大きなホテルのパーテー会場で行われた、フジテレビの、歌謡祭は出場歌手の「声」が露呈された。
音響でカバーしきれず、もろに歌手の現在の声が暴かれた。その声は「落第」と言うにふさわしかった。
多くの歌手は自分の声が正常か障害かを知らない。私が「ジャンク」というのは音声障害と言うものだ。
音声の正常さを科学的に計るのは簡単だ。先ず一息で出せる声の長さを5回連続して、途中の息継ぎは1回とし、音量は歌と同じにして計測する。1回目と5回目は捨て、2回目、3回目、4回目の平均値を出す。その平均値を、一息で出せる声とする。次に肺活量を測る。例えば声の長さが8秒とする。次に肺活量が2800ccとすれば、2800÷8=350ccとなる。
判定基準は1秒間の声で、息を何cc使うかで、200cc以上は音声障害の領域にはいる。プロの歌手であれば、100ccから150ccまでが望ましい。因みに男性歌手であれば肺活量は4000cc前後なので、歌う声で20秒から30秒を息継ぎ1回で連続して出せると合格だ。こんな歌手はFNS歌謡祭ではいないと思われた。だからジャンク歌手と言うわけだ。
ジャンク歌手大会と言われて腹をたてるならフジテレビは次回からこの手の検査をすればいい。恐らく出場に合格する歌手はいないかも知れない。
私は障害者歌謡祭を否定するつもりはない。生まれながらに音声器官に障害を持っていたり、事故で駄目にした人が、自分の努力で改善して登場するのは賞賛に値する。しかしFNS歌謡祭出場者にはそんな歌手は一人もいない。
自分の無知と出鱈目で壊した声をそのまま放置して、「何がプロの歌手か」を問いたい。
素人さんには「いい発声はみんな同じ声になる・例えば声楽家」と思われる人も多い。
呼気消費量を改善する事は、人と同じ声になることではない。自分の本来の声に戻ることだ。
もし、歌手のオリンピックがあれば日本人歌手は数人しか参加できない。みんな標準以下だからだ。
こんな低いレベルを温存させた来たのはフアンとテレビ局だ。特にNHKは昔、あった判定基準を捨てた。それは視聴率を上げるためか。
世の中にB級グルメの大会がある。差し詰め歌手はC級大会とでも銘打つべきか。
最後にコメントをした男性も実は、声に問題がある。
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