、開館していましたが井上靖文学館には入っていません。そして、春から初夏にかけてはもっとたくさん花を見れることでしょう。また、来れたらと思います。


クレマチスの丘に行くーその1

2020-09-26 21:22:09 | 長野・山梨・静岡・愛知

先日の四連休に、日帰りですが少し遠出してきました。愛鷹山のふもとにある「クレマチスの丘」です(2020年9月21日)。「クレマチスの丘」は、東海道新幹線三島駅から、1時間に1本出ているシャトルバスに乗って約25分で着くので、わりと行きやすいところでした。ここは標高260mにあり、クレマチスガーデンを中心に、複数の美術館とレストランやショップが集まっている、自然豊かな文化施設です。2回に分けて紹介します。今回は「その1」です。

 

10時くらいに到着して、ランチの予約を入れました。まずは、草間彌生のオブジェに迎えられて、チケットセンターからクレマチスガーデンに入ります。このオブジェはクレマチスを象っているんでしょうね。

 

クレマチスガーデンとヴァンジ彫刻庭園美術館は一体になっていて、花と彫刻がそこかしこに配置されています。ジュリアーノ・ヴァンジは、現代イタリアを代表する具象彫刻家だということです。

 

様々な品種のクレマチスが咲いています。開花期間は5~10月と長く、冬でも咲いている品種があるようです。

 

賽の河原のような造形。

 

彫刻の人の表情や体の動きが、けっして穏やかではなく、必死というか鬼気迫る感じが多かったです。

 

上の彫刻を反対側から見ると、

 

 

ここからは建屋内の展示です。

館内では、「センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ」展も開催されていました。レイチェル・カーソンの説く「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」をテーマに、絵画、彫刻、写真などが展示されていましたが、撮影禁止でしたのでここでは紹介できません。

 

ふたたび庭園に出ます。

階段を下りていくと別の展示が見られます。

 

 

ここ鏡池には多種類の睡蓮が咲いていて、近くのベンチに座ってずっと眺めていられる風景でした。

娘は、最近買ってあげたiPadで写真を撮りまくり、さっそくスライドショーにして楽しんでいました。親は使いかたを教えていませんが、自分でデジタル機器の使いかたを覚えるのが早いです。

 

クロアゲハが飛び回っていました。

クレマチスガーデンを出て、ランチを食べに行きます。続きは「その2」で。


富士の田子の浦に行く

2018-01-13 22:02:29 | 長野・山梨・静岡・愛知
年初に、富士市にある妻の実家に行ったおり、田子の浦を見てきました(2018年1月6日)。

富士市は富士山のふもとですが、海にも面していて製紙工場などの工業地帯としても有名です。まだ海を見たことがないなと思い、妻のお父さんの車で海まで連れて行ってもらいました。田子の浦とよばれる海岸です。


新幹線新富士駅近くの車窓から見えた富士山。この11、12月と寒かった割には南側の積雪が少ないです。


田子の浦港から見る工場と富士山。
このあたりは工場夜景を撮りにくる人が多いんだとか。


愛鷹山もよく見えます。


漁港のようす。
ここはおいしい「しらす」で知られていますが、いまは採れない時期のため食堂も休みでした。


小さなタンカーも泊まっています。


駿河湾に面した田子の浦。


駿河湾のむこうに伊豆半島が見えます。
ここからすとんと海は深くなっていて、駿河湾は水深2500mにまで達するそうです。


海岸線には三角ポットが積まれていて、波打ち際まで行くことができないのが残念。


松の防風林がつながっています。


このあたりは、ふじのくに田子の浦みなと公園という公園になっています。

2017夏休みは河口湖方面へ・2日目(桂川、富士急ハイランド)

2017-09-03 14:40:36 | 長野・山梨・静岡・愛知
夏休みに行ってきた河口湖方面旅行(2017年8月18-19日)。その2日目のご紹介です。

この日は、宿泊した忍野温泉旅館の裏の桂川を見て、バスで移動して富士急ハイランドに行きました。


忍野温泉旅館の裏は森になっていて、そこを桂川が流れています。これは忍野八海の湧水を集めた流れで、いずれは相模川に合流していきます。釣りをしている人たちがいました。

