1945年以降に建築家が手がけた日本の家の数々をいろいろな視点から眺め、紹介した展覧会。10月下旬まで竹橋の国立近代美術館で開催されていた。
閉店間際に行ったので会場内は混んでいたけど、展示空間が広々としていたからか、思ってたより快適に見られた。
模型(実物大の模型もあった!)がたくさんあって、撮影可能な展示も多数。建築のことは全くわからない私でも楽しめた。
いろいろなタイプの住居(の模型や写真)を一度にたくさん目にすると、自分の好き/苦手の傾向もなんとなくわかって面白い。
これ好き、と思ったのは、3つの立方体が入れ子になってる家。1972年につくられたらしい。
あと、これもわりと好き。
(庭の広さとポニーが気に入ったのかも)
これは室内のハンモックが気に入って撮った(けど私自身はハンモック欲ゼロ。見て楽しむのみ)
十和田市現代美術館の設計を手がけた西沢立衛氏の作品
実際にはこんなふうに建っているそう。
(十和田市現代美術館もそうだったけど、西沢氏の設計する建物は周りと調和することに主眼を置いているようにみえる。これまで私がもっていた建築家のイメージとはちょっと違う。金沢の美術館にも行ってみたくなる)
面白い形をしたこの家は、6月にも「日本、家の列島」展で見た。そのときはかなり衝撃を受けたけど、今回は家の中で撮った写真や映像も紹介されていて、素直に「いい家だな」「素敵な空間だな」と思った。
以下は家の中の写真
外から見ると奇妙に見えた曲線が、室内の空間を素敵なものにしている。
道路側の面は全面ガラスになっていて、1階から2階までひとつのカーテンがかかっている。
この写真は2階部分で、
こちらが1階。
カーテンも素敵!
安藤忠雄「住吉の長屋」の模型も。けっこう大きかった。
建物の中もこうやって覗きこめる