私はかねがねマクドナルドの集客数の設定に疑問を持っていた。
1億3千万人の日本で、その何十パーセントがマクドナルドに行くか。この予測が多すぎたのではないか。
企業は毎年成長することを望む。しかし食には好みがあり、毎日、毎食マクドナルドというわけにはいかない。この読みが最近、外れてきたと思われる。
大きく拡大するとその反動で萎縮する。それが今のマクドナルドだと思われる。
1週間の内、何回かは別の食べ物を食べたくなる。例えば「東京チカラめし」の出現。マクドナルドは予測していたか。
先ず東京チカラめしの牛肉の量と質に驚く。牛丼では吉野家、松屋、すき家、その他数店あるが、牛肉の量、質と価格では東京チカラめしが一番だ。特に若い男性客には魅力がある。
店はお世辞にもいいとは言えない。トイレなど体がつかえて用を足しにくい店もある。
渋谷店などは看板はあるが店はどこかと思う奥まった狭いスペースにある。
しかし食べ終わった感じはやはり一番だ。
この一番にマクドナルドはどう挑戦するのか。200円の朝・コンビにテレビで大きな宣伝費を掛ける。採算が取れるのか。マクドナルドの弱点は高いテレビ宣伝費だ。
携帯電話にダウンロードしたもので安売りする商法も、売り上げを圧迫する。
素人の私でも思えることは、売り上げの絶対額の想定を減らすことだ。今より20%ダウンが身の丈ではないか。それをまだ拡大しようとするところに、暗雲が待ち構えている気がする。
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