年末を締めくくる紅白歌合戦。NHKのお金の掛けようは大変なものだ。
圧巻はアフリカ、ナミビヤ砂漠からのMISIAのライブ中継か。
想像しただけでも大変な費用が掛かっている。
同じ効果を上げるのに、もう少しお金を掛けない方法もあったのでは。
芸術は「お金と時間に糸目をつけない」。つまり芸術家の思い道理にとことんやる。
しかしNHKには私も視聴料を払っている。
「ありがとうの後に、何でこんなにお金をかけるのか」の思いが追っかけてきた。他にも何件かお金の使いすぎが見られた。
庶民はこれから暗黒の時代に入る。そのやりきれない思いを「癒す」のもテレビの一つの役目だ。しかし製作者の100%満足に5,000万の費用が要るとすれば90%に抑えれば500万で済む方法もある。この10%の違いに4,500万はどうだろうか。
私は若い時TBSでアルバイトADをやつた。当時、有名な故石川甫デレクターは録画最中にNGをよく出した。よりよい作品を目指していたからだ。
明治の棺のドラマの時、午後10時45分頃、NGが出た。200名ぐらいのエキストラがそこにはいた。
私は螺旋階段を駆け上がり「送りになりますよ。200台のTAXIですよ」とミキサー室で大きな声で言った。とたんに石川氏は「お疲れ様、OKです」とマイクで叫んだ。
エキストラはプロダクション任せだ。近場の人に限るの申し入れは当時なかった。熱海の人もいた。
同じ方向に同乗してもらっても150台のTAXI 代金は深夜割り増し料金も加算されて1台3万円にもなるだろう。
一声で、450万円が左右された。
録画は多少、石川氏には不満であったが、450万円の費用と天秤に掛ければ、許される範囲であった。
こんな昔話が、紅白のナビミヤ中継ライブから思い浮かんだ。
独立行政法人国際協力機構(JICA)はMISIAをJICA-TICADオフィシャルサポーターに任命したことを発表しました。
JICA-TICADオフィシャルサポーターは、2013年6月に横浜市で開催される第5回アフリカ開発会議(TICAD V)に向けた、日本国内でのアフリカへの意識喚起を目的としています。MISIAのこれまでのアフリカの支援活動の実績を評価されての任命となりました。
2013年1月には、西アフリカのセネガル共和国を訪問する予定です。
このための番組制作(NHK-BS 2月放送)でアフリカに行った先での中継ですよ。