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森の中の渓流で気持ちのいい場所でした。


川のそばには池があって、その向こうが旅館の温泉建屋です。


川からもやが立ち上がっていて、ちょっと神秘的な雰囲気もありました。


川沿いの池。


忍野温泉旅館を出て、バスで移動です。
昨日のバスに乗っていた時もそうでしたが、途中の森で野生のシカを見ることができました。
山中湖と河口湖を結ぶバス路線があって、途中で富士急ハイランドなども経由するので便利です。


富士急ハイランドです。はじめて来ました。ジェットコースターの聖地。しかしうちの家族はそういうこわい乗り物は好みでないので、乗りません。

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トーマスランド。こういうところで子どもといっしょにやさしい乗り物に乗ります。



このトーマスとパーシーのわくわくライドに乗ってみたら、まわりの風景がよく作られていましたよ。


立体迷路トーマス・サーカス。


トーマス・ランドを出て、名もないゴーカートに乗る。


有名なキング・オブ・コースター・フジヤマの乗り場。






チケット売り場の料金表。どんな乗り物がいくらなのかよくわかります。


いったん園の外に出て、リサとガスパールタウンにやってきました。


フレンチな街並みが再現されています。


お土産物屋さんの中。


お花畑と街並み。


妻のお姉さん夫婦も来てくれて、メリーゴーラウンドに乗りました。


園に戻って、もう少し散策します。



クール・ジャッパーンという乗り物は、見ているこちらもびしょ濡れになります。連続写真でどうぞ。






ゲゲゲの妖怪横丁 妖怪小噺。
夕方になったので、このへんで帰ることにしました。

Nirvana On A Plain (Unplugged In New York)


2017夏休みは河口湖方面へ・1日目(河口湖カチカチ山、忍野八海)

2017-08-27 19:09:52 | 長野・山梨・静岡・愛知
今年の夏休みは河口湖方面へ行ってきました(2017年8月18-19日)。その1日目のご紹介です。

この日は、富士急行線で終点の河口湖駅まで行き、カチカチ山こと天上山にロープウェイで登り、富士急行線で富士山駅に移動、そこからバスで忍野八海に行き、忍野温泉旅館で泊るという行程でした。


ロープウェイでカチカチ山に登ります。河口湖の眺めがすばらしい。


湖畔の風景を見ると、まるでアルプスのふもとのイタリア湖沼地方かと見紛うような景色です。


ロープウェイの終着地は、展望台のある天上山公園になっています。
標高は、河口湖が833m、天上山展望台が1075mです。頂上まで登ると1104mあるそうです。


なぜここがカチカチ山とよばれるようになったのか、その由来が書かれています。昔話の「カチカチ山」はこのあたりの山が舞台だったと、太宰治が書いたことからきているようです。


展望台からは富士急ハイランドも見下ろすことができます。
残念ながら曇っていて富士山は見えません。


さて、ロープウェイで下に降ります。このホームがなかなかこわい感じでした。


ロープウェイがやってきました。屋上にタヌキが乗っています。「カチカチ山」の物語にちなんでいるのでしょうか。


少し青空が見えてきました。雲がきれいです。


富士急行線河口湖駅から富士山駅まで移動です。こんなヨーロピアンなデザインの列車です。


忍野八海に着きました。これはお土産物屋などが並ぶ人造池。


涌池。
道にはたくさんの人が歩いています。


藻がはえてます。伏流水なのでとうぜん水の透明度は高いです。


濁池。


カモが泳いでいます。


お土産物屋街の休憩所に行きました。9割以上が中国人のようです。どこか違う国に来てしまったような異様な感覚がありました。
ツアーバスの集合時間だったようで、このあとこの人たちはみんないなくなってしまいました。


銚子池。中国人観光客がみんなひけてしまったので、うって変わったように静寂につつまれる忍野八海。


忍野八海から流れ下って桂川に合流し、相模川となる流れ。


お釜池。
このあたりで夕食をと考えたのですが、食堂はみな昼しか営業していないんです。けっこう不便な土地です。


コンビニで夕食を買い込んで、15分ほど歩いて忍野温泉旅館に到着。
今日の宿です。温泉はさらっとしたお湯でした。

Antonio Loureiro - Só - 01 - Pelas águas(水を想う)