長野県安曇野の小さな図書館で、私の本を発見。「これだ、これは本物だ」と直感して東京の私の発声教室に通う。
2年後に東京に移る。私のトレーニングを受けたいためだ。
当時は声楽を極めたいためであった。以後、声楽の道から遠ざかったが、まだ私のトレーニングを受けている。
15年間の間に色々なことが起こった。
悪質の喘息。入院か、自宅で殆どブラブラするか。医師から大型の吸入器の購入を勧められる。
2ヶ月間、空白、未払いがあると除籍になるので、這うようにして教室に月謝を届けにきた。レッスン参加は2ヶ月に1回ぐらいと少ない。
這うようにして帰ろうとする彼女を押しとどめ、簡単な呼吸体操を別メニューで考案する。フラフラしながらやっていた彼女は、10分後には、しっかりと自分の足で立つていた。
20分後には昔の元気を取り戻しはじめた。
30分後には喘息のダメージからくる、病人状態から脱出した。
早めに去るとき、窓の外を元気よく、手を振りながら歩く。
以後、4年、一度も喘息で病院に行かない。
発作が起きそうな予感の時、私考案の喘息体操を行う。これで完全に喘息発作と縁が切れた。
彼女の話は、第二弾、三弾と続けるつもりです。
要するにだめになる人生を何度も私は救いました。
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