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尾崎豊、美木の呼吸法で破壊

2012年06月18日 06時57分43秒 | Weblog

 大人気の美木良介氏は声を大切にしたい人には悪魔だ。彼の著書が68万部も売れていることに嫉妬して述べているわけではない。

 以下の私の分析を正確にお読みいただければ納得していただけるだろう。

 先ず、昨日、整理していたらアップルの小型のmp3が出てきた。100曲ほど入っていて、その中に故尾崎豊さんの「I love you 」があった。私はこの歌が大変好きだ。若いのに声に情感に溢
れ、NO・ 1 のレベルだ。

 もし彼が美木氏のロングブレスダイエット法を実行したとすれば完全に壊れる。

 歌の最大の醍醐味はその歌手の心が聞き手に伝わることだ。それには感情や情緒が100%以上伝わることだ。この代表格が故尾崎豊さんだ。彼の声は内面が何の屈折も歪みもなく我々に伝わる。もし美木氏の方法を行えば、大切な腹部が異常に絞り上げられて、声が固まる。そこで無理やり絞り出す歌となる。故尾崎さんは腹部の自由な動きを制限され、表現指数で言えば3とか5と狭く規制される。しかし故尾崎さんの表現指数は百、1千というバイタリテーが感じられる。「 I love you 」は特に無限に近い情感を声で表現している。

 私が美木氏を目の敵にするのは、潜在に無限の表現能力を持つ声を壊すことに尽きる。御本尊の美木良介氏の声は音程の上部、下部が消えていて、力で無理やり中音部を押し出している。これは人間に与えられている腹部の無限の自由を奪っているからだ。

 だから美木氏の状態で「 I love you 」を歌えばまったく感動がない。歌のランクで言えば、トップテンからラスト1000番以下とゴミのような歌となる。故尾崎さんは内面がまず働きそれを全面的に協力する腹部の動きをなしている。つまり腹部は従であり感情の奴隷でどんな感情の要求にも応じる。片や歌が下手、情感が感じられない人は自分の内面を表現する時に、体の諸筋肉が一番初めに働き、声の表現をブチ壊す。つまり内面に感情があるにも関わらず、声の乗せることができない。

 分かり易くするために蜂の巣状の表現体を考えてみる。故尾崎豊さんは100以上の巣穴から音を出すが、完全に使える状態で、内面の要求に応じて、巣穴の中のナンバー1、5,88、というように音を出す。この組み合わせは歌の瞬間に応じて無限に変わる。それが美木氏のトレーニングで音が出せない「死に巣穴」が多くなる。押しても音が出ない巣が穴が100ヶ中80ヶにもなる。どんなに内面に感情を醸成させても表現する器官が潰されている状態である。つまり生まれながに与えられている表現器官を壊すわけだ。

 俗に歌が下手だといわれる人はこの生まれながらに与えられている、100の表現器官を自らの整備不良で閉ざしているからだ。それに大協力する・壊すのが美木良介氏の方法だ。

 たばこの箱に「害になる場合がある」と明記しているように、美木良介氏の本に「声を正しく使いたい人には害になることがあります」大きく明記すべきだ。

 すでにアナウンサーの羽鳥さんが悪洗礼に浴び、テレ朝、モーニングバードの番組で 「声が出ない」と苦しんでおられる。美木氏から習った方法を真面目に行っているからではないか。

 「売れれば何でもやる」出版社の姿勢も強く非難したい。






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